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[創造デザイン学会]2012 年 12 月 21 日:ロマンスと現実-Ⅱ(後半)〜太陽系がある伴星の周りを25,920年の周期で回っているというディビッド・ウィルコック氏の仮説と根拠〜 

竹下雅敏氏からの情報です。
 歳差運動は、コマがふらつくように地軸がふらつくことを言いますが、地軸が一周回って元の位置に戻るのに25,920年かかると言われています。ディビッド・ウィルコック氏は、この地軸のふらつきは、実は我々の太陽系がある伴星の周りを25,920年の周期で回っているためではないかと考えています。
 記事ではこうした仮説に対する根拠として、「一者の法則」の中に出て来る銀河系という概念を示しています。ここでの銀河系とは、私たちの言葉では恒星系の意味だということです。惑星連合の情報源は、“ローカルな振動的複合体のことを銀河系”と呼んでいるようです。ところが、“私たちの太陽系のみでは銀河系とは呼べない”とも言っています。要するに、いくつかの恒星系を集めたものを銀河系と呼んでいるわけです。
 こうしたことを根拠に、ウィルコック氏は我々の太陽系はある見えない星を25,920年の周期で回っているという仮説を立て、フリーメーソンなどの秘密結社はその見えない星のことを“ブラック・サン”と呼んでいるのではないかと推理しています。
 スワミ・スリ・ユクテスワ著「聖なる科学」によれば、“東洋の天文学によれば、太陽にはまた、対の関係になる星があって、太陽はその星の周りを、惑星や衛星を従えたまま、一周につき24,000地球年の速さでまわっている。天体のこの運動によって、天球図の分点は後退しながら移動する”と記しており、歳差運動は太陽系が対になる星を回る結果として起こる現象だとしています。
 またユクテスワは、さらに太陽が“ヴィシュヌナビーと称する宇宙大中心のまわりをまわっている”としています。このヴィシュヌナビーとは天の川銀河の中心だと考えられます。
 非常に興味深い見解ですが、残念ながら、現在の天文学では、我々の太陽系がこうした周期で、ある星の周りを回っているという現象は確認されていません。私自身は、こうした説には、少々疑念を感じています。ちなみに、私たちの太陽系は銀河を2億2500万年で一周すると言われています。
 ウィルコック氏は、連合の情報源が銀河系と呼ぶ“ローカルな振動的複合体”の幾何学的な形状を正12面体だと考えており、正12面体を構成する正5角形の全周を25,920年に当てはめています。そうすると、正5角形の1辺に相当する年数はマヤ暦の5,125年となり、この「結節点」の1つを私たちの太陽系が通り過ぎる度に、“我々の太陽は大きなエネルギー・シフトを起こす”と考えているようです。さらに、現在の太陽系の位置は単なる5,125年の結節点ではなく、25,920年のサイクル全体の終りとさらなる周期の始まりに当っており、巨大な変化を引き起こすと想定しています。
 “続きはこちらから”以降は、そうした量子飛躍による周波数の変化についての説明になっています。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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2012 年 12 月 21 日:ロマンスと現実-Ⅱ(後半)
転載元)
(December 21, 2012: Romance and Reality)
David Wilcock
13 January 2013

(前略) 

25,920 年サイクルを我々が理解できる簡単な方法がある。もしあなたが神殿を建てて、例えば 12 月 21 日の冬至のような、特定の日の、特定の星にそれを合わせたとすると、72 年後に、それは1度だけ直列化がずれることになる。円周は 360 度だから、星々が 1 度ずれるのに 72 年かかるとすれば、この年数を 360 倍してみれば、25,920 年になることがわかる。古代人たちはこれを「大年」と呼んだ。彼らはこれを、それぞれ 2,160 年の 12 のサブ・ サイクルに分けた。それぞれの 2,160 年サイクルは「黄道十二宮時代」(Age of the Zodiac)と呼ばれる。

(中略) 

西洋の占星学では、我々は現在、「うお座の時代」から「水瓶座の時代」へと移行中である――2012 年末あたりを中心として。マヤ歴の終末の日もまた、2012 年 12 月 21 日に当たっていた。(中略)…ほとんどの科学者は、この 25,920 年サイクルは「地軸のふらつき(wobble)」によって起こると考えている。(中略)…我々は、地軸を引っ張るような、何らかの種類の幾何学的パターンの中を動いているのだろうか?

スクリーンショット 2016-06-16 20.09.32 

(中略) 

ウォルター・クルッテンデンは、すでに私に自著 “Lost Star of Myth and Time”を送ってくれていて、この本は「連星太陽系モデル」を主張するものだった。(中略)…私は、25,920 地球年という「大年」が、我々の太陽がある伴星を回っていることの直接の結果に違いないという、有無を言わさぬ、いくつかの科学的証拠を見つけて嬉しかった。(中略)…クルッテンデンはまた、我々の銀河系の星のゆうに 80 パーセントは連星だというNASAの証拠をあげている。

(中略) 


恒星系を“銀河系”と見る「一者の法則」

    (中略) 

    16:33 Ra:私はラーです。たくさんの連合があります。この連合は、あなた方の銀河系のうちの7つの銀河系の惑星球体たちと協働しています。そして、これらの銀河系の各濃度の天命(callings)に責任をもっています。

    16:34 質問者:今あなたの使われた、銀河系という言葉を定義していただけませんか?

    Ra:私たちはこの言葉を、あなた方のいう“恒星系”の意味に使っています。

    16:35 質問者:私は少し混乱してきました――あなたが属しておられる連合は、全部でいくつの惑星を助けているのですか?

    Ra:私はラーです。混乱がわかります。私たちはあなた方の言語に困難を感じています。銀河系という用語が分裂しているに違いない。私たちは、ローカルな振動的複合体のことを銀河系と呼んでいます。だから、あなた方の太陽とは、私たちなら銀河系の中心と呼ぶものです。どうやらあなた方は、この用語に別の意味を込めているらしい。

    10:17 質問者:では、我々がここにシステムとして持っている9つの惑星と我々の太陽、あなたはこれを太陽銀河系と呼ぶのですか?

    Ra:そうは呼べない。

    (中略)
  

この情報源ははっきりと、我々の太陽系は「銀河系」だと言っている。銀河系は「恒星系」であって、単独の恒星ではない。このことは、「セッション 10」に遡って、なぜ、彼らが「9つの惑星と我々の太陽」だけでは一つの銀河系と呼べないと答えたかを説明する。我々の太陽は一つの銀河系の中心である。それは一つの“スター・システム”の中心である。我々が一つのスター・システムの中に住むには、2つ以上の恒星がなければならない。

(中略) 


幾何学については?

これで私は理路整然としたモデルを得た。(中略)…ここで再び我々は、ジョン・マルチノーの指導に従って、この伴星のまわりを回る我々の太陽の自然の軌道を、完全円に直さねばならない。このようにすると、マヤ歴のサイクルの、年数による長さは、この円を正確に5等分することになる。点と点をつないでみれば5角形になる。

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我々が通過するのに 25,920 年かかる一つの大きな正 12 面体

この場合、我々が見ているものは、我々の太陽の伴星によって形成されている正 12 面体 によって、引き起こされていると見られる。(中略)…我々が、この 12 面体上のこうした「結節点」の一つに当たるたびに、我々の太陽は大きなエネルギー・シフトを起こすという、強力な科学的証拠がある。地球にはそのとき、巨大なエネルギーの増幅が起こる。そのエネルギーの大波は直接、我々の気象に影響を与える。
このサイクルは、氷河学者の Lonnie Thompson 博士によって発見された。トムソン博士は、彼の発見した 5,200 年サイクルが、マヤ歴サイクルの 5,125 年に、いかに近いかには全く触れなかった。
http://researchnews.osu.edu/archive/5200event.htm

(中略) 

トムソンは、世界の果ての隅々まで探査し、隠れた氷原を発見し、ドリルでそれらの中心から取ったアイス・コアを持ち帰るという研究をしてきた。それらのコアの内部に、世界中の古代の気象の記録が保たれている。オハイオ州立大氷河学教授、Byrd 極地研究センター研究員であるトムソンは、気象は、5,200 年前あたりに、激しい衝撃を受けて突然変わったことを示唆する、多数の記録のマーカーを指摘している。(中略)…トムソンは、5,200 年前のこの出来事は、太陽系に起こった劇的な動揺が地球にまで届いたことによる、と考えている。証拠によれば、ほぼ 5,200 年前、太陽の出力が最初、急激に落ち、次に短い期間、 再び盛んになった。この巨大な太陽エネルギーの動揺こそ、彼のすべての記録に見られる気象変化を引き起こしたものではないかと、トムソンは考えている。(中略)…我々がこれらのポイントの一つに当たる度に、地球上のすべての生命は、劇的に影響を受けるのだ。さらに言えば、ロニー・トムソン博士が 5,200 年前(の氷)に観察した変化は、我々が 25,920 年サイクル全体の終わりに見るであろうものほど、激しくはないであろう。

(中略) 

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[創造デザイン学会]2012 年 12 月 21 日:ロマンスと現実-Ⅰ(前半) 〜「根源の場」からあらゆる物質が創造されている 創造の様子を暗示するのがクラドニ図形〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 ディビッド・ウィルコックの40ページにわたる論文の要点のみまとめました。
 「無限なる創造者のために働く惑星連合」の声明にある“一つの根源となる思考”のエネルギー的現れを、ウィルコック氏は「根源の場」と呼んでいるようです。ここからあらゆる物質が創造されていると考えるわけですが、その創造の様子を暗示するのが、昨日紹介したクラドニ図形です。記事では、“ジェニー博士がこの水を、「純粋な」音の振動数で振動させたとき、粒子は不思議なことに非常に正確な幾何学的形状を形成した”とあります。
 以下、地球の大陸や山脈の構造も、“地球の核の振動”によって作られる地球グリッドに沿って形成されていることが示されています。
 この記事の後半部分は、明日紹介します。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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2012 年 12 月 21 日:ロマンスと現実-Ⅰ(前半)
転載元)
David Wilcock
13 January 2013

(前略)

アセンションについての古代の教え 

(中略) 

私が最初に、この世界中でコード化されたメッセージについて読んだのは、1995 年に大学を卒業した直後、グレアム・ハンコックの『神々の指紋』においてであった。(中略)…「黄道十二宮」時代はそれぞれ 2,160 年であり、それが全部(12 倍)で 25,920 年となる。(中略)…マヤ暦では、新しいサイクルは 2012 年 12 月 21 日か、そのあたりで始まる。

(中略) 

グレアム・ハンコックの本で知った 6 カ月後に、私は「一者の法則」(The Law of One)シリーズを読み始めた。これは私のこれまでに見つけた中で、断然、最も詳しくかつ重要なチャンネル資料だった。(中略)…さまざまな古代文化を訪れて文明を与え、彼らの神話にこの予言を暗号化したすべての「神々」は、すべて、「一者の法則」の言葉によれば「唯一無限の創造者に仕える惑星連合」のメンバーである。

(中略) 

惑星連合とは何か? 

「一者の法則」情報は、チャンネルとなった Carla Rueckert を通じて彼らが話したまさに最初の文章で、この惑星連合の核心となる信念を宣言している――

    1.0 「無限なる創造者のために働く惑星連合」(The Confederation of Planets in the Service of the Infinite Creator)は、ただ一つの重要な声明をもつだけです。その声明とは、わが友人たちよ、あなた方がご存知のように、「すべてのもの、すべての生命、すべての創られたものは、一つの根源となる思考の部分である」ということです。

    (中略) 

    6.24 私は「無限なる創造者のために働く惑星連合」のメンバーの一人です。この連合には、およそ53 の文明が加入しており、およそ500 の惑星意識複合体からなっています。この連合には、あなた方自身の惑星の人で、あなた方の3次元を超えた次元に到達した人々が含まれています。そこには、あなた方の太陽系内部の惑星存在(planetary entities)が含まれています。そして他の銀河系からきた惑星存在も含まれています。

    それは、その構成員が一様ではなく、「一者の法則」に従って奉仕する連盟だという点で、一つの本当の連合体(Confederation)です。

    (中略) 


マヤ歴と時間のサイクル 

(中略) 

私が初期に発見した一つの魅力ある手掛かりは、マヤ歴が 5,125 年で、この 25,920 年サイクルの、ほぼ正確に 5 分の1になることだった。(中略)…『根源の場の研究』を書いていたとき、私は、このマヤ歴がたどるサブ・サイクルの一つひとつ――260 日、360 日+5、7,200 日(19.7 年)、および 144,000 日(397.4 年)――が、 我々の太陽系の軌道と、直接シンクロナイズされていたことを発見した。(中略)…オーストラリアの大学教授 Robert Peden は、260日というのは、すべての内側の惑星の軌道を絡み合わせる、最小の可能な数であることを発見した。(中略)…なぜ、ほとんど正確に5つのマヤ歴のサイクルが、1つの 25,920 年サイクルの中にある のだろうか?

(中略) 

単に惑星だけでない、もっと大きなものが動いている 

(中略) 

地球と木星の関係についても、幾何学によって明瞭なモデルを作ることができる。

この次の図において、地球の軌道は内側の球であり、木星の軌道は外側の球である。

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(中略) 

実は、もし左側の小さな立方体の回りにもう一つ球を描けば、すべての内側の惑星はこの図形の真ん中にきっちり収まる。この立方体を囲む球は、いま火星の軌道の正確な幅となる。ここに、地球と木星の軌道の間の、非常に正確な幾何学的関係が見えてくる。(中略)…同じような関係は、土星、天王星、海王星、そして冥王星へと進めていっても、引き続いて起こる。惑星が動くとき、それと一緒にこれらの幾何学形状がゆっくり回転している。

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プラトン立体 

これらの幾何学パターンの一つひとつは――原子核の中であっても、「マイクロクラスター」や「地球グリッド」や惑星間の距離であっても――5つの基本的な「プラトン立体」の組み合わせである。

(中略) 

プラトン立体は、流体を振動させたとき現れる最も基本的な「調和的」パターンである。

これは Has Jenny 博士によって発見されたが、彼は泥水を振動させたとき同じようなパターンが現れるのを見たのだった。(中略)…ジェニー博士がこの水を、「純粋な」音の振動数で振動させたとき、粒子は不思議なことに非常に正確な幾何学形状を形成した。

(中略) 

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(中略) 

dark matter とか dark energy とか quantum foam とか呼ばれ、今ほとんどの科学者によって、物質が創造されているに違いないと考えられているエネルギーが、流体のような特質をもっていることである。

私はこのエネルギーを「根源の場」(the Source Field)と呼び(中略)…「根源の場」は全く文字通り、一つの「普遍的精神」(Universal Mind)のエネルギー的現れである。

(中略) 

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音が作る幾何学的模様 クラドニ図形

竹下雅敏氏からの情報です。
 クラドニ図形です。ウィキペディアによると、“金属・プラスチック・ガラス・ボウルなどにピンと張ったラップなどの平面にスピーカーなどで振動を与え音程を変えると、共鳴周波数において平面の強く振動する部分と、振動の節となり振動しない部分が生じる。ここへ例えば塩や砂などの粒体を撒くと、振動によって弾き飛ばされた粒体が節へ集まることで、幾何学的な模様が観察される”とあります。上の動画は特にわかりやすいと思います。真ん中のは、太陽系の惑星がなぜ同じ軌道に留まっていられるのかを説明しているように思えました。下の動画は、大変見事で美しいものです。
 これらの一連の動画は、明日紹介する記事の準備のためのものです。
(竹下雅敏)
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Amazing Resonance Experiment!
配信元)


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Circular Centered Chladni Plate.mov
配信元)


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Sevenfold Circular Pattern (7-bloem)
配信元)

[XANADU]アイスランド【エルフロック】にて美人女性人類学者救出される!その真相は!?

 少し古い記事ですが、アイスランドの“妖精の住処”として有名な「エルフロック」で失踪していた美人女性人類学者が救出される事件があったようです。「アイスランド」、「エルフ」と聞いて、アイスランド最高裁判所がエルフの存在を認める判決を出したことを思い出す方もいらっしゃると思います。アイスランドでは、国民の62%がエルフの存在を信じており、"精霊の存在を多くの人が日常的に意識している"ようです。
 さて、その救出された美人女性人類学者ですが、博士論文のテーマが妖精に関するものだったため、「エルフロック」を訪れ、その物証を探している最中に失踪していたようです。そして失踪から6年後の2013年2月4日にハイキング中の人達が彼女を発見し、無事保護されるに至ったとのこと。多くの疑問はあるものの、リンク先にはその救出中の写真や証言も掲載されおり、まったくの作り話ではなさそうです。
 コペンハーゲン大学の元同僚のニールス・クリスチャンセン博士は『彼女はさ、妖精の王国!それの入り口を見つけちゃったんだよ!!君だって家に勝手に入られたら怒るだろ?妖精だって一緒さ!彼女は妖精のご機嫌を損ねて監禁されてたんだと思うんだ。君もそう思わないかい?』と述べているようです。
 本日、掲載された里山社屋主義(7)地鎮祭はやっときんさいにも「この土地は神々が集まっていたところだった。なのにあなた達が勝手に入ってきた。」という土地の神様からの通信がありましたが、人事に思えないような、身につまされるような思いがしました。
(編集長)
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引用元)

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引用元)

波動について…科学が測定できるのは五感の世界のほんの一部(記事:人のサインで音質が変わる)

竹下雅敏氏からの情報です。
 サイエンスライターの川口氏が、オーディオ機器を製造している会社の石黒謙社長とのインタビューの中で、驚天動地の事実を知らされたとのことです。それは、“人のサインを機材の下に置くだけで音が劇的に変わる”というのです。記事では、科学を飛び越え、一気にオカルトめいた展開になって来たとしていますが、実際にサインを機材の下に入れてみると、はっきりと音が変わったようです。社長曰く、「残念ながら、音色とか質感とか人間の感覚的なものは、測定器に出ない」とのこと。こうした感覚的な世界のことに、もっとも抵抗するのは科学者やエンジニアと言われる人たちで、特に理論武装した人の頭は大変固いものです。
 私も高校時代の友人との会話で、真空管のアンプについて、その音質の素晴らしさと音の輝きを力説したことがあります。ところが、彼はデジタルの方が音がいいと言い張って譲らないのです。二人の会話は平行線で、音がいいとは何かという理論を展開する友人と、聴いたらわかると言う私とのミゾは、最後まで埋まることはありませんでした。
 ところが、数年たってその友人と会った時、彼は以前の意見を完全に撤回していました。真空管のアンプの音を聴いてしまったのです。“百聞は一見に如かず”という言葉がありますが、オーディオの世界では、“百聞は一聴に如かず”と言われているのです。
 科学者は、我々が体感しているものを全て測定出来ると思い込んでいるようです。しかし、この記事のような体験をすると、科学というのは五感の世界のほんの一部を記述しているに過ぎないということがよくわかります。私たちの五感、まして第六感は、機材で測れる領域を遥かに超えているのです。
 うちでは、このようなことは当たり前で、例えば妻が最近購入したカメラは、そこそこの値段でクリアーな画像が得られるのですが、画面が暗いのです。波動を測って見ると、そのほとんどの内側の身体が闇に落ちています。よほどひどい環境で作られたのだと思いました。闇に落ちている者を引き上げるのはかなり難しいと妻に話したところ、妻はまず、邪気を取り除く祈りをしてから、カメラに話しかけて、ガヤトリー・マントラ愛のマントラを唱えるように伝え、それを教えたようです。
 一般の世界では、このような行為はキ○ガイだと思われます。しかし、車でもカメラでもぬいぐるみでも、どんなものでも内側の身体、すなわち幽体、原因体を持っており、彼らは意識を持ち、もし霊能のある人が話しかけると、きちんと返事をするのです。それゆえ、この方法は可能性があると思いました。すると驚いたことに、次の日にはカメラの波動は闇を抜け出していました。その後、時間が経つごとに波動は上がり、モニター画面はどんどん明るくなりました。
 整体師の野口晴哉氏は、オーディオマニアでしたが、弟子のスピーカーの音がとても良かったので、“えらく音がいいな”と言うと、弟子が“愉気してますから”と答えたとのこと。何と、スピーカーに手を当ててヒーリングをしていたというのです。これもキ○ガイ行為ですが、確かにこれなら音が良くなるだろうと思います。
 記事の最後では、機材の下に入れるサインは誰の者でも良いというわけではないことがわかります。ヒーリング同様、患者に邪気を入れるとかえって悪い結果になることがあるわけです。私たちが、ただの物だと考えている存在でさえこれだけ大きな変化があるとすれば、親が、そして周りの大人が子供たちにどのように関わるかが、どれほど大きな影響を与えるかは、簡単に想像できると思います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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「名前を書いた紙」を挟むだけで高音質に!? ディープすぎるオーディオ業界についてメーカー社長が語る!
引用元)
(前略)
 東京・代官山にあるライブハウス「晴れたら空に豆まいて」の驚異的音響の謎を探るため、導入オーディオ機器を製造している関口機械販売株式会社の石黒謙社長に話を聞くことにした筆者。
(中略)
残念ながら、音色とか質感とか人間の感覚的なものは、測定機に出ないものです。たとえばレゲエを聞いて“ホットな音”だと思いますが、それは測定できない。熱い音は測れません。同様に水晶による音の変化も測れない。しかし、確実に音は変わります」(石黒社長)(中略)... 社長の隣りに座っていた「晴れたら空に豆まいて」の音響ディレクターも、頷きながらその言葉に同意する
(中略)
人のサインを機材の下に置くだけで音が劇的に変わるんですよ。この人のサイン。この人のサインが一番変わるよね~」(石黒社長)(中略)... そう言って石黒氏が指したのは、同社の広報担当の美女だ。(中略)... サインで音が変わった?
(中略)
「いやいや。世界的に著名なエンジニアさんも、聴いてビックリしていましたよ。電気技術者は頭が固くて。CDが初めて発売された時、『レコードとは音は変わらない』なんてみんな口を揃えて言ったでしょう。でも、全然違いましたよね? デジタルにしたら音が変わったんですよ、音楽は変わらなくても」(石黒社長)
(中略)
じゃあサインを入れてみて」(石黒社長)
――!! ド肝を抜かれた。急に音がクリアになり、低音も強くなった。これは気のせいか? いや、しかし、音響スタッフが「ヘッドフォンが急に震えた」と笑っているではないか。 取材についてきた編集部のOも驚いている
(中略)
「じゃあ、川口さんの名前でもやってみましょう」(石黒社長)
(編注:サインを入れているシーンの写真は引用元にあります。)
(中略)
「音が悪くなりましたね。笑」(石黒社長)
……おい。(中略) オーディオの世界は実に奥が深いとしか言いようがない、稀有な体験であった。
(取材・文=川口友万/サイエンスライター/「サイエンスニュース」編集長/著書『大人の怪しい実験室』)