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[森山高至氏]「そもそも建材の買い占めなどできない。ナフサ枯渇からの建材不足」/ 高市首相がホルムズ海峡の日本タンカーを止めている証拠動画が次々と消し込みにあっている

 2026年5月3日放送のNHK憲法記念日特集「日本の安全保障と憲法」という番組で、小西洋之参議院議員がイラン情勢について「〜この石油やナフサのこの供給確保というのは、私たち日本国民にとってもう生存戦略そのものです。 高市総理は今、イラン大統領に電話しているだけですけれども、パキスタンがやっているような和平の仲介外交を行う必要があります。 先日予算委員会で質問したところ、イランの在日のセアダット大使から私に面会の申し込みがありまして、私も2回慎重に確認をしましたけれども、セアダット大使はまず和平の仲介を日本はやってほしいと。かつ言っていたのは、実はイランの大統領、またイランの外務大臣から日本の高市総理らに対して、イランとの個別交渉で日本のタンカーを通すことはできるというふうにも伝えているというふうに、私も2回慎重に確認しました。」と発言しています。
ところがどうしたことか、この切り取り動画がどんどん消し込みにあっているそうで、消されては現れ、また消されては現れ、イタチごっこのようです。ついに拡散側が文字起こしをされていました。「高市スゴイ」動画は迷惑なほど拡散されるのに、高市首相の不作為動画はどんどん消えていく不思議。時事ブログに掲載した動画もいつまでもつでしょうか。
 建築エコノミスト森山高至氏は「ナフサ枯渇からの建材不足について、(中略)そもそも建材の買い占めなんていうのはできないのだよ。 だいぶ前から建設現場は、工務店は工事進行に合わせオンタイムで建材は現場に直のデリバリーで、資材倉庫など持っていない。 建材商社もメーカーとの流通と決済の繋ぎ役でしかなく、リアルで建材の大量備蓄などしていない。 そもそも、そんなスペースを抱えて建材商社やってるとこなどない。(中略)つまり、原材料が不足しているから建材が無いのだよ。(中略)原油由来の原料がなくなっているから、製品がないのだよ。」と現場のリアルを伝えておられました。あと笑える替え歌も披露されていました。
 圧力に負けず、早くからナフサ供給懸念を発信しておられた境野春彦氏は、高市首相の「イランのUAE攻撃に深く憂慮」という発信に対して、「『深く憂慮』ではなく、『動いて』ほしい 」とコメントされていました。日本国民として切実な要望です。
(まのじ)
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イラン戦争の背後にある米国の「ペトロガス・ドル」戦略 ~ロシア・中国への石油封鎖とドル覇権維持

竹下雅敏氏からの情報です。
 J Sato氏が「イラン戦争の真の目的がわかる必読の分析」と評するイギリスの独立系ジャーナリスト、リチャード・メドハースト氏の『ペトロガス・ドル:イラン戦争の背後にある米国の秘密戦略』の字幕入り動画です。YouTubeの元動画では日本語の音声トラックで視聴できます。
 リチャード・メドハースト氏は、アメリカがドル覇権を維持するために、石油輸出国機構(OPEC)のペトロ・ダラーから、北米・中米を中心とする統治区域「北米テクネイト」のペトロガス・ダラーへの転換を試みていると言っています。
 “米国は世界の石油・ガス供給を武力で奪うような静かな略奪を行っている(12秒)。…ヨーロッパを支配しロシアを弱体化させることは最初の段階に過ぎない。真の標的は中国だ。中国は大きすぎて競争力があるため、破壊することはできない。目標は中国を支配することだ。米国は中国の最も重要な燃料源を断つことで、中国にアメリカの石油やガスを買わせようとしている。これによりドルは存続し、中国はワシントンに依存するようになる。これは長期的に完全な脱ドル化を難しくし、BRICSや一帯一路構想、多極化の考え方を弱める。中国は石油の約3分の1をベネズエラ、ロシア、イランから受け取っている。…過去90日だけでも、米国はその三つの生命線すべてを段階的に標的にしてきた(7分26秒)。…特にイランでの戦争が始まって以降、カリブ海から北大西洋、地中海、黒海、バルト海に至るまで、ロシアのタンカーやLNG船が爆破されたり海賊に襲われたりする事例が増えている(9分40秒)。…ここ数週間、ロシア船への攻撃が過去最大になっているだけでなく、ロシアの製油所や輸出拠点、特に西側の主要な三つの輸出拠点やいくつかの主要製油所までも攻撃されている。その結果、ロシアの海上輸出能力の約40%が機能を失った。…これらの攻撃は公式にはウクライナが主張しているが、米国の支援や許可、装備がなければ実行できなかったはずだ。米国は明らかにロシアと中国に対する大規模な世界的石油封鎖を構築している(10分24秒)。…米国は今や海賊国家のように振る舞っている。彼らはホルムズ海峡に入る必要すらなく、ディエゴ・ガルシア周辺やインド洋の各所で待ち伏せして商船を襲撃できる(12分28秒)。…その結果、中国は不足分の石油・ガスをスポット市場で選択肢が米国しかない状態で法外な価格で、しかも最終的には米ドル建てで買わされる羽目になる(17分45秒)。”と話しています。
 非常に重要な動画なので、ぜひ1.5倍速で全体をご覧ください。
(竹下雅敏)
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アラブ首長国連邦(UAE)のOPEC脱退がもたらす波紋 ~中東再編と原油市場への影響

竹下雅敏氏からの情報です。
 アラブ首長国連邦(UAE)は、5月1日付でOPECおよびOPECプラスから脱退すると発表しました。
 サウジアラビアが主導しているOPECは加盟国に生産枠を割り当て、産油量を増減させることで、原油価格をコントロールしてきました。第2位の余剰生産能力を持っていたUAEが脱退することで、OPECの長期的な結束力に疑問が出てきます。
 UAEはホルムズ海峡を通らない輸出ルートを持っています。“既にアブダビ近郊のハブシャン油田とフジャイラを結ぶ「ハブシャン–フジャイラ原油パイプライン」が稼働”しています。
 UAEはOPECを抜ける事で、生産枠に縛られることなく増産を目指すことができます。世界で最も低コストかつ低炭素の原油供給国としての地位を最大限に活用することができるのです。
 石油増産によって、短期的には原油価格は下落すると予想されますが、このあたりについて慶應義塾大学の田中浩一郎教授は、“原油価格下落を引き起こす可能性はあるんですが、ただUAEの増産能力はそれほど大きくないので、その点ではインパクトは限定的であると思っています(3分6秒)。…ペルシャ湾から外に出てくるホルムズ海峡の通行の方が大きな問題になっていますので、そこで滞っている原油の代替として、十分な埋め合わせができるほどの量では必ずしもないので、そこは割引いて考えないといけないと思います(5分20秒)。…中東の将来像というものを考えた時に、アメリカ、それからイスラエル、あるいはインド、こういった国々を1つの塊として束ねて、ヨーロッパとアジアをつなぐ回廊を中東で形成するという発想が、バイデン政権の時に既に提唱されていました(8分9秒)。…(UAEは)アメリカの中東政策に迎合するような方向を非常に強化しているとも言えます。また、イスラエルとの関係についても国防上の観点から、イスラエルからアイアンドームというドローンなどを打ち落とすための防空システムをすでに導入して、さらにイスラエル軍の駐留も認めているという話になっていますので、アメリカ及びイスラエルの方と組むことで、例えばペルシャ湾の対岸に位置しているイランとの間の対決性を強める。そういう方向に舵を明白に切ったとも言えます。(8分44秒)”と話しています。
 “続きはこちらから”のカナダ人ニュースさんの動画では、「OPECって何だ?」という話も含め、とても分かりやすい解説をしています。
 アイアンドームの防空能力に限界があることは、既にイランからイスラエルへのミサイル攻撃で実証されています。UAEにすれば、アメリカ・イスラエルと密接な関係を構築することで、崩壊した「安全神話」を再構築したいのかもしれませんが、滅びゆく国と組むという誤った選択をしたという印象もあります。
(竹下雅敏)
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【原油危機は続く?】「UAEのOPEC脱退=原油価格下落」は本当か、ホルムズ海峡封鎖より影響大きい?小さい?《田中浩一郎の速報解説》
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ホルムズ海峡「出光丸通過」の真相 / 深刻化するナフサ不足 ~5月末に在庫枯渇か

竹下雅敏氏からの情報です。
 “続きはこちらから”を先にご覧ください。出光興産の大型石油タンカー「出光丸」が、4月28日に封鎖状態にあるホルムズ海峡を通過しました。
 日テレNEWSは、“アメリカのイラン攻撃以降、日本の元売り大手が所有する船舶が、ペルシャ湾内から出たのは初めてと見られますが、ホルムズ海峡通過のためのイラン側との交渉には、日本政府が関与していたことが政府関係者への取材でわかりました。(29秒)”と報じています。
 しかし、スプートニクは、“駐日イラン大使館は29日未明のXへの投稿で、出光興産が英国の封鎖をかいくぐってイランから原油を直輸入した「日章丸事件」を引き合いに出し、「両国の長年にわたる友情の証として語り継がれている。この遺産は、今なお大きな意義を持ち続けている」と投稿していた。”とツイートしています。
 サナぴょんは、“我が国はこれまで、日本を含む全ての国の船舶について…あらゆる機会を捉えてイランに対して働きかけを行ってきています。…政府としては、邦人保護の観点を含め、今般の日本関係船舶の通過を前向きな動きとして受け止めています。”とツイートしていますが、これに対し「今回ホルムズを抜けた船は出光興産の船で、イラン側は出光興産との縁から許可したものだ。別に高市政権が何かした訳じゃない。そこは大多数の日本人の共有認識だろう。手柄の横取りは有り得ない。」「お前が交渉しないで止めてたんだろ。なんで手柄横取りしてんだよ」「高市内閣でなければとっくに全船日本に到着していたでしょうね。」という鋭い意見があります。
 冒頭の動画では、“原油危機・ナフサ供給不足というのは終わったのか? それともこれから始まるのか? 一体どっちなのかということで、これを実際に確認できる数字に基づきまして、現在の状況、そして防災視点における対策についてお話をしてまいりたいと思います(1分21秒)。…大体1日50万kL(300万バレル)ぐらいないと、日本のこの日々の生活を維持することができないんですね(10分12秒)。…巨大なタンカーでも、毎日入港し続けないと 足りませんので、1隻だけか、ずっと入ってくる先駆けの1隻目なのか、それをチェックするということが重要です。(13分54秒)”と話しています。
 24分3秒からはナフサ不足に関しての解説ですが、やはりここが問題のようです。
 “このまま行くと、5月末ぐらいで国内の在庫がほぼゼロになる。その後は一部の輸入と製油所から持ってくるもので半分ぐらいしか、5割ぐらいしか需要を満たせないんじゃないんですかというのを、前回「第4話」で詳しくお話をしておりましたが、さらに事実ベースとして、今ニュース報道では特定製品が欠品する、メーカーの出荷停止報道などが起こる。これがずっと続いているんですね。なので、ナフサの不足による影響は、これは現実に起こっています。「目詰まり」とかじゃなくて、今実際に足りないものがあるというのは事実なので、対策が必要になるんです。(26分30秒)”と言っています。
(竹下雅敏)
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ホルムズ海峡封鎖2ヵ月、原油危機は終わったのか?備蓄211日分とナフサ不足の現実|防災視点のホルムズ海峡封鎖問題・第5話[そなえるTV・高荷智也]
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ホルムズ海峡封鎖が招く“ナフサ・ショック”の現実 ~建設停止と連鎖倒産、住宅・賃料高騰の波

竹下雅敏氏からの情報です。
 ホルムズ海峡の封鎖によるナフサ・ショックで、建設業界に異変が起きています。新築戸建て現場で起きている現状は、“資材が全面高、値上げは避けられない状態。断熱、屋根、住設の新規発注停止で工事停止の可能性。各社が必死に資材確保に奔走している状態。賃貸住宅にも家賃上昇の兆しが出ている”ということです。
 冒頭の動画では23歳の現場作業員の目線から、「目の前にある現場で起きているリアル」を説明しています。
 “これ、先日僕の親方のところに材料屋から実際に届いたファックスです(3分58秒)。…中東情勢に伴う一部商品の出荷制限と、大幅値上げの連絡です。5月1日の納品分より…なんと40%から50%ほど価格改定されますって、はっきり書かれているんですよ。もうこれやばいですよね。普通に笑えないです(4分12秒)。…現場目線で、これの何が絶望かって言いますと、バカでかい工場の屋根の仕事とかって、半年とか1年前にこの金額でやりますって契約を結んでいるんですよ。なのに、いざ施工する今になって材料費がいきなり1.5倍。…そうなると一番分かりやすいのが、利益が出なくなるんですよ。さらにそうなると、これ誰がその赤字を被るのっていう…絶対、どっかが泣かないといけなくなりますよね(5分51秒)。…材料費を高値で買わされて、でも元請けからの入金は数ヶ月後ってなると、中小企業のキャッシュフロー、資金繰りが一瞬でショートしてしまうんですよ。…そうなると黒字なのに資金が尽きて倒産することになっちゃうんですよ。そういう会社っていうのは多分、今後増えていくと思うんですよ。その連鎖倒産を防ぐためには、親方とかゼネコンは泣く泣く現場を凍結させるしかなくなる。これが、サプライチェーンが崩壊する一番の恐怖なんですよ。(10分54秒)”と話しています。
 「建築屋です。6月以降の現場全部ストップかかりました。無期限延期です。」というツイートには続きがあります。「高市と政府にはがっかりと言う社長が多いです。」「政府系金融機関は、ナフサ不足を認めず相談にも乗ってくれません。困りました。」とあります。
 これに対し、「何が腹立つって、これが高市早苗及び内閣による人災だってこと それに加え石油とナフサは足りてるというプロパガンダの垂れ流し 早くこの政権を退陣させないと日本は詰むぞ」というコメントがありましたが、全く同感です。
 「ネトウヨが総理になったらどうなるのか 中国に喧嘩を売り、トランプに媚びて、好きなアーティストと会えてはしゃぎ、そして実務では声が段々小さくなっていく毎日 もう十分です 全く役に立たないのがよく分かりました」という珠玉のようなツイートがあるのですが、“日本憲政史上、歴代で一番無能な総理大臣”という評価は、連休明けには定着してくるのではないでしょうか。
(竹下雅敏)
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【すでに限界】ホルムズ海峡封鎖で会社倒産の危機。建設資材の異常な値上げと23歳現場作業員のリアル
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