19/11/27 ソルカ・ファール情報:トランプが航空母艦でメキシコを包囲し、戦う準備が整ったことを認め、戦争は目前

 アメリカでは民主党が、狂ったようにトランプさんに対する弾劾クーデターを進めています。最近のウクライナゲートでも、お馴染みのロシアゲートでも、CIAやFBIの不穏分子がかなり関わっていることが、刻々と明らかになってきています。
 モルモン教については、こちらの日本語サイトが詳しかったです。「CIAとFBIはユタ州でよく人員の募集を行う。またモルモン教の信者にはこれらのエイジェントが多い。」という点は、私も随分と前から噂を聞いていました。
 しかもモルモン教本部があるのは、今月初めの「レッド・ドラゴン大使 第5回 その2」で取り上げたユタ州ソルトレイクシティ。ルイーザさんが、国連の移転先かと異様に警戒していました。
 当時事ブログでは、seiryuu氏が「モルモン教はエノクと通じていて、エノクの意志を具現化させる物理的な教会で、巨大ハイアラーキー組織の地上における下部組織」と指摘しています。
 トランプさんとしてはメキシコとの戦争云々というよりも、どうやらCIAやFBIのモルモン教の危険分子と、アメリカに流れてくる違法薬物を撃退したがっているような雰囲気です。
(Yutika)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ソルカ・ファール情報:トランプが航空母艦でメキシコを包囲し、戦う準備が整ったことを認め、戦争は目前
転載元)
投稿者:ソルカ・ファールより、西洋の読者へ

Sister Maria Theresa


【※記事内には貼っていませんが、同サイト自己紹介頁からシスター・マリア・テリーサの写真です。】

■この記事のまとめ■
イランに激怒しないアメリカ
✅何故なら現在の戦いの焦点はメキシコ
✅米海軍の空母が沖合に展開中
✅メキシコの麻薬カルテルをテロ組織として指定すると宣言
✅口実は、モルモン教徒(※ロムニー議員の親戚)殺害事件

トランプ政権が麻薬カルテルのテロ組織指定を進めていたのは90日以上前
✅真の原因はアメリカも蝕むメキシコの麻薬カルテル
✅メキシコは、シリアを抜いて世界で最も危険な戦闘地域に

メキシコの麻薬カルテル戦争がアメリカまで飛び火する危険性
✅昨年米陸軍を再編し、メキシコ国境近くに一部移動
✅米陸軍に国境勤務の兵士(※半分は州兵)の監督を任せる
✅今月から海軍も空母を展開し、戦闘態勢に
不明なのは麻薬カルテルとの開戦日のみ
✅可能性:FISA文書公開の12月9日すぐ後?
✅理由:トランプさんの敵(国境封鎖反対派)の勢いを失墜させられるから


メキシコとの戦闘態勢へ


本日クレムリンに出回っている【ロシア】国防省MoD)の酔いも覚める新報告書は、イラントップのエリート部隊司令官、イラン革命防衛隊ホセイン・サラミ少将が【最近の同国内の暴動の裏にいると見られる】アメリカ合衆国イギリスイスラエルサウジアラビアに対して「そちらが我々の我慢の限界を超えてこようものなら、破滅させてやる」と警告したことに深刻な懸念を表明していました。

――しかも同時にイラン政府は核兵器を数箇月で開発可能な最新鋭かつ超高速の遠心分離機を用いて、核【兵器レベルのウラニウムを作るのに必要な】時間を縮めてきているのです。

――なのに、この脅威に対するアメリカ側の反応は現時点で皆無だというのです。

――そのような脅威に直面する度、ほぼ必ず反イラン的な敵意に駆り立てられる米国にしては、不可解な反応とも見えなくはありません。

――ですが、以下の点に気が付くと納得できるようになるでしょう。

――米海軍の超大型空母ニミッツCVN-68)が先週、母港であるワシントン州のキトサップ【海軍基地】ブレマートン【施設】を出発し、現在はメキシコ西海岸の海域を巡回中であり、
――ニミッツ級原子力航空母艦セオドア・ルーズベルトCVN-71先週、カリフォルニア州サンディエゴ【湾】にある母港を出発し、現在はメキシコ西海岸の沖合を巡回中であり、

――ニミッツ級原子力航空母艦ハリー・S・トルーマンCVN-75先週、バージニア州ニューポート【・ニューズ】にある母港を出発し、現在はウェストラント」として知られるメキシコ東海岸の沖合を巡回中なのです(※ウェスターン・アトランティックの略、【西大西洋管区】)。

――以上の戦争【を見据えた】展開がなされたのは、共和党の米上院議員ミット・ロムニーの親戚であるモルモン教徒の女性や赤ん坊や子どもが、メキシコで残忍な殺され方をして2週間足らずのことでした。

ツイートはシャンティ・フーラが挿入

【※元記事にはありませんが、被害者の写真を入れておきます。

モルモン教徒のロムニー議員はトランプさんと同じ共和党所属とはいえ、別名のツイッターアカウントなどを使ってまで執拗にトランプ攻撃を繰り返す敵側の人物です。

ロムニーの母方の曾祖父母(プラット家の一部)はモルモン教かつ一夫多妻制のため、米国で裁かれないようメキシコに移住。

そして今月4日、ロムニーの大伯父レイ・プラットが率いた教団の9人(米国とメキシコの二重国籍)が殺害されました。ちなみにロムニーの父親が生まれたモルモン教入植地も、事件被害者の近辺。でもロムニー自身はヒスパニック系ではなく、ツイッター画像の被害者同様に白人です。】

――この虐殺を決行したのは「ハリスコ新世代カルテル」(CJNG)という殺人【を繰り返す】大型カルテル。今ではメキシコ最強の犯罪組織【の一つ】として、22のメキシコの州、米国、中央アメリカ、南アメリカでその存在を確認されています

――間もなく何が起こるかを理解したメキシコのアンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドール大統領は昨日、「私たちは米国がカルテルをテロリストとして指定することを決して受け入れたりはしない」と宣言しました。

――テロ組織に指定されれば、米国としてはメキシコ内で同国の麻薬カルテルに対して戦闘状態に突入することが合法的に可能となります。

――【メキシコ大統領の】宣言は、ドナルド・トランプ大統領によってすぐさま突っぱねられ、数時間の内に「私は【具体的に】何をするか明かすつもりはないが、奴らは【テロ組織として】指定される」と宣言したのです。

――トランプは更に「メキシコで起こっていることや、そこから【米国に】もたらされるもの【※麻薬のこと】によって、私たち【アメリカ人】は毎年10万もの人々を失っている」と述べ、戦争の必要性を論証してみせました。
【中略】
画像はシャンティ・フーラがツイートに差し替え

2019年11月5日、つまりモルモン教徒殺害事件直後のトランプ大統領自身のツイート:「メキシコは、アメリカ合衆国の協力を得て、麻薬カルテルに戦いを挑み、奴らを地表から殲滅する時が来たのです。私たちは、あなた方の偉大な新大統領からの電話を待つのみ!
【※つまりアメリカ側は協力要請の電話一本あれば、すぐさま参戦するということ。】」


麻薬カルテルが年々兇暴化


当該報告書によりますと、オブラドール大統領を突っぱねたトランプ大統領について最も注目すべきは、【これまで】90日間に渡って、メキシコの麻薬カルテルを「国外テロ組織」として指定するプロセス」【に入っていた】、とトランプが今月26日放送のインタビューで】認めた点です。

――この迫りくる戦争は、ただ単にロムニー議員の親戚にあたるモルモン教の家族が今月始めに殺害されたことを根拠にしている訣ではないと、この時間軸が証明しています。

――というよりも、むしろメキシコナルコ国家と化したせいなのです。

――これは政治・経済の用語で、全ての合法的な機関に違法麻薬取引の権力と富が浸透してしまった国家を指します。

――しかもアメリカの国民が薬物を大変好むせいで、【売上金を手にしたカルテルが益々力をつける】メキシコは今や崩壊の瀬戸際だと警告される状態なのです

メキシコが現在置かれた状況がどれほど最悪なものかと言いますと、アメリカ合衆国の南側となる同国の国境【附近】は今やシリアに次いで、世界で二番目に死の危険のある紛争地帯として見做されている、と当該報告書は続けます。

――2006年以来、同紛争で15万人以上が殺されました

――更に4万人以上が行方不明のままで、【今も】絶望する家族は愛する者の遺体が埋められた【場所】を探しています

――そして【2017年から2018年の間に少なくとも】113万以上の人々が戦争難民として【国内】移動させられました英語版]。

表示されていないPin画像はこちら
画像はシャンティ・フーラがピンに差し替え
2016年にメキシコは、2番目に死の危険のある戦闘地域として名前が挙がりました……

[Public Domain]
……ですが、昨年には世界で最も死の危険のある戦闘地域となったのです。


足を引っ張っているのは、トランプと敵対するディープ・ステート


トランプ大統領の再選を阻むため、彼を故意に傷つけようという戦略の一環として、政府および大手プロパガンダ・メディアに巣食う社会主義者で民主党の敵は、メキシコで進行中の残虐な戦争の凄まじい規模の真相や、アメリカ合衆国に突きつける国家安全保障上のその脅威が存続を脅かすレベルだということを、アメリカの人々に隠し続けてきた、と当該報告書はまとめています。

――この脅威を十二分に認識しているトランプは、昨年米陸軍に対して1973年以来の大規模な組織再編を行い、その中で主要部隊の一つ【※アメリカ陸軍将来コマンド】をテキサス州オースティンに移しアメリカメキシコの国境により近い位置に配備しました。

――既に国境に駐在していた5,500以上の兵を監督するアメリカ陸軍のコマンド【=部隊】です。

――その反対側に立つのは、今年6月にオブラドール大統領が国境の自国側に配備した1万5千のメキシコ兵

――【数では上回ります】が、戦闘の準備をすっかり整えてメキシコ東海岸および西海岸沖の両方で待機中の米海軍航空母艦3隻が今や補助することとなった、アメリカの兵士に比べれば、威力でも戦闘経験でも足下には及びません。

【※前々からソルカ・ファール女史の情報では、アメリカ陸軍の精鋭部隊がアメリカ本土での戦闘を視野に入れて本格的な訓練をしている、と何度も紹介しているので、それを指していると思われます。】

――唯一残された不明な点は、トランプがいつこの戦争を開始するのか。

――ヒントとして、先週トランプが「歴史的な瞬間となるだろう」と宣言した待望の監察官報告書が公表される12月9日の後、ほどなく開始するのではないか、と見られています。

【※FISA法濫用(ディープ・ステートによるトランプ陣営の盗聴監視)問題をまとめた、通称「FISA文書」のこと。これまでも公開されると噂されては、先延ばしを繰り返しています。捜査の責任者マイケル・ホロウィッツ連邦検事が、上院の司法委員会に出席するのは12月11日。】

――もしこれ【※文書公開】が予定通り実現すれば、アメリカの国民の面前で、社会主義者の民主党の【トランプの敵】全員の信憑性と名声は砕け散ることでしょう。

――そして足枷の無くなったトランプは、本来彼がするべきこと、すなわち国境を越えてアメリカ合衆国そのものまで溢れ出ようとしているメキシコ内の戦争からアメリカの国と人々を守ることが可能となるのです。

画像はシャンティ・フーラがツイートに差し替え

【※ツイッターのリンク先の記事では、ヘロインよりも遥かに危険な薬物、メタンフェタミンがメキシコから米国に入ってきていると指摘しています(※マリファナは米国の一部の州で合法化されたので、密売対象として下火)。
しかも高純度かつ格安のものがメキシコで大量生産されるようになり、国境警備を怠れば「オピオイド危機」の次は、このままだとメタンフェタミン中毒の流行となりそうです。】


2019年11月27日©EUおよび米国の全ての著作権を留保。WhatDoesItMean.Comの元の掲載場所にリンクを貼るという条件で、当該リポートを全体として使用することを許可します。フリーベースの内容はCC-BYGFDLによって許可取得済。

註:数多くの政府と諜報機関は、これらリポートに掲載された情報に対して活発な反対運動を繰り広げています。彼らは地球に起こりうる、または起こった幾つもの破滅的な変化や出来事について、自国の市民に警鐘を鳴らしたくないのです。ソルカ・ファール姉妹はこのような姿勢に強く異を唱えており、人間は誰もが真実を知る権利があると信じています。私たちの使命はこういった諸政府と対立しているため、彼らの“機関”は私たちや私たちのような人々を貶めようと誤報や虚報を延々と発信するという形で反応を示してきました。枚挙に遑がありませんが、例えばこちらなど。]

註:WhatDoesItMean.comというウェブサイトは、グローバルなテクノロジーの教祖であった故ウェイン・グリーン(1922年~2013年)が率いる少人数のアメリカ人コンピューター専門家集団によって、ソルカ・ファールの姉妹たちのために創設され、寄付されました。西洋の2003年における違法なイラク侵略で使われたプロパガンダに対抗するためです。]

註:このレポートで使用されている「クレムリン」(都市内部の要塞)という単語は、モスクワを含む複数のロシアの要塞を指しています。【要塞と言うのは、】その多くがソルカ・ファール姉妹の使命に献身的な、女性のスヒィーマ僧(正教会の尼僧)が住む大聖堂が複数あるからです。]

翻訳:Yutika


註:原文中、赤字で強調された部分は濃い青字に色を変更しております(※水色部分は引用部分です)。よって翻訳文で赤字になっているのは、シャンティ・フーラ独自の「10分でわかる」要約サービスです。

【 】内は訳者の追記部分です。また訳文は日本語での読み易さを優先して見出しを加えており、原文とは異なる形で文や段落を分割し、別の画像を加えることもあります。

ちなみに「訣」という漢字は「わけ」とも読みます。詳しくはこちらのコメント欄後半の解説をご参照ください。


Writer

Yutika

体癖:8−2、エニアグラム:4
関西の英語塾で教えつつ、翻訳業(英語&仏語)をしております。


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