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[マスコミに載らない海外記事]イスラエルはなぜウソをつくのか

竹下雅敏氏からの情報です。
 文末の赤字部分ですが、あまりにも恥知らずな発言で、絶句するしかありません。しかし、オバマがノーベル平和賞をもらえたのだから、イスラエル軍が受賞することはありえると思います。これからは嘘つきに与えられる賞ということにすれば良いでしょう。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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イスラエルはなぜウソをつくのか
転載元より抜粋)
Chris Hedges
2014年8月3日

日曜日、南部ガザ、ラファの住宅アパートを狙ったイスラエル空爆の生存者を救出するパレスチナ人 AP/Eyad Baba

日曜日、南部ガザ、ラファの住宅アパートを狙ったイスラエル空爆の
生存者を救出するパレスチナ人 AP/Eyad Baba


I.F.ストーンが指摘した通り、イスラエルやハマースを含め、あらゆる政府はウソをつく。しかし、イスラエルは、独裁的・全体主義的政権に特有の、開いた口がふさがらない類のウソをついている。真実を歪めるウソではない。真実をひっくり返すのだ。それは決まって、現実とは正反対の外部世界を描き出す。そして占領地域を取材する我々記者達全員、イスラエルの「不思議の国のアリス風」言辞に出くわし、アメリカ・ジャーナリズムの規則の下ではそう要求されるので、例え、我々が虚偽だと知ってはいても、律儀に、それを記事の中に挿入するのだ。

ハンユニスのガザ難民キャンプで、少年達がイスラエル兵士にからかわれ、殺害されるのを見た。兵士達は、装甲ジープの拡声器を使い、アラビア語で男の子達を罵った。約10歳の男の子達は、そこでイスラエル軍車両に石を投げると、兵士達が発砲し、何人かを殺害し、何人かを負傷させた。イスラエル軍兵士達が、こうしたやり方で、パレスチナ人の子供達を誘い出し、射撃するのを何度も目撃した。そのような出来事は、イスラエルの語彙によれば、子供が十字砲火を浴びたことにされてしまう。

F-16攻撃戦闘機が、ガザ密集地の掘っ建て小屋に、1,000ポンド鉄片爆弾を投下した際、私はガザにいた。子供を含む犠牲者達の遺骸を私は見た。これは爆弾製造工場のみを狙った、局部攻撃だということにされた。パレスチナ人と、ガザを包囲するイスラエル軍との間に、広大な緩衝地帯を作り出す為に、イスラエルが、住宅や団地を取り壊すのを目撃したことがある。貧窮した、ホームレスの家族をインタビューしたことがあるが、瓦礫の中に建てられた掘っ建て小屋で仮住まいしている人々もいた。

破壊は、テロリスト住居の取り壊しということになっていた。学校の残骸に立ったことがある。過去6日間に、イスラエルは二つの国連学校を攻撃した。日曜日、ラファでは、少なくとも10人の死亡者、そして水曜日、ジェバリヤ難民キャンプでは、少なくとも19人、他には診療所やモスクも。パレスチナ人が発射した誤爆ロケットやら迫撃砲が、これやあれやの死者を生み出した、あるいは、攻撃対象の地点は、武器倉庫や発射場として使用されていたとイスラエルが主張するのを私は聞いた。私は、ガザで仕事をしたことがある他の記者達と同様、ハマースが民間人を“人間の盾”として利用している証拠など全く見たことがない。

デマ宣伝は、イスラエル人は、礼儀正しく、人間的で、彼らの敵たるパレスチナ人は、非人間的な怪物だと主張する。デマ宣伝は、ガザでの虐殺は、文明の衝突、一方は、民主主義と品位と名誉、もう一方はイスラム教の野蛮という二者間の戦争である、という考え方に役だつのだ。そして、残虐行為のニュースが広範な大衆に知られてしまうような稀な場合には、イスラエルは、破壊や死傷者をハマースのせいにするのだ。

デマ宣伝は、その信者が安らぎを得ることを可能にする。自らあらゆる道徳を捨てている瞬間に、自らの道徳的卓越性という、彼らが必至に求めている安らぎを。

イスラエル支持者の大半には、自らの人種差別主義や、シオニストや欧米の道徳的卓越性にまつわる自己欺瞞の検証を自分達に強いる様な真実を知ろうという欲求がないので、飢えた犬の群同様、連中はイスラエル政府が提供するウソを受け入れてしまうのだ。

これはフランツ・カフカが想像した世界で、不合理さが、合理となる世界だ。大衆に、大衆が切望する幻想を提供する人々は、大衆の主人になるが、“彼等の幻想を破壊しようとする人は誰であれ、彼らの犠牲者になる”世界だ。この不合理さこそが、真実を発言する勇気がある人々-ウリ・アヴナリ、マックス・ブルーメンソール、ノーム・チョムスキー、ジョナサン・クック、ノーマン・フィンケルシュタイン、アミラ・ハス、ギデオン・レヴィ、イラン・パッペ、ヘンリー・シーグマンや、フィリップ・ワイス等に対する、イスラエル支持者の反応が、一体なぜそれほど烈しいかという理由だ。こうした発言者の実に多くの人々がユダヤ人な為、イスラエル応援団の中にいる非ユダヤ人よりも、信ぴょう性がより高いので、憎悪のレベルを高めてしまうのだ。

デマ宣伝は、イスラエルが国家テロ作戦をしかけつづけるだろうこと、そして決して自らの残虐行為や、意図を認めようとしないことを、パレスチナ人に、はっきり示している。イスラエルが言っていることと、イスラエルが行っていることの大きな開きが、そこには希望がないことを、パレスチナ人に語っている。イスラエルはなんでも好きなことをし、語るだろう。国際法は、真実と同様に、常に、重要ではないのだ。イスラエル指導部が現実を認めることは決してあるまいことを、パレスチナ人は、デマ宣伝から理解している。
イスラエル国防軍ウェブサイトは、こうした偽情報に満ちている。

オル中尉とされる無人機操縦者の下記発言を引用している。“私は個人的に、ロケットが、病院や学校から、イスラエルに向けて発射されるのを見たが、民間人が近くにいたので、反撃することができなかった。ある場合には、我々は標的を捕捉したが、その地域に子供がいるのが見えた。我々はイライラしながら待ったが、子供達が立ち去らないので、重要な標的に対する攻撃をあきらめざるを得なかった.”

駐米イスラエル大使ロン・ダーマーは、彼自身のデマ宣伝で、先月、イスラエルのためのキリスト教徒連合の会議で、イスラエル軍は“ノーベル平和賞 …想像を絶する自制心をもって戦っていることに対するノーベル平和賞”を授与されるべきだと述べた。

古代や現代のソフィスト達は、真実を犠牲にして、議論に勝とうとしたが、デマ宣伝を振り回している連中は“現実を犠牲にして、長く続く勝利を欲しがっているのだ。”

記事原文のurl:
http://www.truthdig.com/report/item/why_israel_lies_20140803

[The Voice of Russia]越境ウクライナ軍人「ロシア側からこんなに兄弟的扱いを受けるとは思っても見なかった」

竹下雅敏氏からの情報です。
 やはりウクライナの軍人にとって、国民に銃を向けるのはとても辛いことのようです。そこで東部・南部の親ロシア派を排除するために、ネオナチや傭兵を使っているということです。“オバマ政権はウクライナの親衛隊を軍事訓練するようで…、キエフの軍事組織は「侵略軍」の様相を強めてきた”とあります。民主的に選ばれた大統領をクーデターで倒し、親ロシア派の人々を虐殺し、さらには傭兵を派遣、軍事訓練を施す。このようなことが許されるはずがありません。その一方で根拠のない言いがかりでロシアに経済制裁を発動する始末。
オバマ信奉者の人に聞きたいのは、このような暴挙を行っていながら、さも自分が正義であるかのように振る舞うこの男を、本当に偉大な大統領であるとか、救世主、光の天使と本気で思っているのかということです。光の天使というのは、こんなにも平気で嘘がつけるものなのか。安倍信者も同様ですが、いい加減に事実をありのままに見て、その妄想を捨てるべきだと思います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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越境ウクライナ軍人「ロシア側からこんなに兄弟的扱いを受けるとは思っても見なかった」
転載元)
© Photo: RIA Novosti/

© Photo: RIA Novosti/


4日未明、ウクライナ軍大隊が、ドネツク義勇軍の攻撃を逃れ、越境しロシア領内に入ったが、大隊の指揮官ヴィタリイ・ドゥビニャク少佐は、ロシアでの「兄弟的扱い」に驚きを表し、次のように述べた―

「正直言って、我々がこうした扱い、兄弟的とさえいえる扱いを受けるとは期待していなかった。上から我々に命令を下す連中は皆、実際、我々はロシアと戦っていると嘘を言っている。ロシア人の誰も、我々を、偏見さえも持って見ていない。彼らは、我々が不幸の中にいること、状況の人質になっている事を理解している。

 ここでは、看護婦さんが我々の為に用意され、負傷者を治療してくれ、食事もさせてくれた。月に一度、身体を洗う事も出来る。衣類も支給され、休息のためのあらゆる条件が作られている。

 はっきり言って、あの肉ひき器のような中を通り抜けた者は皆、あの虐殺の場に二度と行くことはないだろう。私は、自分の仲間達の命を救った。

 もちろん、自分の息子が非業の死を遂げた母親達の目をどうやってみたらいいか分からない。しかし、この内戦を止めさせる必要がある事は確かだ。地元の人々の涙や自分の仲間の苦しみを十二分に見てきた。肝心なのは、我々が生きている事だ。残りの事は、家に戻ってからよく考える。」

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米国/NATOが露国との戦争に向かう中、キエフ軍では兵士の投降が相次ぎ、政権の要人が辞意表明
転載元より抜粋)
8月に入り、キエフ政権が東部地域へ派遣した第72独立機械化旅団の兵士、438名が投降してロシア領へ入ったという。これまでも数人、あるいは数十人の単位で投降していたが、その規模が大きくなっている。投降しなかったのはポーランド人傭兵くらいだという。

2月のクーデターでキエフを押さえた勢力は「西側」の巨大資本を後ろ盾とするオリガルヒ(一種の政商)とアメリカ/NATOから支援されてきたネオ・ナチ。それまで暴動と向き合っていた治安部隊は解体され、新体制に忠誠を誓えないと考える軍の将兵は少なくなかった。クリミアで事実上、戦闘がなかったのはそのためだ。

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[8bitnews他]イスラエル軍が破壊 ガザから通じる地下トンネルに潜入 / ガザの様子 ビフォー、アフター

竹下雅敏氏からの情報です。
 イスラエル軍が地下トンネルを破壊して目的を達したということで、このことによって結果的にガザの封鎖が解かれる形になるのが、理想的だと思います。
(竹下雅敏)
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イスラエル軍が破壊 ガザから通じる地下トンネルに潜入
記事配信元)
本記事文章は現在公開を停止しております。 (2016/4/23)
記事の提供元にてご覧ください。

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ガザの様子 ビフォー、アフター
転載元より抜粋)
http://www.zerohedge.com/news/2014-08-05/stunning-images-gaza-and-after
(概要)
8月5日付け:
左の画像はビフォー、右はアフター
20140805_gaza1_0
20140805_gaza2_0
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[ラジオイラン他]イスラエル関係者が軍の敗北を認める / 「たとえ刑務所に入れられても兵役拒否を貫く」 イスラエルの若者たち

竹下雅敏氏からの情報です。
 イスラエルとパレスチナの今回の争いを“象とハエの戦い”と言った人がいましたが、どうやらハエが勝ったような気配です。今回はイスラエル軍の士気が低いと言われていましたが、下のIWJの記事でもそのことがわかります。人々がイスラエルのパレスチナに対する横暴を知れば知るほど、これまでのようなやりたい放題は出来ないということです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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イスラエル関係者が軍の敗北を認める
転載元)
7c6cc11af52210c183f94f2803ba160c_Lシオニスト政権イスラエルの関係者が、ガザ攻撃におけるシオニスト政権軍の敗北を認めました。

パレスチナのアルアクサー・テレビによりますと、シオニスト政権のペレス環境大臣は4日月曜、「ガザ地区周辺のシオニスト入植地は現在入居者がなく、これはガザ戦争における、パレスチナ・イスラム抵抗運動ハマスの勝利を意味している」と語りました。

シオニスト政権のアリエル住宅大臣も
ガザ攻撃の長期化を指摘し、「イスラエルは過去のパレスチナ人の抵抗との戦いから教訓を得ていない」と述べました。

アリエル大臣はまた、シオニスト政権軍のガザ攻撃の結果に失望感を示し、「この攻撃でイスラエル自身が損害を受けている」と語りました。

また、シオニスト政権イスラエル議会のダノン議員は、シオニスト政権がガザ攻撃から1ヵ月後、注目に値する成果を何も手にできておらず、この攻撃において敗北していることを認めました。

シオニスト政権のランドヴ観光大臣も、「イスラエル軍はガザ戦争において敗北した」と強調し、「イスラエルの抑止力は崩壊しており、ガザ戦争において、何の目的も達成できていない」と述べています。

シオニスト政権の外交安全保障委員会の委員長も、「敗北したガザ戦争の責任者が誰かを検討する調査委員会が結成されている」と語りました。

シオニスト政権イスラエルは、ガザのパレスチナ抵抗勢力に対して無力だったため、ガザ地区の住宅地や病院、モスク、国連運営の学校を盲目的に爆撃し、これにより多くのパレスチナ人が死傷しています。

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【ガザを伝える「第三の目」〈3〉】「たとえ刑務所に入れられても兵役拒否を貫く」 イスラエルの若者たちに広がる反戦運動
記事配信元)
本記事文章は現在公開を停止しております。 (2016/4/23)
記事の提供元にてご覧ください。

[The Voice of Russia]ロシアのウイルス学者 エボラ出血熱と戦うためギニアに到着 〜国境なき医師団の陰謀〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 エボラ出血熱の感染拡大は、“国境なき医師団”が意図的に行ったものだと思っています。リチャード・ロックフェラーが改心し、こうした一連の悪事を公表しようと決心し、それをデービッド・ロックフェラーに伝えたために殺されたという情報を聞いたことがあります。真偽は定かではありませんが、これまで国境なき医師団が様々な悪事に加担していたということは、事実だろうと思います。ただし、善意のボランティアの医師たちは、何も知らなかったでしょう。さて、そうした事実を調査する目的でロシアの代表がギニアに入ったということでしょうか。
 2つ目の記事の投降したウクライナ軍人ですが、マレーシア航空機撃墜事件の真相を証言するようなことでも起これば、事実上キエフ政権は絶体絶命になります。楽しみな展開になって来ました。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ロシアのウイルス学者 エボラ出血熱と戦うためギニアに到着
転載元)
© Photo: REUTERS/Samaritan's Purse

© Photo: REUTERS/Samaritan's Purse


ロシア保健省の専門家グループが、西アフリカで猛威をふるうエボラ出血熱と戦う地元医師達を支援するため、ギニアに到着した。保健省のオレグ・サラガイ報道官が伝えた。

それによれば、ロシア保健省とロシア消費監督庁(連邦消費者権利擁護・福祉分野監督庁)の指示により、ギニアに派遣されたのは、ヴィクトル・マレーエフ・アカデミー会員、ミハイル・シチェルカノフ教授といったロシアを代表するウイルス問題の専門達だ。両者は、エボラ出血熱が発生し急激に蔓延した原因を調査する上で、豊かな経験を持っている。

 エボラ熱にはワクチンが無いため、1300人を越える感染者のうち、すでに729人が亡くなった。この病気の死亡率は、90%に達する可能性があるが、今のところそれは55%に抑えられている。

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ウクライナ軍人12名 投降し対ロ国境を越える
転載元)
© Photo: AP/Efrem Lukatsky (アーカイブ)

© Photo: AP/Efrem Lukatsky (アーカイブ)


ウクライナの軍人12名が武器を置き、ロシアとの国境を越えた。3日、ロシア保安庁ロストフ州国境警備局スポークスマンが伝えた。

それによれば「軍人らは、武器を置き『グコヴォ』検問所を通り、ロシア領内へと入った。現在、彼らがそうした行動を取った理由について、調査が行われている。この出来事が起きたのは、昨日だった。」

 軍人らの供述では、ウクライナ第72自動車化旅団に属していたという。