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ぴょんぴょんの「シャーロック・ホームズの冒険」 ~大英帝国と秘密結社と心霊主義
「シャーロック・ホームズの冒険」の登場人物たち
NHK BSプレミアム 02/16 21:00 シャーロック・ホームズの冒険(26)「バスカビル家の犬」 #nhkbsp https://t.co/UURhaOSY0d
— NHK BSプレミアム (@NHK_BS_Premium) February 16, 2022
シャーロック・ホームズの人物像と言えば、
「常に知的刺激を求めることが最優先とし世間的には変人の類である。風変わりな事件の捜査には寝食を惜しんで当たるが、何事もなく退屈をもてあますとワガママになって荒れ、コカインに手を出す悪癖を持つ。本質は騎士道精神に満ちあふれた礼儀正しい紳士で友情にも非常に厚い。」(Wiki)
「常に知的刺激を求めることが最優先とし世間的には変人の類である。風変わりな事件の捜査には寝食を惜しんで当たるが、何事もなく退屈をもてあますとワガママになって荒れ、コカインに手を出す悪癖を持つ。本質は騎士道精神に満ちあふれた礼儀正しい紳士で友情にも非常に厚い。」(Wiki)
ジェレミー・ブレットだろ。
「本の挿絵そのものの外見、神経質な声のひびき、イメージどおりのしぐさ、エキセントリックな雰囲気…と、どれをとっても文句のつけどころがない。本からそのまま飛び出てきたような『ワトスン君!』なホームズ。」
(嗚呼、イギリス)
「本の挿絵そのものの外見、神経質な声のひびき、イメージどおりのしぐさ、エキセントリックな雰囲気…と、どれをとっても文句のつけどころがない。本からそのまま飛び出てきたような『ワトスン君!』なホームズ。」
(嗚呼、イギリス)
そいつは、ホームズの最初の作品「緋色の研究」を読めばわかる。
インドで軍医をしていたワトソンは、負傷したためにイギリスに帰ってきた。
しかし、カネも底をつき、ホテルには泊まれない。だれかルームシェアする人がいないか友人に話したところ、ホームズを紹介された。
インドで軍医をしていたワトソンは、負傷したためにイギリスに帰ってきた。
しかし、カネも底をつき、ホテルには泊まれない。だれかルームシェアする人がいないか友人に話したところ、ホームズを紹介された。
Gawsworth Hall
コナン・ドイルという人物
いや、彼は医者に向いてなかったんだ。
はじめ、二人で開業したんだが、相手の医者から「お前のせいで患者が減る」と言われて、今度は一人で開業すれば、だれも患者が来ない。眼科なら患者も来ると眼科に転向したが、やっぱり来ない。
はじめ、二人で開業したんだが、相手の医者から「お前のせいで患者が減る」と言われて、今度は一人で開業すれば、だれも患者が来ない。眼科なら患者も来ると眼科に転向したが、やっぱり来ない。
「1887年、27歳の時、彼は、ハンプシャー州サウスシーのフェニックスロッジNo.257で、フリーメーソンの友愛のイニシエーションを受けた。」
(PIETRO-STONES REVIEW OF FREEMASONRY)
彼のイニシエーションの儀式には、のちにドイルの親友となるドクター・ジェイムズ・ワトソンがいた。
(PIETRO-STONES REVIEW OF FREEMASONRY)
彼のイニシエーションの儀式には、のちにドイルの親友となるドクター・ジェイムズ・ワトソンがいた。
それだけじゃない、イギリス軍は現地の住人に残虐行為をしていたんだ。
ゲリラの拠点と言って民家を焼き尽くしたため、焼け出された人々が強制収容所に送られて、そこで2万人以上の人々が命を落とした。
(Wiki)
ゲリラの拠点と言って民家を焼き尽くしたため、焼け出された人々が強制収容所に送られて、そこで2万人以上の人々が命を落とした。
(Wiki)
ドイルは、「大英帝国の拡大が世界に道徳と秩序をもたらす」と信じていた。
彼は「南アフリカ戦争 原因と行い」という小冊子にこう書いている。
「イギリス軍が民間人の家を焼くのは、そこがゲリラの拠点となった場合のみ」
「責任は最初にゲリラ戦法を行った側(ボーア人)にある」
強制収容所については、「食糧もしっかり出されている。それにもかかわらず収容者の死亡率が高いのは病気のせいだが、イギリス軍内でも病死者が続出しており、差別的な取り扱いではない」
イギリス軍人によるボーア人婦女子強姦については、「いかなる戦争でも女性は既婚・未婚問わず憎悪に晒される。避けられないことだ」。
(Wiki)
彼は「南アフリカ戦争 原因と行い」という小冊子にこう書いている。
「イギリス軍が民間人の家を焼くのは、そこがゲリラの拠点となった場合のみ」
「責任は最初にゲリラ戦法を行った側(ボーア人)にある」
強制収容所については、「食糧もしっかり出されている。それにもかかわらず収容者の死亡率が高いのは病気のせいだが、イギリス軍内でも病死者が続出しており、差別的な取り扱いではない」
イギリス軍人によるボーア人婦女子強姦については、「いかなる戦争でも女性は既婚・未婚問わず憎悪に晒される。避けられないことだ」。
(Wiki)
ウィキペディアには、こんなことが書いてある。
「母方のフォーリー家もフランスからアイルランドへ移住したカトリックであり、系図をさかのぼるとフランスから渡来した英国王室プランタジネット朝につながるという。母はそのことを常に誇りにしていたという。」
「母方のフォーリー家もフランスからアイルランドへ移住したカトリックであり、系図をさかのぼるとフランスから渡来した英国王室プランタジネット朝につながるという。母はそのことを常に誇りにしていたという。」
宗教学(初級223):秘密伝承(レンヌ・ル・シャトー) 〜 竹下雅敏 講演映像
ドイルの思想には「大英帝国主義」以外に、「中世騎士道賛美」もある。
「ドイルは騎士道の強者への賛美はそのまま世界最強国大英帝国への信奉、騎士道の弱者への思いやりはそのまま大英帝国の寛大な植民地政策に反映されていると考えていた。」(Wiki)
「ドイルは騎士道の強者への賛美はそのまま世界最強国大英帝国への信奉、騎士道の弱者への思いやりはそのまま大英帝国の寛大な植民地政策に反映されていると考えていた。」(Wiki)
さあ、そこらへんは想像の域を出ない。
だが、ドイルが本当に書きたかったのは、シャーロック・ホームズなんかじゃなくて、歴史小説だったのは確かだ。
いかに大英帝国が、世界の覇者であるのか。
それを証明するには、正しい歴史を伝える必要があるから歴史小説が書きたい。
なのに、読者がホームズを書け書けうるさいから、とっととホームズを始末した。
だが、ドイルが本当に書きたかったのは、シャーロック・ホームズなんかじゃなくて、歴史小説だったのは確かだ。
いかに大英帝国が、世界の覇者であるのか。
それを証明するには、正しい歴史を伝える必要があるから歴史小説が書きたい。
なのに、読者がホームズを書け書けうるさいから、とっととホームズを始末した。
その懐かしのホームズさんが、4Kにグレードアップして現在放映中です。
夜霧、ガス灯、辻馬車が特徴的な、大英帝国最盛期のロンドンの風景が忠実に再現された映像、それが再び見られるのはうれしいことです。
そしてミステリアスな音楽と、一流の俳優陣の演技にも魅了されます。