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ぴょんぴょんの「御巣鷹山は知っている」 ~日航機墜落事故の真相が表に出る日は来るのか?
圧力隔壁の破壊によって垂直尾翼が吹っ飛んだのはウソだった

事故機のJA8119
Author:Kjell Nilsson[CC BY-SA]

1985年8月12日18時00分羽田空港発伊丹空港行きの日航123便は、伊豆半島南部の相模湾上空で、機体後部の圧力隔壁が破損。それによって垂直尾翼と油圧システムを失ったために操縦困難になった。迷走飛行の末、18時56分30秒、群馬県多野郡上野村の御巣鷹山の尾根に墜落した。乗客524人のうち死亡者数520人、生存者は4人だった。(ウィキペディア)

事故調査委員会の報告書を基にした123便の飛行経過
Author:航空事故調査委員会[CC BY]

圧力隔壁と言うのは飛行機のお尻の部分にあって、客室の気圧をキープするゴム栓みたいなもの。もしもこれが破損していたら、急減圧が起きて、人間も荷物も外に吸い出されほどの強風が吹き荒れたはず。
だけど、乗客は誰も吹き飛ばされることもなく、墜落直前まで遺書を書くことができた。

回収された事故機の尾翼の一部
Author:JTSB[CC BY]
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去年(2021年)3月、遺族2名の方が、日本航空にボイスレコーダーとフライトレコーダーなどの開示を求める訴訟を起こしました。
判決は、来たる10月13日に言い渡されるそうです。
果たして、日航はボイスレコーダーを開示するのでしょうか?
開示に期待はできないとしても、
「日航機墜落事故」が再び日の目を浴びることによって、
あの事故が未だに未解決であることを、
広く知らしめるきっかけにはなると思います。