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有名ロシア人ハッカーコンビがウクライナのクレバ外相から、まさかの自白を引き出した 〜 「クリミア橋やベルゴロッドを爆破したのは我々だ」

 マジメに情報を探しているのですが、なぜかまた笑えるものになってしまいました。有名なロシア人のハッカーコンビ「ボバンとレクサス」という2人組がマイケル・マクフォール元駐ロシア米大使になりすまして、ウクライナのクレバ外相に電話をかけ、爆弾発言を引き出しました。ざっくばらんな様子のクレバ外相は「クリミア攻撃が直近の作戦目標ではない」と言いながらも、ここだけの話、クリミア橋やベルゴロッドの爆破は「我々がやった」とテロ行為を認めています。我々、つまり国家、政権だということでしょう。スプートニクは「キエフ政権が自らテロを認めた」とストレートにタイトルしています。
 このボバンとレクサスは、これまでいろんな有名人に「なりすまし」の電話をしては、仰天するような発言を引き出しています。ロシアの戦争犯罪をでっち上げたデニソワ、ウクライナの生物化学兵器研究所を作ったのがペンタゴンだと認めたブッシュJr、ロシア人差別を堂々と語るマドリード市長など面白いようにコロッと騙されて本音を見せています。ただ2018年当時のボリス・ジョンソン外相だけはいたずらを見破ったそうで、ハッカーコンビは「まぬけではない人物と話をしたのはおそらく初めて」とコメントしています。
 今回のこの発言に西側が反応しないことは予想されますが、ツイッターで注目すべきコメントがありました。「大事なことは、これを(中略)ロシア及びグローバルサウスの国々の指導者たちが認識しているということなのだ。」犯罪者は誰か、世界が見ています。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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キエフ政権が自らテロ活動を認めた=露外務省報道官
転載元)
ロシア外務省のザハロワ報道官は自身のTelegramチャンネルで13日、ウクライナのクレバ外相がロシア人によるいたずら電話でキエフ政権のテロ活動について「素直な告白」をしたと伝えた。

ロシア人は、マイケル・マクフォール元駐ロシア米大使になりすましてクレバ外相に電話をかけた。

ザハロワ氏は、いたずら電話をかけたロシア人とクレバ外相の会話のビデオ映像の一部を投稿した。ビデオ映像は、SNSに同日公開された。

ザハロワ氏はビデオ映像に、「クリミアとベルゴロドでのキエフ政権によるテロ実行に関する『ウクライナ外務大臣』クレバ氏の素直な告白」というキャプションを添えた。

クレバ氏はビデオ映像の中で、クリミアは「直近の作戦目標ではない」と述べた上で、「しかし、あなたが私にクリミアやベルゴロドで(何か)あるものを爆発させているのは誰かと尋ねるのであれば、プライベートなやりとりにおいて、私はあなたに、そうだ、それは、われわれだと言います」と語っている

ザハロワ氏は「昨日、(ウクライナの)ゼレンスキー氏はBBCのインタビューで、そんなことはしておらず、先制攻撃に関する自身の発言は制裁に関するものだと誓ったばかりだ。だが、そのトップの外交官が出てきて、テロを認めている。しかも『それは、われわれだ』(と言っている)。治安部隊や独立行動のできる破壊工作員ではない。国家、政権だ」とコメントした。
(中略)
ロシアのクリミアとクラスノダール地方を結ぶクリミア大橋で8日、テロが発生した。ウクライナ軍は10日、ロシア南西部ベルゴロド州の居住区を砲撃した。
(以下略)
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ゼレンスキー大統領のビデオメッセージの作られ方、ウクライナのフェイクニュースの作られ方がバラされる

 笑えないけれど笑ってしまうプラウダのニュースです。欧米メディアは、日夜深刻な顔のゼレンスキー大統領が執務室のようなところから映像配信しているかのように報じますが、実は映像編集用のグリーンスクリーン(クロマキー)の前で演技をしているということがバラされています。監督やカメラマンとにこやかに打ち合わせしながら、カメラがスタートすると「疲れた」ような表情を見せつつ話しています。こんなのにコロッと騙されてはいけない、日本人。
 ゼレンスキーの他にも「キエフで(ロシアからの)砲撃の犠牲になった市民の写真」を準備する過程も見せてくれています。被害者役の女性が「ロシアの妹に写真を送るために写真を撮ってくれ」と頼んでいます。が、これも誌面に載ると気の毒な市民に早変わりです。「西側メディアは100%嘘の報道でも、ロシアを批判するためなら何をやっても構わない」のですから、私たちも素直に信じてはイカン。最後に「正しい映像技術の使い方」まで親切に紹介されています。いかにピッタリであってもフェイクですから。
(まのじ)
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ウクライナ大橋破壊の報復として、ロシア軍がウクライナのエネルギー施設、軍事指揮施設、通信施設に対して、大規模な報復攻撃を実施 〜 アメリカにとってウクライナは捨て石、ロシアの弱体化とヨーロッパ経済の破壊を目論むアメリカ

竹下雅敏氏からの情報です。
 ウクライナ大橋破壊の報復として、ロシア軍が83発のミサイルを発射、ウクライナのエネルギー施設、軍事指揮施設、通信施設に対して、大規模な攻撃を実施しました。
 プーチン大統領は、“ウクライナ大橋破壊工作…を命じ、企て、実行したのがウクライナの特殊部隊であることは、あきらかです。ウクライナ政府は…テロ的手段を用いて…公人やジャーナリスト、学者が、ウクライナで、そしてロシアで殺害され、ドンバス諸都市は8年にもわたり砲撃に曝されています。またザポロジエ原発では、ミサイル砲撃による核テロリズムが行われているのです。…ウクライナ政権はこうした行動を取ることによって、国際テロ組織、それももっとも悪質な集団と同レベルに、自ら身を置くことになったのです。もはやこのような犯罪を報復なく放置しておくことはできません。”と言っています。
 Jano66さんの「カディロフの言葉を翻訳」は見事ですね。チェチェン共和国のカディロフ首長が、“8年間民間人を爆撃し、ドネツク・ルガンスクの街とインフラを破壊し、原発に砲弾を浴びせ…それでなに? ミサイルが自分の頭上の来ると、あり得ないとかいう? 俺らは警告したよ、ゼレンスキー。ロシアはまだ始めてないって。”と言っているように、ロシアはまだウクライナに宣戦布告をしていません。
 ウクライナの防空システムはまるで役に立たないことが分かりました。しかし、ウクライナ大統領府顧問のアレストビッチは、「彼ら(露)にはもう多くの巡航ミサイルは残っていません。最後のストックで攻撃してるのです。(今日の攻撃で)80発が無駄になった」と言っていますから、今後もロシアへの挑発を続けるのでしょう。
 元ウクライナ議員イリヤ・キバ氏は、「ウクライナ国民は、ゼレンスキーの立場と行動が、そもそもウクライナに大きな損害を与えることを目的としているのを理解する必要がある。終始ロシア指導部に強硬な対応を迫り、挑発し、予防攻撃と称してロシア連邦の領土に核攻撃を呼びかけることさえしているのだ。」と言っています。
 アメリカにとってウクライナは捨て石に過ぎず、ウクライナ紛争でロシアの弱体化をはかり、ヨーロッパを経済的に破壊できれば良いのです。いわゆるホワイトハットは、こうした苦しみを通して人々が目覚めるのを待っているわけですが、自分達が犯罪者であるという自覚はないようです。
 また、一部に紛争を拡大してハルマゲドンを自らの手で呼び寄せたい者たちがいるのも確かです。
(竹下雅敏)
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ウクライナ全土で大規模攻撃100人近く死傷 プーチン氏が報復攻撃と表明|TBS NEWS DIG
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エネルギー戦争、情報戦争でもロシアに対してアメリカは連敗 〜 ノルドストリーム2は1本生きていた

 エネルギーを巡るドラマが、まるで映画のような展開になっています。爆破され3カ所の損傷が伝えられたノルドストリーム1と2ですが、なんとラインは全部で4本あり、ノルドストリーム2のラインが1本無傷なのだそうです。ガスプロム社はドイツにガスを送ることが可能な状態だと発表しました。まさしく「欧州エネ危機を回避する首の皮一枚が残っていた!」「この1本でロシアは欧州を救える。」
となると、EUがどう出るかが問われます。ロシアのエネルギー相ノバック副首相は「残ったノルド・ストリームー2を介してガスを供給する用意はできている」と表明し、ザハロワ報道官は、EUを追い詰めているのはアメリカであることをEU自身が認める必要があると当然の主張をしました。
 さらに5日、OPEC+は、アメリカの期待と大方の予想を裏切って「日量200万バレルの減産」を発表しました。石油価格高騰が日本を含む西側を直撃することが確実となりました。このOPEC+の記者会見で画期的とも言えるシーンが伝わっています。200万バレル減産についてロイターの記者が質問というよりも非難を浴びせたところ、サウジアラビアのエネルギー相が「フェイクニュースを書くロイターの質問には答えない」と切って捨てました。日本で権威のロイターに「あなた方はロシアがあーだこーだと言うが(中略)私はロシアの誰とも話していない。それでもまだ西側エリートの作り話を繰り返している。」と猛抗議でした。ウクライナ紛争は情報戦でもあり、西側権威メディアの化けの皮が剥がれた「歴史的瞬間」なのかもしれません。
何をやってもうまくいかないアメリカ、NATO。
(まのじ)
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ロシアをノルドストリーム爆破事件の犯人だと印象づけようとしている主要メディア 〜 ドイツでは、ノルドストリーム爆破は米国によるものという疑惑が沸騰中!

竹下雅敏氏からの情報です。
 主要メディアは、ノルドストリーム爆破事件の犯人をロシアだと印象づけようとしています。9月27日のワシントンポストは、『欧州の指導者たちはノルドストリーム爆破後にロシアの「妨害工作」を非難』という記事を出しています。(1分30秒)
 しかし事件は、ロシア制裁解除を求める大規模デモがドイツとチェコで起こり、ドイツ政府内でも検討し始めたタイミングで起きています。ウクライナ戦争は外交交渉により終結して、米国とNATOは戦略的敗北になるという見方が出て来ていた時です。(11分15秒)
 ノルドストリームが爆破されたことで、欧州はコストが数倍になる米国の液化天然ガスを購入するよりなくなります。
 また、爆破事件が発生したバルト海はデンマークとスウェーデンの沿岸海域で、NATO軍艦が厳しく監視パトロールしている所。こうした事実を積み上げて考えると、ノルドストリーム爆破事件の容疑者は明らか。(13分46秒)
 ジャーナリストのジョン・ヘルマー氏は、“実行部隊はポーランド海軍と特殊部隊、米国が計画と技術支援、デンマークとスウェーデンの軍隊が援助、ポーランドのモラヴィエツキ首相が承認した”とする「ポーランド関与説」を出しています。(14分50秒)
 ポーランドはロシアを激しく敵視しており、自国に通過料を支払うことなく欧州にガスを送るノルドストリーム開通に再三反対してきた。
 ノルドストリーム爆破と同じ日に、ノルウェーからデンマークを通ってポーランドに行く「ノルディック・パイプライン」を開通させた。ただ、このパイプラインは小規模なので、ノルドストリームの代わりになるものではない。(17分20秒)
 それだけではなく、ポーランドはドイツに対しても極めて敵対的で、9月に数十年前に決着がついたドイツへの戦争賠償の要求を再開した。(18分30秒)
 9月29日の記事で、ノルドストリーム・パイプラインの破壊工作は、“ポーランドにとって最大の利益をもたらすもので、ポーランドが大陸の大国として台頭し、EUを分割し支配するという計画の為に米国によって行われた”とするロシア国際問題評議会の報告を紹介しました。こうした事も「ポーランド関与説」を裏付けます。
 今回の爆破事件は、欧州経済に壊滅的な影響を与えるもので、世界史上最大の民間インフラへの軍事攻撃です。ドイツでは「#Kriegserklaerung(宣戦布告)」がTwitterのトレンド入り。「ドイツにて、ノルドストリームの爆破は米国によるものという疑惑が沸騰している。」と言うことです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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2022.10.3【ドイツ】ノルドストリーム爆破事件とはドイツに対する宣戦布告【及川幸久−BREAKING−】
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Bloomberg:コロンビア大学経済学教授ジェフリー・サックスの爆弾💣発言 ノルドストリーム破壊は米国の仕業
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