【パワハラ疑惑巡り】兵庫知事の不信任案が可決、県議会解散なら史上初https://t.co/TapEFAS4iN
— ライブドアニュース (@livedoornews) September 19, 2024
斎藤氏は10日以内に議会の解散か失職・辞職かの判断を迫られた。都道府県知事に対する不信任決議が可決されるのは5件目。過去4件はいずれも知事が失職・辞職しており、議会が解散された例はない。
「斎藤は港湾利権に切り込んだから潰された」みたいに擁護している人が湧いてますけど、実は全くの逆で、彼は就任早々神戸港を維新に売り飛ばそうとしたんですよね。それは兵庫県ではなく神戸市の管轄であるにも拘らず。
— epcmd (@DecultureEpcmd) September 13, 2024
大阪・兵庫の港湾一元化に向け協議へ 両知事が会合https://t.co/DwTzGsPB8l
組織風土の問題も大きい。①車両進入禁止エリアなのに、帰りはルール違反をして車両を進入させたり、②県民の授乳室利用を禁止して知事の着替え場所にしたり、③知事の意向にそうために県職員らが自腹でお金を出しあったりと、兵庫県庁の組織風土も問われるべきだと思う・・・ https://t.co/rme9X13yJ5
— 泉 房穂(いずみ ふさほ) (@izumi_akashi) September 19, 2024
今回の斎藤知事の問題は、「公益通報保護法に違反して告発者探しをして追い込み、告発者を死に追いやったこと」「人事権の濫用によって関連する法人の役員の方が亡くなったこと」「パレードをめぐる税金のキックバック疑惑で、その後関係する職員が亡くなったこと」が次々と明らかになりました。
兵庫県民でもある泉房穂氏が問題の核心部分と対応策をネット上で広く明示されたおかげで、「おねだり」などのスキャンダルで問題をそらし、県議会の適当な辞職勧告決議などでガス抜きをして終わらせるのではなく、県議会は法律に沿って知事への有効な責任追求を果たしました。この件を注目していた全国の市民にとっても「自治体の首長の権限の強大なこと」しかし「県民が事実を見極め、県議会を動かして場合によっては知事を辞めさせることができること」を学びました。
斎藤知事のあまりに非常識なパワハラに「悪者・斎藤知事」という当然の評価が下されますが、それに対し、「ヒーロー・斎藤知事」が利権に切り込んだためにバッシングを受けたとのストーリーも出てきました。県民のために命を張って利権に挑むようなお方には見えませんが、従来の自民党が握っていた利権に維新が食い込む駒にされた可能性はありそうです。
「総務省によると、都道府県知事に対する不信任決議が可決されるのは5件目。過去4件はいずれも知事が失職・辞職しており、議会が解散された例はない。」とのことです。知事の不祥事で不信任されたのに議会を解散するのは「筋が通っていません。」あるテーマに関して、知事と議会の意見が割れて、改めて民意を問う必要がある時には議会の解散をして選挙を行いますが、今回は知事が自らの責任をとってヤメロという話です。選挙期間中までは在職が延びる斎藤知事のワガママに16億円ものコストは必要だろうかという疑問はもっともです。斎藤知事は、県民に迷惑をかけずに潔く自ら辞職すべし。
泉房穂氏によれば、本当の問題は、知事という強大な権限を持つ者が、その地位、権限をどちらに向けて行使するのかがテーマで、兵庫県を良くする、県民の生活を豊かにするために思い切った権限を行使するのか、私利私欲のために権限濫用するのか、そして知事の権力の暴走を許していた県庁の風土、それをチェックできていなかった県議会、さらにそれを正しく報道してこなかったマスコミの責任も指摘されました。