注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
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プーチン氏「日本の決定権に疑問」 北方領土と米軍基地
ロシアのプーチン大統領は20日に開いた年末恒例の記者会見で、ロシアが北方領土を日本に返した場合に米軍基地が置かれる可能性について、「日本の決定権に疑問がある」と述べた。安倍晋三首相はプーチン氏に北方領土には米軍基地を置かない方針を伝えているが、プーチン氏は実効性に疑問を呈した形だ。
(中略)
日本の決定権を疑う例として沖縄の米軍基地問題を挙げ、「知事が基地拡大に反対しているが、何もできない。人々が撤去を求めているのに、基地は強化される。みなが反対しているのに計画が進んでいる」と話した。米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設をめぐる問題を指した発言だ。
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ノーム・チョムスキー氏「恥ずべき行為」 土砂投入に海外識者ら日米批判
(前略)
言語哲学者のノーム・チョムスキー氏(マサチューセッツ工科大言語学名誉教授)は土砂投入について「(中略)人々の圧倒的な反対にもかかわらず、基地建設を進めるという決断は恥ずべき行為だ。この世の中で必要とされている紛争の平和的解決の可能性を損なうものでもある」と述べた。
米平和団体「ピースフル・スカイズ連合」のキャロル・ミラー会長は、(中略)「沖縄の基地は縮小し、沖縄の人々に返すべきだ。米軍基地が沖縄を占領する時代は終わった」と強調した。
北アイルランド問題の平和的解決への取り組みでノーベル平和賞(1976年)を受賞したマイレッド・マグワイア氏は、工事を強行する日本政府について、「アジア太平洋地域の米軍の増強を支持する日本政府の姿勢を注視している。軍事化が進むと人々や環境が危険にさらされ、暴力的な紛争の可能性も高まる」と警鐘を鳴らした。
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与那国島、石垣島、宮古島、沖縄本島、沖縄・伊江島 、奄美大島、種子島、馬毛島などに、巨大な自衛隊配備計画や配備、米軍との共用施設や米軍施設が計画され且つ建設が実行されているようです。
無人島の馬毛島(まげしま)も、米軍空母艦載機の離着陸訓練(FCLP)の候補地としての買収契約が結ばれるとのことです。普天間の代替地の話もあった馬毛島ですが、実質基地が増えただけということになります。
「沖縄の基地軽減負担」「仮想敵国からの防衛」と称し莫大な予算を使い軍備増強が図られていますが、軍事化をどんどんすすめ、緊急事態条項を盛り込んだ改憲を主張するあべぴょんは、いったい何を目指しているのでしょうか?
今こそ新しい時代に向けて、朝鮮半島の和平を後押しし、中国との協力関係の強化を図り、日本国内の軍事面での計画や建設の凍結、中止、破棄をするような政権がのぞまれているというのに。逆行してどうする。
追記。
本日の板垣英憲情報局の有料情報によると、辺野古や馬毛島の背景には、共通の驚くべき内容が隠されているとのこと。
福島第1原発事故後の除染で生じた「汚染土」を、園芸作物向けの農地造成に再利用するような政権だから、真実味があります。しかし、ここまでするとは。