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南スーダンPKOでの激しい戦闘状況が明らかに 〜 NHKのスクープから / イラク派遣日報隠蔽では防衛省の調査結果があまりに不自然

 重要なニュースが相次いだ25日、やはり見逃せない大事なニュースがありました。
NHKが入手した自衛隊の内部文書によるスクープで、おととし7月に南スーダンで大規模武力衝突が起きた時、自衛隊の宿営地が戦闘に巻き込まれ、直接被弾していた状況が明らかにされたのです。これは現地の派遣部隊が日報などをもとに取りまとめた「成果報告書」で、NHKは黒塗りにされていた部分も独自取材し公表しました。当時、隊員たちは戦闘の渦中にあり、孤立し、中にはPTSDを訴える隊員もあるようです。
 肝心な点は、政府がこの戦闘状態を知りながら派遣を継続し、その上、この大規模衝突を隠したまま「駆け付け警護」という新たな任務を付与したことです。激しい戦闘が記された日報が公表されるわけにはいかなかったこの時期、稲田防衛相がわずか7時間現地視察をして、あたかも平穏であるかのような発言をし、駆け付け警護を後押ししました。
 これと並行して、自衛隊の日報問題をずっと追っている布施氏が「まるでデジャヴュ」と言うイラク派遣の方でも「存在しない」と言われてきた日報が出てきましたが、これについて防衛省が23日「組織的隠蔽はなかった」とした調査結果を提出しました。
しかし24日の参院外交防衛委員会では、自衛隊宿営地への攻撃が集中した2004年の日報がなぜないのか、日報は誰の指示でどこに報告されたのか、という核心部分への答弁は無きに等しく、結局、稲田防衛相の責任が問われていないこと、調査をするチームに「被疑者」である処分者が加わるという不公正さ、公表について個別の証拠が提示されないという不透明さを残した、全くもって国民の疑問に応える報告書になっていないのでした。
 もう私たちが何度も何度も見せられてきたパターンですが、誰かが犠牲になって責任を押し付けられる官僚の隠蔽体質、そしてその先には毎度シラを切る政府、首相答弁があります。
 連中が自発的に本当のことを白状するはずがないことは重々承知、なぜ私たちは、この連中を排除できないでいるのだろう。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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南スーダンPKO 戦闘渦中の宿営地 詳細が内部文書で明らかに
引用元)
1年前に終了した南スーダンでの自衛隊のPKO活動で、NHKは、派遣された部隊がまとめた自衛隊の内部文書を入手しました。文書には、おととし7月、現地の政府軍と反政府勢力の間で大規模な武力衝突が起きたときに、自衛隊の宿営地でも「25発の弾頭、施設に弾痕等9か所の被害を確認」などと記され、戦闘の渦中に置かれた宿営地内部の詳細が初めて明らかになりました
去年5月までおよそ5年半にわたって続いた南スーダンでの自衛隊のPKO活動について、NHKは、現地の派遣部隊が日報などをもとに取りまとめた「成果報告」を情報公開請求で入手しました。

入手したのは、おととし7月、現地で大規模な武力衝突が起きた際に派遣されていた10次隊の報告書で、一部が黒塗りになっていますが、さらに取材を進めたところ、その部分に記された宿営地内部の詳細が初めて明らかになりました
(中略)
日報問題で情報公開請求に対し、防衛省が「すでに破棄され、存在しない」として非開示としたのは、この武力衝突が起きたおととし7月7日からの6日分の日報でした。当初、防衛省は陸上自衛隊には存在しないと一貫して説明していましたが、実際には保管され、組織ぐるみで隠蔽していた事実が明らかになりました
(以下略)

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ザギトワ選手への秋田犬贈呈式に、呼ばれてもいないのに参加のあべぴょん …そして全く相手にされていないお粗末な日ロ首脳会談

竹下雅敏氏からの情報です。
 フィギュアスケートのザギトワ選手に秋田犬のマサルが贈呈されたとの事ですが、贈呈式には“お呼びでないのにジャジャジャジャーン”の「あほぴょん大魔王」も立ち会ったとのことです。
 冒頭のスプートニクは、この時の様子をバランスよく伝えています。ところが、 NHKはあべぴょんに千切れるほどしっぽを振っています。その下の共同通信の記事は、あべぴょんの“あ”の字すら出てこない清々しいものです。
 本来なら日ロ首脳会談が話題になるところですが、“続きはこちらから”以降の記事をご覧になるとわかるように、領土問題に触れることすらないほどお粗末なもので、プーチン大統領に全く相手にされませんでした。その様子は、産経新聞が記事にしている通りです。
 これに対して、リチャード・コシミズ氏が的確なコメントを書いています。「蚊帳の外」外交で誰からも相手にされていないあべぴょんですが、マサルの表情を見ると、犬にも相手にされていない様子が窺えます。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ザギトワに秋田犬のマサルが贈呈【写真】
転載元)
生後3か月の秋田犬のマサルがとうとう飼い主のアリーナ・ザギトワさんと対面を果たした。スプートニクの記者が贈呈式の行われているメトロポーリ(ホテル)から報じた。
スプートニク日本
贈呈式はロシアを訪問中の日本の安倍首相も参加して行われた。

遠藤氏はザギトワ選手への秋田犬贈呈について、日本側はロシアとの友好関係の水準を内外にアピールする好機ととらえているとコメントしている。マサルは24日、東京を出発してモスクワの到着。道中、マサルの同伴は政治家で秋田犬保存会の会長を務める遠藤敬氏が務めていた。
(中略)
ザギトワさんが式場に入ると、マサルはすぐにこれが新しい飼い主だとわかった様子で、ザギトワさんを舐めまわした。ザギトワさんはとうとうマサルにあえると知って、胸のどきどきが止まらなかったけれど、やっと会えてとても嬉しいと語っている。

Масару и Алина 😍😍😍😍 #alinazagitova #teamzagitova

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(以下略)
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ザギトワ選手へ秋田犬の贈呈式 安倍首相も立ち会う モスクワ
引用元)
ピョンチャンオリンピックのフィギュアスケート女子の金メダリスト、ザギトワ選手への秋田犬の贈呈式がロシアのモスクワで行われ、マサルと命名された子犬が手渡されました。立ち会った安倍総理大臣は拍手を贈っていました。
(中略)
26日午後、ロシアの首都モスクワのホテルで、マサルと命名された秋田犬の子犬のザギトワ選手への贈呈式が行われ、日ロ首脳会談に臨むため、ロシアを訪れている安倍総理大臣も立ち会いました。

この中では、秋田犬保存会の遠藤敬会長が「マサルが日ロの友好の証しとなり、両国が深い関係を築くことができるよう期待したい」と述べました。
(中略)
立ち会った安倍総理大臣は子犬が贈られる前に抱きかえたり、なでたりしていました。そして、子犬が贈られる際には拍手を贈っていました。
(中略)
マサルと初めて対面したザギトワ選手は「きょうという日を心待ちにしていました。このようなすばらしいプレゼントを、本当にありがとうございます。よい飼い主になれるよう、しっかりと世話をします」と述べました。
(以下略)
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ザギトワ選手に秋田犬贈呈
「大事にする」と笑顔
引用元)
 【モスクワ共同】秋田犬保存会は26日午後(日本時間同)、韓国・平昌冬季五輪フィギュアスケート女子で金メダルを獲得したアリーナ・ザギトワ選手(16)にロシア・モスクワのホテルで子犬を贈呈した。ザギトワ選手は「この日を心待ちにしていた。素晴らしいプレゼントをもらい、大変うれしい。心から大事にしたい」と笑顔で語った。

 子犬は赤毛の雌。ザギトワ選手は「勝利」の意味を込めて「マサル(勝る)」と名付ける考えだ。保存会の会長を務める日本維新の会の遠藤敬国対委員長はマサルをザギトワ選手に手渡すのに先立ち「日ロ友好の証しとなることを期待する」とあいさつした。
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配信元)
 
 
 

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愛媛県も今治市も、あべぴょんと加計理事長の面会を認める ~誰もが嘘だと感じる加計学園の言い訳~

竹下雅敏氏からの情報です。
 2015年2月25日の安倍総理と加計理事長の面会について、今治市の菅良二市長は、“安倍総理と加計理事長が面談したとの報告を市担当者から受けた”ということを明らかにしました。愛媛県に続いて、今治市もあべぴょんと加計理事長の面会を認めた形になり、追いつめられた加計学園は、驚いたことに「報道機関各位」にFAXで、“当時の担当者が実際にはなかった総理と理事長の面会を引き合いに出し、県と市に誤った情報を与えてしまった”と言い訳しました。
 誰もが嘘だと感じる言い訳だけに、“あべぴょんとその仲間たち”の往生際の悪さを、またしても見せつけられた形になりました。
 しかし、そのFAX の言い訳が事実だとすると、加計学園は愛媛県と今治市に対して補助金詐欺を行ったことになるのでは?
 籠池夫妻はその疑いで10ヶ月拘束されていたわけですが、籠池氏は補助金をすでに全額返還しています。となると、加計学園も既に公布された42億円の補助金を返還しなければならないという気がします。
 これについて、“続きはこちらから”で、田中龍作ジャーナルが面白い記事を書いています。財政状況が火の車の加計学園は、何としても補助金が必要です。引用元で全文をご覧になると、今後加計学園は、誤った情報を元に今治市から補助金を交付されたにも関わらず、もしも今治市が追加の補助金を交付しなければ、加計学園は今治市を詐欺で訴える可能性があるとのことです。元記事では、詐欺師が「詐欺の被害にあった」という、“世も末の泥試合”が起きる可能性があると言っています。
 こうした状況で、いずれ番頭ワタナベが殴りこんでくるのはほぼ間違いないので、加計問題はますます目が離せなくなってきたと言えます。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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今治市職員 学園側から総理との面談伝えられていた(18/05/26)
配信元)
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加計学園・・学校法人がこんな嘘をついていいのか
引用元)
加計学園が、問題となっている安倍総理と加計理事長の2015年2月25日の面会について、当時の担当者が、ありもしない安倍総理と加計理事長との面会を、あったと虚偽の説明を愛媛県、今治市にした、という趣旨の発表をしました。
(中略)
もし会っていないと言うのであれば、加計理事長自身が国会に出てきて、堂々と説明すべきです。それすらできないということが、全てが「嘘」であることを物語っています。

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配信元)
 
 
 
 

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様々な黒い噂がある田中理事長が未だに大学トップの椅子に座っていられるのは、日大に危機管理学部=“国家権力に恩を売る「天下り学部」”があるため

竹下雅敏氏からの情報です。
 リテラが日大の闇の部分を報じています。田中英寿理事長の複数出回っているという“とんでもない写真”は、こちらの記事をご覧ください。
 記事によると、様々な黒い噂がある田中理事長が未だに大学トップの椅子に座っていられるのは、日大に危機管理学部があるためだとしています。危機管理学部は、日大と加計学園が運営する二大学にしかないとのことで、この学部の本質は、“国家権力に恩を売る「天下り学部」”だということです。
 なるほど、これはよくわかります。日大には年間約100億円もの私学助成金が流れ込むとのことです。今後、国公立の学校の助成金が減らされ、政治家と結びついた特定の私学助成金が増えていくと思われます。こうした流れの中に森友学園の問題もあったはずで、ここに維新が絡んでいたと思われます。
 要するに、これからの日本は、金持ちは設備の充実した私学で、全国から引き抜かれた優秀な教師の下で学び、貧乏人は国公立でまともな授業も出来ない状態になっていくわけです。
 というのは、明らかに発達障害と思われる子供たちが現在急増しているためです。“ナチスの手口に学んだらどうか”と考えるような支配層にとっては、障害者は国のお荷物です。貧乏人は国公立で学べばよい、ということなのです。こうした教育改悪はすでにアメリカで行われており、日本は後追いする形になっています。これがグローバリズムなのです。
 ところで、“とんでもない写真”が出回っているのは、田中理事長だけではありません。なんと、内田監督と共に記者会見に臨んだ井上コーチは、“学生時代にはホモビデオに出演”していたのではないかとして、ネット上では大騒ぎになっています。また、2本目のビデオが見つかったとも。
 この日大の騒ぎ、当分収まる気配がありません。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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内田前監督を守る“日本大学のドン”の闇社会、警察人脈…山口組、許永中から元警察庁長官まで
引用元)
(前略)
田中理事長をめぐっては、とんでもない写真が複数出回っている。(中略)… こうした闇社会との関係は日大相撲部監督時代からだという。(中略)… また、田中氏には暴力団だけでなく、大学の施設を建設する建設業者との癒着も度々噂されてきた。(中略)… しかし、十数年前ならいざしらず、暴力団排除条例が施行され、コンプライアンスが重視されるこの時代に、なぜ、こんな人物が問題にならずに、大学トップの椅子に座っていられるのか。(中略)… それは、今回の一件で「危機管理学部があるのにまったく危機管理がなっていない」などと揶揄されている危機管理学部だ。
(中略)
日大の危機管理学部には大きな特徴がある。それは、専任教員に各県の県警察本部長、内閣情報調査室内閣参事官、元内閣官房、公安調査庁など警察エリートがずらりと並んでいることだ。日大の不正体質を追及する月刊誌「FACTA」2016年5月号(ファクタ出版)によると(中略)…その本質は「国家権力に恩をうる『天下り学部』」だと指摘している。
(以下略)
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配信元)

政府・与党が最重要法案と位置づける働き方改革関連法案がメチャメチャなやり方で強行採決された ~連合も見て見ぬふり、メディアもまともに報じない~

竹下雅敏氏からの情報です。
 籠池夫妻の保釈会見など、重要なニュースがありすぎて困ってしまいます。しかし、政府・与党が最重要法案と位置づける働き方改革関連法案が強行採決されたというニュースは、取り上げないわけにはいきません。
 冒頭の動画をご覧になれば、この“委員会採決がいかにデタラメか”がわかります。問題なのは、この暴挙を連合も見て見ぬふり、メディアもまともに報じません。なので、多くの国民は自分達の将来に関わる重要法案がメチャメチャなやり方で強行採決されているのに、何もわからないままです。
 ツイートには、“24歳で過労自殺した電通社員”のスケジュール表が出ています。今後は、“絶句する様な働かせ方”が合法になり、自殺しても過労死認定されることはありません。
 “続きはこちらから”以降は、こうした法案を誰が望んでいるのかです。“サッサと省令で年収要件を下げて”、年収400万円ぐらいにすることが彼らの望みです。
 こうして、貧富の格差を極端に拡大し、国民の不満と怒りを反日へと向け、言論を弾圧すれば簡単に戦争をすることが出来ます。彼らが戦争を望むのは、儲かるからです。
 こうした連中は、人から略奪することしか考えていないと言って良いでしょう。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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働き方改革法案 与党「衆院通過を」 野党「廃案迫る」
引用元)
政府・与党が最重要法案と位置づける働き方改革関連法案は25日に衆議院厚生労働委員会で可決されました。
(中略)
会期末を来月20日に控え、与党側は法案を今の国会で成立させるため、来週29日に衆議院を通過させ翌30日から参議院での審議を着実に進めたい考えです。

これに対し野党側は、5年前に厚生労働省が行った労働時間の調査結果をめぐり、新たな集計ミスが明らかになったにもかかわらず十分な説明もないまま採決が強行されたのは認められないと反発しています。
(以下略)
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配信元)
 
 
 
 
 
 

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