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新型コロナウイルスが最も深刻な湖北省で、1600人以上の監視員が24時間体制でネット検閲! ~有害情報と見なされているのは、窮状を訴えて助けを求める市民が投稿する動画

竹下雅敏氏からの情報です。
 新型コロナウイルスが最も深刻な湖北省で、1600人以上の監視員が24時間体制でネット検閲を行っているとのことです。武漢市の言論弾圧は徹底しており、インターネットが遮断されたようです。
 ネット検閲で有害情報と見なされているのは、窮状を訴えて助けを求める市民が投稿する動画ではないでしょうか。“続きはこちらから”にそうした動画をいくつか貼り付けておきました。武漢では多くの市民が病院に行けずに自宅で亡くなっています。“建物からは次々に遺体が運び出されて”いて、「火葬場はフル操業」というよりも、忙しすぎて悲鳴をあげている状況です。
 こちらの動画では、1月22日頃から死亡者が急増し始め「毎晩2~3時間寝れたら幸せな方ですよ」と言っています。動画の11分13秒では、“数日前の統計ですが、38%が病院からで、61%は家で死亡しています。つまり病院に行ける人が少なかった”と言っていて、14分8秒では、“私が回収した127人のうち、死亡診断書に確診判定があるのは8人でした”と言っています。
 恐らく当局は、この職員が回収した127人の中の8人のみを新型コロナウイルスによる死亡者として発表するのでしょう。感染者も死亡者も当局の発表よりも遥かに多いと考えて良いでしょう。
 最後の動画は衝撃的なもので、中央政府としては最も知られたくないものの一つだと思います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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湖北省の内部文書、新型肺炎巡る検閲で1600人動員 ネットが主戦場「感動話を」
引用元)
(前略)
大紀元が情報筋から入手した内部報告書によると、新型肺炎の感染拡大が最も深刻な湖北省ではこのほど、インターネット上で感染状況に関する「不適切」な投稿を取り締まるため、1600人以上のネット監視員を動員したという。
(中略)
報告書によると、湖北省委員会宣伝部は、「戦時プロパガンダ指揮部(対策本部)」を設立し、世論誘導、イデオロギー統制など11の工作チームを立ち上げ、全チームが24時間態勢で、省と中央政府の関連部門と連携を取りながら、「宣伝教育と世論誘導を確保」するよう求めている。

また、1600人以上の監視員によるネット検閲が、「ハイテク技術と人の目視」という2つの検査方法によって、24時間体制で監視を行い、60万6800件の「敏感な話題に関する有害情報」を摘発したという。
(中略)
警察当局は、ネットで窮状を訴えて助けを求める市民を脅迫し、投稿の削除を求めている。
(以下略)
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中国:武漢市のインターネットを遮断!
引用元)
(前略)
https://www.naturalnews.com/2020-02-22-internet-shutdown-wuhan-china-spread-truth-severity-outbreak.html
(概要)
2月22日付け
(中略)
フォックスニュースのインタビューを受けた元海兵隊将校のトム・コットン上院議員(米上院軍事委員会委員)によると
中国政府はコロナウイルスがまん延し制御不能となっている武漢の深刻さを正直に伝えていません。北京の共産党幹部らは現場で戦っている医師や科学者から得ている最新情報を世界に伝えていません。
(中略)
パンデミック震源地の人口が1100万人の武漢市の言論弾圧は徹底しています。
武漢市の住宅地では、2月10日からインターネットが遮断されると拡声器で知らされています。武漢国際博覧会センターの仮設病院(強制収容所)付近の住民らも2月11日からインターネットが使えない状態です。他の地域の住民らも2月21日からインターネットが使えなくなりました。
(以下略)
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配信元)
 
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柿渋の新型コロナウィルス対策としての可能性はどうなのか?

 安定化二酸化塩素が入手困難となる中、自然食品屋で"飲む柿渋"が売られていました。以前、興味本位で飲んだことがありますが、味としてはそれはそれは不味いもの(身体が欲しているときは飲み易いらしい)です。しかしその柿渋に、ウイルス疾患に対するオールマイティーな抗ウイルス剤としての可能性があるというのです。
 ウイルス学が専門の広島大学大学院の坂口剛正教授による、2013年2月における発表では、渋柿エキスはノロウイルスやインフルエンザウイルスを100%根絶し、またヘルペスウイルスなど少なくとも12 種の異なるウイルス(ポリオウイルス、手足口病のウイルス、アデノウイルス、ロタウイルスなど)に対して抗ウイルス作用を示すことが明らかになっています。
 果たして柿渋は、新型コロナウイルスにも有効なのでしょうか?ぜひ感染症の専門家のご意見をお聞きしたいものです。

おまけ。
<こういうことをなさらないように!というお話です>
先日、安定化二酸化塩素の10万倍希釈水を300ml飲みました。1万倍希釈水を10倍に薄めて。もちろん自己責任の上です。
翌日、昼ごはんの後にやはり10倍に薄めて200mlを飲みました。
飲んだ後、少しムカムカするので、ご飯の後の飲用は良くないのかもしれないと感じました。
しかし30分ほどしてもムカムカが続くので、ひょっとして!と確認したところ、な、なんと原液そのものを10倍に薄めて飲んでいました!!
「やってしまった!」・・・すぐに水を飲みました。
しかしそうそう飲めるものではありません。500mlほど飲んでしばらくすると吐き気をもよおし、ドバッと嘔吐しました。500mlほど吐いたかもしれません。
そしてその後、コップ一杯飲んでは、飲んだ量くらい嘔吐するのを数回繰り返しました。
(以前、食中毒症状をおこし、涙を流しながら嘔吐した苦しい記憶があるのですが、今回は苦しくはないことを意外に感じながら。)
落ち着いたので、様子を見ようと決めました。
自己責任だ!と肚を決めました。
とはいえ、濃度が濃度なだけにどうすべきか?救急で胃を洗浄してもらった方がいいかもしれない。まずは某社に聞いてみようと連絡をしてみました。
すると事情を聞いた社長さんは、
「私も試しに100倍希釈水をコップ一杯のんだことがありますよ」と!
(え!どうなりました??)
「30分くらいしたら吐いて水便が出ました」
(どのくらい続きました?)
「30分くらいかなあ。まあ大丈夫だとはおもいますが」
(ありがとうございます。様子を見ることにします)
とても穏やかなそのお言葉に、救われた!と感じました。
その後、大きな便りが出ましたが、キレイな一本もののバナナなので、まだ腸には届いていないようでした。
あとはお任せいたしますと、祈りを唱えて寝ました。
目がさめると夕方の18時(6時間後)。生きていた、山は越えたと実感しました。大きな便りが水便のようになってずるずる出ます。
さらに寝て、夜の0時頃(12時間後)、かなり楽になりました。
とはいえ動く気にはならず、また寝て、翌朝の6時(18時間後)。なんとか回復(それなりに)したという感触を得ました。

世の中の大掃除がはじまるか!とみていましたが、それは自分の大掃除でした。
命を見つめることができました。
ありがとうございます。
とはいえ今後、繰り返すことのないように、誰でもがわかる(たとえ自分だけだとしても)大きく目立つ表示を書いておきました。「安定化二酸化塩素 100倍希釈水」というように。透明で無味無臭な原液や希釈水を、水と間違えたりしないように。そして倍率を間違えたりしないように。

翌々日、落ち着いた旨を先の社長さんに連絡したところ、「今後は飲まないようにしてくださいね。」と言っていただきました。誤解のないように。
(しんしん丸)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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日本文化に根付いた柿渋の化学
引用元)

(前略)
渋柿エキスはノロウイルスのみならず,インフルエンザウイルスやヘルペスウイルスなど少なくとも 12 種の異なるウイルスに対して抗ウイルス作用を示すことが明らかにされた。
以上の結果は,カキタンニンが様々なウイルス疾患に対するオールマイティーな抗ウイルス剤として応用できる可能性を示唆している。
(以下略)
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万能ウイルス特効薬「柿渋」!インフル、ノロ、ヘルペス、ポリオ…次々撃退
引用元)

(前略)
ウイルス学が専門の広島大学大学院の坂口剛正教授は、「柿から取れる渋がインフルエンザウイルスやノロウイルスを100%根絶することができるということがわかりました」と自信たっぷりに話し出す。(中略)
「エタノールという消毒薬はインフルエンザには効くが、ノロウイルス、ポリオウイルス、手足口病のウイルスには効きません。緑茶由来のタンニンはポリオには効くが、ノロ、手足口病には効かない。ところが、柿渋由来のタンニンはいずれにも効果があるのです」。このほか、ヘルペスウイルス、アデノウイルス、ロタウイルスなどにも効くことがわかったという。
(以下略)
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「柿渋」が風邪・便秘に効くってホント?秋の味覚 柿に含まれるタンニンとは?
引用元)

(前略)
柿渋と呼ばれる成分は、正しくは「カキタンニン」と呼ばれるタンニンの一種です。タンニンとは簡単に言うと、植物に含まれる渋みの原因となる成分です。(中略)
実はポリフェノールもタンニンの仲間です。(中略)
柿のビタミンCの含有量は100gあたり約70mg。これはみかんの約35mgの2倍です。
(以下略)
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引用元)

新型コロナウイルスに最も感染しやすいのは、東アジア人、日本人、漢民族で、感染率は90%以上になるという予測 / 中国政府の専門家チームが、感染者の尿から新型コロナウイルスを検出

竹下雅敏氏からの情報です。
 新型コロナウイルスに最も感染しやすいのは、“東アジア人、日本人、漢民族”で、感染率は90%以上になるという予測があるようです。引用元の表をご覧になると、東京都は感染率92%で中国南部の漢民族と並んでトップになっています。私は85%くらいだと見ているので、少し多い気がします。
 さて、ツイートの動画によると「中国政府の専門家チームが、感染者の尿から新型コロナウイルスを検出した」とのことです。ツイートの「ウイルス細胞核が30m以上浮遊し9時間以上生存」という情報が、確認された事実なのかどうかはわかりませんでした。もしこれが事実だとすれば空気感染が確認されたことになります。少なくとも中国はエアロゾル感染を認めているので、公衆トイレがかなり厄介なのは明らかです。
 “続きはこちらから”の記事は、新型コロナウイルスが再感染の恐れがあると言っています。新型コロナウイルスには、エイズウイルスの遺伝子の一部が挿入されているので、感染によって免疫が出来ずに再感染するというのはよくわかります。
 恐ろしいのは「2度目の感染時に突然死することが多い」ということ。しかし、その理由は、“治療に使用する医薬品が心臓組織に損傷を与えており、2回目に感染すると…心不全による突然死に至る”ということらしい。なので、免疫力が高く医療機関にかからずに、新型コロナウイルスを自然に経過したものは2度目の感染を余り恐れなくても良いのかも知れません。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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アジア人、アフリカ人、白人に対するコロナウイルスリスクが明らかに
コロナウイルスのリスクが最も高い日本人と中国語
引用元)
(前略)
東アジア人、日本人、漢人は、コロナウイルスによって重度の病気になる可能性が最も高く、暴露されると90%を超える可能性があります。ヨーロッパ人は50%、アフリカ人は60%の範囲でしかランク付けされず、中程度に低いと考えられています。
(中略)
2019-nCovは、同じ受容体であるアンジオテンシン変換酵素2(ACE2)をSARS-Covと共有すると報告された。(中略)… 8つの個々のサンプルの比較は、アジアの男性が肺に非常に多くのACE2発現細胞を有することを示した。(中略)… どうやらコロナウイルスは、ACE2受容体と呼ばれるものとの接続を介して人体に入ります。東アジア人と男性は、白人のヨーロッパ人や女性と言う以上のものを持っています。
(以下略)
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配信元)
 

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今の日本の状況は、1ヶ月前の重慶の状況とかなり似ている ~インフルエンザよりも遥かに感染力が高い新型コロナウイルス / コロナウィルスの患者数を増やしたくないから検査はしない方針の日本政府

竹下雅敏氏からの情報です。
 冒頭の動画で今の日本の状況は、“1ヶ月前の重慶の状況とかなり似ている”と言っています。「重慶では、1/21日時点で6人だった感染者が10日で238名となり、2月頭から重慶が封鎖され、移動が制限された」そうです。
 ツイートの動画をご覧になると、新型コロナウイルスの感染力がとんでもなく高いのが分かると思います。恐らく感染率は80%を超えるのではないかと見ているのですが、仮に少なく見積もって50%だとしましょう。公式に発表されている致死率2.1%は、どう見ても少なすぎて、情報操作されていると思いますが、とりあえずこの数字を使いましょう。
 現在の東京都の人口は約1,395万人なので、計算をすると14万6千人以上が新型コロナウイルスで死亡することになります。東京都民の約半数の700万人が感染し、病院に検査と治療を求めれば医療崩壊が起きることは明らかです。武漢大学人民病院・余昌平医師は「日本は人口密度が高いので万が一パンデミックが起きたら日本は武漢よりも中国よりも何倍も悲惨です」と言っていますが、その通りだと思います。
 こうした予測を疑問視する方は、2月16日の記事で、国立感染症研究所感染症情報センターが、2008年に鉄道を介した新型インフルエンザの拡散をシミュレーションし、「首都圏の鉄道に1人の新型インフルエンザ感染者が乗れば…10日目には12万人に拡大する」と予測したことを思い出してください。新型コロナウイルスはインフルエンザよりも遥かに感染力が高いのです。
 “続きはこちらから”の一連のツイートをご覧になると、明らかに「日本政府は、コロナウィルスの患者数を増やしたくないから検査はしない」方針なのが分かると思います。311の経験から、情報操作で感染者数も死亡者数もごまかせると考えているのでしょう。ただ、中国ほど情報を統制できないでしょうから、いずれバレると思います。
 政府が「陽性が出るから検査させない」理由は、検査で陽性が出ると国が医療費を全額負担しなければならないからだと思います。なので、出来る限り「違う病名で処理」するつもりなのではないでしょうか。
(竹下雅敏)
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重慶の1ヶ月前と今の日本の状況が似ている??もしくは重慶以上の増加の可能性があるかも
配信元)
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配信元)
 
 
 
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[In Deep]スペイン風邪が大流行した時に、日本の致死率がとても低かった理由は、日本人が食べる海藻のおかげ!

竹下雅敏氏からの情報です。
 フコイダン? 凄いじゃん。動画の57秒~1分42秒、2分10秒~2分28秒を見てから、In Deepさんの記事を読むと説得力がさらに増します。
 ウチのように「明るい引きこもり」で、気を付ければ他人と接触する機会を出来るだけ減らせる環境に居るものは、そんなに多くないと思います。多くの人は極めて危険だと言われても、満員電車での通勤を避けるのは難しいでしょう。なので、新型コロナウイルスに感染しないように気を付けるのはもちろんですが、“「重症化しないためにはどうするべきか」ということを考えたほうがいい”と思うのです。
 In Deepさんは、スペイン風邪が大流行した時に、日本の致死率がとても低かった理由が、日本人が食べる海藻のおかげではないかと指摘します。海藻の含まれるフコイダンがサイトカイン・ストームを抑制するというのです。
 この霊感に満ちたIn Deepさんの記事は、日本人にとっての救いになるかもしれない。なんせ、日本の伝統的な食が危機を乗り切る有効な手段だというわけですから。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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コロナウイルスに効果のある食材ー医学文献から
配信元)
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1918年のスペインかぜで日本の致死率が著しく低かった理由を探っているうちに突き当たった「抗ウイルス策あるいはサイトカインストーム防御策」。それは海藻とフコイダンに
転載元)

Wikipedia[Public Domain]
・初めて公開された新型コロナウイルスCOVID-19の画像。NIAID-RML

なぜ100年前の日本人は新型インフルエンザであまり死亡しなかったのか

1918年から流行が始まった新型インフルエンザのパンデミックだったスペインかぜは、世界人口の3分の1が感染したとされています。
(中略)
致死率となると、当時は、正確な統計がとられていない国や地域も多く正確なところはわかりようがないですが、しかし、国立感染症研究所のページには、

「世界人口の 3分の 1の約 5億人が感染して、死亡者数は全世界で 4,000万人から 5,000万人」

とありまして、この推計からは、最大で 10%ほどの致死率があったことになりますし、英語版のスペインかぜの Wikipedia には、

「感染した人の 10%から 20%が死亡したと推定されている」

とあり、いずれにしても、とんでもない高い致死率でした。
感染率や致死率は国や地域により差があったのですが、「致死率がとても低い国」には、日本が含まれていました

日本にはスペインかぜについてのかなり正確な統計が残っていて、致死率については、統計上の問題なのか、数値に幅がありますけれど、日本でのスペインかぜでの致死率は、 0.7%から最大でも 1.6%(2300万人が感染して 38万人が死亡)となっています。
(中略)
インフルエンザにしてもコロナウイルスにしても、高齢者や基礎疾患のある人の重症化とは別に、一般の元気な方々が重症化する原因として、
サイトカインという物質が過剰に放出される
ということがあります。
(中略)
「免疫反応によりサイトカインが過剰に放出し、結果として、免疫系が自分を守るのではなく、自分を攻撃するものとなってしまう」
(中略)
「感染しないように気をつける」ということは大事なことなのかもしれないですが、しかし、新型コロナウイルスの場合、これだけ感染力が強い上に、エアロゾル感染の可能性も高くなっている中で、「感染しないようにする」という完璧な手段は存在しないと思われるわけで、それよりも、
「重症化しないためにはどうするべきか」
ということを考えたほうがいいのかなと思っていました。
(中略)
そうしましたら、最近、アメリカ国立衛生研究所のライブラリーで、以下のふたつの医学論文を見つけました。

Fucoidan Inhibits Radiation-Induced Pneumonitis and Lung Fibrosis by Reducing Inflammatory Cytokine Expression in Lung Tissues (2018/10/19)
(フコイダンは、肺組織における炎症性サイトカインの発現を低下させることにより、放射線誘発性肺炎と肺線維症を抑制する)

A marine-sourced fucoidan solution inhibits Toll-like-receptor-3-induced cytokine release by human bronchial epithelial cells(2019/01/01)
(海洋由来のフコイダン溶液は、ヒト気管支上皮細胞によるTLR3誘導性サイトカイン放出を阻害する)
 
ここに出てくるフコイダン」は、ご存じかと思われますが、ワカメとかモズクとかメカブとか、そういう「ぬるぬるした海藻」全般に含まれているものです。
論文の表現はどちらも難しいものですが、ごく簡単に理解したところでは、

「フコイダンはサイトカインの発現パターンを変化させ、肺炎の症状を抑制する」

というようなもののようです。つまり「重症化を防ぐ」と。
(中略)
さらに、2014年の科学記事で、以下のようなものを見つけました。
アメリカの代替医療やホメオパシーなどの研究が専門の科学者のページです。
 
Red Algae Extract Fights Ebola, HIV, SARS and HCV
(紅藻エキスはエボラ、HIV、SARS、C型肝炎と戦う)
 
「紅藻」というのは、たくさんの種類がある海藻のカテゴリーですが、食用としてわかりやすいものとしては「岩のり」とか「テングサ(寒天やところてんの材料)」、あるいはフノリなどで、日本人にはそれほど特別なものではありません。
 
この記事の中で注目したのは、2006年に、アメリカ保健福祉省が、この紅藻から抽出させる成分を「特許申請した」ことが記されていたことでした。国の機関が岩のりの成分を特許申請しているのです。この米国特許 #US 8088729 B2を見てみますと、紅藻から抽出された成分に、抗 RNA ウイルス作用があることが書かれています。
(中略)
特許の説明の中には、「ニュージーランドの海で採取された紅藻から抽出されたグリフィスシンという成分を投与した後」として、以下の文章がありました。
 
C型肝炎ウイルス感染、重症急性呼吸器症候群(SARS)ウイルス感染、 H5N1 ウイルス感染症、またはエボラウイルス感染症への感染が抑制された。

(中略)
海藻に関して、先ほどのフコイダンの論文と合わせると、以下のようなことになりそうなのです。

メカブやモズクなどの海藻に含まれるフコイダンは、サイトカインを抑制して症状を和らげ、岩のりとかトコロテンなどのグリフィスシンという成分は、ウイルス感染そのものを抑制する。
(中略)

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