注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
・2019年4月9日に航空自衛隊三沢基地を飛び立ち、青森県沖で通信が途絶えていた航空自衛隊F-35Aステルス戦闘機について、現場周辺の海上から航空機の破片が見つかり、政府が墜落したと断定。パイロットの行方は分かっておらず、捜索を続けている。
・F-35はアメリカが開発したステルス戦闘機で、900件以上の欠陥が取り沙汰されていた中、安倍政権が米トランプ政権からの要求により「総額1兆円で100機あまりの追加購入」を決めたことなどが批判を呼んでいた。
(中略)
政府が105機もの追加購入を決めたF35戦闘機。パイロットが酸欠状態になる故障を6回もおこしていながら原因は不明。アメリカが公表した未解決の欠陥は966項目にもなります。欠陥の実態をつかまないまま、“爆買い”を続ける日本政府を宮本議員がきびしく追及。 pic.twitter.com/9wd5gKTmSu
— 日本共産党⚙🌾 (@jcp_cc) 2019年2月19日
日本共産党宮本議員の質問で、米国の報告書にある、現実に起きた呼吸調節装置の故障による、酸素欠乏、急激なコクピット内の気圧の変化、耳や鼻の損傷といった『F35の墜落の可能性の原因究明と改善はされたのか』の質問に対し『航空自衛隊では発生していない』とご飯論法で答える岩屋防衛相の不誠実。 pic.twitter.com/dmhfXSS9Kk
— 赤色法師 (@red_hohshi) 2019年4月10日
(以下略)
F-35は本当に生まれつきどうしようもない飛行機だ、構想そのものバカなんだ、動けないし、運べないし、丸見えだし、どうせその場凌ぎだから何度も何度もヘマするだろう、まったく忌むべきことだ、というんですね。
(中略)
(訳)
F-35は、ありえないほど愚かな空軍の誇大広告のために生まれた。
(中略)
(聞き手「F-35を駄作と呼んでおられたようですが」)
おう言ったとも。だって駄作だから。あれは生まれつきどうしようもない飛行機だ。なぜなら、バカな発想から生まれた飛行機だからね。
マルチミッションの飛行機つくろうと考えた時点でもう終わってる。(中略)
(中略)
(聞き手「戦闘能力は?」)
空戦ではまったく戦えない。(中略)
(聞き手「地上部隊の支援機としてはどうですか?」)
ダメダメ。あんなちっこい翼じゃ長く飛べない。めちゃ燃費悪いから1時間か、せいぜいもって1時間半だ。
(聞き手「じゃあ何に使えるんですか?」)
なんにも使えん。だから駄作って言ったろ。しょうもない爆撃機なんだよあいつは。
(聞き手「ステルス性は?」)
あのね、まず最初に言っておきたいんだが、「ステルス」っていうのはでっち上げなんよ。隠れないんだから。レーダーは1942年にできた、ブリテンの戦いのときのレーダー、あれで世界中のステルス戦闘機は現代のものまで含め、すべて検知できる。(以下、例外のことも少し触れる)
(聞き手「つまりなんですか、ひどい飛行機だと。戦闘もだめ、地上兵力も守れない、ロクでもない爆撃機で、メーカーがどう言おうと断じてステルスではないと、そう仰るんですね?」)
正解(7:29)。よくぞまとめてくれた(笑)。
(聞き手「なら、なぜこんなもの作ったんですか?」)
金じゃよ。金をつかうこと、それがこの飛行機のミッションだ。米議会からロッキードに金を送る。それがこの飛行機の真のミッションなのさ。
実は日本にとって、空母「いずも」を持つための口実としてF-35Bが重要。その35Bが米国で墜落した時、世界中でF-35が飛行停止になっている中、何事もなかったのように観閲式でF-35を飛ばしていた日本。「え、飛ばしている!」と驚いたのを覚えています。メディアも触れない。この無責任が今回の事態に https://t.co/cVDiFPaOvw
— mko (@trappedsoldier) 2019年4月11日
衆院総務委。本村(共産)「墜落したF35は三菱重工による組み立て初号機だが、試験飛行中にもトラブルを起こしていた。この初号機だけが米国へ送られて長期間の品質検査を受けている」
— 🏕インドア派キャンパー 📣ⒻⒸⓀⓁⒹⓅ🔥 (@I_hate_camp) 2019年4月11日
墜落した機体だけが再検査? pic.twitter.com/5P3oz9hy87
本村伸子
— ⓢⓐⓘⓣⓞ (@kentaro_s1980) 2019年4月11日
F35 墜落に関して質問中の足立康史の妨害があまりにも酷い。
本村「この問題は住民の皆さんの命に関わる問題なんです。」
足立「総務委員会と関係ない」
本村「名古屋空港では何度も何度も事故が起こり…」
足立「総務委員会と関係ない」
人命軽視の足立康史
参考→https://t.co/gOQXwPsAUK pic.twitter.com/7mhAyhID4v
今年2月の段階で、共産党宮本徹議員は衆院予算委員会でF35の凄まじいまでの欠陥を指摘していました。米政府監査院が報告していたF35の未解決の欠陥966件のリストを防衛省は把握しておらず、原因究明は米国任せで改善しないままの購入、運用でした。2分14秒の動画は必見です。
F16を共同設計したPierre Sprey氏が「F-35は駄作だ」とコテンパンに言っている動画がありますが、そこで「なぜこんなひどいものを作ったのか」という問いに対して「米会議からロッキードに金を送る、これがこの飛行機の真のミッションなのさ」と言っています。
そしてMKOさんは、日本が空母「いずも」を持つための口実としてF35が必要だと指摘しています。
今回墜落した戦闘機は三菱重工小牧南工場で最終組み立てされた国産初号機で、試験飛行でトラブルがあり、アメリカでの製造と同等の品質が確保されているかどうかを検査するためアメリカに輸送した上で配備された経緯がありました。2号機以降は品質を確保できるとしてアメリカでの検査は行われていませんが、その実、初号機は三沢基地に配備されてからも不具合があり、4号機も試験飛行で不具合があったことが判っています。
11日、衆院総務委員会で、このような戦闘機に乗る隊員の命はもちろん、飛行空域に当たる住民の命も危険に晒していることを指摘しようとすると、妨害的な野次が飛び、質問内容が不適切だと制限されています。各分野の委員会で早急に、国民の命を最優先に議論をするのが国民主権の国会だと思うのだが。