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ユダヤ問題のポイント(近・現代編) ― 外伝97 ― トランプの登場
トランプ大統領誕生の背後
2017年1月、ドナルド・トランプを大統領とする米国がスタートしました。2016年の米国大統領選にて、ヒラリー・クリントンが勝利するだろうとの大方の予想、…といおうか、メディアの「ヒラリーが勝利」の大喧伝を打ち破ってトランプが勝利したのです。
Wikimedia_Commons [Public Domain]
ヒラリーは、カバールつまり闇側の代理人として大統領選の候補者に再度立っていました。逆にトランプの出馬の背後には、ホワイトハットでありQグループの中心となるマーク・ミリー将軍などの存在がありました。更にはトランプ大統領の背後には、光側に寝返ったヘンリー・キッシンジャー博士もいました。大統領選におけるトランプの勝利は、光側の勝利とも言えるものだったでしょう。これにて米国に100数十年ぶりに、闇に支配されていない大統領が誕生したことになります。
米国に中央銀行であるFRBの創設されたのが1913年末でした。FRBを創設したウッドロー・ウィルソン大統領は、ハウス大佐を通じてロスチャイルド家に支配操作されていました。少なくともFRB創設以降の米国大統領は、全てがカバールもしくはディープ・ステートとかと称される闇側に支配された大統領たちだったのです。
ウィルソン大統領とハウス大佐
Wikimedia Commons [Public Domain]
ウィルソンの晩年の手記より(月刊ベルダ)
「私はうっかりして、自分の国を滅亡させてしまいました。大きな産業国家はその国自身のクレジット・システムによって管理されています。私はそのクレジット・システムを一点に集結させてしまいました。したがって、国家の成長と私たちのすべての活動は、ほんのわずかな人たちの手の中にあります。私たちは文明化した世界においての支配された政府、ほとんど完全に管理された最悪の統治の国に陥ったのです。もはや自由な意見による政府、信念による政府、大多数の投票による政府はありません。小さなグループの支配によって、拘束される政府と化してしまったのです。」
トランプ勝利の裏にはホワイトハットなどの働きと共に民衆の心理もあります。闇側に支配され疲弊し、国民の生存権がせばまる社会状況、メディアの嘘情報に翻弄される米国の状況に、民衆が心底辟易としていた部分も大きかったでしょう。
さて、トランプ大統領誕生の背後にあったホワイトハットなどですが、ホワイトハット、Qグループ、アライアンス(地球同盟)の関係を確認しておく必要があるでしょう。
神々と共に歩む光のサイドの一大陣営であったはずのナサニエル陣営が、ジェイコブ・ロスチャイルドのプーチンへの攻撃以降、いつの間にか立ち消えしていました。これに代わるように光の側の陣営として名があがり、登場してきたのがアライアンス(地球同盟)でした。アライアンス(地球同盟)にはナサニエル陣営にあったプーチンや習近平などが参入していました。勿論トランプ大統領も。
Qグループ(グノーシス派イルミナティの最上層部の組織) | マーク・ミリー大将、J・F・ケネディJr. 地球同盟の中核、部分開示派 軍産複合体の秘密宇宙プログラム“軍”側 |
ホワイトハット(ポジティブ派のテンプル騎士団) | ブラックヒース卿 |
米軍良識派 | |
ロシア | ロシア連邦安全保障会議、ロシア軍部 |
中国 | 中国の軍上層部 |
ドラゴン・ファミリー | |
白龍会 | |
ゴールドマン・ファミリーズ・グループ(旧300人委員会)の新機軸派 | キッシンジャー、プーチン、習近平、トランプ 軍産複合体の秘密宇宙プログラム“産”側 |
北朝鮮 | 金正恩 |
イラン | |
天皇陛下、ナサニエル・ロスチャイルド |
地上世界でいうと、アライアンス(地球同盟)とは、元来は米国(退役)軍人を中心とした陣営で、その主力となっていたのがホワイトハットだったようです。後述しますが、ホワイトハットはポジティブな側のテンプル騎士団の末裔だった模様です。このホワイトハットの最上層でアライアンスの中核にあったのがQグループとのことです。
Qはアライアンス(地球同盟)の中にあっても中核として独立し、情報部隊としてアライアンスに指示を出すグループとのこと。Qは17名によるグループであり、その全容を知るのはQの中でも中心の8名であり、更にその中核が3名で、その3名にマーク・ミリー将軍と暗殺されたケネディ大統領の息子のJ・F・ケネディJr. がいたとのことです。
ケネディJr. は飛行機事故で死亡していたはずが生存していたようで、またトランプ大統領とは幼少時から親友だったようです。Qが2016年の米国大統領選にドナルド・トランプを勧誘して、トランプの出馬となっていたのです。
JFK Jr and Donald J Trump at Mar-A-Lago, 1996 pic.twitter.com/XWVVXDAjDu
— Jack Poso 🇺🇸 (@JackPosobiec) June 18, 2023
ホワイトハット出現の意味
時事ブログで、ホワイトハットがポジティブなテンプル騎士団と教えられ、驚くと同時に少々感慨に耽りました。
十字軍遠征に伴って創設されたのがテンプル騎士団でした。彼らは創設の目的通りにエルサレムのダビデ神殿地下にて秘密文書を発見・入手します。その後、莫大な富と力を蓄えたテンプル騎士団でしたが、そのメンバーの多くが悪魔崇拝に堕していきました。この悪魔崇拝のテンプル騎士団員が裏のイルミナティのメンバーになっています。
そうする中で、テンプル騎士団が1307年に一斉に逮捕されるのですが、一斉逮捕を逃れた団員の一団が1308年にアメリカ大陸に上陸しているのです。団員たちは秘密文書に記されてあった「星の指し示す土地・メリカ」を目指し、アメリカ大陸に到達したのです。
その後1398年に「メリカ」の地、新世界アメリカに新たな“エルサレム”を築き、そこで彼らなりの理想国家を建設しようと、ヘンリー・シンクレアが200名の船団を率いてアメリカ大陸に上陸したのです。アメリカでの植民の開始であり、これがアメリカ建国に繋がっているのです。
アメリカ建国の源にあるヘンリー・シンクレアは、悪魔崇拝ではないポジティブなテンプル騎士団員でした。そしてシンクレア家がフリーメーソンの創設者でもあります。ポジティブなテンプル騎士団の流れのフリーメーソンによってアメリカの建国が行われ、その中から大統領が選出され、新国家アメリカが統治されていったのです。
しかしアメリカ建国とは、ポジティブグループのフリーメーソンと悪魔崇拝・闇側の英国勢力との戦闘の再開でもありました。アメリカ建国は英国闇側勢力の支配からの脱却・独立だったからであり、闇側がやすやすと自分たちの支配から逃れるのを許すはずもないのです。
特にその戦闘の中核は通貨発行権をめぐるロスチャイルド家との戦いでした。この戦闘にピリオドが打たれたのがFRBの創設だったのです。これにて闇側の勝利で終了、ポジティブなテンプル騎士団の流れは闇側に飲み込まれてしまいました。
ところが、完全に闇側の中に組み込まれてしまったと思われたポジティブなテンプル騎士団の流れが、ホワイトハットとして出てきたので驚きだったのです。そして「彼らは再びアメリカを自分たちの手に、『建国の精神』に基づいた米国を取り戻そうとしているのだな」と。
トランプが2016年の大統領選から幾度も幾度も繰り返してきたスローガン「Make America Great Again(アメリカ合衆国を再び偉大な国にする )」。これはまさに「悪魔崇拝・闇側の支配からアメリカを取り戻す。理想国家建設に向かっている独立国家アメリカを取り戻す」こういう意味だったはずです。
Author:Gage Skidmore [CC BY-SA]
それにしても、歴史は面白いと言おうか皮肉です。ホワイトハット最上層部のQグループの後ろ盾が、ゾロアスター13血流のトップのぺぺ・オルシーニだったからです。1776年、独立を宣言したアメリカの乗っ取りを命じたのがゾロアスター13血流のはずなのです。ところが、そのトップが今度は逆の働きを実行したのです。
闇側と対峙していたトランプ
ゾロアスター13血流が米国の悪魔崇拝による乗っ取りを命じた証拠となるものがあります。ゾロアスター13血流の一角にファルネーゼ家があります。このファルネーゼの宮殿が五角形のペンタゴンです。米国国防総省本庁舎のペンタゴンはファルネーゼ家の宮殿を模したものでしょう。米国がまるごと闇側に乗っ取られていることの象徴です。
こういった闇側の支配からの脱却を目指すトランプ大統領の働きは、その就任時からしばらくは光側の勢力の大統領として相応しく称賛できるものでした。トランプが大統領に就任したのが2017年1月20日、そこから間髪をおかず1月23日、トランプ大統領は、米国は環太平洋経済連携協定(TPP)から「永久に離脱する」とした大統領令に署名したのです。
トランプ米大統領、TPP離脱の大統領令に署名 https://t.co/T4b7ZTfUMQ pic.twitter.com/KjaUvw6CSy
— ロイター (@ReutersJapan) January 23, 2017
TPPはグローバリストが世界支配のために打ち出してきた新自由主義・市場原理主義の決定版の道具です。TPP参加国は関税が撤廃され、非関税障壁も取り除かれてしまいます。
『コトバンク』は「関税自主権」を「国際法上、独立国がその主権に基づいて自主的に関税制度を定め、運営する権利。」としています。また 非関税障壁とは、各国が独自に決めた法律や規制のことです。
TPPは独立国の自主権を奪い、大企業群がその国の法律や規制などお構いなしに自由にやりたい放題できる制度なのです。日本に当てはめれば、イルミナティが所有する強奪企業群に改めて日本を明け渡して好き放題にしてもらう、これがTPP参加の意味です。
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TPPの原点は英国東インド会社です。世界中を侵害し植民地にして、好き放題に強奪していたのが英国東インド会社であり、英国東インド会社は表裏のイルミナティが作り上げ、英国女王が勅許した企業なのです。
TPPには① 国家と民衆の奴隷支配。この他に② 中国封じ込みのための包囲網の側面がありました。トランプ大統領はその手始めに米国のTPP離脱を決定して、闇組織が所有する企業群の侵害から米国を切り離そうとしたのです。中国包囲網からの第3次世界大戦への道程を崩してしまうという意味もあったでしょう。こういったトランプの政権運営の背後にはQがあり、何よりもキッシンジャーの働きが大きかったと思います。
そして大統領就任時からのトランプの動きで忘れるべきでないのは、トランプは就任後初の単独記者会見でも、メディアに対して繰り返し“フェイクニュース”と呼んでいたことです。事実、メディアは大統領選でトランプを引きずり下ろすべく「ロシアとの接触」のフェイクニュースを繰り返していました。他の米国大統領はこのフェイクメディアに支配されていましたが、トランプ大統領はそれと対立排除する姿勢を明確にしていたのです。
コロナワクチンという致死性の猛毒物が大量にまきちらされ、多くの犠牲者が出ている。しかしその猛毒物の解析も禁じられている。この背後にあるのは明確にTPPでしょう。コロナワクチンという名の猛毒物の大量散布による虐殺を通じて、私たちはTPPという悪魔の姿を漸く見せられているのです。
毒物の散布による殺人などはどの国の法律でも禁じられています。しかし、TPPは国際的な条約の性質から国内法などを飛び越え、無視できてしまうのです。悪魔の条約です。TPPは、ロックフェラー家が地上の全てを私企業を通じて我が物とするために作られた新自由主義から生まれたものです。いわば米国がTPPの震源地となります。
ところが、意外にもその米国自身がTPPから離脱するのです。お騒がせ男ドナルド・トランプの登場によるものでした。大統領就任からしばらくは、トランプは光の勢力として活躍していたのです。