ユダヤ問題のポイント(終編) ― 第1話 ― 傷跡の影響

 この「ユダヤ問題のポイント」に取りかかったのは、6年前の2017年10月からでした。当初はこのような長期連載になるとは夢にも思っていなかったのですが、ようやくこの連載の終わりが見えてきました。
 最近は、日本編外伝を並行させる形で世界の動きと日本の動きを見てきましたが、最後のこれからは、それらを混ぜ合わせる形の(終編)として振り返っていきたいと思います。
 さて、「勝てば官軍、負ければ賊軍」「歴史とは勝者の歴史、敗者の歴史は消される」といいますが、これは事実として全くその通りであり、しかもこれは地上世界に限ったことではなく、霊的世界がそもそもそうだったのです。非常にざっくりした言い方になりますが、霊界において、大きな力を有するグループどうしの闘争、権力闘争といえる戦いがあり、勝利した側が神々を名乗り(ホワイト・ロッジ)、敗者の側が悪魔(ブラック・ロッジ)とされたのでした。これは別に真偽、善悪の戦いなのではなく、単に力で勝つか負けるかによる帰趨だったのです。そして現在では、本質的に善であったはずのホワイト・ロッジのほうが悪質で、ブラック・ロッジ側のほうがまともだったことが明らかになっています。「権力は腐る」ということだったのかもしれません。
 現在の地上世界は闇から光に転向していった存在によって支えられています。ただし、闇から光に転向した存在の中でも、残念ながら転落していった者たちもいました。闇側に所属していた存在には過去の傷跡があり、それが転落の一因でもあったでしょう。そして、それが地上世界に影響を与えてもいるのです。
(seiryuu)
————————————————————————
ユダヤ問題のポイント(終編) ― 第1話 ― 傷跡の影響

ロリータ島の存在


Qグループ、ホワイトハットをバックとした地球同盟(アライアンス)のメンバーとして、光の側で闇に支配されていない米国大統領としてデビューしたトランプ大統領でした。その2017年(平成29年)1月のトランプ大統領デビューは、今後の地上世界の展開に大いに期待を抱かせるものでした。

ただし…、早々に暗雲がかかってきたというか、今後の不安を抱かせる情報が出てきました。2017/07/24の竹下さんの記事をご覧ください。

エリート小児性愛者御用達「ロリータ島」への飛行記録にドナルド・トランプ大統領の標題にて、

当時13歳の少女からトランプ氏は訴えられていましたが、その後、その訴えは取り下げられたという事件もありました。フルフォード氏によれば、トランプ大統領は淫行ビデオで脅されている

との記述があります。

ドナルド・トランプとヒラリー・クリントンを失脚させることができる億万長者の小児性愛者
マンハッタン連邦裁判所に提出された訴状によると、(中略)...ジェーン・ドウ”は、エプスタインのアッパー・イースト・サイドの邸宅で開かれたいくつかのパーティーに参加し、そのうち4回、ドナルド・トランプと性的接触を持ったとされている。
トランプ氏との4度目の最後のパーティーに参加した際には、パンティストッキングでベッドに縛り付けられてレイプされた後、殴打され、もし秘密を漏らしたら、自分と家族を殺すと脅迫されたと主張している。

“エリート小児性愛者御用達「ロリータ島」”とは、ニューヨークに在住していた富豪のジェフリー・エプスタインがカリブ海に島を所有しており、その通称エプスタイン島に、これまたエプスタインが所有するプライベートジェット機(ロリータ・エクスプレス)にて世界の富豪やVIPたちが招待され、そこで少女たちなどから性的サービスを受けていたというものです。

実際にはそのエプスタイン島では、小児性愛の性的饗宴だけではなくおぞましい悪魔崇拝儀式も行われ、幼児たちからアドレノクロムが搾り取られ、富豪やVIPたちに使用されてもいた模様です。「ロリータ島」は小児性愛饗宴の一大拠点であり、悪魔崇拝の一大拠点でもあったわけです。

エプスタイン島の様子

そして、現実としてはエプスタイン自身は工作員であって、エプスタインを使って「ロリータ島」を運営していたのはイスラエル諜報機関モサドであり、これにCIAが協力していたようです。ロリータ島に招待されたVIPなどたちは、そこでの行動を動画などで記録されていた、つまりVIPたちはモサドに証拠として弱みを握られていたことになります。米国などがイスラエルに鼻面を引き回されるように操作されるわけです。このようにロリータ島の件で弱みを握られていた面々の一人に、トランプ大統領もいたということです。


先の竹下さんの記事では、2017年夏の時点ではトランプ大統領は「13歳の少女を強姦したという件で訴えられたが、その後、裁判で無罪を勝ち取った。」とのことで、ロリータ島の件は無傷通過したとも思えました。しかしトランプ大統領にはこのロリータ島での自身の振る舞いが、後々まで影響を与えたのは間違いないところです。

トランプ大統領がおぞましい悪魔崇拝儀式に参加していたとは思えませんが、大統領就任前には幾度もロリータ島にて小児性愛サービス“程度”は受けていたと見て間違いないでしょう。要はトランプ氏もまた「脛に傷を持つ」人物だったということです。

ただし、それでもトランプ氏の小児淫行程度はまだ「薄いグレー」程度で、スネの傷も浅いものだったでしょう。世界のエリートやVIPなどでスネに傷のない者は皆無と見て間違いなく、ロリータ島招待者の中には悪魔崇拝儀式を常習、即ち幼児殺人や飲血を常習していた者たち「ブラック」が多くいたはずなのですから。


表に出た素行


ロリータ島に繰り返し行っていた者たちのリストにはクリントン夫妻などがいますが、彼らは最初から最後まで闇側の人間なので言及は避けます。ロリータ島利用者リストで目につくのが、先に上げた竹下さんの記事にも出てくるアンドリュー王子です。アンドリュー王子は闇側から光の側に転向したはずで、光側の一大陣営であったナサニエル陣営の中心人物として、ナサニエル陣営の中のアンドリュー陣営を代表していました。このアンドリュー陣営には、日本側の天皇陛下や五龍会のメンバーなどが参入してもいたのです。そのアンドリュー王子が、やはりロリータ島を度々利用していたのです。

2013年時点における5つの世界権力2(竹下氏による分類
ナサニエル陣営
ナサニエル陣営
光の側 ナサニエル・ロスチャイルド、プーチン、習近平、朴槿惠など(BRICs諸国を中心とした勢力)、白龍会
アンドリュー陣営
アンドリュー王子(英国王室)、 天皇陛下、小沢一郎、麻生太郎など。(ジャパン・ハンドラーズ)
フランシスコ陣営
フランシスコ法王(ヴァチカン)、バーバリアン・イルミナティ、P2メーソン
ブッシュ・ナチ陣営
(米国戦争屋)
闇の側 カール・ハプスブルグ・ロートリンゲン、ヌーランド国務次官補、ネオコン、イエズス会
ロックフェラー・オバマ陣営
(欧州銀行屋)
オランダ国王ウィレム・アレクサンダー、ダヴィッド・ロスチャイルド、キャメロン、オランド

事実としてロリータ島小児淫行関連として、アンドリュー王子には訴えてきた女性があり、その女性とは和解金にて和解が成立したことが現在は一般にも明らかにされています。またこの一件で、現在ではアンドリュー王子は英王室から追放されたことも。

ロバーツ供述書:「エプスティーンは私にアンドリュー王子と数回セックスさせた。下記の写真にあるのがアンドリュー王子、マックスウェルと私だ。彼とは3回セックスした。うち1回は乱交パーティの時だった。私は彼が英国王族のメンバーだと知っていたが、単に「アンディ」と呼んでいた」
ツイート文機械翻訳:
速報:アンドリュー王子が17歳の時に性的虐待を受けたと主張する女性からの訴訟で和解したとニューヨーク・タイムズが報じた。
ヴァージニア・ジュフリー【旧姓ロバーツ】は、ジェフリー・エプスタインに人身売買された後、アンドリューに虐待されたと語っている。王室の職務から外された王子は、いまだにこれを否定している。

アンドリュー王子のロリータ島関連の一件は驚きの事実として伝えられているのですが、一般認識はともかく、実はアンドリュー王子のロリータ島での素行程度のことは全く驚くようなことではないのです。

アンドリュー王子はNWOの統一世界政府が成立した際、その世界王候補の一角でもあったのです(世界王の候補は本命はカール・ハプスブルグ・ロートリンゲン、もう一名がクリスティーヌ・ラガルドです)。闇の世界における計画での超重要人物がアンドリュー王子だったのです。

Author:Fgach80 [CC BY-SA]
Author:Katie Chan [CC BY-SA]
Author:European Parliament [CC BY]

従って、このアンドリュー王子がエプスタインといった闇の住人と接触しての少女淫行程度のことは、何も驚くようなことではなかったのです。むしろそれよりも闇の世界での超重要人物だったアンドリュー王子が、闇側から光の側に転向したこと、そしてそのアンドリュー王子の犯罪素行が表沙汰になったのが驚きなのです。これは、アンドリュー王子が闇の住人としての力を喪失したことも意味しているでしょうが、そもそも英王室の人間の犯罪素行が表に出ること自体が、以前のことを思えば隔世の感なのです。

アンドリュー王子が、少女淫行とは別に悪魔崇拝儀式にどれぐらいの深みで参加していたかは不明ですが、英王室は地上世界における悪魔崇拝のトップに連なる家系であり、英王室とはその代々が超犯罪の一族です。麻薬取引の最終的な大取締役が英王室でもありましたが、こういったことは一切が闇の中に閉じ込められて表には出されなかったのです。

ところが、その中でごく一端とはいえ、英王室のアンドリュー王子の犯罪素行が表に出たのが驚きなのです。これはアンドリュー王子が闇の世界での力を喪失したこともありますが、闇側の力が失われていることも意味するでしょう。

さて、話を戻しますが、光の陣営にあったトランプ大統領がスネに傷があったと同様に、アンドリュー王子もスネに大きな傷を抱えていたということです。そしてこれらのことが、日本を含めた地上世界での展開に影をさす影響を与えたと見るのが自然です。


皆が傷持ち


トランプ大統領のスネの傷の影響については、2017/02/24の竹下さんの記事で早々に、以下の懸念の指摘がされていました。

ペドフィリア(小児性愛)を暴露してゴキブリたちを撲滅しようとしているトランプ大統領自身が、ロリータビデオで脅されているとするならば、この問題は暗礁に乗り上げたとしか言いようがありません。

ずっと昔、確か2010年頃からか、カバール(イルミナティ)の大量逮捕の情報はフルフォード氏から出されていました。それはなかなか実現しなかったのですが、この2016年末頃にはカバールのペドフィリアとしての証拠は握られていて、彼らの一斉逮捕の状況は整っていたはずなのです。

しかし、その一斉逮捕の命令者になるはずのトランプ大統領が、小児淫行のスネの傷で脅迫される状態、暗礁でどうにもならなそうとの竹下さんの懸念の指摘は、ずっと現在まで現実化したわけです。


光側の陣営であったナサニエル陣営もそうであったのですが、同じく光側の勢力であった地球同盟も、その構成者は本当は皆がスネに傷を持つ人間たちだったのです。スネに傷があったトランプ大統領と同様に、そのバックの者たちも同じだったのです。

地球同盟はいわば寄せ集め所帯でしたが、その大きな柱になっていたのが、Qグループとホワイトハットの連なりだったでしょう。そして彼らがトランプ大統領のバックでした。そのホワイトハットは、外伝97で見たように、ポジティブなテンプル騎士団の流れの者たちですが、その流れは闇側(カバール)との戦闘で敗北し、闇側に飲み込まれ、その下に組み込まれているのです。

flickr [Public Domain]

そしてQグループとホワイトハットとは、一口で言えば米軍関係者です。この米軍ですが、カバールが進めていたものに「秘密の宇宙プログラム(SSP)」があり、地上世界でこれに従事していたのは米軍でしょう。米軍は闇側の下部組織の実動隊となっていたのです。

米軍が闇側だった、これは「秘密の宇宙プログラム」を持ち出すまでもなく、第2次世界大戦後の米軍の振る舞いを見ればわかるでしょう。特に近頃で言えばイラク戦争です。戦争犯罪の絶え間ない連続でした。それで米軍はイラク民衆を深く傷つけただけでなく、自軍の若い戦士なども深く傷つけました。外伝89で取り上げた、イラク帰還兵のマイク・プライズナー氏の証言が改めて思い出されます。この悲惨なイラク戦争が、地球同盟立ち上げの一つのきっかけになったのでは?という気もしています。

ともあれ、光側の勢力となったとはいえ、ホワイトハットたちにとっても過去の傷が晒されるのは恐ろしいことだったはずなのです。


Writer

seiryuu様プロフィール

seiryuu

・兵庫県出身在住
・いちおう浄土真宗の住職
・体癖はたぶん7-2。(自分の体癖判定が最も難しかった。)
・基本、暇人。(したくないことはしない。)
・特徴、酒飲み。アルコールには強い。
・歯が32本全て生えそろっている(親不知全て)原始人並み。

これまでのseiryuu氏の寄稿記事はこちら


Comments are closed.