注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
■記事その2
米政府の研究所がワクチン開発へ乗り出す
アメリカ国立衛生研究所(NIH)は、中国のコロナウイルスに対するワクチンを大至急開発するという計画に着手しました。
目指すゴールとは? 前代未聞の90日で人体実験可能なワクチンを用意すること、です。
NIHはアメリカのワクチン会社モデルナと提携しています。
Massachusetts-based biotech firm Moderna joins the race to develop a vaccine for the coronavirus https://t.co/8Iy7a97xDG pic.twitter.com/jCnms4WJT9
— Bloomberg TV (@BloombergTV) January 29, 2020
今までのワクチンとは異なるRNAワクチン
このワクチンは、RNAという新しいタイプのものです。ロイター通信によると(※2020年1月24日付、「武漢のウイルスの遺伝情報を入手した科学者たちは、ワクチン【開発】作業を開始」から)、
ケンブリッジ大学のPHG財団が、更に詳しく説明しています:
資金援助をしているのは
では、中国のコロナウイルスに対する新たなRNAワクチンを作ってテストを行おうとしているモデルナ社(ツイッター)を見てみましょう。同社のサイトに掲載された1月23日の報道発表によると:
CEPIが融資ですか。その正体とは?(ツイッター)
CEPIのサイト曰く:
更に問題となってくるのがこちら:
ビル・ゲイツですか。貴方【が新ワクチンに寄せようとした】信頼が、空の彼方に吹っ飛んでいきませんでしたか?
Interesting: @BillGates warned "new disease could kill 30 million people in 6 months" (2018). Simulation by @gatesfoundation showed an epidemic spreading from Eastern China (April 2018) https://t.co/BLdq8ZF6MJ pic.twitter.com/tRRayveEBJ
— Already Happened (@M3t4_tr0n) January 25, 2020
ゲイツ財団って、実際に不妊ワクチンを打ちまくるだけでなく、こういうしょーもない空想を延々やっているんですね……何が楽しいんでせう。1918年のスペイン風邪のような感染症が2018年4月に中国東部で発生した場合に、6箇月で3千万人が世界中で死んでいく様子なんだそうな。】
そもそもRNAワクチンって実用化されていましたっけ?
おまけに、まだあります。モデルナ社のサイトに戻ってみましょう――先ほど引き合いに出した報道発表の末尾なのですが、それはもう非っ常に興味深い文言が書かれているではありませんか。「特記:将来の見通しに関する記述に関して」と題された部分です:
ほらご覧なさい。アメリカ政府が……配下の国立衛生研究所によって……指名したワクチンで……モデルナという製薬会社を介したものですが……これまで一度として一般市民に使われたことがない、ときました。市販認可なぞ下りていません。
彼らが用いるRNAワクチンおよびRNAテクノロジーとやらは、完全に実験【段階】なのです。
そしてこんな類いのワクチンを90日間で大急ぎで生み出そうというのです。
問題の起きる要素なんてどこにもある訣ないですよねぇ?
確かめる方法は、何百万人もの人々に【その怪しげなワクチンを】ばら撒いて、離れたところから様子見、でしょうか。
ケンブリッジ大学のPHG財団が、かなりのヒントを提供してくれています:
自己免疫反応とは――人体の免疫系が、本人の健康的な要素や作用を攻撃すること。【すなわち】身体が自分自身と戦い始めるのです。
勿論、貴方はこのワクチンの臨床試験に名乗り出るのですよね? 壮大な実験のためなら、きっと貴方のお子さんを差し出すんですよね?
そしてこの記事をお読みになっているのが医師であれば、疑うことも知らない患者に対して断然このワクチンを打ってみせるんですよね? 良心なんて痛みやしませんよね?
ですよね?
世界丸ごと【実験用】モルモットにするのがお望みですか?
The race for drug and vaccine development for the Coronavirus has been a major lift for some biotech and pharma stocks this year...
— Anna Stewart (@annastewartcnn) January 29, 2020
Inovio Pharmaceuticals +36%
Moderna +16%
Novavax +60%
Venturepharma Labs (CHG) +330%
中国政府による非常にマズイ前例
【前略】
WHO DG Dr. Tedros praised China for its steps to prevent the spread of #nCoV with transparency&international cooperation. He said China's commitment to prevent the overseas spread of the virus is incredible.“China deserves our gratitude & respect. We cannot ask for more” pic.twitter.com/siPrBGjLsu
— Spokesperson发言人办公室 (@MFA_China) January 30, 2020
目下、2つの大規模作戦が進行中です。1つ目は住民の封鎖。もう1つは来たるべきワクチン。
90日以内に急いで製造しようとしている実験的なワクチンの1つについては、既に書いた通りです【※最初の記事のRNAワクチンのこと】。凄まじい危険性を孕んでいます。それが【世界中の】皆に、あるいは特定地域の全員に対して【接種を】義務付けられかねないのです。
現在の中国政府を賞讃する動きは、朗報ではありません。真逆です。
これは分かっておいてください:今の中国ほど大掛かりかつ迅速に行われた封鎖は人類史上起こったことがありません。これが前例となってしまいます。心理的【な抵抗に対して】亀裂を入れてしまったのです。これで人々はこう考えるでしょう、「ふむ、そうか。我々も出来るかも」と。
請け合いますが、中国政府の行動に賛同している人間は今この瞬間、世界中にいますよ。頷きながら、「そうだそうだ」って。
これは宜しくない兆候です。中国にとっても、残りの世界にとっても。
ジョン・ラポポート
調査報道記者として30年間、政治・医療・健康についてCBSヘルスウォッチやLAウィークリー、スピン・マガジン、スターン其の他の欧米の新聞や雑誌で執筆し、ピューリッツァー賞の候補にも推挙される。世界政治・健康【問題】・論理学・創作力について世界中の聴衆を前に講演やセミナーを実施。
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翻訳:Yutika
【 】内は訳者の追記部分です。元記事本文には一切ありませんが、訳文は日本語での読み易さを優先して、ツイッター画像および見出しを加えました。また、原文とは異なる形で文や段落を分割することもあります。
ちなみに「訣」という漢字は「わけ」とも読みます。詳しくはこちらのコメント欄後半の解説をご参照ください。
~~なんですが! 記事本文に登場する「RNAワクチン」の説明がやたら難しいので、他のサイトの御親切な解説を引用しておきます:
……つまり一旦できあがっちゃったら、即座に大量生産➡世界中で人体実験祭り、なワクチンが大急ぎで開発されようとしています。
しかもですね、更に別サイト言わせると:
……それって強力ってことですよね、それって魅力的なんですかっ。
2つ目の記事では、今回の武漢市ウイルス騒動の目的が何かについて。ラポポート氏は大局的に見て、目的が2つあると指摘しています。1つは最初の記事で取り上げるワクチンの強制接種。もう1つは都市の封鎖。
どちらも人々の自由をすこぶる制限しますが、「そうしないと病気が蔓延するから仕方ないよね。まさか他の人に迷惑をかける気?」とくる訣ですよ。
2つの目的(ワクチンと封鎖)によって、人々が支配層に対し、心理的に屈してしまうことが最も恐ろしい気がします。今、世界中で目覚めかけている人々が、元の木阿弥にならないか試されています。
「でもウイルスならお上の言うことに従わないと……」じゃなく、「まずは自分で調べてみるべ。さて誰が得する?」と、施政者に都合の悪い真実をつついてみませんか。