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NTT株売却問題に関して、すぐに嘘だとバレる話をでっち上げている松本剛明総務相 〜 NTTを民営化・私物化し、隠れ資産でひと儲けしたい萩生田氏とその仲間たち

竹下雅敏氏からの情報です。
 立憲民主党の原口一博議員と深田萌絵さんが「NTT株売却問題」について対談をしています。原口議員は民主党の鳩山内閣、菅内閣で総務大臣だっただけに、会話はとてもスムーズです。
 関係ないですが、髪の毛のない原口議員の方が「ラスボス感」があっていい感じだと思ったりもします。
 時間のない方は、“続きはこちらから”の動画を2倍速でご覧ください。この動画の1分25秒~6分9秒のところで、“萩生田はNTTを民営化して私物化したい。NTTの中には莫大な埋蔵金40兆円が隠れている。それをたったの5兆で買えちゃう、こんなに美味しいディールないですよね。NTTを総務省の管轄から外して私企業化して、今のNTTの社長と会長と自分たちで、このNTTの利権をチューチューしたいと。隠れ資産でひと儲けしたいと。こういうことをどうも考えているように見えました”というような事を話しています。
 さらに6分43秒では、“ NTT法がある限り総務大臣が変わってしまったら、もう自分の利権としてNTTを使えなくなっちゃう…今のうちにNTT法を廃止にして…今の権力者たちですね、萩生田さんとNTTの社長、会長で固めておいて自分たちが院政を引いておけば、NTTの利権はチューチューできる。野党が政権を取って、新しい総務大臣がNTTの社長、会長を解任するっていう介入ができなくなるわけですよ”と言っています。
 冒頭の対談では、NTT株売却問題に関して松本剛明総務相が、「NTT法というのは固定電話のための法律である」「NTT法によって研究成果の公開が義務づけられているので、知的財産を守れずスパイ問題から逃れられない」という2つの嘘をついていると話しています。
 すぐに嘘だとバレる話をでっち上げてまで、「次期通常国会への法案提出も視野に、必要な対応を進めなければならない」と松本剛明総務相が語る理由として、“(NTTの埋蔵金を)自民党っていうか外資が狙っていて…自民党さんは…外資の傀儡なんですよね(10分25秒)”と原口議員は話しています。
 このことについて31分8秒のところで深田萌絵さんは、“実は日本政府って、よくアメリカの傀儡とか対米従属って言われているんですけれども、肝心なところはアメリカの指示に従ってないんですよ。…だからこういうサイバーセキュリティや通信に関するところはですね、私の見た感じではかなり中国と握っていて、アメリカンスタンダードとはほど遠い…むしろ中国と一体化し始めているっていうところが1番の懸念なんですよね”と言っています。
 世界の覇権がアメリカから中国に移ることは、支配層の古い計画です。日本はアメリカの属国から中国の支配下に移行することになります。フルフォード氏の情報を見ていれば、すでに日本は中国に売り渡されたことが分かります。
 ヘンリー・キッシンジャー博士が昨年の10月に岸田首相と会談した際に、中国との戦争の準備をするように指示されたと考えています。こうした変化を国民が受け入れるには戦争が必要だからです。
 しかし、ヘンリー・キッシンジャー博士は死亡しました。現在は、また異なる状況が起こっています。
(竹下雅敏)
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深田萌絵さんと緊急対談。NTT株売却問題
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ユダヤ問題のポイント(終編) ― 第9話 ― 虚偽の渦

 日本では、「砂上楼閣」ならぬ「ゴミ山の楼閣」の大阪万博にしがみつく維新の面々が、現在状況の一つの象徴に感じます。虚偽の上にしつらえた権威の数々が壮絶に転覆中、それでも虚偽と権威にしがみつくしかない面々といった具合です。
 虚偽にまみれた地上世界が建設されていった原点の一つとも言えるのが、ユダヤ問題でしょう。ユダヤ問題は虚偽に塗れ、それが故に複雑です。ユダヤ人を名乗る連中の言い分を聞いていけば、そもそもユダヤ人の規定さえもが不可能なのです。言っていることが支離滅裂なのです。
 ユダヤ人を名乗るシオニストなどは、ハザール人(アシュケナジ)をユダヤ人だとします。血統はユダヤとは繋がりませんが、ハザール人はユダヤ教に改宗したというのが理由です。その理屈ならば、どのような人種でもユダヤ教徒になればユダヤ人ということになり、ユダヤ教がユダヤ人を規定することになります。それではそのユダヤ教は?となりますが、これがぐちゃぐちゃなのです。
 ユダヤ教は『旧約聖書』抜きには成立せず、『旧約聖書』は“旧約の主”とイスラエル・ユダヤ民族(血統ユダヤ人)との契約が柱になっています。この契約を遵守するのが律法(トーラー)で、これがユダヤ教の根本としかいいようがありません。ユダヤ人が「旧約の民」とされる所以です。
 ところが前回見たように、イエスの時代では既にタルムードを奉じるパリサイ派がユダヤ教の権威であり、多数派になっていたのです。タルムードは“旧約の主”との契約を否定・破壊するものです。トーラーとタルムードは同居できないのに、同じユダヤ教の名で相矛盾するものが同居してしまったのです。もうこうなってしまえば支離滅裂で、「何でもあり」になってしまい、それが現在にまで繋がってしまったのです。本来のトーラー・ユダヤ教のみをユダヤ教と規定すれば、大多数のユダヤ教もユダヤ人も偽ユダヤです。
(seiryuu)
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ユダヤ問題のポイント(終編) ― 第9話 ― 虚偽の渦

タルムード侵入経緯


Wikimedia Commons [Public Domain]

『旧約』によれば、”旧約の主”とイスラエル・ユダヤ民族(血統ユダヤ人)全体との契約が成立したのは、シナイ山でモーセに与えられた十戒によってです。当然ながらこの十戒の律法(トーラー)がユダヤ教の本来で、トーラー・ユダヤ教が正統ユダヤ教となります。十戒の内容は以下となります。

  •  (1) ヤハウェのほかなにものをも神としないこと,
  •  (2) 主なる神の名をみだりに呼ばないこと,
  •  (3) 安息日を記憶してこれを聖とすること,
  •  (4) 父母を敬うこと,
  •  (5) 殺さないこと,
  •  (6) 姦淫しないこと
  •  (7) 盗まないこと
  •  (8) 偽証しないこと
  •  (9) 他人の妻を恋慕しないこと,
  • (10) 他人の所有物を貪らないこと。
    (『コトバンク』より)

この十戒に対してバビロニア・タルムードの源泉である「カナンの遺言」は以下となります。

  • (同族のみ)互いを愛すること。
  • 2.盗みを愛すること
  • 3.姦淫を愛すること
  • 4.主人を憎むこと。
  • 5.真実を語らないこと
    (『カナンの呪い』より)

十戒とカナンの遺言が全く相容れないのは一目瞭然です。つまり、正統ユダヤ教とタルムードは同居できず、タルムードはユダヤ教の本来を破壊するものです。


Wikimedia Commons [Public Domain]

実際にタルムードには次のようなものがあり、“旧約の主”よりも、タルムードを語るラビのほうが完全に上位になっています。タルムード・ユダヤ教では“旧約の主”とイスラエル・ユダヤ民族(血統ユダヤ人)の契約など破壊されています。

  • 吾々はタルムードがモーゼの律法書に対して絶対的優越性を有することを認むるものなり。
  • 律法(聖書)は多少とも重要ではあるが、長老方が聖典に記された言葉は常に重要である。
  • 掟の言葉より法師の言葉を敬え。
  • 教法師の言葉は、生ける神の言葉なり。
  • タルムードの決定は生ける神の言葉である。エホバも天国で問題が起きたときは、現世のラビに意見を聞き給う。

古代イスラエルの民は、モーセの「出エジプト」を経て紀元前1000年頃には、現在のアシール地方に統一イスラエル王国を建設し繁栄。しかし、その後に王国は南北に分裂、やがて北イスラエル王国が滅び「失われた十支族」へ。更に南ユダ王国は新バビロニアからの攻撃を受け、民は「バビロンの捕囚」となり、ユダ王国も滅亡します。

バビロニアは悪魔崇拝国家であり、「バビロンの捕囚」のこの半世紀あまりの間にユダヤ教は悪魔崇拝に汚染されます。キュロス王による解放で、現在のパレスチナに多くのユダヤの民は移りますが、ユダヤ教はタルムードに汚染され、カナン人も多く紛れ込んでいたのです。

Wikimedia Commons [Public Domain]

翻って、カナンの一族がなぜ同族同士では認識し合いながら出自を隠し、イスラエル民族などに紛れ込み、成りすましを行ってきたのか?

それは、カナンおよびカナンの一族に「ノアの呪い」がかけられていたからです。「カナンの遺言」とは「ノアの呪い」に対抗する呪い返しで、カナンの一族が地上で生き残り、繁栄するためのものであり、タルムードはそのための処世術でもあったのです。


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バイデン政権がグローバル・サウス、グローバル・マジョリティを生み出した ~追い込まれるのはアメリカ、イスラエルである / ラブロフ外相の言う「新たな世界秩序」は、カバールの構想する新世界秩序(NWO)のプランBなのか

竹下雅敏氏からの情報です。
 及川幸久氏は冒頭の動画の47秒で、“今、アメリカとイスラエルがどんどんガザを攻めていて、ハマス、パレスチナ人が追い込まれているように見えるんですけど、追い込まれるのはアメリカ、イスラエルである、という見方が国際世論の中でどんどん大きくなっています”と言っています。
 10分28秒で、“グローバル・サウスというのが、世界の中心になってきたきっかけがウクライナ戦争。…ウクライナ戦争をバイデン政権が仕掛けた。…バイデン政権は用意していた「対ロシア制裁」を一気に始めた。…ロシアは孤立化し、プーチン政権は崩壊すると思っていたがそうはならなかった。世界百数十カ国がロシアの味方になって経済制裁に参加しなかった。それどころか、ドル離れが起こってしまった。…つまり、バイデン政権がグローバル・サウス、グローバル・マジョリティを生み出したということなんですね”と言っています。
 12分では、“グローバル・サウスは脱アメリカ支配、グローバル・ノースは日本も含めて、相変わらずアメリカの傀儡。これが今や新世界秩序(New World Order)なんだと。今、我々はこの新しい世界秩序の中にいるわけです”と言っています。
 駐日ロシア連邦大使館は、「我々は平等、パートナーシップの支援、お互いの利益の尊重の原則に基づいて協力しており、これが私たちの連合の将来に向けた戦略的な方針の本質であり、世界共同体の主要な一部である、いわゆるグローバル・マジョリティの願望に応えています。」とツイートしています。
 ツイートの写真は2017年9月4日のBRICS首脳会議の記念写真です。左から、ブラジルのミシェル・テメル大統領、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領、中国の習近平主席、南アフリカのジェイコブ・ズマ大統領、インドのナレンドラ・モディ首相です。
 彼ら全員が、ベンジャミン・フルフォード氏の言及する「惑星解放同盟」のメンバーでした。また、メンバーの中にはドナルド・トランプの影武者も居ます。
 ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は9月23日の国連総会で、“新植民地主義的少数派と数十年にわたる西側支配に終止符を打とうとする「グローバル・マジョリティ」との間の闘争を通じて新たな世界秩序が生まれつつある”と語っています。
 “続きはこちらから”の記事とツイートをご覧ください。その新たな世界秩序はどのようなものかが問題です。
 “国際通貨基金(IMF)のクリスタリナ・ゲオルギエワ専務理事が最近、中央銀行のデジタル通貨(CBDC)が現金に取って代わる可能性があると発言した”ことからも分かるように、近い将来、経済全体で現金を「使用不能」にすることを、ラブロフ外相の言う「新たな世界秩序」でも計画しているのであれば、この「新たな世界秩序」はカバールの構想する新世界秩序(NWO)のプランBだということになります。これは「手のひらで乗車できるようになった」という世界でしょう。
 現在、世界情勢はめまぐるしく変化しており、例えば先のミシェル・テメル大統領、ウラジーミル・プーチン大統領、ジェイコブ・ズマ大統領、ナレンドラ・モディ首相は「惑星解放同盟」を脱退したようです。
 「惑星解放同盟」はキンバリー・ゴーグエンさんの立場とはズレがあります。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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※全文はツイッターをクリックしてご覧ください



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イスラエル側の情報は嘘ばかり!イスラエル安全保障高官「イスラエル軍が連行していた下着姿のパレスチナ人の85-90%は民間人」と認める|どちらもポンコツ!ネタニヤフ首相「国際刑事裁判所がイスラエルの戦争犯罪を調査することは純粋な反ユダヤ主義」、アメリカ下院「反シオニズムは反ユダヤ主義」

竹下雅敏氏からの情報です。
 ガザ地区の北部ジャバリヤで、拘束された下着姿の多数のパレスチナ人をイスラエル紙が報じたのは12月7日のことです。
 イスラエル軍は、「退避通告を出した場所に民間人はいない」ので、彼らは「投稿してきたハマスの戦闘員」だと言っていたのですが、冒頭の動画に対して「下着になってから武器を差し出すなんて、不自然極まりない」というコメントが示すように、明らかにプロパガンダのための映像であり、“これは民間人だという指摘”が当初からありました。
 こちらの記事には、“ニュー・アラブの編集長は、「イスラエル軍が意図的にガザ地区のジャーナリストを逮捕し、拘束している」と批判し、即時解放を求めている”とあります。
 これまでの経緯からウクライナと同様に、イスラエル側の情報は嘘ばかりなので、こうした映像は自らの残虐性と愚かさをさらけ出すだけです。
 そして、“イスラエル軍が連行していた下着姿のパレスチナ人の85-90%は民間人であったことを、イスラエル安全保障高官が認めた”とのことです。1割もハマスの戦闘員がいたならそちらの方が驚きなので、85-90%という数字が今後どのように変化するのかは見ものです。
 「イスラエルはわずか8週間で、ガザ地区のジャーナリスト86人を殺害」しており、“続きはこちらから”の動画に見られるように悪の限りを尽くしているのですが、イスラエルのネタニヤフ首相は、「ICC国際刑事裁判所がイスラエルを偽の戦争犯罪で調査するとき、これは純粋な反ユダヤ主義である。ユダヤ民族に対するナチスのホロコーストのような残虐行為を防ぐために設立された裁判所が、今やユダヤ民族の唯一の国家を標的にしている。…イスラエルの首相として、私たちはこの正義の倒錯と全力で戦うことを約束します。」と発言、阿保の限りを尽くしています。
 アホさ加減ではアメリカも負けていません。“下院は火曜日(5日)、イスラエルへの批判と反ユダヤ主義を混同する議会の最新の法案である「反シオニズムは反ユダヤ主義である」という決議を可決した”のです。
 反シオニズムと反ユダヤ主義の区別がつかない愚か者が議員をやっているか、根性が悪すぎてわざと混同しているかのどちらかです。アメリカの残虐性を考えれば後者だと思われます。
(竹下雅敏)
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ユダヤ問題のポイント(終編) ― 第8話 ― 偽ユダヤの始まり

 ユダヤ問題の根本をたどると、当然ながら古代イスラエル(ユダヤ)民族の始祖ヤコブに突き当たります。ヤコブは“『旧約』の主”から祝福を受けたアブラハムの孫であり、天使との相撲を経てイスラエルと改名します。このヤコブは兄のエサウになりすまして、エサウが受けるはずの長子としての家督権を乗っ取ってイスラエルの祖となったのです。
 長子権を奪われたエサウはヤコブ(イスラエル)に激怒しますが、それでもやがて二人の兄弟は和解。しかし旧約聖書偽典ヨベル書では、最後はヤコブにエサウは殺され、エサウの一族はヤコブの一族の奴隷となっています。『旧約』でも、エサウを祖とするエドム人やアマレク人はユダヤ人の敵対者と描写されています。ヤコブの家庭内でのなりすましと乗っ取り、そのカルマの影響でしょう。
 イスラエル・ユダヤに関連しては、常に「なりすまし」「内部乗っ取り」の問題がついて回るのです。このシリーズの最初期に、ユダヤ問題の本質は「なりすまし」「内部乗っ取り」と指摘した通りです。
 ただし、このユダヤ問題は、ヤコブ以前に問題として現出する基流となるものがありました。これは「ノアの方舟」にまで遡ります。ノアの3名の息子兄弟、セム(黄色人種)、ヤペテ(白人種)、ハム(黒人種)。この中のセムの血統がアブラハムそしてヤコブ(イスラエル)に繫がるのです。よって、本来はイスラエル・ユダヤ民族はセムの血統です。しかし、セムの血統ではないもの、具体的にはハムの4男のカナンがイスラエルを名乗っていくのです。今回は、なぜそうなったか?については置いておき、事実だけ見ていきます。
(seiryuu)
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ユダヤ問題のポイント(終編) ― 第8話 ― 偽ユダヤの始まり

イエスを殺害した一族は?



今年もクリスマス(Xmas)が近づいてきました。陰謀論者と呼ばれるような人々にとって、XmasはXの称号を持つ男ニムロデの誕生祭であることは常識的なものです。無論、世界中ではイエス・キリストの誕生日がXmasとされ、毎年恒例の一大お祭り日になっているのですが…。

クリスマスの起源 // 古代ローマの悪魔崇拝とサタンのキリスト教会

世界民衆に対するカバールによるイエスに関する意図的な、そして長期間に渡る幻想の刷り込みは、内容としては初歩的なものながら極めて大きなものです。これがユダヤ問題に大きく絡んでもいます。

現在でも、米国で多数を占める成人のキリスト教原理主義信仰者が、イエスの処女懐胎をそのまま信じているのには少なからずの驚きがあったのですが、他のイエス関連の刷り込み情報でも、次のようなものが一般常識化しています。

Author:Sailko
[CC BY]
左はシェア・インターナショナル誌 2009年12月号に「ベンジャミン・クレームの師は、この絵がイエス覚者によって現されたことを確認した」として掲載されたイエスの肖像画。
右はコラン・ダミアン「ラザロの復活(1450-1460頃)」に描かれているイエス。詳細はこちら(57分頃〜)を参照。

  • ★ イエス・キリストは白人の長身細面の美男。
  • ★ イエス・キリストは世界人類の救世主。
  • ○ イエス・キリストと呼ばれるナザレのイエス、彼はダヴィデ王の血統を引く血統ユダヤ人です。つまりイエスは人種的にはアラブ人です。色は浅黒く背がまがり短躯、顔も肖像画とは全く異なる容姿でした。
  • ○ キリストとはメシアのギリシャ語読みです。メシアとはごく簡単にはユダヤ王を意味します。イエス存命当時、ユダヤ国家はローマ帝国の属領でした。ユダヤの民はローマ帝国からの解放を導くメシア(ユダヤ王)を待望しており、イエスはメシア(ユダヤ王)を目指したのです。民族長のメシア・ユダヤ王と人類全体などは全く無関係です。
また、更に種々の問題を孕む刷り込み説が次でしょう。
  • ★ユダヤ人がイエス・キリストを殺害した。だからユダヤ人が迫害されるようになった。
  • ○学生時代、この説を聞いて首をかしげたことを思い出します。この説の理屈は、世界の崇敬を集める人物をユダヤ人が殺害したからユダヤ人は迫害されるとのものでしょう。しかしこの理屈はおかしいのです。前述したようにイエスはユダヤ人です。説の理屈上は、そもそも世界から崇敬を集める人物をユダヤ人が輩出しているのですから、たとえユダヤ人がその人物を殺害したところで、ユダヤ人が迫害される理屈は成立しません。事実として世界でユダヤ人が嫌われたのは、ユダヤ人(偽ユダヤ人が多く含まれますが)が、「裏切り・騙し・乗っ取り」と嫌悪される行動をとったから、それが理由になるでしょう。

それに前説が更に問題なのは、そもそもイエスを殺害したのは本当のユダヤ人ではないことです。

誰がイエスを殺害したのか?

重要なヒントがあります。『悪魔に愛された女』にて、主人公のクロチルドが嫁いだ悪魔、龍に変身する獣の霊の男性が、自分がガラリアの男つまりイエスを殺害したと述懐しているのです。この男性がイエスを物理的に殺害したならば、方法はこの男性が当時は人間に転生して殺害実行したか、自分の一族子孫に命じてイエスを殺害したか、いずれかです。

この男性はブラック・ロッジの地獄の太守ですが、法則上この男性が転生するとしても、自分の子孫一族の中に転生しているはずです。いずれにしても、どの一族がイエスを殺害したのか?ということになります。


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