19/1/23 ペーター・B・マイヤー情報:“Q”の誕生

 Qチームの組織構造を解説しているマイヤー氏の記事を御紹介します。ソルカ・ファール女史の昨年12月の記事ではQのトップとして次期統合参謀本部議長に指名されている米陸軍のマーク・ミリー大将が、そして今年1月半ばの記事記事ではロバート・ワーク米国防副長官がメンバーの一人として、初めて名前が上がりました。今回の記事で、スカリア最高裁判事もトップの一人だったことが判明。
 しかも玉葱構造で、中心には一番最初に集まった3名を含む創設者10名の「中核サークル」、それを取り巻くホワイトハウスの10名の「内部サークル」、各政府機関に散らばる10名の「外部サークル」、さらにその外側にはカバール処刑の〆を担当する何人もの裁判官による「最終サークル」で構成されているそうです。
 本物の「Q」は中核サークルの10名のことで、ネット上の「匿名Q」とはその配下。ジョーダン・セイザー氏などはQがグループ名であって、個人ではないと前々から指摘されていました。
 なんというか……男の子ってこういう秘密基地的、秘密結社的な取り決め、好きですよねー。まぁそっちの方が頑張れるのなら、大いに楽しんでくださって構わないのですが。そいでネットの4チャン・8チャン軍団の推測通り、Qはスタートレック絡みの命名でした。ようはスタトレ・オタクが内部に存在することも判明(笑)。
(Yutika)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ペーター・B・マイヤー情報:“Q”の誕生
転載元)
投稿者:ペーター・B・マイヤー

■ 目次 ■

次の大統領


バラク・オバマの二期目の選挙が終わった2012年、3人の愛国者が集い、大変裕福かつ知性溢れ、有力な億万長者10人による極秘のグループを結成しました。彼らはファシスト勢力を介して、アメリカが外国の諸政権に奪われていくことを憂慮していました。

ということでアメリカの憲法と国旗に忠誠を誓う者同士、彼らは密かに同盟を結んだのです。その誰もがディープ・ステート側に個人的な知り合いがおり、【向こうの】計画について直に情報を入手していました。

この頃、グループはアメリカ合衆国の次なる大統領を自ら選ぶことを決意したのです。有力かつ極秘の同盟に支援された彼らは、何故いつもディープ・ステートが自分たち【人民】の大統領を選んでいるのだという同様の理由で突き動かされた、信頼のおける仲間に連絡を取りました;この計画の円滑な実施を確保する【ためです】。

こうして彼らは、ディープ・ステートの【支配する】選挙ゲーム上で【ディープ・ステートを】打ち負かそうと決心しました。【但し、向こうには】こちら側も同じゲームに参加していることを悟らせることなく。

画像はシャンティ・フーラがツイートに差し替え

この10名のグループは、自分たちを“Q”と呼ぶことにしました。スタートレックに登場するQを取り巻く得体の知れなさを利用しようという考えでした。【Qは】全能で、世界の誰一人としてQの本当の正体を知ることはありません。Qグループ自らが世界に正体を明かすのであれば別ですが。

彼らは全知全能の存在として活動したかったのです。但し、ディープ・ステートからの報復を恐れることなく、密かに活動する匿名の集団です。

計画全体において肝腎要だったのは、信頼に足る大統領を就任させること。それによって適任者が政府の職に就き、究極的には「我ら人民」がグローバリスト連中からアメリカを取り戻すことが可能な状態に持ち込むのです。

まず最初の一歩として、米国大統領の職を全うするのに最も相応しいと思える人物を選び出すことにしました。候補者について以下のような基準をリストアップしたのです;

その人物にはカリスマ性があり、裕福で、強力で、【自ら成功した】たたき上げで、アメリカを何より優先させたいという意欲があり、自信に溢れ、神経が図太くて、憲法を尊重し、歯に衣を着せず、政治家ではなく、それよりはどちらかというと起業家的。さらに彼は、この仕事が成功する見込みは高いと信じて、基本的には彼自身の熱意と不屈の精神によって実現させねばなりません。

こうなってくると、【選ぶのは】容易ではありません。この基準に適合する候補者が如何に少なかったことか!

彼らは要件を満たした7人の候補者を選び出しました。熟考を重ねた末、2人の候補者がそこから選ばれました。Qグループは全員一致に至りはしなかったものの、この残り2人を巡って投票を行い、6対4でトランプを選んだのです。もしトランプが要請を断ったのならば、次席の候補が大統領になっていたことでしょう。

画像はシャンティ・フーラがピンに差し替え

【※しゃんとした身なりのウォール街ワニと、ロビー活動(を行なう圧力団体)ワニに挟まれるトランプさん。「移行チーム」という計画表を手にしていますが、ワニに「どぶ掃除だって? 言っておくが、誰よりもそのことについて熟知しているのは我々なのだから(信頼して欲しいものだ)ね」と宥められています。――ドブの主(ヌシ)なんだから、そら詳しいって。】

トランプと親しかったQメンバーの一人が、トランプに接触しました。詳しいことは殆ど抜きにして、計画の基本的な中身だけ教えたのです。そして強力な秘密のグループが彼の背後に付き、最後まで彼を支持し、導いていくと伝えました。

トランプには、アメリカを再び偉大【な国】にするための10の計画目標が知らされました。この内の8つは、彼の選挙運動の中で推進すべき点として採用されています。当該目標とは、何よりもまず;

☑ ドブを掃除すること
国境の安全【確保】
☑ 規制緩和
グローバル主義との訣別
☑ アメリカ優先
連邦準備制度を終わらせ、金(きん)に裏打ちされたまっとうな金(かね)に戻すこと
TTPとWTO貿易協定の廃止
パリ協定からの脱退

トランプには、Qチームそのものについては全く教えられませんでした。そして両者の間を繋ぐのがQグループの一員だということも伝えられていませんでした。

トランプに知らされたのは、裕福で強力な人々による小規模の極秘集団が、秘密裡に彼に協力するということだけでした。彼は自身の選挙運動に、自ら有する資金を使わねばならないとまで言われました。アメリカ全体の大義のため、何百万ドルもの【金を】彼は費やしたのです。

トランプは橋渡しをしていた使者に、「私はあなたから指図を受けることを期待されているのですか?」と訊ねたそうです。その返事は「いいえ。我々があなたの指示を受けます」というものでした。トランプはこの使者をじっと見て、「でしたら宜しいでしょう。私も加わります」と答えたのです。

【すると】Qの使者は、こう述べたそうです:

「では交渉成立ですね。但しこれから先は、私のことを探さないように。この会合は存在しなかったものとお考えください。私はここには一度として来たことはなし、ということで。これ以降、私とは接触されぬように。【そして】このことは誰にも話さぬよう。【必要とあらば】我々の方からあなたの下に誰か寄越しますので。」

これがQチームの一員がトランプに直接話した、唯一かつ最後の機会でした。


組織の構成


【以降】Qがトランプに寄越した使者たちですら、Qと直接の接触はないのです。全ての情報が仲介役を通して伝えられました。

Qチームを動かすのは10名の創設者で、全員が“Q”と称しています。彼らこそが“サークル”【そのもの】なのです。【※ややこしいので、以下は「中核サークル」と訳します。】

彼らは信頼できる仲間をもう10人勧誘して、共に“内部サークル”を形成しました。こちらの面々がホワイトハウスの役職に就いたり、トランプ政権に入ったりしました。

こうして任命された者は全員、偉大な権力と影響力【を行使する地位】を占めています。トランプ同様、全員が憲法に100%の忠誠を誓っており、この歴史的な役目を【成し遂げようとする】彼の奮闘ぶりを全力で支持しているのです。

この参加者は誰一人としてQ【中核】サークルの諸計画について、詳細を全く把握していませんし、【Qの】正体すら知りません。彼らが唯一把握しているのは、大統領の背後に匿名の強力な勢力が付いているということ、そして自分たちは与えられた指示を、現状に対する個々の洞察力とこれまで培った知識を駆使し、実行に移している人間に過ぎないということです。

内部サークルの次点のレベルは、“外部サークル”と呼ばれ、やはり10人のメンバーで構成されています。彼らはホワイトハウスの外の要職に任命され、やはりトランプ大統領に100%の忠誠を誓っています。こういった男女は例えば諸々の情報機関であるCIAや司法省、そして其の他の【政府】機関に配置されています。

残るグループは、“最終サークル”と呼ばれています。このメンバーは戦略的な立ち位置に任命された裁判官のことで、彼らもまたトランプ大統領および憲法、それから彼らが【献身的に】専心している与えられた役割【※多分、Qから担当するよう通達された訴訟(極秘起訴とか軍事法廷とか)を指すのだと思います】に100%忠誠を誓っているのです。

以上の諸サークルのメンバーは、その一部が【中核サークル】Qの指示で任命されたにも関わらず、Qサークルについて誰一人として、何一つ知りません。外部の人間からすれば、トランプに任命された特定の人間が矛盾しているように見えることがあるのは、このせいなのです。


グローバリストとの訣別


画像はシャンティ・フーラがツイートに差し替え

【※昨年末のアルゼンチンのG20で、デモを行う反グローバル主義者の面々。アメリカ国旗を持つのはトランプさんで、火炎瓶は……黄色いベストだからフランスかと思いきや、国旗がロシアですね。この時って米露首脳会談はキャンセルされた筈ですが。】

次の一手は、グローバリズム原理主義者の連中と袂を分かつことです。達成された動きを幾つか挙げますと、パリ協定やTPP、NAFTA見直し、其の他様々なものからの撤退があります。

以上の後には、ディープ・ステートの存在を暴いて解体し、ドブ掃除をするという動きに出ることが予定されています。2018年選挙の究極の目標は、2020年選挙に備えて【国の】上院・下院そして州知事の支配を獲得することでした。


Qアノンの正体


Qのことを民衆に知らせる時期が訪れると、Qのトップ【※中核サークルのこと】はホワイトハウスの内部サークル内にいた頭のよい人間を巧みに誘導【することに】しました。この人物には、「我ら人民」側に身元を明かさずに接触するよう伝え、「Qアノニマス【=匿名Q】」の省略である「Qアノン」という名前を使うよう指示します。

当該人物は、Qのトップ【※つまり中核サークル】の正体については全く知りません。関係者の皆が知っているのは、大統領の背後に強力な“匿名”の勢力が存在すること、そして自分たちが「我ら人民」に情報を広めるため、【中核サークルによって】「内部サークル」へと手ずから選出されたことだけです。

正確に言えば、このQ【アノン】は元々の「Q」ではありません。当初から存在する10名の「創設者のQたち」について、Qの知っていることは殆どゼロに等しいのです。Qが拡散している情報は【上から】指示されたものです。

我々が目にするQのヒントは、【中核の】「Qサークル」の代弁者に過ぎない存在が【ネット上に】落としているものです。ヒントを落として行っている当該人物がQアノンと称し、匿名で行っているのです。

画像はシャンティ・フーラがツイートに差し替え

【※画像:「Qアノンは勝利を収めつつある! 世界救済計画」。】

もし中核サークルのQメンバーが一人でも亡くなれば、新たなメンバーが格上げとなります。常に10名のQで構成される【体勢を】確保するためです。

非常に初期の段階で、既にこれは一度起こっています。ディープ・ステートによってスカリア【最高裁】判事が殺害された時でした。彼は【中核サークル】10名の一人だっただけでなく、一番最初の創設者3名の内の一人だったのです。

ディープ・ステートを暴き立てて解体しようと乗り出した大変強力な裁判官でもあり、ディープ・ステートは【後者の】計画しか分かっていませんでした。奴らはQという組織への【判事の】繋がりには全く気が付いていなかったのです。ディープ・ステートは判事が睡眠中に殺害し、自然死したように見せかけました。


以上の興味深い話は、今起こっている現実の歴史です。現時点で入手できうる情報や機密情報でもって、可能な限り正確かつ徹底的に、調査され、確認を取り、解説したものです。あなた自身のサークル内で目覚めている全員と、この情報を共有しましょう。次の【一連の】記事では、Qチームの戦略について更に詳細に分析していきます。

グローバリスト連中からこの惑星を解放しようという戦いにおいて、トランプ大統領や彼【を取り巻く】愛国者たち、そしてQ運動を支えるべく、愛国者の一人としてこの中に加わりたいと望む者の参加を歓迎します。

この世界でこんにち何が本当に起こっているのかをより良く理解し、学び取るには、拙著『大いなる覚醒』が格好の道案内となるでしょう。個々の詳細な調査へのリンクが多数あります。この本は後世の参考文献としても非常に役立つこととなるやもしれませんが、実はまさにこの【現在の理解の】為に執筆されました。拙著は現在の腐敗した世界において多角的な視点を網羅し、必要となる改革をこれから実施していくのに向けて広範囲の解決策を提供しています。

次回に続きます。お見逃しなく。


翻訳:Yutika

註:マイヤー氏から許可を戴き、翻訳させて頂いております。

【 】内は訳者の追記部分です。また訳文は日本語での読み易さを優先して、見出しを加えており、原文とは異なる形で文や段落を分割することもあります。

ちなみに「訣」という漢字は「わけ」とも読みます。詳しくはこちらのコメント欄後半の解説をご参照ください。


Writer

Yutika

体癖:8−2、エニアグラム:4
関西の英語塾で教えつつ、翻訳業(英語&仏語)をしております。


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