「国境なき医師団」イタリア・ブランチのガブリエーリ・エミネンテ事務局長はアフガニスタンのクンドゥズで起きた「医師団」の医療施設爆撃は偶発的なものではないと考えている。
エミネンテ事務局長はイタリアの通信社「ディリッティ・グロヴァーリ」からのインタビューに答えたなかで、次のように語っている。
「
我々の医療施設の座標についてはみんな知っていた。これは軍事行動開始前に確認されていたものだ。最後のメッセージは9月29日に届いている。これは我々の実践では
普通のことだ。我々がどこで働き、何をしているかは皆が知らねばならないからだ。」
エミネンテ事務局長は、
病院は1時間にわたり数回の空爆を受けたと強調している。
ところが病院の近くにあった別の建物には空爆は行なわれていない。
「飛行機は爆撃を行い、姿を消したかと思ったら、また飛来して次の空爆を行なった。」
ロイター通信の報道によれば、米軍の代表は米空軍が病院の「近く」に空爆を行なったことを認めた。NATOは爆撃事件の真相を調査することを明らかにし、これが米軍の空爆の結果起きた可能性も除外していない。
このビルの崩壊については、素人でも違和感を感じた人はたくさんいたのではないかと思います。当時中学生だった私ですら、この衝突によって木っ端微塵に崩壊してしまったビルのあまりの脆弱性に、こんな脆弱なビルの設計・建設が通るものなのか?と、疑問に感じていた記憶があります。
このビルの設計に関わった方は「これらのタワーが(ボーイング)707の衝突に耐えるように設計されたというのに、衝突を受けた時点からこんな短い時間で崩壊してしまうなんてあり得るとは思えませんでした。」と語ります。一方で、現場に居合わせた多くの人が、「ドンドンドン」という爆発音を耳にしています。
ここからは、実際、セキュリティーや構造面において爆発物の設置は可能なのかということ、そしてこれが爆発物による崩壊であったことを示すいくつかの重要な証拠について語られています。