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あなたが見ている世界は、あなたの「脳」を通して見た世界で、それを「心」というフィルターで解釈したもので、あなただけの固有の世界なのです ~私たちが意識を転換し、心を清め、脳が別の解釈をするようになれば、世界は変化する

竹下雅敏氏からの情報です。
 昨日の記事で、「SSPアライアンスの公式リリース3」を紹介しました。“グッド、アンシャール、ミカ、マヤ、SSPアライアンスを含む偵察団は、月にある数千のトールグレイがいる巨大な基地を観察しました。”と書かれていました。
 コズミック・シークレットJAPANさんの「コーリー・グッド2021年9月アップデート」には、イラスト付きで同様の内容を含むさらに多くの情報が出ています。
 昨日のコメントで、“これは「3.0次元7層の第4亜層」での出来事だと思われます。”と記したように、私たちの現実のひとつ上の「亜層」の出来事なので、見方によれば「心の中のパラレルな世界」での観察にすぎず、現実のものではないと考える事も出来ます。
 こうした考えを推し進めると、仏教の「空」の思想にたどり着きます。“繰り返し行われる量子力学実験により、「この世に客観的な現実は存在しない」…そして「この世は人間の主観で成り立っている」”というのは、ある程度納得できるのではないでしょうか。
 新型コロナウイルスが実在し、それが「生物兵器」であって故意にばら撒かれたのか否かという事でさえ、“客観的な現実は存在しない”からです。陰謀に関与した誰かは、“客観的な現実”を知っていると思いがちなのですが、新型コロナウイルスを作り出した研究者は、実際にそれがばら撒かれたのかを知らず、ばら撒いた工作員は「生物兵器」だと信じていただけで、途中でホワイトハットにすり替えられていたかも知れません。また、ホワイトハットもすり替えたと思っているだけで、実際には本物がばら撒かれていたかもしれません。何が言いたいのかというと、誰も真相を知らないということです。
 神々や宇宙人なら、宇宙から見ていたのだから、客観的な現実を知っているだろうと思えるかもしれませんが、あいにく正確な情報を提供してくれる神々や宇宙人には出会えません。
 という訳で、新型コロナウイルスの客観的な現実は、単に各個人の思い込みに過ぎないわけです。私は、“新型コロナウイルスは「生物兵器」であって、故意にばら撒かれた”と思っています。しかし、それは「客観的な現実」ではありません。世の中には、“ウイルスは実在しない”と固く信じている人たちも多いからです。
 要するに、あなたが見ている世界は、あなたの「脳」を通して見た世界で、それを「心」というフィルターで解釈したもので、あなただけの固有の世界なのです。
 幼子に授乳している母親の乳首を見た長男が、「わあ、ママのおっぱいは黒いんだ。」と言いました。ママは激怒し、「これは黒じゃないでしょ! ピンクじゃない! これはピンクよ!」と叱りつけました。長男はその後、黒い色を見るとピンクというようになったそうです。
 黒でもピンクでもない「何か」があり、ある人はそれを「黒」と言い、別の人はそれを頑なに「ピンク」と言い張る。しかし、それでも会話は成り立ち、それなりに世界は支障なく運営されて行くのです。
 でも、“黒でもピンクでもない「何か」はありますよね。”と考えがちなのですが、物理学者の一部は「人間によって観測」されるまでは「この世の現実は存在しない」と考え、仏教徒は「空」だと考えます。
 「空」とは、“実体がない”ということで、私たちが見ているものは現象に過ぎないという考えです。分り易く言うと「虹」は現象であり、適切な位置にいる人には見えるけれど、他の人には見えません。「虹」は在るのではなく、そう見えるだけです。仏教徒は、この世の全ては「在る」のではなく、そう見えるだけだと解釈します。
 こうした解釈は、バーチャルリアリティーの出現によって、多くの人にも理解できるようになってきました。「脳」によって、“世界がそのように見えている”だけであり、脳の状態に変化が起これば別の世界が見えてくるのです。そして、その世界はそれぞれの意識と不可分に結びついた世界なのです。
 この観点では、私たちの肉体と脳が、バーチャルリアリティーの機器の役割を果たしていることになります。肉体は微細な電磁波の受信機であり、それを脳が統合してバーチャルな世界を現出させます。私たちは、そのようにして自分の肉体と脳がつくり出す世界を「客観的な現実」だと錯覚するのです。
 「客観的な現実」はなく、それぞれの個人の固有な世界があり、その世界は意識と深く結びついているのであれば、私たちが意識を転換し、心を清め、脳が別の解釈をするようになれば、世界は変化するのです。少なくとも、その人の周りの人間関係や生活環境は劇的に変化するでしょう。
 多くの人々にそのような大きな意識の変化が起これば、世界は大きく変わります。この世界は私たちの集合意識によって形作られており、人々が「岸田やめろ!」といえば、そうなる世界だからです。
 意識の転換はどうすればできるのでしょう。それは、「ありのままに見ること」です。ワクチンの現実をありのままに見ましょう。ワクチン後遺症の現実をありのままに見ましょう。
 「血を呑む悪魔や機械も、怪物や悪霊も、そんなものは現実には存在しない。」などと、麻薬の力による歪んだ解釈をするのではなく、人々が、“血を呑む悪魔(カバール)や機械(AI)、怪物や悪霊(ブラック・ロッジとオリオングループ)が、現実に存在する”ことをハッキリと認識した時、世界は巨大な変化を遂げます。
 その時、人々の心が恐怖に打ち負かされてしまえば、最悪の未来がやってきます。しかし、ありのままに見て、悪魔と手下の者たちが張子の虎であり、実際には何の力も持っていないことを認識すれば、美しい未来がやって来るのです。
 心の浄化が最も大切なのです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ヨーロッパが、エネルギー救済という名のポンジ・スキームによるリーマン的破綻に突き進んでいる中で思い出す「存在するとは何か」「恐怖とは何か」
転載元)
(前略)
以下は 2015年の記事です。


2019年には、オーストラリアのグリフィス大学にある量子力学センターでこれが確認されています。


ティモシー・リアリーさんの『チベット死者の書サイケデリック・バージョン』そのものは、面白いのだか、そうでないのだかわからないですが、フレーズには、これらの量子力学の観測の事実のような感じの部分もあり興味深かったです。
 
以下は、フレーズの一部です。

『チベット死者の書サイケデリック・バージョン』より
 
「平和なヴィジョンや憤怒のヴィジョンも、血を呑む悪魔や機械も、怪物や悪霊も、そんなものは現実には存在しない。あなたの頭蓋骨の中に存在するのだ。そのことを認識すれば、あなたの恐怖は消えるだろう。」
 (ティモシー・リアリー)
 
「何を見ようとも、それがどんなに奇妙で恐怖を誘うものであろうと、それらがあなたの内部からやってくることを覚えておきたまえ。そのことをしっかりと認識せよ。」
(ティモシー・リアリー)
 
「休みない生命電気の向こうに、究極のリアリティ、空(くう)があることを憶えておいてもらいたい。形や色をもったものに形成されないあなた自身の意識は本質的に空(くう)なのだ。」
(ティモシー・リアリー)
(中略)
コロナ対策にしても、そこからのワクチン展開にしても、同じことが言えないでもない気がしますし (物質ですべて対処するという)、これらの騒動で用いられた「恐怖の扇動」の手法にふれるたびに、先ほどのティモシー・リアリーさんの

  「何を見ようとも、それがどんなに奇妙で恐怖を誘うものであろうと、それらがあなたの内部からやってくることを覚えておきたまえ」

を思い出したりしていました。
 
確かに、パンデミック騒動そのものはエリートたちが作り出したものかもしれないですが、あそこまで、あるいは日本では現状もですが、ここまで全体的になってしまった理由は、「ひとりひとりの内側から恐怖が作り出されて、それが集合体となったから」とは言えそうです。
(以下略)

多くの物理学者が認めているパラレルワールドの存在 ~第1システム国津神第五レベルに属する「人」は、【3.0~3.9次元の界層】に閉じ込められている

竹下雅敏氏からの情報です。
 量子力学の世界観を通じて、多くの物理学者がパラレルワールドの存在を認めるようになって来ています。
 天界の秩序をご覧になると、このパラレルワールドをすでに分類して整理していることがわかると思います。天界の秩序10は、霊的世界を含めた私たちの宇宙の全体を表示したものです。
 地球人、私たちの太陽系は、表の第1システム国津神第五レベルに属しています。表をご覧になると、所属次元が4次元のレベルであることがわかると思います。第1システム国津神第五レベルに属する「人」は、“続きはこちらから”の【3.0~3.9次元の界層】に閉じ込められています。
 この図は、2016年1月22日の記事でコブラが紹介した神智学の図と本質的に同じものです。記事の中の、「宇宙の物理的次元の7界と49亜界」と題する図の一番下の物質界が7層に分かれています。第1エーテルの部分が3.3次元、第2エーテルが3.2次元、第3エーテルが3.1次元、第4エーテル以下が3.0次元です。
 神智学の図は、3.0~3.3次元を圧縮して表現しており、不完全なものです。また、神智学には、プルシャ(自己)の概念が抜け落ちていることも問題です。さらに、この図は、第1システム国津神第五レベルに所属する「人」のみに正しい図であって、このレベルに属する神々や、より高いレベルに所属する者たちには当てはまりません。
 図をご覧になると、コーザル体(原因体)は、マナス界(メンタル界)の1~4層、すなわち上位メンタル界で活動する身体であることがわかります。図のメンタル体、アストラル体、エーテル体は、1つの塊として活動し、幽体と呼ばれます。 3.0次元で活動する身体が、肉体(広義)です。
 肉体(広義)は、さらに、ライトボディー、プラズマ体、肉体(狭義)に分かれますが、私たちが通常肉体と呼んでいるのは肉体(狭義)の表層の部分、すなわち3.0次元の7層の身体のことです。
 肉体(狭義)の中層、深層は、私たちが夢の中で訪れる世界です。この表層、中層、深層は分けることができず、塊として動きます。しかし、中層、深層の部分は、多くの人にとって潜在意識、無意識と受け止められる部分です。こうした各身体については、2018年10月17日の記事を参照してください。
 現代物理学は、量子力学によって、ようやく「波動」の世界に気付き始めました。彼らの物理学は、ようやくプラズマ界を視野に入れ始めたようです。記事では、“パラレルワールドは相互作用せず、どのような形でも相互に影響し合いません”と書かれていますが、これは誤りです。通常の光を用いた交信手段がないというだけの話です。
 皆さんが訓練を積めば、肉体を離脱して、プラズマ体でプラズマ界に入ることや、ライトボディーで第4エーテル界に入ることもできるようになります。チベット密教では、ライトボディーで、意識的に肉体を離れられるようになった者を、「虹の身体」を得た者と称するようです。しかし、チベット密教でのハイレベルな悟りですら、所詮、3.0次元の上層(1~3層)に入ったに過ぎません。
 さらに訓練を積むと、本当の幽体離脱ができるようになります。そして、ついには、コーザル体離脱も可能になるでしょう。最終的に、マナス界の1層にあるジーヴァ(個我)に合一(無種子三昧)することで、宗教の究極目標である「自己実現」を達成することになります。
 地球上の宗教概念は、ここまでしかありません。これ以上の段階は、いずれ映像配信の宗教学の中級・上級講座の中でお話しすることになると思います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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パラレルワールドに「別の自分」は存在する、物理学者が新著で断言! 相互作用についても… 多世界解釈もはや常識に!
引用元)
(前略)
ある専門家によればパラレルワールドはほぼ無限に存在し、そのすべての世界に自分が存在しているのだという。
(中略)
「自分が異なる意思決定を下した複数の世界は絶対に存在し得ます。我々は物理学の法則に従っているだけです」と語るのは米・カリフォルニア工科大学の物理学者、ショーン・キャロル氏だ。
(中略)
“ワールド”の数が有限であるか無限であるかはわかりませんが、途方もない数であることは確かです。5つや6つということはありません」(キャロル氏)
(中略)  
故スティーブン・ホーキング博士や“シュレーディンガーの猫”のアーウィン・シュレーディンガーなどもまた、数多くのパラレルワールドが存在することを示唆している。(中略)… ではこの無数に存在するというパラレルワールドを覗き見たり、あるいは身をもって訪れることができるのだろうか。しかし残念ながらキャロル氏はその可能性はきわめて低いことをあらかじめ指摘している。

パラレルワールドは相互作用せず、どのような形でも相互に影響し合いません。世界を跨ぐことは光の速度よりも速く移動するようなものです。人間ができることではありません」(キャロル氏)
(以下略)

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量子力学の実験によって「この世に客観的な現実は存在しない」ことが明確になった ~「ひとりひとりが、その人だけの現実を持っている」

竹下雅敏氏からの情報です。
 昨日の続きで、「この世に客観的な現実は存在しない」ことが、量子力学の実験で明確になったというIn Deepさんの記事です。
 昨日の記事で触れたように、「この世の現実を創り出しているのは人間という観測存在だった」というのは、意味はわかりますが、同意はしません。理由は、意識的存在は人間だけではないからです。ただ、人間の意識がこの世の現実を作り出す上で、ある程度の比重を占めているのは確かだと思います。
 次に、枠で囲まれた「量子力学が示すふたつの事実」をご覧ください。ここに書かれているふたつの事柄も、完全には同意しません。粒子が「人間の意志で変化する」とありますが、ここには、“粒子の意志”という視点が抜け落ちているからです。スプーン曲げを楽々と行う人物は、曲がることをスプーンに“同意してもらう”のだと言っていました。
 また、上の、人間が観測することによって現れた「客観的な現実」というのは、その観測者の「主観的な現実」ではないでしょうか。「客観的な現実」など、少し考えればあり得ないと思います。なぜなら、人間は世界を脳の中で再構成して見ているからです。脳や知覚器官の機能が異なれば、見える現実も異なってくるでしょう。おそらく、私たちが見ている風景と蝶々の見ている風景は、ずいぶんと違うものだと思います。例えば、カラスなどは、死体から霊が抜けるところが見えると聞いたことがあります。
 霊能者は、他の人の見えないものが見えています。その人が見ているものは、どんな測定器にもかからないとします。霊能者が見ている霊は、他の人には見えないのです。この場合、客観的な現実とは何なのでしょう。
 また、別の霊能者がその霊を見たときに、2人の霊能者は全く同じものが見えているのでしょうか。私には別の見え方をしているケースの方が多いように思います。なぜなら、2人の霊能者の心というフィルターを通して見ているからです。
 なので、今回の記事の結論である「ひとりひとりが、その人だけの現実を持っている」というのは、自然に感じます。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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繰り返し行われる量子力学実験により「この世に客観的な現実は存在しない」ことがさらに明確になり、そして「この世は人間の主観で成り立っている」ことが否定できない状況に
転載元)
(前略)
この世の現実はひとりひとりですべてがちがう

私が、このブログを書き始めた中で知り得た驚くべき真実はたくさんありますが、その中でも、若い方々の表現をお借りしますと「めっちゃ驚いた」ことは、
「この世に現実は存在しない可能性がある」
ということでした。
(中略)

 
この時の私は、「やだ、何それ? チョー驚く」みたいなギャル的な感嘆を示していただけでしたが、そのうち、問題の本質は、

「この世に客観的な現実は存在しない」

という「ほうではない」ということに気づいてくることになりました。
では、問題の本質は何かというと、

「この世の現実を創り出しているのは人間という観測存在だった」

というほうなのですね。
(中略)
量子力学が示す以下の2点は「私たちの生きているこの世というものは、実際にはどのようなものか」という答えにも結びつくのです。

量子力学が示すふたつの事実
・客観的な現実というものは、人間が観測するまでは存在しない
・この世を構成する粒子は「人間の意志で変化する」

(中略)
「量子」にしても、そういう最小単位の物質が、どのようにして生まれるかご存じでしょうか。「何もないところから生まれている」のです。
 
以下は、Wikipedia からの抜粋です。太字の部分はこちらでしています。
 
無 - Wikipedia より

古典物理学において、物理的に何も無い空間を真空と呼び、真空は完全な無であると考えられてきたが、現代物理学においては、真空のゆらぎによって、何も無いはずの真空から電子と陽電子のペアが、突然出現することが認められている。

このことによって、現代物理学では完全な無(絶対無)というものは物理的に存在しないとされている。
 
そして、「何にもないところから出現した量子」は、「人間の意志で動く」ということになり、そのようにして、この世は存在しているようなんです。
(中略)
意志が瞬間瞬間として、この世を創っているならば、今の世の中を良いと感じるか悪いと感じるかとは関係なく、「それは自分の作り出している世界」でもありそうなのですね。ですので、「良い世の中」というものを作っていくためには、この量子力学で示される現実を理解する必要があるのだと思います。もっといえば、私たち人間は「この世をすべて作り替えられる存在」ということでもあります。これは曖昧な理想論ではなく、今ではかなり現実的な科学です。
(中略)
ヴァカロ教授は、「ひとりひとりが、その人だけの現実を持っている」としていて、そして、その現実は、観測により変化していくとしています。おそらく、「瞬間、瞬間で、私たちの現実は宇宙ごと変化している」可能性があります。
 
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人間が見ることで量子の状態が変化するのではなく、量子が“見られた”ことを認識することで、変化する ~粒子のような存在にも、意識と心がある

竹下雅敏氏からの情報です。
 量子力学の実験で「客観的現実は存在しない」ことが示されたというのですが、TOCANAの記事を引用元で見ても、その実験の様子が何を言っているのかわかりません。
 量子力学では、“観測される以前は…重ね合わせの状態”で、人間が観察することで状態が決定すると見ているのですが、これは私には馬鹿げた考えに見えます。
 物理学者が見落としているのは、物質、例えば粒子のような存在にも、意識と心があるという事実です。私の考えでは、人間が見ることで量子の状態が変化するのではなく、量子が“見られた”ことを認識することで、変化するのです。
 例えば、人間の態度は、カメラが回っていると変化するでしょう。それは、本人が“見られている”ことを意識するからです。カメラで、ある人物を撮影していて、本人が撮影されていることに気づかない時は自然に振舞っているのに、撮影されていることに“気付いた瞬間”、態度が変化します。こうしたことは、容易に想像できると思います。
 要するに、カメラを回して観察している人が相手の態度、あるいは意識の変化を引き起こしたのではなく、撮影されている本人が“見られていること”を自覚することで変化するのです。このことは当たり前だと思います。この当たり前のことが、量子レベルで起こっているというのが私の考えです。
 この意味で、「世界は人間なしに存在するか?」という質問に対しては、イエスともノーとも言えません。意識的存在は、人間だけではないからです。しかも、あらゆる存在が世界と分かち難く結びついており、世界と分離できる個体というようなものは存在しません。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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【ガチ】「やはり客観的現実は存在しない」「現実は複数存在」 一流科学雑誌に掲載された最新研究が興味深い!
引用元)
 客観的な現実は存在しないことが科学的に証明された。

「世界は人間なしに存在するか?」。この問いにYESと答えるのが“実在論”、NOと否定するのが“観念論”であるが、実在論の方が常識に合致する考え方だろう。いまこの瞬間に人類が絶滅しても、太陽や月の運行は変わらず続いていく……。だが、客観性へのこの素朴な信頼を根底から覆してきたのが、20世紀に登場した量子力学である。そして今年に入り、量子力学に基づいて「客観的な現実は存在しない」ことを証明する実験が行われたのだ。
(中略)
1961年、ノーベル物理学賞の受賞経験を持つユージーン・ウィグナーは、「ウィグナーの友人」と呼ばれる量子論にまつわる奇妙な思考実験を行った。それはこういうものだ。
 (中略)
ウィグナーの友人は実験室で量子のスピンの向き――回転軸が縦軸であるか横軸であるか―を測定する。量子は観測される以前は縦軸の可能性も横軸の可能性もある重ね合わせの状態であるため、実験室から遠く離れた自宅にいるウィグナーにとって、実験室の量子はどちらの可能性も併せ持つ。ここで実験を終えたウィグナーの友人が電話で「実験が終わった」とウィグナーに伝えたとしよう。この時、ウィグナーの友人にとっては量子のスピンの向きは決定しているが、ウィグナーにとっては重ね合わせの状態が事実であり、(友人が結果を伝えない限り)測定はされていない。すると、この量子は2つの現実を持つというパラドックスに陥る。
(以下略)