独逸の伯林で見た、聞いた、感じた社会問題、教育問題 ~第50楽章 シャンティ・フーラな生活とベルリナーレ金熊賞受賞の映画『心と体と』

 ドイツのベルリンからの記事も、お陰様で、第50楽章となりました。
 今日は、第50楽章を記念して、ドイツのベルリンでのシャンティ・フーラな生活と毎年2月に行われる世界3大映画祭の1つであるベルリン国際映画祭(ベルリナーレ)で2017年に最高賞である金熊賞を受賞した映画『心と体と』について書きたいと思います。
(ユリシス)
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ベルリンでのシャンティ・フーラな生活


まずはじめに、11月9日は、ベルリンの壁が崩壊した記念日でしたが、このようなツイッターもありました。


ベルリンの壁崩壊をちょっと違う角度から捉えたほほえましい画像ですね・・・。
数人から聞いたことによると、ベルリンの壁崩壊で、多くのドイツ人が
歓喜したそうです。ベルリン以外に住んでいる方も、わざわざベルリンまで
見に来た方も多かったそうです。

さて、我が家がドイツのベルリンで生活をしている理由は、第10楽章にて書きました。シャンティ・フーラのサイトの出会いは、2014年ごろだったのかな・・と思います。
2011年以降、ツイッターでいつも大事な情報を追っていましたが、その中で、
2014年ごろの秋ごろだったか・・ある方が、
『今日は、シャンティ・フーラで学んだ・・』と書いてあり、
シャンティ・フーラのサイトがリンクされていました。

シャンティ・フーラのサイトの出会いは、そこからはじまりました。
その後、毎日、なんか気になる、気になる・・というサイトとなっていきました。



我が家は、その後オーストラリアからドイツへの移動がありましたので、
落ち着いてシャンティ・フーラな生活をすることができませんでした。
しかし、この世の中はどうなっているんだ??という疑問がいつもありましたので、
他の情報とシャンティ・フーラの情報をいつも比較していました。
そして、何が本当なのだろう??とずっと、ずっと不思議に思っていました。
本格的にシャンティ・フーラな生活をはじめたのが2016年ごろになります。
ある日、シャンティ・フーラのサイトをスクロールすると、
下記がとても光っていたのです

シャンティ・フーラの提供する情報と商品について、 皆さまに次の3つのことをお約束します。
 1. 真実のものであること
 2. 信頼できるものであること
 3. 最高品質のものであること


そして、私の中で、いつもおかしいな??と疑問をもって、
比べていたことが・・その疑問が解けたような気がしたのです。
シャンティ・フーラのサイトが世界一のサイトである・・とまで思いました。
その後、東洋医学セミナーを購入して、映像配信も見はじめました。

東洋医学セミナー


映像配信のリストを見ると、興味深々な内容ばかりでした。
若い頃から、このようなことを知りたかったな・・と思いました。
学生時代に「人間学」という授業もありましたが、とてもとても浅くて
これだけ?・・という感じでしたので・・。

一番最初にリストから選んだ映像配信は、
宗教学講座 初級コース 第284回 神智学(太陽ロゴス:後半)

でした。
いきなりそこから入る?という感じですが、当時の最新映像でコメント欄から興味を持ったのだと思いますが、
初めての内容でも、あ、そういうことか・・とよくわかりました。
次に選んだのが、教育プログラム(17):闇の者たち(裁き) で、また、そこから入る?という感じですが、びっくり仰天で興味深かったのを覚えています。
その後は、宗教学講座 初級コース 第251回 秘密伝承スウェデンボルグの霊界1 宗教学講座 番外編 ダ・ヴィンチ・コードの真相  と、定番コースを見ていきました。



その後、教育プログラムやその他、興味のある内容を見ていきました。
最新の映像配信、宗教学講座 中級コース 第55回 シークレット・ドクトリン(正しい解釈―スタンザⅡ〜Ⅲ:後半)も拝見しました。竹下先生は、大事なことを再三注意喚起されています。

大変びっくりした映像配信が、
家族の絆 〜夫婦(32):天界(タイム・トゥ・セイ・グッバイ)
で、
『タイム・トゥ・セイ・グッバイ』の曲を初めて聞いた時は、なんて素晴らしい曲なのだろう・・今まで聞いた曲の中で最高の曲だ・・とずっと思っていたからです。
欧州の方は、みんなこの曲が好きであると聞いたことがあります。
2005年ごろですが、子供の幼稚園に送り迎えの際に
いつも『タイム・トゥ・セイ・グッバイ』のアンドレア・ボチェッリのイタリア語バージョンを毎日流していて、当時息子4、5歳でもイタリア語で歌えるようにまでなっていましたので、実家の父親が「幼稚園生が、オペラを歌うのか!?」とまで言っていたほどです。

Author:ドビウィアルダ[CC BY-SA]
アンドレア・ボチェッリ氏

家族の絆 〜夫婦(33):天界(ギタンジャリ) もいいですね。ギタンジャリの詩集のリズムや雰囲気がほほえましいと思いました。
ギタンジャリ(ラビンドラナート・タゴールの詩集)は、こちらで読むことができます。

Wikimedia_Commons[Public Domain]
ラビンドラナート・タゴール

映像配信は、たくさんありますので、私のように突撃隊な性格で、
いきなりそこから見る? だとしても、嬉しいことに、1回視聴すると、
その後何度でも繰り返して視聴ができます
ので、
自由に思いのままに視聴するのがいいのかなと思っています。
映画やその他娯楽など、よほどおすすめがない限りは見ないようにして、
なるべく映像配信を見るようにしているシャンティ・フーラな生活をしています。

朝は、3時から4時ごろに、(アーユルヴェーダでは、日の出の90分前が聖なる時間と言われますが・・)
起床をして、アーユルヴェーダ風に白湯を飲みながら、除霊と浄化の祈り7つのダートゥの祈りをします。

その後、ヒメミコ様のジャパをします。日中は、日輪の輪を見ます。
夕方にも時間を作ってなるべく、除霊と浄化の祈りをします。

このような基本的な生活の中に、東洋医学セミナー初級のムドラーをいかに
入れていくかが課題です。経脈も体調に合わせて、大変役立ちます。
夜22時には、就寝します。22時から午前2時までは、ホルモンの時間と
言われているからです。

私の机の上、息子の机の上には、
ナディーチャートや、調和のことばも常時置いてあります。

ナディーチャート

そして、忘れてはいけない・・ぴ・よ・こ・とは、私の大好きな本です!

ぴ・よ・こ・と

シャンティ・フーラな生活は、両親にまでも伝播させようと思い、
両親には真っ先にマーラーを贈ったり、
熟成ジャンボ黒にんにく〈グランホ〉 などを贈ったりもしています。

ピヨちゃん マーラー


私は小さい頃から世の中の何かがおかしい・・とずっと思ってきました。
しかし、このようなものなのかな・・と特に騒ぎ立てることもしませんでしたが、
311のことで、静かにブチ切れた!という思いもあります。
そんなとき、シャンティ・フーラのサイトとの出会いは、
すべてを解決してくれた
のです。
世の中の政治経済、世界情勢ことだけでなく、人の思いや感情などの疑問点、親子関係の疑問点、特に宗教ってなんやねん??という疑問なども解決できたと思っています。

Wikimedia_Commons
[Public Domain]
イマヌエル・カント
語学学校の先生は、ドイツの大学でカントを学んだけれど、よくわからなかったと言っていました。
実は、もう一人以前にドイツ人にカントを理解できたか?と質問をしたことがあり、その方も、難しくてよくわからなかったと言っていました。

私は、映像配信の家族の絆 〜夫婦(48):カント:構想力〜 こちらで、カントが言いたかったことがよくわかりましたので、竹下先生の解説がいかに素晴らしいか・・ということがわかります。


ベルリナーレ金熊賞受賞の映画『心と体と』を鑑賞


さて、次は、語学学校で鑑賞した映画のお話です。
心や意識に目を向けるシャンティ・フーラな生活の中で、珍しい映画を観る機会がありました。

映画は特におすすめがない限り見ないようにしていると書きましたが、
この度チャンスがありました。
世界三大映画祭とは、カンヌ映画祭、ウェネチア映画祭、ベルリン映画祭と言われています。ベルリンでは、毎年2月ごろに、ベルリン国際映画祭(ベルリナーレ)が開催されます。

Author:マハレパ[CC BY]
ベルリン国際映画祭(ベルリナーレ)

2017年のベルリン国際映画祭で金熊賞(最高賞)を受賞した、『心と体と』を鑑賞しました。舞台は、ハンガリーブタペストの食肉工場。同じ鹿の夢を見ていた・・というところから、ロマンスのきっかけが始まっていきます。

自分が鹿になって森の中を彷徨っている、そんな幻想的な夢を見ている男性、
そして同じ職場で働く孤独な女性もその夢の中で鹿になっていた。
食肉処理場で働いている見知らぬ男女が、同じ夢の中でふれあい、
現実の世界でも心を寄せる作品になっています。

心と体、、不思議ですが、なぜかリアルです。
http://cinefil.tokyo/_ct/17148803
https://www.senlis.co.jp/kokoroto-karadato/story/

夢の中を描いた2匹の鹿と雪の風景が幻想的で美しい反面、
同時に牛の解体シーンもあり、ショッキングなシーンもあります。

ドイツのZeit Onlineの批評によると
『ベルリン国際映画祭(ベルリナーレ)の過去の金熊賞(最高賞)の受賞者たちは、美しいことをいかに巧妙に表現するかで評価されている。ここでは、2人の違う肉体とその中の違う心(魂)をモチーフにしている。哲学者的な深さと芸術家の頑固さが衝撃的なタッチで表現されている。
(一部日本語訳 byユリシス)

映画『心と体と』のイルディコー・エニェディ監督

ベルリン国際映画祭(ベルリナーレ)の評価とドイツ人の映画の批評などが
ドイツ人らしくて興味深い
と思いました。
日本の方のコメントが映像のことに重きをおいているのに比べて、
ドイツ人の方は、動物への尊厳まで語られている点です。
実際にベルリンの公立小学校では、4つ足の動物は食べない方がいい
と教えられていると聞きました。

また、興味深いことは、語学学校の生徒は若い方たちが多いのですが、
若い方たちは、ハリウッド映画に慣れて、毒されていますので、このような映画がつまらないと感じる方が多いということです。
私は、映画は特に関心はないので、たまにしか見ませんが、こちらの映画は、女性監督の表現したかったことがわかるような気がしましたし、ハンガリー人はドイツ人とは性格が違って、内省的な方が多いのかな・・とも思い、とても楽しい時間でした。

『心と体と』・・・
映像配信では、心と体を飛び越えて、意識の展開を学ぶことができます。
神が人間にプルシャ、プラクリティを与えていると学びました。
「実るほどに頭を垂れる稲穂かな・・・」
いつもこんな思いにならざるを得ません・・。

シャンティ・フーラな生活を締めくくるには、この曲で。




Writer

ユリシス

311を機に息子と共に、東京からシアトル、2012年ケアンズ、2015年ベルリンへと移住。
ユリシスの名前は、ケアンズ近郊でみられる見ると幸せになると言われる青い蝶から命名。
幸運にもケアンズの家の近くでペアのユリシスに遭遇したので、それを思い出し・・。
映像配信、東洋医学セミナーなどシャンティフーラでの学びが大好きです。
体癖1-3 



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