注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

Jerm氏:まさか信じられない!
それから、不思議なことに・・・奇妙なことに、数ヶ月経った頃、世界的な大混乱を引き起こすウイルスが出現しました。そして一時的に経済をシャットダウンし、そして世界中の中央銀行と政府が、今までに経験したことのない規模で貨幣を刷りまくる口実を与えたのです。
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
1/
去年の夏、8月にサウジアラビアとロシアは軍事協力協定に調印したと発表がありました。https://t.co/WvAhFGjjcM
覚えている人いますか?
当時は特に大きく話題になりませんでした。
しかし、これはドル崩壊の引き金となるほどの事件でした。
長いですが重要なので、解説します。— Kan Nishida 🇺🇸❤️🇯🇵 (@KanAugust) September 3, 2022
2/
まず、前提から。
アメリカが世界最強なのは「基軸通貨ドル」を持っているから
全ての国は貿易のためにドルを必要とするので
ドルへの尽きない需要があるため、
アメリカはお金が必要になればどんどん刷ればよい。https://t.co/GhgGQxzCy7— Kan Nishida 🇺🇸❤️🇯🇵 (@KanAugust) September 3, 2022
3/
アメリカは60年代、70年代にベトナム戦争をやったが
泥沼になり、戦費がかさみ、ドルを大量に発行しまくった。 pic.twitter.com/Jz5vGc4pa8— Kan Nishida 🇺🇸❤️🇯🇵 (@KanAugust) September 3, 2022
4/
大量のドルを保有していたフランスやイギリスは
不審を抱き、手持ちのドルとアメリカが所有する金との交換を要求し始めた。
当時は金本位制だったので、金1オンス35ドルで変換が約束されていた。— Kan Nishida 🇺🇸❤️🇯🇵 (@KanAugust) September 3, 2022
5/
そこで、金がどんどんアメリカから出ていって半分くらいになり、
さすがにこれはやばい、ということで
1971年8月、ニクソンはドルと金の交換の停止を宣言。
いわゆる「ニクソンショック」https://t.co/N7X85iTm24— Kan Nishida 🇺🇸❤️🇯🇵 (@KanAugust) September 3, 2022
6/
金に裏付けられていたドルは、この日を境に何の裏付けもない通貨となった。
これで、アメリカは好き放題ドルを刷ることができる。
しかし、刷られまくるドルの供給を誰かが買い支えなければさすがにやばい。— Kan Nishida 🇺🇸❤️🇯🇵 (@KanAugust) September 3, 2022
7/
そこで、3年後の1974年、当時国務長官のキッシンジャーがOPECの長であるサウジに飛び、この後40年間封印されていた秘密の協定を結ぶ。https://t.co/dPsaKTe3Vf pic.twitter.com/VwC8xfRiVT— Kan Nishida 🇺🇸❤️🇯🇵 (@KanAugust) September 3, 2022
8/
協定とは、アメリカがサウジの王室を守るから、石油の取引は全てドルにし、収益はドル(アメリカ国債)で保有する。 pic.twitter.com/4BkADDIb2A— Kan Nishida 🇺🇸❤️🇯🇵 (@KanAugust) September 3, 2022
9/
これで、世界中の全ての国は石油(そして他の資源)を買うためにドルを保有しなくてはいけなくなった。
いわゆる「ペトロダラー」の誕生。
そして、ドルは金ではなく、石油で裏付けされることになった。— Kan Nishida 🇺🇸❤️🇯🇵 (@KanAugust) September 3, 2022
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
チェコの首都プラハで、政府にチェコを第一に考えることを要求する7万人の大規模デモpic.twitter.com/e8s9yyiWn1
— J Sato (@j_sato) September 3, 2022
・中立を宣言し、ロシアと融和し、エネルギー価格を下げること
・EU、WHO、国連への政治的従属から脱却すること
チェコの反グローバリズムも盛り上がってきたhttps://t.co/vZWPylFIzO
チェコ・プラハでの7万人の大規模デモの上からの映像。この規模だと主流メディアも報道しているのだろうか?普通の市民が集っているが、「極右」ラベリングして。pic.twitter.com/buTEt0eRnF
— J Sato (@j_sato) September 4, 2022
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
最大だから何なんですか?というのを一切説明していない記事です。国の借金という言葉を並べて、さも悪いかのように、印象を与えたいがためだけの記事ですね。1965年からしたら6275倍だし、常に最大だったことしかありません。https://t.co/wYI8k5Z0Uf
— tasan@所得倍増計画をもう一度 (@tasan_121) August 10, 2022
財務省が「国の借金が過去最大の1255兆円に。初の1人1000万円超」と発表。しかしこれは財務省のウソ。国債は「借金」ではなく、国の負債であり貨幣供給です。国の負債=民間の資産なので、不況期には国が負債であり貨幣供給である国債を増やす必要があります。積極財政への転換と消費税廃止を!
— 長谷川ういこ (@uikohasegawa) August 11, 2022
そう。そんで翌日には、大手新聞でそのまま垂れ流させるんだよなぁ(毎日新聞記事)。
— 大石あきこ 衆議院議員(れいわ新選組) (@oishiakiko) August 11, 2022
国が市中に供給した通貨の総量を、国民の借金かのように言うウソも悪質だし、
国民の均等割りで表現するのも悪質。均等に貨幣供給してから言え。 https://t.co/JIhNQhpDle pic.twitter.com/FsvgyCVvGY
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
政府がお金を必要とする場合は、税金を徴収するか国債を発行します。税金ではお金は生まれませんが、発行した国債を銀行が買えばお金が生まれます。しかし、国債には金利が発生します。これが国の財政を圧迫します。
無利子国債を発行して、日銀がすべて買い取れば政府通貨を発行しているのと同じになりますが、“日本銀行における国債の引受けは、財政法第5条により、原則として禁止されています。これは、中央銀行がいったん国債の引受けによって政府への資金供与を始めると、その国の政府の財政節度を失わせ、ひいては中央銀行通貨の増発に歯止めが掛からなくなり、悪性のインフレーションを引き起こすおそれがあるからです。”と言うことになっています。
無利子国債の日銀引き受け、あるいは政府通貨は、負債に基づかない不換紙幣です。エドワード・ダウド氏は、“面白いのは、これを採用していない中央銀行がいくつかあります。その名前を言うと、シリア、旧イラク、旧リビア、イランです。”だと指摘しています。
政府通貨のように、“国は貨幣を刷り、それを負債に紐づけることなく通貨供給量をコントロールすることができます。しかし問題は、それは銀行にとって利益にならないということです。”と言うのが、これらの国が一つ残らず米国に侵略された理由でしょう。
また、これらの国が財政節度を失い、悪性のインフレーションを引き起こしていたとも思えません。要するに、“無利子国債の日銀引き受け、あるいは政府通貨の発行は、銀行の利益にならないので禁止されている”と考えた方が、つじつまが合いそうです。
エドワード・ダウド氏は、利子の複利は自然のサイクルではないため、「必ず、多世代循環型デフォルトに陥る」と言っています。その負債を完済することは絶対に不可能なのです。実のところ、負債を完済してしまえば、世の中からお金が消えてしまいます。
2008年のリーマンショックで、世界はゾンビ経済となり、世界中の中央銀行が通貨を刷り続けることで延命してきたが、それも限界にきた。“2019年にオーバーナイトの(超短期)金利が急上昇していたが、不思議なことに数ヶ月経った頃、新型コロナウイルスが出現した。そして世界中の中央銀行と政府が、今までに経験したことのない規模で貨幣を刷りまくる口実を与えた。”と言っています。
その結果が、現在のインフレなのですが、エドワード・ダウド氏と同じことをロシアのプーチン大統領が指摘していました。どう見てもこれ以上の延命は不可能です。“故に、私たちは今「グレートリセット」について耳にしているのです。”ということで、エドワード・ダウド氏は「中央銀行デジタル通貨(CBDC)が導入されるだろう」と言っています。