マスクを選ぶ時は要注意 〜 [In Deepより] ポリウレタンマスクの原料イソシアネートは猛毒物質

 19日の記事にマスクの有用性がありました。不織布マスクの荒い網目よりもはるかに小さなコロナウイルス、、どころかさらに小さな粒子でさえも、マスクは実に90%近く捕集していたということに驚きました。マスク頼もしい! 面倒でも状況に応じて小まめにマスクをすることは大切だわと思いました。
 ところで、複数の読者の方からマスクについての気になる情報を寄せられていましたので、この機会に取り上げさせていただきました。最近は普通に見かけるようになったポリウレタン系マスクですが、原料となるイソシアネートは猛毒物質なのだそうです。あまり実感がないのですが「イソシアネートはトルエンの1万倍の毒性」で「トルエンとはシンナーとも呼ぶ回復不能の脳障害を引き起こす物質」だそうです。InDeepさんは「きちんとした過程で製品化されれば、完全にポリマー化しているので、通常の状態でそこから猛毒イソシアネートが揮発することはないはず」と書かれつつ、反面「いい加減に作ったウレタン製品の場合、揮発するイソシアネー トが残留している可能性があるようだ。」とも警告されていました。マスクを選ぶ時には、このような事実があることを知っておかねば。医師のアドバイスとして不織布マスクを推奨しておられます。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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[重要]一部のマスクに使われているポリウレタンには、トルエンの1万倍の毒性がある猛毒成分イソシアネートが含まれています
転載元)
(前略)

(中略)最初に結論を書いておきますと、

「一部のマスクで使われているポリウレタンには猛毒の成分が含まれている」
ということです。

それはイソシアネートという成分なんですが、そのことを書かせていただきます。

私は、教えていただくまで、そんなことは知らなかったのですが、正直ショックでした

というのも、街では、若い人たち、特に若い女性を中心にポリウレタンのマスクをしている比率がとても高いことを毎日見ているからです。

ポリウレタンが含まれているマスクは、以下のような形状をしているものが多く、布マスクよりスマートなルックスで、また、ポリウレタン系マスクには、冷感のものとか「何度も洗って使える」というものもあり、色も白だけではなく、黒やピンクやベージュなどさまざまな色があり、若い女性では、ポリウレタン系マスクを装着してらっしゃる方がかなり多いです。





ただ、これから書くことの内容に関して言いたいことは、「ポリウレタンのマスクをしてはいけない」ということを書きたいということではないです

ポリウレタンには「そういう猛毒成分が含まれている」という事実をお知らせしたいだけです

たとえば、このことについて私が知らなかったように、

「多くの方も知らないのではないだろうか」

ということで、書かせていただこうと思います。

その後、どうされるかはご各自のご判断です

(中略)
『香害 - そのニオイから身を守るには』より

 イソシアネートはごく希薄な吸入でもアレルギー性喘息や中枢神経系.心臓血管系症状を引き起こす毒性化合物で、過敏性を生じやすく、慢性の肺線維症、間質性肺炎の原因にもなります

つまり、気体になったごく微量でも人が吸い込むと、目、皮膚、呼吸器などに炎症を起こし、涙が出たり、喉が痛くなったり、咳、息切れがはげしなったりします

繰り返していると過敏になり、どんな低い濃度でもひどい症状を再発するようになり、生命に関わるような喘息発作が起きることもあります。

その毒性がどの程度のものか、イソシアネートが存在する作業環境で許される濃度をみると、よくわかります。

シックハウス症候群の原因物質の一つとして室内環境基準が設けられているトルエンが 50ppmなのに対して、トリレンジイソシアネートはわずか 0.005ppm。

トルエンより 1万倍も毒性が強いわけです


「トルエンの 1万倍ってマジ?」

と思わざるを得なかったのですが、たとえば、トルエンの毒性については以下のようにあります。

トルエン - Wikipedia より

トルエン蒸気の吸入には中毒性があり、強い吐き気を催す。

長期にわたり繰り返し吸入を続けた場合、回復不能の脳障害を負うことが確認されている。

(中略)

「マスクという道具の特性」

を考えていただきたいのです。

マスクというものは、

「肌に密着させて使い」


そして、

「常にマスクを通して通過する空気を吸い、それが口や喉や肺に達し」

現在の社会では、

「装着が長時間にわたることが多い」

わけです。

会社やお仕事などの状況では、1日 10時間近く装着している場合もあるのではないでしょうか。

含まれるイソシアネートの量自体がものすごく微量であっても、トルエンの 1万倍の毒性を持つイソシアネートが確かにそこに含まれている可能性が高いわけです。

ポリウレタンが含まれているマスクとはそういうもののようなのです。

(中略)

環境に広がるイソシアネートの有害性

臨床環境 2012年

III. 症状およびこれまでの対応

イソシアネートが体内に入る経路によって毒性は大幅に違い、経口摂取では消化器内でアミンや尿素に変化して容易に排出され易いのであまり害はない。

しかし吸入した場合には、肺胞から血液中に入り、血漿の成分(血清アルブミンやヘモグロビン)とイソシアネートの抱合体になり、全身の臓器に行き渡る。

体内での寿命は人により異なり、半減期は約1日から21日に及ぶ。

イソシアネート抱合体が多く蓄積するのは、上鼻部の臭覚器、気管支、肺など呼吸器と、 次いで腎臓、心臓である。

皮膚からも進入し、呼吸器からと同様に血漿イソシアネート抱合体として全身を循環し、喘息を引き起こす場合もある。

粘膜や皮膚と容易に反応して刺激し、目や皮膚の症状も起こす。著しく感作性で、 極めて低濃度でも感作し、発症率が高い。
(中略)
日本のウレタン工場作業者を調べて、0.02ppm に10分程度、或いは0.005ppm に労働時間の15%程度の曝露でも感作することを確かめた研究がある。

一度感作されると、その100分の1程度でも症状を再発すると言われ、また、感作以前にも発症することがあるともいう。

(以下略)

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