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「種子法廃止等に関する違憲確認訴訟」が10/7いよいよ結審に、裁判所が忖度なしの判断を下せるよう国民の関心を集め、TPPを追い出そう
思えば2019年5月、種子法廃止にはTPP協定の影響があったことを裁判所が認めたことから、池住義憲氏、山田正彦氏、岩月浩二弁護士らが「種子法廃止等に関する違憲確認訴訟」を起こされたのでした。あれから食をめぐる環境は絶体絶命という表現が大げさでない状況に追い込まれています。
ところが山田正彦氏いわく「ここにきて面白いことに。」訴訟は10/7に結審となる最終弁論ですが、裁判長が被告国側に「原告の主張にまともに反論しないと不利益を受けることもある」と促したようです。ということは、裁判所は一方的に国側に有利に進めることはないと意思表示したように見えます。
さらに異例なことに法廷で映画「タネは誰のもの」の縮尺版が上映され、証人調べに採用されたそうです。まだ司法が生きている?
「食の安全、持続可能な農業を取り戻し、食料主権を守る闘い」の裁判に国民の関心が高いことを示すには、法廷の傍聴席を埋めるのは効果的らしい。100人も押しかけたら裁判長もさぞかし気合が入ることでしょう。グローバリズムの象徴のようなTPPを排除する先鞭の裁判になるかもと期待してしまいます。我こそはというお方はぜひ、傍聴席に!
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

山田 正彦:ここにきて面白いことが起こりました。是非シェア拡散して頂けませんか。
— Max (@universalsoftw2) September 30, 2022
種子法廃止違憲訴訟は10月7日いよいよ最終弁論、結審です。
裁判長が被告 国側の代理人に原告の主張にもまともに反論しないと不利益を受けることもありますよと。
そして、異例なことに法廷で『タネは誰の
もの』の映画の縮尺版を見ていただき、私たちの主張通り十分な時間を取って証人調べも。
— Max (@universalsoftw2) September 30, 2022
ここにきて、国側が慌てたのか細かい反論をびっしりと書いてきました。
本日夜、弁護団会議を開いて、国側の主張について改めて検討いたします。
これまで週に1回ほど会議を開いて喧々諤々議論し、みんなで
80頁余の 最終準備書面を書き上げたところでした。
— Max (@universalsoftw2) September 30, 2022
憲法25条の生存権に基づく食への権利 (安全な食料を持続的に安定して供給を受ける権利)について、初めて日本の裁判所が判断する歴史的な裁判になりそうです。
証人調べの内容も素晴らしかったので証人調べの内容を収録した冊子(税込700円)も印刷が
あがりました。
— Max (@universalsoftw2) September 30, 2022
東大の鈴木宣弘教授も証人としてしっかりと話して頂いています。
(写真:TPP 新聞)
10月3日11時15分から東京地裁の司法記者クラブで記者会見もいたします。
これまで裁判の傍聴席がコロナで制限されていましたが、今回は100人まで大丈夫です。
お願いです。
10月7日(金) pic.twitter.com/TB0CJRga3a
東京地裁正門前に午後1時に集合していただけませんか。
— Max (@universalsoftw2) September 30, 2022
皆で私達の熱い思いを裁判所に伝えたいのです。
裁判の後、衆議院第1議員会館 大会議室で皆さんと弁護団との意見交換会をいたします。
詳細はこちらからhttps://t.co/A40kIWNhAu pic.twitter.com/rmieruNdsr
— Max (@universalsoftw2) September 30, 2022
6月に続き、「種子法廃止等に関する違憲確認訴訟」の第8回口頭弁論期日が下記の通り決まりましたのでご連絡します。
私たちは、TPP(環太平洋パートナーシップ)協定の違憲性を問う訴え「TPP交渉差止・違憲訴訟」を起こしていましたが、2018年10月に出されたその控訴審判決で、裁判所が「種子法の廃止については、その背景事情の一つにTPP協定に関する動向があったことは否定できない」と判示したことから、2019年5月に、新たに「種子法廃止等に関する違憲確認訴訟」を提起しました。
今回の裁判では、種子法が廃止されることで食料の安定供給や食の安全が害されること、憲法上保障されるべき「食料への権利」が侵害されることを訴えています。この裁判は、食の安全、持続可能な農業を取り戻し、食料主権を守る闘いでもあります。本期日が最終弁論です。法廷を傍聴者で埋め、私たちの訴えを裁判所に届けましょう。
(以下略)
衆院農水委員会で種苗法改正案が可決、19日に参院へ 〜 農業競争力支援法、種子法から一貫した「売国方程式」
賛成した党は選挙で落とす、売国法は廃案にする、これしかないでしょう。
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

(中略)
(中略)農家が収穫物から種子を採取して翌シーズンの生産に使う「自家増殖」について、現在は原則自由だが許諾制に変更する。農家から第三者に種苗が譲渡されるリスクの低減が狙い。
本日9時30分から衆議院農林水産委員会で種苗法改正案の審議。与党はまったく質問する気すらなく、質問に立つのは野党のみ。満足な審議をせずに採決に持ち込もうとのこと。
印鑰 智哉さんの投稿 2020年11月16日月曜日
22年ぶりの法改正なのに、あまりに不真面目。この22年間、世界は大きく変わ...
こんな状態で採決なんてありえないけど、もしそうなったら、どこの党が賛成・反対するのか、きっちり見て脳裏に焼き付ける#種苗法
— EMIL@国会を見よう (@emil418) November 17, 2020
【種苗法改正案、委員会通過】品種登録の種や苗木を海外へ無断で持ち出すことを規制する『種苗法の一部を改正する法律案』が、衆議院・農林水産委員会で採決され、賛成多数で可決。
— Mi2 (@mi2_yes) November 17, 2020
反対したのは、立憲民主党や共産党など。 pic.twitter.com/u2hjQxK3kg
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「種苗法改正案」審議入り 〜 印鑰氏が参考人に立ち、改正案の趣旨が破綻していることと農家と日本への打撃を丁寧に説明
問題点を大きく2点にまとめると、種苗法があっても海外流出への効果がないこと、「特性表」という曖昧な基準のため農家が訴訟を起こされるリスクが高まることですが、全国の農家の方々にこうした内容がほとんど知らされていない状況で、この種苗法が通過しようとしています。このことを分かりやすいマンガにされていましたので「続きはこちらから」以降に掲載しました。著作権フリーで拡散希望とあります。多くの人に知ってもらい、17日の採決はするなの声を国会に届けよう。
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

#種苗法改正 案審議 国会前アクション。テレビ東京が取材に。食の問題、もっともっとメディアが取り上げるべき問題だと思います。 pic.twitter.com/bdaPdVDQdb
— 日本の種子(たね)を守る会 (@SaveSeedsJapan) November 12, 2020
本日12日、午後2時半からの衆議院農水委員会で参考人として話すための資料です。https://t.co/Tjqu2bMTAt
— INYAKU Tomoya 印鑰 智哉 (@tomo_nada) November 12, 2020
審議は以下から生中継されます(終わった後から録画を見ることもできます)。
衆議院インターネット中継 https://t.co/KeNLcyuWlC
ぜひご注目いただければ幸いです。#種苗法改正案を廃案に pic.twitter.com/7sWaz00Qym
権力者や多国籍企業は庶民の健康を踏み台に金儲けを考えている。そして政治家を利用して、その国の法律を自分たちの都合のいいように改正させる。現在、新型コロナウイルスの裏で、国会に「種苗法改正案」が提出されている。日本の農薬の規制が緩和されているのは、このためだと言っても過言ではない。 pic.twitter.com/4VkAcXRpgR
— あいひん (@BABYLONBU5TER) May 14, 2020
» 続きはこちらから

山田正彦氏からの緊急メッセージ:今の臨時国会で種苗法「改正案」成立の危機、みんなで地元選出の国会議員に声を届けよう
「皆さん、今ここで自家増殖、自家採種一律禁止の法案、これを何としてもやめさせるために、(中略)地元選出の衆議院、参議院の先生方の国会や地元の事務所に、電話・FAXを、みんなで、みんなで送ろうではありませんか。今の臨時国会というわずかな審議期間の中で、このような大事なことを決めることのないよう、(中略)みなさんの声、農家の声を届けましょう。私たちが今、動かなければいけないのです。必ず止めることができます。みなさん、がんばりましょう!!」
協力者の方が、電話番号のリストやFAXの雛形も掲載して下さっていました。これは便利。臨時国会では重要な審議が山積みですが、この種苗法改正案の「廃案」も国民が強く望んでいます、と議員さんに知っていただかねば!
🔥🌱種苗法改正案が、今月半ば過ぎには通ってしまう可能性が・・・😖😟😢😭
— ruminasu🌟種苗法❤日本の種と未来を守って🌱 (@sakurairuminasu) November 5, 2020
地元選出の国会議員・衆議院・参議院の先生方に、電話・FAXで、民意を伝えて下さい!!#種苗法改正案を廃案に https://t.co/NRh7OIYjCm
「#衆議院 #外務委員会 委員名簿」とhttps://t.co/Ekeh58jdbH
— ruminasu🌟種苗法❤日本の種と未来を守って🌱 (@sakurairuminasu) October 30, 2020
「#国会議員 いちらんリスト」https://t.co/WsS0nmRTk5
を参考に作ってみました。#日英EPA #日英FTA #日米FTA #自由貿易協定
外務委員会 委員名簿 令和 2年10月28日現在 pic.twitter.com/sdx5QKtVAt
🌱FAX送るつもりの方、#要望書 の形式が気になる方は、ネットで検索するとひな型が色々拾えます。そちらを参考に作ってみて下さい😊
— ruminasu🌟種苗法❤日本の種と未来を守って🌱 (@sakurairuminasu) November 4, 2020
要望書なら住所は県まで、名前は仮名でOKです👍#種苗法改正案を廃案に#NoFTA#請願書 #陳情書 #礼節 #マナーhttps://t.co/DwjHyJkFPK pic.twitter.com/9vojvzMua6 pic.twitter.com/AINO2iPpKu
#要望書 って難しいな、という方は伝えたい内容だけ書いてもいいと思います。
— ruminasu🌟種苗法❤日本の種と未来を守って🌱 (@sakurairuminasu) November 4, 2020
【例文】
◯◯◯◯先生、政策秘書様、
下記のように要望致します。
一、***を止めて下さい。
二、***を廃案にして下さい。
三、****
以上、よろしくお願い致します。
▽年☆月△日 ●●県 山□★子
— ruminasu🌟種苗法❤日本の種と未来を守って🌱 (@sakurairuminasu) November 4, 2020
このフォーラムに際して、山田正彦元農水大臣が映画「食の安全を守る人々」の上映会場で講演をされた様子を、環境ジャーナリストの明石純子氏がを取材されていました。その講演内容に「あまりにも感動した」ということで急きょダイジェストで公開されていました。
動画のお話はどれも大事ですが、とりわけ17:00あたりから「条例」についての話をされていました。「種子法・種苗法」は主食になる穀物を国が管理して、安全な伝統的な在来種、優良な種子を農家に安く提供するものですが、「2017年に突然、安倍晋三、呼び捨てにしますが(笑)、安倍晋三が民間の種子に変えろ、これまでの安全な種子は農家にも県にも作るのをやめなさい、と。ただし、三井化学のミツヒカリ、日本モンサントのトネノメグミ、豊田通商のシキユタカが農家に行き渡り、作り始めるまでは、県がこれまで通り種子の提供をすることを認めるとした。」このことは全く報道されなかったそうです。そこでこれまで通りの安全な在来種、その土地にあった種子を安く提供するという条例を新潟、埼玉、兵庫県が皮切りとなって作り、今や31の都道府県で種子条例ができました。「国がバカなことをやっても、条例で私たちが取り戻すことができる。」「例えば今治市。今治市の承諾なく遺伝子組み換えの農作物を今治市で作付けした場合には半年以下の懲役、50万円以下の罰金に処すという条例を作ったのです。」
そして(22:30)ここからが圧巻でした。
日本は明治以来中央集権国家だった。各都道府県、各市町村は国の指揮命令監督下に置かれた。ところが民主党が政権を取った時、「地方分権一括法」地方自治法の改正を、憲法上の地方分権に沿って大改正をやった。新聞テレビ、どこにも載らなかった。省庁も内緒にしている。例えばコロナ対策では国は市町村にどんどん通知を出し、市町村は素直に従った。ところが日本で唯一、和歌山県は従わなかった。独自のコロナ対策をやって成功を収めた。これは海外でも報道されたが日本では報道されなかった。和歌山県知事は「私たちは地方分権一括法を忘れているのではないか。」と言い、「厚労省の通知が良いか悪いかは私たちが判断します」と若い職員さんが言う。これが地方分権なのだ。今やそうなっている。法令に反しない限り何でも条例で定めることができる。「住民税を払っている私たちの権利なんです。国は私たちを救ってくれませんよ、今のままでは。私たちが自分で、自分たちの健康と命を守らなきゃいけないんです。条例でできます。私ちが本気で頑張れば、地方から地方自治体から私たちの権利を守ることができるのです。」最後は御年80歳とは思えぬ迫力の訴えでした。
利権に侵されず、住民を尊重できる市会議員、県会議員を選ぶことができるならば、私たちは身近な安全を勝ち取ることができることに気づかされました。