アーカイブ: まのじ

安倍首相が辞任を表明 〜 国民の皆さま、本当にお疲れ様でした「#辞任と逮捕はセットだろ」

 安倍首相が(やっと)辞任しました。国民のみなさま、心底お疲れ様でした。読者の方からも第一報が入った時点ですぐに「喜びの」投稿がありました。野党はもとより自民党内でも意外な発表だったようですが、28日17時からの会見は特に取り上げるべき内容は見られませんでした。プロンプターが無かったのは異例でしたが、現実を無視した空疎な言葉が延々続く苦痛は相変わらずで、コロナ対応、憲法改正、公文書管理、拉致問題など重要な質問にもフワッと雰囲気、まともに答えません。フリーの記者からの質問で「安倍政権に特徴的だった徹底したメディア対策は、首相自身の意思か、スタッフによるものか」と民主主義との関係を問われましたが、名物あべ節で「安倍政権の特徴ではない」と開き直り、記者が指摘をしようとするところを司会者が遮るという、絵に描いたようなメディア規制を見せていました。「政権の私物化」について突っ込んだ記者もありました。が「私は政権を私物化したつもりは全く無い」「誤解を招いた説明ぶりは反省している」。最後までこの調子ですから、辞めてほんと清々します。
 しかし、ネット上で「本当は病気を理由にするのではなく、国民が責任を取らせる形で追うべきだった」という意見がありました。大いに同意しました。
今後は「#辞任と逮捕はセットだろ」がよろしいかと。
可笑しかったのは、安倍首相辞任の報で日経平均株価が急落、反対に麻生グループの株が高騰しています。安倍政権はこれまで公的資金を注ぎ込んで官製相場を演出してきましたが、いよいよ化けの皮が剥がれる時がきました。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

————————————————————————
安倍首相 辞任を正式表明「負託に自信を持って応えられない」
引用元)
安倍総理大臣は、記者会見で、持病の潰瘍性大腸炎が再発し、国民の負託に、自信を持って応えられる状態でなくなったとして、総理大臣を辞任する意向を正式に表明しました
(中略)
一方、安倍総理大臣は、次の総理大臣が任命されるまでの間、職務にあたる考えを示しました。
(以下略)
————————————————————————
配信元)

分身ロボット「OriHime」の生みの親、吉藤オリィさんが過去を語ったツイート

 れいわ新選組の舩後議員と木村議員が初登院された時の記事に、分身ロボット「OriHime」のことを取り上げました。そのOriHimeの生みの親、吉藤オリィ氏がご自身のこれまでを振り返るツイートをされていました。輝かしいプロフィールからはちょっと意外な思い出が語られます。けれども「居場所がない」と苦しまれた経験が今の仕事に繋がっているのは興味深いことです。現在のオリィ氏の取り組みは「障害者の方の役に立ちたい」というものではないように感じていましたが、まさしく氏の希望は「社会から切り離された人を社会に復帰させたい」ことで、そのための困りごとを解決しようとされているのですね。対象は障害者ではなく全ての人だ。
 最後のツイートのお父様の言葉が面白いです。
子育てをもう一度やり直せるなら今度はもっと上手にやる、という子育て卒業組の言葉を聞くことがあります。子どもと一緒に苦闘されたのだなあ。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

————————————————————————
配信元)
————————————————————————
3年半の不登校を経験し、「孤独の解消」がテーマになった。分身ロボット『OriHime』を生み出したオリィ研究所・吉藤健太朗インタビュー
引用元)
(前略)

「3年半、不登校になっていた自分が、学校に戻ることができて、人と話すことは苦手でしたけど、少なくとも毎日楽しく研究している。この状態を“癒し”と捉えたとき、両親の応援だったり、ロボット競技大会で相手に負けた悔しさだったり、久保田師匠との出会いであったり、そこには必ず人が介在していた。この人に認められたいとか、この人にこんなことを言われて腹が立ったとか、ネガティブなこともポジティブなことも、すべて人がもたらすものなんですよね。人を本当の意味で癒すことができるのは、社会に復帰することであって、そのためには人とのコミュニケーションは避けては通れない。そこに障害があるのであれば、それを取り除く方法を研究した方がいいと考えたんです」
(以下略)

あきれた安倍内閣、臨時国会招集を無視するだけでなく、集中審議すら「拒否」〜 それを批判するどころか野党を貶めるメディア

 日本は崩壊前の旧ソ連と似てきた、という見解があります。「特権官僚が秘密予算を組んで税金の殆どを使い込む、(中略)経済も社会保障もメチャクチャ」。野党は、安倍首相が出席する衆院予算委員会の集中審議を求めていますが、自民党は開催を「全く考えていない」と拒否しました。いや、いばって拒否されては困るのだが。しかもそれ以前に、安倍内閣は臨時国会の招集をする義務があるのに無視しっぱなしという違憲の状態が続いています。首相以下、内閣が憲法違反を堂々とやっているにもかかわらずメディアは批判しません。それどころか、世論調査の結果として「野党は与党の揚げ足取りばかり、批判するだけで対案を示さない」などお定まりの非難を浴びせています。まともに野党議員たちの働きや発言を追っていれば、このような非難は的外れどころかデマだと分かるのですが、そこはシレッとスルーしています。「今の野党へのご意見」だけでなく平等に「今の与党へのご意見」を調査したら、どれほどの怒号が集まるだろう。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

————————————————————————
安倍首相出席の集中審議、自民党が拒否!「首相出席の集中審議をやることは全く考えていない」
引用元)
(前略)
野党が求めていた安倍晋三首相も出席した上での集中審議について、自民党が改めて強く拒否したことが分かりました

8月26日に立憲民主党と自民党の国会対策委員長が会談を行い、立憲民主党が来週にも集中審議を実施するように求めましたが、自民党の森山国会対策委員長は「全く考えていない」として拒否
(中略)
会談後の発言として、NHKの記事には「新型コロナウイルスの対応について、政府で動きがあれば、立法府として閉会中審査で審議せざるをえない。ただ、閉会中審査の目的は、政府から報告を受けることであり、その場に安倍総理大臣が出席する必要はない」と書いてありました。
既に自民党は臨時国会の早期招集も拒否しており、集中審議を含めた全ての国会審議(総理出席)を拒んだ形だと言えます。

(中略)
(以下略)


» 続きはこちらから

大阪・関西万博のロゴマークに騒然 〜「いのちの輝き」?いやいやゴジラ、ゴーヤ、環状線

 大阪・関西万博のロゴマークに決定したというデザインが話題です。これを見て笑えたあなたはエライ。異形の生命体がへばりついたような驚愕のシロモノで、そのインパクトゆえ初めは3本目の記事候補としてチェックしていました。が、とてもユーモア枠に収まらない「熱量」を感じてしまいました。これでいいのか?大阪の人は度胸あるよなあと感心していましたら、大阪人にも不評のようです。安富あゆみ先生もプンプン。経済産業省の所管で「日本国際博覧会協会」が運営主体の事業と知ると、ますますうさん臭いです。
しかし人々は強かった。グロテスクなインパクトを浄化せんばかりに、次々とネット上で傑作を披露されています。「いのちの輝き」くんは、ヤケクソの果てに生まれ変われるかも。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

————————————————————————
大阪・関西万博ロゴマークが「なんかこわい」とネットざわつく 発表後即「コロシテ」がトレンド入りする事態
引用元)
 経済産業省が8月25日、大阪・関西万博ロゴマークを発表しました。シマダタモツさん率いるTEAM INARI(チームイナリ)考案のデザイン案が採用されたのですが、何かとても怖いものに見えるとネット上がざわついています
(中略)
 しかしこれが、見る人によっては「つながった肉塊から目玉がのぞいている」ように感じてしまうもよう。経済産業省のデザイン発表ツイートのリプライ欄では「怖い」などの感想の他、さまざまなゲームやアニメに出てくる「肉塊から芽が生えたキャラ」の画像が大量に貼られまくっています
(以下略)
————————————————————————
「シテ…コロシテ……」大阪万博ロゴマークが「いのちの輝き」をテーマにした名状し難きデザインで大人気に、ファンアートも多数登場
引用元)
(前略)
加えて3位には関連した「コロシテ」もランクイン。これはネットミームの「シテ…コロシテ……」からきており、主に人類のマッドサイエンティストらの実験によっておぞましい姿に変えられ、理性が残っているうちに死にたいと願う被験体の最期の叫びとして用いられます

今回トレンド入りしたのは、万博ロゴ最優秀作品が「いのちの輝き」をテーマとし「セル(細胞)」を繋げた作品という、まさにこのミームにぴったりのものだったため。
(以下略)
————————————————————————
配信元)

» 続きはこちらから

菅官房長官の「GoToをやらなかったら大変なことに」発言のウソ 〜 野党合同ヒアリングが指摘する「中小の宿泊業には全く恩恵がない」

 菅官房長官が21日にテレビ番組に出演し、まことしやかに「GoToをやらなかったら大変なことになっていた。絶対にやめないでくれと観光業界から言われた」と発言しました。宿泊業の現場を見ている議員さんには反論が盛り沢山だったようです。25日の野党合同ヒアリングで、次々に鋭い指摘が発せられました。そもそも菅官房長官が「200万人」のGoTo利用があったという数字の出所が怪しく、GoTo開始以降の利用者は420万人だったようです。相変わらずデータがずさんな政権だ。さらにその数字をもってGoToの効果があったと言える根拠は何か、大串博志議員が質問しますが、観光庁側からは明確な説明はなく、旅行会社へのヒアリングで分かった範囲という回答です。ところが川内博史議員が「そのヒアリングは口頭か書面か、どのように行ったのか」質問すると、観光庁は答えられない。一番の問題の事務費は、1866億円の予算を計上していますが、これはコンソーシアム(共同体)が受ける金額です。その先の再委託先の流れを質問しますが、それも不明。それどころか、GoTo開始後すでに1ヶ月経つのに概算払いの金額も不明。そして極め付けだったのが、杉尾秀哉議員と高橋ちづ子議員が指摘した「GoToは中小の宿泊業の現場には全く恩恵が無い」ということでした。本来GoToは地域共通クーポンとセットにして初めて地方への経済効果が生まれるとされていました。しかし現時点でセットの予定はなく、現場はただただ振り回されている実態を明らかにし、ぜひ政府はこれからでも政策転換をし、地域の声に耳を傾けるべきだと正論を訴えました。野党ヒアリングでの暖簾に腕押しのような官僚答弁では政治は動かない。しかし崩壊していく国民の生活の目の前で巨額の税金がどこかに吸い上げられる実態はしっかり伝わっています。
 菅官房長官がテレビで述べた内容とはえらい違いです。国会を開くべし。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

————————————————————————
GoTo「やらなかったら大変なことに」 菅官房長官が意義強調 テレビ番組で
引用元)
菅義偉官房長官は21日のテレビ朝日の番組で、政府の新型コロナウイルス対策事業の一つで、22日で開始から1カ月を迎える旅行需要喚起策「Go Toトラベル」について「やらなかったことを考えたら大変なことになっていた。地域の活性化に少しは役立ってきている」と述べ、事業の意義を強調した

 菅氏は「直近までで延べ200万人に利用していただいており、新型コロナにかかった方(陽性者の宿泊)はそのうち10人という報告を受けている」と語り、事業が感染拡大につながってはいないとの認識を強調した
(以下略)
————————————————————————
「Go Toなかったら大変なことになっていた」官房長官TV発言に根拠なし
引用元)
(前略)  信じた国民は少なからずいるだろう。ところが官房長官はデータに基づくことなく発言していたのだ。きょう25日、開かれた野党合同の対政府ヒアリングで明らかになった。

 大串博志議員(立憲)は、菅官房長官の発言の「根拠は何でしょうか?」と政府側に尋ねた。

 返答に窮した観光庁(国交省)の官僚たちは、お互いの顔をしばらく見つめ合った。沈黙の後、奈良和美参事官が「菅官房長官の発言につきましては、のべで200万人泊と仰られたものと承知をしております」と答えた

 200万人泊とは7月27日から8月13日までの18日間、GoToを利用した旅行者の延べ人数だ。
(以下略)
————————————————————————
配信元)