竹下雅敏氏からの情報です。
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
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ラヴロフが歴史を作る:停戦はすべてインチキだった ――ワシントンのあからさまな背信と、ISIS‐アルカーイダ支援を非難
転載元)
創造デザイン学会 16/9/26
(前略)
Joaquin Flores
Global Research, September 24, 2016
ロシア外相セルゲイ・ラヴロフが、国連 安保理会議で、きょう、歴史を画する発 言をし、“停戦合意”という名の一方的停 戦は、今後、議題にはしないことにする と宣言した。
(中略)
発言は、停戦合意への違反そのものを主要点として、最近の停戦の公的にリークされた“秘 密文書”の一部を指摘し、(中略…)アメリカが穏健派だ と主張するが、(中略…)これらの集団のいく つかは架空の実体であり、アル‐ヌスラ(前称レバントのアルカーイダ)そのものと何ら変 わりはないことを巧みに指摘した。
当然ここで無視できないコンテクストは、停戦を破ったアメリカが、ISIS と一緒になって Deir ez-Zor のシリア・アラブ軍陣地を攻撃したことである。
(中略)
他にもこれを明確にする状況があり、(中略…)赤十字援助物資輸送団への攻撃を、ロシアの仕業にしよう とするアメリカの試みだった。これは時間がたつにつれ、アル‐ヌスラ地上軍か、扇動的方 法を用いるアメリカの猛禽的ドローン攻撃によるものと思われている。
(中略)
しばしば、時には 熱烈に言われてきたことは、停戦は、一方的にロシアによって守られ、アメリカに支援され たテロリスト集団に――“穏健派”の旗の下に組織されていようと、いなかろうと――軍備 と態勢を立て直す時間を与えるだけの結果に終わったことだった。救援物資輸送団は、ずっ と前から、裏口から必要な基本物資――兵器修繕のためのナット、ボルト、ワイヤの類や、 弾薬や新兵器をさえ――運び込むのに用いられていた。長く記録され証明されていること は、最初、傷ついた市民のためと言っていたものが、最後には、アレッポの占領地域内のテ ロリスト集団によって使われていることである。
(中略)
こうした事情を、ロシアは最初からずっと、正確に明瞭に知って いたことが明らかになった。必要とされたのは口実、つまり安保理事会や国際社会でコンセ ンサスをつくり出すための、ロシアとその同盟国に与えられる証拠、“我々は停戦を試みた ――が、こういうことになった”という有無を言わさぬ証拠だった。
これは、よく知られた、あの最後の段階の“背負い投げ”の足場作りとなり、アメリカの外 交政策と、メディアの口移し宣伝を、ロシアの熊の背に乗せて一気に裏返しにするものだっ た。
一つの節目が画された。
(中略)
現在、全面戦争の可能性が頭上を覆い、我々は実に興味ある、危険でいっぱいの時代に生き ている。我々は読者が、出来事がエスカレートしていく間、特に眼を開いて、我々の重要な 使命と仕事を手伝ってくださり、これらの論文をあなたの社会的ネットワークを通じて、共 有してくださるようにお願いする。
(以下略)
Joaquin Flores
Global Research, September 24, 2016
ロシア外相セルゲイ・ラヴロフが、国連 安保理会議で、きょう、歴史を画する発 言をし、“停戦合意”という名の一方的停 戦は、今後、議題にはしないことにする と宣言した。
(中略)
発言は、停戦合意への違反そのものを主要点として、最近の停戦の公的にリークされた“秘 密文書”の一部を指摘し、(中略…)アメリカが穏健派だ と主張するが、(中略…)これらの集団のいく つかは架空の実体であり、アル‐ヌスラ(前称レバントのアルカーイダ)そのものと何ら変 わりはないことを巧みに指摘した。
当然ここで無視できないコンテクストは、停戦を破ったアメリカが、ISIS と一緒になって Deir ez-Zor のシリア・アラブ軍陣地を攻撃したことである。
(中略)
他にもこれを明確にする状況があり、(中略…)赤十字援助物資輸送団への攻撃を、ロシアの仕業にしよう とするアメリカの試みだった。これは時間がたつにつれ、アル‐ヌスラ地上軍か、扇動的方 法を用いるアメリカの猛禽的ドローン攻撃によるものと思われている。
(中略)
しばしば、時には 熱烈に言われてきたことは、停戦は、一方的にロシアによって守られ、アメリカに支援され たテロリスト集団に――“穏健派”の旗の下に組織されていようと、いなかろうと――軍備 と態勢を立て直す時間を与えるだけの結果に終わったことだった。救援物資輸送団は、ずっ と前から、裏口から必要な基本物資――兵器修繕のためのナット、ボルト、ワイヤの類や、 弾薬や新兵器をさえ――運び込むのに用いられていた。長く記録され証明されていること は、最初、傷ついた市民のためと言っていたものが、最後には、アレッポの占領地域内のテ ロリスト集団によって使われていることである。
(中略)
こうした事情を、ロシアは最初からずっと、正確に明瞭に知って いたことが明らかになった。必要とされたのは口実、つまり安保理事会や国際社会でコンセ ンサスをつくり出すための、ロシアとその同盟国に与えられる証拠、“我々は停戦を試みた ――が、こういうことになった”という有無を言わさぬ証拠だった。
これは、よく知られた、あの最後の段階の“背負い投げ”の足場作りとなり、アメリカの外 交政策と、メディアの口移し宣伝を、ロシアの熊の背に乗せて一気に裏返しにするものだっ た。
一つの節目が画された。
(中略)
現在、全面戦争の可能性が頭上を覆い、我々は実に興味ある、危険でいっぱいの時代に生き ている。我々は読者が、出来事がエスカレートしていく間、特に眼を開いて、我々の重要な 使命と仕事を手伝ってくださり、これらの論文をあなたの社会的ネットワークを通じて、共 有してくださるようにお願いする。
(以下略)
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シリア外相、米と有志連合は「イスラム国と共犯」 国連演説
引用元)
日本経済新聞 16/9/25
【ニューヨーク=高橋里奈】シリアのムアレム外相は24日、国連総会の一般討論演説で、米軍主導の有志連合による17日のシリア政権軍拠点の空爆は「誤爆ではなく意図したものだ」と指摘、「可能な限り最も強い言葉で非難する」と訴えた。「この卑劣な侵略行為は明らかに米国と有志連合が過激派組織『イスラム国』(IS)とその他の武装テロ組織と共犯であることを証明している」とまくし立てた。
以下略
以下略
驚いたことに、日本経済新聞が、“米国と有志連合が過激派組織「イスラム国」 …と共犯である”とするニュースを報じました。はっきりと、地殻変動が起こっていることがわかります。