注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
ニューヨーク・タイムズ紙は、先週ネット上で公開された、ウクライナ軍による捕虜のロシア兵の処刑を撮影したビデオの真偽を確認したと発表した。同紙によると、ロシア人兵士は「至近距離から射殺されたように見える」という。
同紙が日曜日に報じたところによると、映像に映し出された出来事は、今月初めにルガンスク人民共和国のマケエブカ村で起きた。
「ニューヨーク・タイムズによって真偽が確認されたこのビデオは、戦争における多くの恐ろしい瞬間のうちの1つを垣間見せてくれるが、ロシア兵がどのように、あるいはなぜ殺されたのかは分からない」とNYTは書き、兵士に実際に何が起こったのかは「謎のまま」であると付け加えている。
しかし、この映像から判断すると、「少なくとも11人のロシア人は…仲間の一人が近くに立っていたウクライナ兵に突然発砲し、至近距離で射殺されたようだ」と同アウトレットは指摘した。
NYTはまた、Physiciansfor HumanRightsの医療顧問であるロヒニ・ハール博士の言葉を引用し、「武器を捨て、あるいはもはや防衛手段を持たず、任意に降伏した戦闘員を殺傷することは、国際武力紛争法に違反する」と述べている。
「ほとんどの兵士が頭を撃たれているようだ」とハール氏は語る。「血だまりがあります。それは彼らが死んだまま放置されたことを示している。抱き上げたり、助けようとする努力もなかったようだ」。
ソーシャルメディアに登場したビデオの1つでは、ロシア軍人がキエフ軍に降伏して地面に横たわる様子が映し出され、2つ目のクリップでは、血だまりの中で動かない彼らの死体が映し出された。また、現場で撮影されたとみられる音声のない映像では、建物から現れたロシア兵がウクライナ人に向けて銃を乱射している様子が映し出されている。
ロシアはこの映像について、ウクライナによる自国兵士の「意図的かつ計画的な殺害」の証拠であると説明している。国連はこの映像の調査を要請し、キエフも調査を行うことを約束している。
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完全な悪
— MK✝️目隠し線入っておらずオープンな方 (@KatomariC) November 18, 2022
🇺🇦軍がロシア捕虜を射殺
そのような悪党は早く弾丸に見つかってください pic.twitter.com/mEwhiPqcoC
また🇺🇦兵が🇷🇺兵捕虜を虐殺してる決定的証拠出てきたよ。
— 誤射を認めないペテンスキー💙💛🇺🇦🤝🇷🇺 (@Putin_Pudding1) November 18, 2022
ブチャやクピャンスクでもやったように民間人や捕虜を虐殺するの好きやなぁ、それも楽しそうに撮影してるのほんと救いようがないと思うわ。
【閲覧注意してね】 pic.twitter.com/xW4SJCMTei
NYTも、露兵捕虜がウク兵に処刑された映像は本物だろうと報道。認めた上で、ダメージ最小化の試み。
— すらいと.Slight. (@slightsight) November 21, 2022
どこかの国は、映像の存在すら報道しない。(情勢が大きく動いていても) pic.twitter.com/fbgQifAwtB
RTは、AFU第80空挺突撃旅団に所属していた元ウ軍将校に話を聞いた。この部隊は現在、ロシア軍人を残虐に扱った疑いがあり、その動画がネット上に公開されている。
— tobimono2 (@tobimono2) November 21, 2022
この旅団はNATO軍と密接な協力関係にあり、長年にわたり米海兵隊の訓練を受けてきたという。 pic.twitter.com/toZ0yKjQuy
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こうした数々の犯罪を「西側集団」がすべて無視するのは当然で、tobimono2氏のツイートには、“(動画がネット上に公開された)この旅団はNATO軍と密接な協力関係にあり、長年にわたり米海兵隊の訓練を受けてきた”とあります。
11月10日の記事で、“住民11万5千人の避難が完了したことから、ヘルソンからロシア軍の撤退をスロヴィキンが希望し、ショイグがこれを承認した”ということをお伝えしましたが、“続きはこちらから”は、そのロシア軍が撤退したヘルソンの様子です。
ウクライナによる市民の粛清が進行中で、“ロシアの協力者として判別された住人は拷問を受け、報告者によるとその後処刑される”ようです。すらいと氏によれば、街の「浄化」をやっているのはウクライナ保安庁(SBU)系だとのことです。ロシアの協力者と見做されなかったヘルソンの男子達は召集令状を配られ、“次の戦線(Zaporozhye)に投入される”ようです。
賢明なヘルソンの住民は、ロシア軍の誘導に従って避難していたはずです。