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[The Voice of Russia]著名政治学者『米国はカオスをもたらし、ロシアは秩序をもたらす』 

竹下雅敏氏からの情報(2点)です。
 上の記事は完全に同意します。
 下ですが、今後ヨーロッパで、どのくらい事実が報道されるかです。事実が正しく伝えられるほど混乱は少なくなります。アメリカが悪さを出来なくなるからです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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著名政治学者、ウクライナ問題を斬る:ロシア=秩序と米国=混沌
転載元)
© Collage: The Voice of Russia

  2009年からウクライナの崩壊を予言していた著名な政治学者アレクサンドル・ドゥギン氏がブログ記事の中で、国際政治学上の定式を示してみせた。 

  いわく、「ウクライナ問題ではひとつの法則性が示された。『米国はカオスをもたらし、ロシアは秩序をもたらす』。米国が介入すると必ず、アフガンでもイラクでもリビアでもシリアでもウクライナでも、人々は狂わされ、社会は分断され、国家は瓦解する」。

  ドゥギン氏は次のように続けている。

  米国のゆくところ、破壊あるのみである。いままた一つ、ウクライナという国家がカオスに覆われてしまったが、合法則的なことだ。アメリカの増大によってカオスも増大する。いま徐々に、グローバル規模の定式が確立しつつある。ロシア=秩序vs米国=混沌、というものだ。米国はグローバル規模の「混沌への投資」によってヘゲモニーを握ろうとしているのだ。

  一方のロシアは、大文字の秩序、すなわち個々の具体的秩序でなく、原理としての秩序の側に立つ。つまりプーチンは、単に個別的・具体的秩序を追求するのでなく、秩序全体を志向している。
  ウクライナ問題におけるロシア人への嫌悪、プーチンへの憎悪は、スキゾ患者の医師への憎悪、酩酊漫歩者の巡査への憎悪と何ら異なるところがない。あるいは、病者が健常者に対してもつ深い羨望と同質のものである。この傾向は今後も止むことはない。

アレクサンドル・ドゥギナ氏ブログより

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ドイツTV、キエフ騒乱にまつわる西側メディアのウソを告発
転載元より抜粋)
ドイツのTV放送Klage TVはMEIDENと題した番組の中で、ウクライナ首都キエフにおける騒乱を批判的に検証した「自称平和デモ隊のテロ行為」なる映像を紹介した。 

映像では、「キエフにおける出来事(治安機関と抗議勢力の抗争)をあたかも平和なデモ市民による平和な抗議行動として描いた西側メディアのウソを暴くときが来た」との主張が展開される。いわく、これまでドイツのメディアで言われてきた、「ヤヌコーヴィチは警察に命じてデモ市民に発砲した」という説はウソである。

アナウンサーは次のように強調した。「こうした映像はこれまで西側メディアには取り上げられてこなかった。しかし、実情はこのように、武装していない警官たちが、興奮状態で石や火炎瓶を投げる群集を懸命に抑えていたのである­」。

番組「MEIDEN」をロシア語に吹き替えたもの


ロシアのメディア報道よりキエフ騒乱の様子

[ ラテンアメリカの政治経済他]ベネズエラでのクーデターは、確かにうまく行っていない

 3月17日の竹下氏のコメントで“ベネズエラでのクーデターは、うまく行かない”とありましたが、ラテンアメリカの結束は固く、確かにうまくいっていないように見えます。
 1点目は、インフレや生活必需品の欠乏に抗議する反対派学生に紛れ込んで、意図的に衝突を引き起こした極右グループの存在と、その資金提供者が、銀行家エリヒオ・セデニョと米国ラテンアメリカ担当の元国務次官オットー・ライヒであることが暴かれています。
 2点目は、ベネズエラ情勢の不安定化に加担した2人の市長が逮捕されたこと、そして抗議活動を主導するマリア・コリナ・マチャド議員も追いつめられていることがわかります。
 3点目は、南米の結束が固く、3月21日ワシントンの本部で開かれた米州諸国機構(OEA)の大使会議で、反政府勢力の目論みが阻止されたことを伝えています。
(編集長)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

————————————1点目————————————
米国、ベネズエラ右派と騒乱状態を作り出すために謀議
記事配信元)
本記事文章は現在公開を停止しております。 (2016/4/23)
記事の提供元にてご覧ください。

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[板垣英憲氏ほか]ウクライナ政変の本質について、一切報道しようとしていないマスメディア

竹下雅敏氏からの情報(2点)です。
 これまでメディアは米国よりの報道しかして来なかったので、今回のウクライナ問題に関しても、米国にとって都合の悪いネオナチという言葉が出て来ません。現代はネットで様々な情報が得られるので、事の本質がわかりやすくなったと思います。
下の記事を見てもわかるように、常に結果はアメリカが悪であることを示します。歴史的経緯を見れば明らかなのですが、それがほぼリアルタイムでわかるようになったということなのです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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本記事文章は現在公開を停止しております。 (2016/4/23)
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————————————2点目————————————
支配層のために情報操作してきたメディアを信じているかのように発言する人は、単なる体制追随派
転載元より抜粋)
2011年3月11日に東北地方の太平洋側を巨大地震が襲い、東電福島第一原発は「過酷事故」を起こしてメルトダウン、それ以降、多くの人は原発の「安全神話」をマスコミが広めて危険性を隠してきたことを知った。

地震/原発事故が起こった頃、リビアやシリアで反政府活動が相次いで活発化している。「西側」のメディアは平和的な民主化運動を独裁政権が弾圧、多くの死傷者が出ているというシナリオで報道していたが、しばらくすると事実は違うことが判明する。

その辺の事情は本ブログで繰り返し書いてきたので詳細は割愛するが、「西側」やペルシャ湾岸産油国のメディアが情報源にしていた「活動家」や「人権擁護団体」が嘘を発信していたのだ。

シリアにおける化学兵器の使用も「西側」やペルシャ湾岸産油国のメディアは政府側に責任を押しつけていたが、しばらくすると、そうした主張が科学的に成り立たないことをアメリカの学者が指摘、サウジアラビアが配下の戦闘集団(アル・カイダ)に遣らせていた可能性が高いことがわかる。

さらに、さかのぼって2003年、アメリカはイラクを先制攻撃したが、その際に宣伝された「大量破壊兵器」の話は全くの嘘だった。攻撃前からアメリカ政府の主張する情報が信頼できないことは知られていたが、「西側」のメディアは「大本営発表」を垂れ流している。

アメリカが戦争への道を暴走し始める切っ掛けは2001年9月11日の出来事、つまりニューヨークの世界貿易センターにあった超高層ビル2棟への航空機突入と国防総省の本部庁舎(ペンタゴン)に対する攻撃だった。この攻撃があった直後、アメリカ政府は実行犯としてアル・カイダの名前を繰り返し、そのリーダーとされたオサマ・ビン・ラディンを多くの人が知るようになった。

しかし、この攻撃を実際に誰が行ったのかは未だにはっきりしていない。雰囲気的に多くの人が「アル・カイダ犯行説」を信じているだけだ。アメリカ政府の内部が実行に関与した、あるいは犯行を事前に知っていた可能性をうかがわせる情報も少なくない。ビン・ラディン自身は攻撃に関与したことを否定していた。

さらに前、1999年にNATO軍がユーゴスラビアを先制攻撃しているが、そのときに攻撃を正当化するために流された情報も嘘だったことが判明している。続いて起こったコソボでの戦争も「西側」での報道は嘘だった。(詳しくは拙著『テロ帝国アメリカは21世紀に耐えられない』を)

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[フルフォード氏]徒党が降伏の準備にあり黄金時代の開始の方向へ動いている 〜完全な決着がついている地球の統治〜

竹下雅敏氏からの情報(本日最終)です。
 記事をご覧になればわかる通り、欧米は完全に追い詰められており、少しでも交渉を有利にするためにマレーシア航空機の件も含め様々な工作をしているようです。しかし大勢はすでに決したと言ってよいと思います。文末に“徒党が降伏の準備にあり”となっていますが、すでにコメントしたように、3月16日午前0時に、闇の集団である“光の銀河連邦”が無条件降伏をしています。18日には、彼らが所有する人口知能をすでに破壊しました。ですから地球の統治という意味での最も深い部分に於いては、すでに完全な決着がついているわけです。今ウクライナなどで悪さをしている連中は、降伏したこの者たちの指示によって動いて来たので、その支持基盤を失った今となっては根無し草のようなものです。今後根こそぎ引き抜かれて焼き尽くされてしまうということになります。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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3/18フルフォードレポート
記事配信元)
本記事文章は現在公開を停止しております。 (2016/4/23)
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[櫻井ジャーナル]クリミアで「民意」が示されたことを否定するため、「武力による脅しと威嚇」という新たな嘘

竹下雅敏氏からの情報です。
 要点が簡潔にまとまっている記事だと思います。NHKはウクライナでクーデターを起こした政権がネオナチであることを、決して報道しません。しかしネット上ではかなり真相をよく知った人たちが書き込んでおり、多くの人たちが西側の欺瞞に気付きつつあると思います。こうした中で報道ステーションがネオナチの名称を出し、かなりまともな報道をしていたのが印象的でした。他の放送局も続いてもらいたいものです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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クリミアで「民意」が示されたことを否定するため、「武力による脅しと威嚇」という新たな嘘
転載元)
 ネオ・ナチが主導するクーデターで暫定政権がキエフに出現、それに反発するかのようにウクライナの東部や南部ではロシアへの復帰を望む声が高まっている。その先陣を切る形で3月16日にはクリミアで住民投票が実施された。投票率は83.1%。96.7%はロシアへの編入に賛成したという。

 アメリカ政府など「西側」がクリミアで住民投票が実施されることを嫌がった大きな理由のひとつは、ロシアへの編入に賛成する人が圧倒的に多いことが予想できていたからだろうが、今回の投票結果はそうした予想以上に賛成は多かった。非ロシア系住民の人口は41.7%だからだ。

 暫定政権ではネオ・ナチの影響力が大きく、東部の工業地帯ではオリガルヒ(一種の政商)が知事として乗り込んで略奪の準備を始めている。そうした状況に対する危機感が編入に賛成する人を増やしたと考えるのが自然だ。
ウクライナ系もタタール系もネオ・ナチとオリガルヒの体制を望んでいない。


 しかし、キエフのクーデターを正当化したい「西側」の政府やメディアは、「民主化を望む人びとをビクトル・ヤヌコビッチ政権が弾圧した」というストーリーを変更するわけにはいかない。クーデターの結果と「民意」は一致するということにしないと、クーデターの正当性は崩壊してしまう。

 これまで「西側」のメディアは、つい最近まで自分たちが言っていたことまで否定して「民主化幻想」を広めてきたが、クリミアの住民投票はその工作を台無しにしかねない。そのため、「ロシアの武力による脅しと威嚇」のためだと言わざるをえないわけだ。嘘は嘘で支えるしかない。

 暫定政権で治安や軍を統括するポジションはネオ・ナチが支配している。少数の支持者で体制を転覆しようとすれば、暴力を使うしかなく、数の不足は強度で補うことになる。そこで、「西側」はファシストを使い、その代償としてポストを提供したのだが、その副作用はすでに現れ始めている。

 それでも、カネ勘定はオリガルヒが押さえている。言うまでもなく、オルガルヒの背後は「西側」の「国境なき巨大資本」。そのオリガルヒを象徴する人物が暫定政権で首相を名乗るアルセニー・ヤツェニュクだ。ビクトリア・ヌランド米国務次官補が高く評価*していた人物で、「祖国」に所属する前、ウクライナ国立銀行の頭取や外相を務めている。

 ヌランドはネオコン(アメリカの親イスラエル派)に属し、話し合いで問題を解決しよとしていたEUに対し、「EUなんかくそくらえ(F*ck the EU)」と口にするほど下品で暴力好き。そうした考え方の人物がアメリカのウクライナ政策を動かしているようで、ネオ・ナチに頼ることになった。その結果、キエフは火と血の海になったわけだ。

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