18/4/11 ソルカ・ファール情報:スペツナズがアルジェリアで仏軍の極秘飛行を撃ち落とし、トランプはロシアに「覚悟しろ」と警告

 ソルカ女史による貴重なロシア側の情報です。相変わらずひとかたまりの段落の中に切れ目(句点)が全くありません。「――」があるところは、実は前の文章がまだ続いているんですが、混乱するので途中で切ることもしばしば(泣)。
 お題は、米国オルタナ系のメディアで、余りにも稚拙過ぎて失笑されまくっているシリアの一般市民に対する偽旗化学兵器攻撃について。NWOのお歴々は世界規模の粛清で追い詰められているせいか、最早尻尾が丸見えなのも気にしていられないようです。
 ドゥ―マで女性や子どもが60人も死亡したと騒いでいるのって負けているテロリスト側やーん! 西洋カバール諸国御用達のホワイト・ヘルメットがまた演技しとるがな~! で、アサドはほぼ勝利を収めそうで、トランプもシリアを撤退するって宣言したら、こんなに都合よくどんでん返しが起きるんかいっ! とツッコミどころ満載。
 トランプ大統領は“ディープ・ステート”の挑発に乗っかっているフリをしていますが、ロシア側もそれは先刻承知の様子。只今、おバカな好戦的発言を繰り返す政治家(ISISのお友達マケインとか)や大手アナウンサーが炙り出され、アメリカの市民が目覚めるのに大いに役立っております。何とかとハサミは使いよう、とは良く言ったもんだ。

 あと一点。現在ガザではイスラエル軍によるデモ隊の大量虐殺が行われているので、カバールとしてはそこからも目を逸らしたいのでは、と感じています。昔から非人道的でしたが、シリア騒ぎの裏で残虐行為の数々がネットに上がって来ていました。どうかパレスチナの人々にも意識を向けてあげてください。
(Yutika)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ソルカ・ファール情報:スペツナズがアルジェリアで仏軍の極秘飛行を撃ち落とし、トランプはロシアに「覚悟しろ」と警告
転載元)
投稿者:ソルカ・ファール

Sister Maria Theresa


【※記事内には貼っていませんが、同サイト自己紹介頁からシスター・マリア・テリーサの写真です。】

発端はアルジェリアの仏軍機によるISIS戦闘員輸送


本日のクレムリンで出回っている【ロシア連邦】安全保障会議SC)の怒りに満ちた新報告書によると、つい先ほどドナルド・トランプ大統領が「ロシアよ覚悟しろ。ミサイルはシリアに向かうことになる、とびっきりのピカピカの“スマート【=高性能】”なヤツが【複数】な!」と警告することで、ロシア連邦に対して初めて公然と戦争の威嚇を発したと書いてありました。

――これに対してモスクワは「その“スマート【=気が利く】”なミサイルとやらは、シリアの化学【兵器】攻撃がなされたと噂されている証拠を破壊するためなのですかね?」とトランプに問いかけ、すぐさま反応を示しています。

――このきっかけとなった出来事は完全に忘れ去られておりますが、フランスが訓練を施したイスラム系テロリスト連中を250人以上乗せ、シリアとの国境上のヨルダン側にあるCIA基地を目指していた極秘アルジェリア軍用機の件全員殺されました)について、西洋ロシアのスペツナズ【=特殊任務】部隊の手によるものと考えており、

――ロシア特殊部隊がこの【軍】機を墜落させたかどうかは裏付けが取れていないのですが、否定もされておらず、当該報告書曰くアメリカ勢は既に【この墜落で】「もし衝突をお望みであれば、どこでなりとも受けて立つ」との警告を受けていたのだそうです。
[註:この【英文】リポートで引用されている【ロシア語の】一部の単語およびまたは言い回しは、完全に対応するものが【英語に】存在しないため、そのロシア語に該当するおおよその英語【訳】となっております。]

【※11日朝起こった、ブファリク空軍基地近くの軍用機の墜落映像です。】


マクロンは昨年12月からISIS基地建設に向けて行動開始


当該報告書によると、この(2017年)12月に、フランスのエマニュエル・マクロン大統領新しい関係”を模索するとの名目で同国の元アフリカ植民地であるアルジェリアを電撃訪問したことで、ロシアの軍と諜報機関は警戒態勢に入りました。

――【マクロンの】真の目的はアルジェリアで活動しているイスラム系テロリスト連中のために新しい訓練基地を【複数】創設することで、

――この1週間フランスのミサイル駆逐艦アキテーヌ号に守られながらレバント交戦地帯へ移動しようと準備を進めており、

【※「レバント」とは歴史的な名称で、全体としては下の地球儀で緑に塗られた東部地中海沿岸地域です(場合によって濃淡のどこまで含むのかが異なってきます)。中心の濃い部分がシリア・レバノン・ヨルダン・イスラエル、つまり傍迷惑な「大イスラエル構想」と被っています。】
Author:Winkpolve [CC BY-SA]

画像はシャンティ・フーラが挿入

――ロシア空軍は即座に警告【しようと戦闘機をアキテーヌ号すれすれに】発進させたのですが、

――フランスは挑発されてもいないのに開始しようとしているシリア空爆で米国側に【つくことを決意して】いるため、無駄に終わってしまいました。


【見出し:フリゲート「アキテーヌ号」がロシア航空機によって威嚇される
副題:この週末、地中海で戦艦を標的にした“挑発的”な【戦闘機の】通過が発生。フランスとその大統領を威嚇することが目的であった。
※4月10日付けのフランスのル・ポワン紙の記事です。】
ロシアの戦闘機がフランスの戦艦アキテーヌ号を標的に

つい先ほどトルコのヌレッティン・ジャニクリ国防大臣西洋に向けてもしロシアが支援するシリア軍に対する攻撃がなされるか、アメリカが支援する部隊による攻撃があれば、ロシアは傍観している訣にはいかなくなるだろう。そうでなければロシアの影響力が失われてしまう」と警告したにも関わらず、

更には厳しい表情で「たった火花一つでこの地域全体を火【の海】にしかねない」と発言したというのにも関わらず、

ツイートはシャンティ・フーラが挿入

この報告書が続けるには、戦争狂いのアメリカ勢ときたら、常識的な判断力の全てを手放し、シリアに展開するロシア軍の駐屯地を直接標的にする準備を進めており、

――トランプ大統領は自ら取り仕切るために予定されていた南アメリカ訪問をキャンセルしたのだとか。

米軍とNATOは72時間以内にシリア空爆予定


当該報告書の更なる指摘によると、プーチン大統領に代わり、駐レバノンロシア大使であるアレクサンドル・ザシプキンがついこの前【の10日夜】レバント交戦地帯にいる全てのアラビア語を話す人々に向けて、間もなく起ころうとしていることについて警告し、

――「もしアメリカ勢による攻撃があれば、そのミサイルだけでなく、ミサイル発射元までもが撃墜されるであろう」と断言しました。

――これを受けて、【ヨーロッパ】大陸上空の航空交通管制を任されているEUの機構ユーロコントロール東部地中海上空の航空【無線】通信士たち【※要するにパイロット】に対して緊急警報通告を発し、シリアNATOによるロケット発射に備えるよう警告したのです。

――以下がこの警報の内容です:
この先72時間以内の空対地ミサイルおよびまたは巡航ミサイルによるシリア空爆の可能性と、電波航法装置の断続的な中断の可能性ゆえに、地中海東部またはニコシアFIR【=飛行情報区】域の飛行を計画する際には、とくと考慮されたし。


【※要するにシリアに近い地中海の丸の部分は、空爆に巻き込まれちゃうかもしれないから民間機は気を付けてね、ということらしいです。】


シリア攻撃はイコール、対ロシア攻撃だって分かってます?


当該報告書が説明するところによると、この危機がどれほど深刻なものなのかはアメリカの一般国民には知らされていないのですが、西洋のプロパガンダ大手メディアが宣言しているような「シリア攻撃」は存在しないのです。

――【なぜなら】あの国に対するあらゆる攻撃はロシアそのものに対する攻撃と【見做】される訣であって、ロシア上院の国家防衛委員会首席副議長であるエフゲニー・セレブレニコフアメリカ勢に再三【以下の如く】深刻な警鐘を鳴らしたところです:

国防省が既に指摘したように、フメイミムとタルタス【空軍基地】のロシア軍は万全の保護下にある。私が思うに米国はこのことを理解しており、またそれを許容できないのだろう。
なぜなら、ロシア【連邦軍】参謀本部長が述べているように【フメイミムとタルタス基地のお蔭で】ロシア側は即座の対応をする【ことが可能な】のだから


ツイートはシャンティ・フーラが挿入

【※原文ではMSNBCの速報画像がココに入っておりますが、代わりにシリアのタルタス港の様子を挿入しておきます。

下に貼ったツイッターの上部画像が、ロシア海軍の戦艦や潜水艦がずらりと停泊している通常の光景。
11日に衛星が映したのが下の状態で、「1 x Kilo-Class submarine」と書かれた潜水艦以外、ロシア海軍の船は全て爆撃に備えて出港しています。しかもその潜水艦も上の写真では「2 x Kilo-Class submarines」で元は二隻だったので、一隻は出港しているのです。】
ツイートはシャンティ・フーラが挿入


ちなみにロシアは鉄壁の防御網を敷いてお待ちしております


当該報告書が詳細に記しているところによると、ロシア【連邦軍】参謀本部はもしアメリカ勢とその同盟諸国がシリアを攻撃するとなれば何を用意しているのか詳細に【検討】し、予測される米国の攻撃計画とは、空中防御【網】に穴を開けて突破口を開かんと上空の防衛交戦区域に侵入することなく破壊的ミサイル集中攻撃を決行するであろう、とまず最初に述べており、

――しかしながら【同時に参謀本部は】、シリア方向へ飛んでくる如何なる未確認の標的をも上空防衛交戦区域に侵入するや否や破壊すると警告しています。


当該報告書は、米国もそのNATO同盟諸国もカミカゼ式(自殺【志願の】パイロット)飛行隊なぞ各々の航空部隊内には抱えていないため、この種の戦闘経験から言って、もし大規模空爆の最中に敵側が飛ばしてくる20%を第一撃で破壊すれば、それ以降の全ての軍事活動を阻止することになるであろうと示しており、

――ロシアの防空システムに対峙しつつ展開することになる【西洋の】乗組員たちには、各ミサイルの正確な飛行経路がどうなるか、そしてどの弾頭がどこの国のものか、“一直線に”判別する時間はおよそ許されていないでしょうし、

――“不可視”の戦闘機が存在するという素人の幻想はロシアの防空【システム】が全てお見通しなのだという残念な現実に直面することとなるでしょう

画像はシャンティ・フーラがツイートに差し替え
シリアにおけるロシアの多重層防空システムは、その射程圏内に進入するありとあらゆるものに対して突破不可能な障壁を提供している


BBCのプロパガンダにより英国も参戦か


西洋第三次世界大戦を開始しようと急ぐ中で見失われているのは、何の証拠もなければ、患者も見つからなければ、遺体も何一つ発見されておらず、しかも米国が調査を呼び掛けた国連決議に拒否権を発動したという、シリアで起こったとされる化学【兵器】攻撃だと、当該報告書は続けています。

――この調査への拒絶に今やジョージ・オズボーン財務大臣までもが加わり、【おまけにオズボーンは】英国の議員たちには「後で質問させればよい」と言い放ち、英国議会の承認を事前に求めることなくシリア攻撃を開始するようテリーザ・メイ首相を急き立てているのです。

【※ジョージ・オズボーン元財務大臣】
Author:HM Treasury【=英国財務省】[OGL]

画像はシャンティ・フーラが挿入

――そしてオズボーン元財務大臣は、当然のことながら、英国プロパガンダ省BBCに支持されており、【そのBBCと言えば】海外ニュース・プロデューサーリアム・ダラーティに彼が発信した以下の内容のツイートを削除するよう命じたばかりです:

活動家だの反政府側だのが西洋で消費されるべく、子どもの死体を使って感情的なシーンを演出してくるのには、いい加減うんざりだ。それでいてあいつらときたら、一部の真面目な記者がこの筋書きのどこかに疑問を呈するのは理解しかねるのだとさ

実は当該報告書によると、西洋で活動している大手メディアのプロパガンダ・ジャーナリストの中で、たった一人だけ真実を支持している人物がいたそうです。

――それがFOXニュースで人気も視聴率も大いに得ている保守系アメリカ人政治コメンテーターのタッカー・カールソンなのですが、

彼の国を戦争に突入させるには何らの証拠も存在していないことを正しく指摘し、更には米国シリアを爆撃すればシリアに住むキリスト教徒の大虐殺へと繋がるのだと警告し、皆が受け入れていた戦争の大合唱に対して疑問を提したせいで、アメリカの影の政府“ディープ・ステート”から猛攻撃を受けることになってしまいました。



ロシアはちゃんと分かっております


当該報告書は連邦院【※ロシアの上院】のワレンチナ・マトヴィエンコ議長が本日の会合で述べたコメントで締めくくっており、それによると、彼女トランプ大統領第三次世界大戦を開始することに完全に賛成しているとは疑わしいと表明したそうで、


【※ワレンチナ・マトヴィエンコ議長】
Author:Совет Федерации ФС РФ
【=ロシア連邦議会・連邦院】[CC BY-SA]

画像はシャンティ・フーラが挿入

【トランプ大統領】はアメリカの大統領に対する史上最もあからさまなクーデターの試みに曝されているように見受けられると【ワレンチナ議長は】感じており、ヒラリー・クリントンがその罪で投獄されないようにし続けた恥ずべき元FBI長官のジェイムズ・コミーが無礼にもトランプを“マフィアのボス”と比較してみせたことからも今や【国家転覆の】底の深さは窺い知れようと言うもので、

――それと同時にトランプは先ほど“引退”とやらを発表した薄汚くも強力な“ディープ・ステート”の工作員ポール・ライアン下院議長を破滅に追い込んでおり、

――ワレンチナ【議長】の上の見解は、ライアンの“引退”とやらの発表のほぼ直後に発信された、トランプ自身のモスクワの経済はワシントンの支援を必要としており、我々は共に手を携え、【トランプ】自身が“軍拡競争”と呼んでいるものを終わらせようではないか、というツイートでも裏付けられているように思えるのです。

【※ここにトランプ大統領の過去の発言の引用画像が入っているのですが、文章のみ訳して別のトランプ大統領の画像を加えておきます:】

「私はよく知っていると思う――軍隊に関してだが、そしてシリアに対して【も】より良い見通しを有していると思う。シリアとどう戦うべきか論じている、いわゆる天才的な軍人だとか巷で言われている多くの連中よりもね。私が思うに、彼らは【本当にやるべきことと】正反対のことをやっているのだよ。シリアで第三次世界大戦でも始めるつもりなのかい? 我々はあの場所にこれから40年先まで居るつもりなのかね?

画像はシャンティ・フーラがツイートに差し替え


2018年4月11日©EUおよび米国の全ての著作権を留保。WhatDoesItMean.Comの元の掲載場所にリンクを貼るという条件で、当該リポートを全体として使用することを許可します。フリーベースの内容はCC-BYGFDLによって許可取得済。

註:数多くの政府と諜報機関は、これらリポートに掲載された情報に対して活発な反対運動を繰り広げています。彼らは地球に起こりうる、または起こった幾つもの破滅的な変化や出来事について、自国の市民に警鐘を鳴らしたくないのです。ソルカ・ファール姉妹はこのような姿勢に強く異を唱えており、人間は誰もが真実を知る権利があると信じています。私たちの使命はこういった諸政府と対立しているため、彼らの“機関”は私たちや私たちのような人々を貶めようと誤報や虚報を延々と発信するという形で反応を示してきました。枚挙に遑がありませんが、例えばこちらなど。]

註:WhatDoesItMean.comというウェブサイトは、グローバルなテクノロジーの教祖であった故ウェイン・グリーン(1922年~2013年)が率いる少人数のアメリカ人コンピューター専門家集団によって、ソルカ・ファールの姉妹たちのために創設され、寄付されました。西洋の2003年における違法なイラク侵略で使われたプロパガンダに対抗するためです。]

註:このレポートで使用されている「クレムリン」(都市内部の要塞)という単語は、モスクワを含む複数のロシアの要塞を指しています。【要塞と言うのは、】その多くがソルカ・ファール姉妹の使命に献身的な、女性のスヒィーマ僧(正教会の尼僧)が住む大聖堂が複数あるからです。]


翻訳:Yutika

註:原文中、赤字かつ斜字体で強調された部分は濃い青字に変更しております(※水色部分は引用部分です)。

【 】内は訳者の解説部分です。また訳文は日本語での読み易さを優先して、見出しや画像およびツイッターを加えており、原文とは異なる形で文や段落を分割することもあります。


Writer

Yutika

体癖:8−2、エニアグラム:4
関西の英語塾で教えつつ、翻訳業(英語&仏語)をしております。


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