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NHK党の黒川敦彦氏「自民党はCIAから資金をもらっていたと、これは陰謀論ではなく、アメリカの公文書ではっきりしていることです。つまり、今の自民・公明の政治というのは、私は日本国のために行われていないと思っております」 / 内閣改造・自民党役員人事を実施したその狙いとは

竹下雅敏氏からの情報です。
 NHK党の黒川敦彦氏は6月26日に放映されたNHK「日曜討論」で、「去年ですね、自民党の元総理大臣の安倍晋三氏が、統一教会の集会に参加していて、それがネット上で大炎上していました。安倍氏の後継者である高市早苗氏もそれらに関与していました。これは、統一教会というのは、外国の宗教勢力です。その外国の宗教勢力に、これだけ多大な応援を受けているということを、自民党の茂木幹事長は国民に説明出来るんでしょうか、大声で。そして何より、自民党はCIAから資金をもらっていたと、これは陰謀論ではなく、アメリカの公文書ではっきりしていることです。つまり、今の自民・公明の政治というのは、私は日本国のために行われていないと思っておりますので、とにかく国防のことを考えた時に、その外国勢力に影響を受けて、国民のための政治を行わないということは止めて欲しい。それが大事だと思っております。」と発言しました。
 自民党と統一教会、自民党とCIAの関係を公共の電波で明らかにしたことは画期的な事であり、自民党と統一教会の関係については、黒川敦彦氏の発言の12日後の「あべぴょん銃撃事件」で誰もが知ることとなりました。
 冒頭の動画では7分25秒以降で、「岸信介がCIA のエージェントとして資金提供を受けていたことは、紛れもない事実」だとして、“アメリカから岸信介、そして自民党への資金援助は1950年代後半から少なくとも15年にわたって続けられ、自民党の一党支配を強化するのに役立った。(11分8秒)”と言っています。
 二つ目の動画の10分45秒の所で、元朝日新聞記者でジャーナリストの鮫島浩氏は、“この韓国にルーツを持つ統一教会の世界観というのがあるんですね。…朝鮮半島は男性、日本列島は女性の生殖器の形をしている。そうした中から日本というのは、本来の夫的存在である韓国に全ての物質を捧げなければならない、こうしたことを、この統一教会は韓国で強く訴えているんですね。…清和会という最大派閥は、何よりも愛国心とか、日本、祖国を大事にするということで支持を集めてきた。ネトウヨを始めですね、非常に強い愛国心を高揚して支持を集めてきた。それが安倍政権長期化に繋がってですね、様々な権力私物化の問題があったにせよ、どんなに逆風があって安倍政権の支持率が落ちた時でも、この右派を中心とする岩盤支持層が安倍政権を支えた。…それが統一教会、日本をさげすむような教義を抱えている統一教会と裏で結びついてきたというところが、政治的には非常に大きいインパクトがあって、いわゆるこれまで安倍さんや清和会を支えていた岩盤支持層は、非常に今困っている、これはなんだったんだろう、彼らが掲げた愛国心というのは本当だったんだろうかという疑念を生じている。ここがこの清和会支配を大きく揺るがす大きな政治的要因になっているんですね。”と言っています。
 “続きはこちらから”の記事は、鮫島浩氏が今回の「内閣改造と自民党役員の人事」について解説したものです。
 「サプライズのカケラもなくどこからみても凡庸」な今回の人事は、“安倍晋三元首相が凶弾に倒れて政界から突如退場し、最大派閥・清和会が旧統一教会問題の直撃を受け金縛り状態にあるなかで電撃的に断行された。後世、日本政界にこの20年続いてきた清和会支配を終焉させ、長らく低迷してきた宏池会時代へ移行する大きな節目と位置づけられるに違いない。”としています。
 7月29日の記事で鮫島浩氏は、“バラバラになった宏池会の本家本元の看板を受け継いでいるのは岸田派なんですね。…さらに谷垣グループというね、もう一つ小さいグループがあるんですけど、この3つが合体して昔の宏池会をもう一回復活させよう、これを大宏池会構想と言いまして、麻生さん、それを成し遂げてそのトップに立つ…最大派閥の長として君臨する…麻生さん、これを一番やりたいんです。”と説明していました。
 岸田文雄首相は、9月上旬に予定していた人事を大幅に前倒しして、8月10日に内閣改造・自民党役員人事を実施したわけですが、その狙いはメディアが自民党(安倍派)と統一教会の関係で騒いでいるこのタイミングを利用して、一気に最大派閥・清和会の解体に手を付けたということなのでしょう。
 逆に言えば、メディアが清和会と統一教会の問題を取り上げている限り、岸田政権は問題にしないが、自民党と勝共連合や日本会議、創価学会の選挙協力などを話題にするのは許さないということでしょうか。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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NHK党・黒川敦彦氏の予言が的中してしまった統一教会、そして岸信介&CIAの再燃!
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統一教会政局、清和会は内閣改造で壊滅へ〜自民党、国民不在の派閥闘争 こんな政治を許していいのか!野党はしっかりして!
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元朝日新聞記者の鮫島浩氏「安倍麻生の盟友関係、蜜月関係は、岸田政権発足と同時に終わってたんですね。…麻生さんの最大の狙いは、最大派閥『清和会』に対抗して大宏池会という新しい派閥を作ってそのドンとして自分が君臨する事」

竹下雅敏氏からの情報です。
 元朝日新聞記者でジャーナリストの鮫島浩氏は、“安倍麻生の盟友関係、蜜月関係は、岸田政権発足と同時に終わってたんですね。…同盟関係は共通のライバルを追い落とすためだった。最大の共通ライバルというのは二階俊博幹事長であり、菅義偉官房長官だったんです。このように秘書上がり、たたき上げの政治家というのに対して、お坊ちゃん政治家たち、世襲議員たちっていうのはどっか警戒するんですね。…ところが岸田政権発足した時に…ふと気づくと、永田町には安倍麻生という二大巨頭以外に強い人がいなくなっちゃたんですね。政治というのは面白いもんで、共通の敵がいるからこそ同盟が成り立つんです。敵がいなくなると必ず同盟というのが崩れちゃうんですね。私ももう20年以上ずっと政治を見てきましたけど、政治家と政治家の盟友関係なんていうのはね、本当にはかないものです。…
 ここでこの2人が最終決戦、ついにどっちがトップなのかをめぐって激しく戦うということが、実は岸田政権が発足した去年秋から始まってたんです。…安倍さんが求めたのは高市早苗参を幹事長にすること、もう一つは自分が最も心を許している萩生田光一さんを官房長官にすると。このふたつの人事を麻生さんが跳ねのけるんです。…安倍さんの意向を聞かなかっただけでなくて、なんと安倍さんの一番の天敵、地元山口で最も激しく戦ってきた林芳正さん、岸田派のナンバー2なんですけど、この人を外務大臣に抜擢して…事実上のポスト岸田の一番手に抜擢。…これだけじゃないんです。敵の足元に手を突っ込むという永田町の喧嘩の一番わかりやすいことを麻生さんやったんですね。それは最大派閥「清和会」、安倍さん率いる清和会の若手ホープと言われる福田達夫さん、お父さんは福田康夫さんという総理大臣ですね。小泉政権以降、福田康夫さんと安倍晋三さんは犬猿の仲として知られてるんです。清和会という派閥は昔からこの安倍系と福田系が、ずっと内部抗争をしてきてるんですよ。この福田系の若旦那福田達夫さんを何と自民党総務会長、わずか当時当選3回だったんですけど、総務会長に抜擢しちゃうんですよ。…
 麻生さんは安倍さんに配慮して安倍さんの悲願である憲法改正とか…防衛費増額、こういった主張を飲み込んで、参議院選挙の公約に掲げて安倍さんの顔を立ててきたんですね。これは選挙の前に内輪もめをして自民党が負けてしまっては元も子もない。参議院選挙までは表面的に仲良くしようねと。…こういう感じで政局はずーっと流れてきたんですね。…
 麻生さんの最大の狙いは、最大派閥「清和会」に対抗して大宏池会という新しい派閥を作ってそのドンとして自分が君臨する事だったんですね。麻生さんは自分の家柄に誇りを持っているんですよ。明治国家をつくった大久保利通、戦後日本をつくった吉田茂、この子孫ですからね。その吉田茂の直系である池田勇人、これは大蔵省出身の元総理大臣ですね。池田勇人が作ったのが宏池会という派閥なんですね。…この宏池会というのは大蔵官僚が仕切ってきたエリート派閥なんですね。…
 いずれ安倍一派を一掃する。そのためにも、その前にできる限りの追悼の意を示す…そのための「国葬」だと私は見ています。…国葬が終われば、今度は徐々に安倍さんの色を消していく。”と解説しています。
 ものすごく分かりやすい説明で、財務省の力が強くなった岸田政権では憲法改正を避け、消費税増税に向かうのではないかという見立てです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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安倍なき日本に増税がやってくる!麻生一強、大宏池会で「憲法より消費税」 山本太郎は立ちはだかれるのか?
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友人としての弔辞は感動的だったが…安倍氏不在の自民党を支配する麻生氏がこれから始める"恐ろしいこと"
引用元)
画像はシャンティ・フーラがツイートに差し替え
岸田文雄首相(自民党総裁)の記者会見に出席した麻生太郎副総裁(前列左)と茂木敏充幹事長(同右)=2022年7月11日、東京・永田町の同党本部[代表撮影] - 写真=時事通信フォト
(中略)
麻生氏が14歳年下の安倍首相を副総理兼財務相として支えたのは衆目の一致するところである。しかし、二人の蜜月関係は昨年秋、岸田政権発足とともに実は終焉していた。
(中略)
岸田文雄首相の後見人としてキングメーカーの座に就いた麻生氏は、安倍氏が求める「高市早苗幹事長、萩生田光一官房長官」の人事案を一蹴。岸田派ナンバー2で安倍氏とは地元・山口県で長年の政敵である林芳正氏を外相に抜擢したうえ、安倍氏率いる最大派閥・清和会(安倍派)の次世代ホープとされる福田達夫氏(彼の父である福田康夫元首相は安倍氏と犬猿の仲で知られる)を自民党総務会長に、同じく清和会ながら安倍氏とは距離のある松野博一氏を官房長官に登用し、安倍氏の影響力をそぐ人事をあからさまに断行した。  
(中略)
麻生氏が後ろ盾となる岸田政権が誕生して財務省は完全復権。官房副長官には岸田派ホープで財務省出身の木原誠二氏が就任し、主要官庁から送り込まれる首相秘書官(事務)6人にうち財務官僚が2人を占めるという異例の財務省支配が確立した。
(中略)
■安倍氏の悲願、憲法改正には消極的  
 
参院選で自民、公明、日本維新の会、国民民主党の改憲4党が発議に必要な3分の2を確保した以上、安倍氏の悲願である憲法改正に突き進むのか――。実は麻生氏や岸田首相に近い宏池会や財務省からはそのような声はほとんど聞こえてこない。
(中略)
麻生氏は維新が大嫌いです。小泉政権で激しく対立した竹中平蔵氏の影響を受けていることも気に食わないし、安倍政権で対立した菅義偉前首相と松井一郎代表がじっこんであることも不愉快です。維新は存在感を増すために改憲論議を声高に訴えるでしょうが、そうなればなるほど、麻生氏は『わざわざ維新に花を持たせて居場所をつくってやることはない』と改憲論議から引くでしょう」(財務省OB)
(以下略)

統一教会と自民党はズブズブ、笹川財団の支援を受けてきた維新を応援する統一教会、統一教会の支援を受けている参政党

竹下雅敏氏からの情報です。
 あべぴょん銃撃事件の山上徹也容疑者は、岸信介元首相(故人)の名前を挙げ、「家庭を壊した団体を日本に招いたのが岸氏で、その孫の安倍氏を狙った」と供述しているとのことです。
 家庭を壊した団体が「統一教会」であることは、“団体を日本に招いたのが岸氏”ということからハッキリと分かりますが、毎日新聞は「統一教会」の名称を出しません。「文を鮮明にした方がいいですよね。」
 板垣英憲氏は、“統一教会教祖の文鮮明が1968年1月韓国「国際勝共連合」を創設。同年4月、CIAのもと岸信介が日本「国際勝共連合」を創設。”と書いているように、ウィキペディアには、“日本の初代会長は「統一協会」の会長でもあった久保木修己。名誉会長は笹川良一…機関紙として『国際勝共新聞』・『思想新聞』、月刊誌『世界思想』を発行。関連会社の「世界日報社」が日刊新聞、『世界日報』を発行。…なお本稿では、日本での母体となった宗教法人世界基督教統一神霊協会を「統一協会」、その母体である韓国の同名組織とその思想全体を指して「統一教会」と分けて書くことにする。”とあります。
 現代ビジネスのこちらの記事には、“保守系政治家の雄であった安倍氏と統一教会との接点は、かねてより永田町関係者では公然の秘密だった。たとえば安倍氏と近いある参議院議員の場合は、「統一教会丸抱え」と言われるほどの密接の関係にあり、統一教会幹部も「あの議員はうちの票で当選できている」と認めるほどだった。”と書かれています。
 このように、統一教会と自民党はズブズブなのですが、笹川財団の支援を受けてきた維新が、「維新の会も統一教会が応援しています。自民党だけじゃないですよ」というのは、もっともな話です。
 「参政党の実態5」で見たように、私は、“参政党は統一教会の支援を受けている”と見ています。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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岸信介元首相も敵視か「宗教団体を日本に招いた」 安倍氏銃撃容疑者
引用元)

画像はシャンティ・フーラがツイートに差し替え
奈良県警奈良西署から送検される山上徹也容疑者=奈良市で2022年7月10日午前8時59分、滝川大貴撮影

安倍晋三元首相(67)が奈良市内で参院選の街頭演説中に銃撃されて死亡した事件で、元海上自衛官で無職の山上徹也容疑者(41)=殺人容疑で送検=の自宅から押収されたノートに、母親が入信する宗教団体への恨みが記述されていたことが捜査関係者への取材で明らかになった。山上容疑者は岸信介元首相(故人)の名前を挙げ、「家庭を壊した団体を日本に招いたのが岸氏で、その孫の安倍氏を狙った」と供述していることも判明した。
(中略)
捜査関係者によると、山上容疑者は「母親が団体に多額の献金をして破産した。家庭を崩壊させた団体に恨みがあった」と説明。
(中略)
山上容疑者は「団体の関連施設で手製銃の試し撃ちをした」と供述していることも分かっている。県警によると、山上容疑者は「試射は事件前日の未明だった」と供述。奈良県内の施設だと説明しており、県警は詳しい経緯を調べている。
(以下略)
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配信元)

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「報道ステーション」党首討論でテレビ局の圧力に抗議したNHK党への興味深い見解 〜 今回の参院選で自民党を圧勝させる「秘策」がすでに実行中、野党を装う自民党の別働隊を見抜け

 16日に放送された「報道ステーション」の党首討論が話題になっています。読者の方々からも情報が届きました。山本太郎代表が話題をかっさらったのかと思うとさにあらず。NHK党の立花孝志党首が出演前に番組サイドからの圧力があったことを討論中に暴露し、不規則発言として途中退席させられたというものでした。テレ朝からの文書の他、局からの申し入れの電話も録音されていて、テーマから逸脱するような発言は控えてほしいと要請されていたことは証明されています。立花党首の「テレビは核兵器に勝る武器です。テレビは国民を洗脳する装置です。」との見解はその通りで、政治家の政権批判を封じたテレ朝という構図に抗議したNHK党は株を上げました。
 ところで、この件について興味深い見解があります。以前に板垣英憲氏のブログで、今回の参院選に向けて自民党が圧勝するための秘策を講じていると伝え、すでに大金を投じて仕込まれているという内容のものがありました。肝心の部分がツイッターに載せられていますが、接戦が予想される選挙区に自民党公認ではない候補者を7人から8人立候補させ、街宣では自民党批判をさせて、有権者には彼らが反自民候補であるかのように見せるのだそうです。実態はニセ野党候補で「完全な自民党の別働隊」ですが、反自民票を分散させ、野党を落選させるというものです。自民党は組織票が手堅いため影響を受けないという読みだそうです。
 さて、ここで思い出すのが、時事ブログ3本目を爆走中の参政党です。新しい党ながら全国で45人も立候補者があります。供託金が一人300万円もしくは600万円必要で、それらは投票数によっては全額没収されます。彼らにはかなりの資金力があることがうかがえます。しかしそれ以上に立候補者を立てているのが、NHK党の73人。これはスゴイ。お金持ちの党だったのですね、というオチではない。自公政権を葬り去るには、本当の野党候補を見抜いて投票すべし。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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自民党は、次の参議院選挙を圧勝するために、あるとんでもない秘策を練っている。その秘策の話し合いのため、安倍晋三元首相と麻生太郎副総裁それぞれが、菅義偉前首相を会食に誘った。
◆〔特別情報1〕
 これは、自民党の内部に精通した情報通からの極秘情報である。
 自民党は、次の参議院選挙を圧勝するために、あるとんでもない秘策を練っている。その秘策の話し合いのため、安倍晋三元首相と麻生太郎副総裁それぞれが、菅義偉前首相を会食に誘った。その秘策は、菅が官房長官時代から試験的に始めていたことだというが、今回の参院選では大々的に試みる予定らしく、そのために各都道府県でカネをバラマキ始めているのだという。その秘策とは。
(以下略)
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[衆院選] 維新4倍の議席獲得、自民も単独過半数で憲法改正に現実味 / れいわの善戦など随所に光が見えた選挙戦

 事前に維新が議席を増やすと予想されていましたが、まさか4倍もの議席を獲得するとは衝撃でした。大阪全選挙区を制し、さらに勢いに乗った比例票で25議席、国政第3党です。自民党も議席を減らしたものの単独で過半数を取り、事実上の大勝利です。
 一方、政権交代すら期待された野党側は大惨事となりました。野党合同ヒアリングで目覚ましい活躍をされた議員や国会の場で政府与党をギュウギュウに追い詰めた実力派議員、党派を超えて信頼があり野党共闘の要になるような議員が、あたかも狙い撃ちのように苦戦を強いられ惜敗しています。辻元清美氏、藤野保史氏、清水ただし氏、屋良朝博氏、尾辻かな子氏、黒岩宇洋氏、自身の選挙前に全ての野党共闘候補の応援に回った「無敗の男」中村喜四郎氏、そしてとりわけ川内博史氏は持続化給付金の中抜き問題を追求するなど政府与党にとってこれほど目障りな、そして国民にとってこれほど頼もしい議員はなかっただけに残念でなりません。私心なき彼は民主党時代に大臣ポストを勧められても「入閣したら行政を追求できなくなる」と断ったらしい。水と油が同居するような立憲民主党の中で国民に寄り添う姿勢を打ち出す議員がこれほど落選することになったのはどういうことなのでしょう。
そのような中、原口一博氏が最後までデッドヒートを繰り広げ、草の根選挙で見事、正義を掲げて国会に戻って下さったのはありがたいことでした。
さらに森友問題のいわば火付け役となり激しい攻撃で落選されていた福島伸享氏が共産党の支援も受け、見事復帰です。同じく復帰した宮本岳志氏と共に森友問題を暴いていただきたい。
 そして今回の選挙で希望を感じたのが、れいわ新選組の善戦でした。山本太郎代表のほか2名が当選し、しかもその一人、大石あきこ氏は、2008年からブレることなく戦ってきた勇者で、維新が蔓延する大阪で勝ち上がりました。ひどい攻撃にも怯まない、これからのアイコンになりそうです。
 また、恐らく日本中が腹を抱えて笑ったのが、ナルシスト甘利幹事長の落選でした。郷原信郎弁護士のパロディを効かせた落選運動も功を奏したようです。国民に伝わるゆかいなメッセージの大切さを考えさせるものでした。東京8区では、生活の苦労を知る吉田はるみ氏が石原ノビテルをノックアウトし、長崎1区では国会でイベルメクチンを提起された富岡勉氏を追いやるように出てきたウソつきシンゾーの舎弟、失礼、秘書の初村滝一郎氏を落選させてくれました。
 今回の結果、議席数では自公維により憲法改正に現実味が出てきました。しかし随所に力強い光を感じます。野党、特にれいわへのメディアの攻撃は激しさを増すと思われます。国民がしっかりウオッチして、光を絶やすことなく分かりやすい言葉で広く伝える重要性を感じました。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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自民大勝立憲惨敗維新躍進総選挙
10月31日に投開票された第49回衆議院総選挙は

岸田自民大勝

枝野立憲惨敗

維新躍進

れいわ善戦


の結果に終わった


自民党は選挙前勢力の276から議席を減らしたものの、単独で絶対安定多数の261を確保した

菅義偉首相が続投して総選挙に突入していれば自民党は大幅議席減を免れなかったと考えられることを基準に考えれば、岸田自民大勝と言ってよい。

他方、野党第一党の立憲民主党は解散時議席109から13議席減の96になった

安倍・菅政治に対する国民の不信の大きさを踏まえれば、政権交代=政治刷新実現の可能性すら存在したことを踏まえれば大惨敗に終わったと言える。

維新は4倍増に迫る大躍進を示した

大阪を中心に議席を積み増したが、比例代表でも25議席を獲得して国政第三党に躍り出た。

自民261、維新41、国民11の三党議席数合計は313となり衆院3分の2の310を超えた。

自民党が右旋回すればこの三党で憲法改定に進むことも考え得る状況だ

維新の政治的主張の位置は公明党よりも右寄りで、自民党は連立政権パートナーとして公明だけでなく維新を保持する状況に移行する。
(以下略)

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