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[中丸薫氏]日本も新しい世界の潮流の波に乗って立ち上がる時が来た

 一足先にアメリカでは歴史的転換が起きましたが、中丸薫氏の動画を見ても、いよいよ次は日本の番が来たかと期待感が高まります。動画は、文字起こしと簡単な目次を付けています。
(編集長)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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2016 「知っておくべき世界の今」TPP問題で血迷ってはならない!問われる真の日本の力。
配信元)

目次
0:00
・安倍首相はカザールマフィアの手先
0:41
・多国籍企業が国家の上に立って支配するTPP
2:18
・プーチン:安倍首相には北方領土問題を解決させたくない
3:10
・安倍政権の崩壊と小沢一郎代表への注目
4:41
・ディヴィッド・ロックフェラーの失脚とプーチン大統領の活躍
6:13
・日本も立ち上がる時

0:00

安倍首相はカザールマフィアの手先


皆さんこんにちは。

今回、トランプさんがアメリカの大統領になったことで、安倍さんもいち早くトランプさんにもお会いしてはきているんですが、やはり、今までの歩みが、どちらかというとヒラリーを応援していた戦争やカザールマフィアというか、共和党の強硬派ですよね。マケインとかブッシュとかいうそういう人達の方に従った安倍さんて、言われるがままに動いてきたと思うんですね。

0:41

多国籍企業が国家の上に立って支配するTPP


だから、私も前からTPPは日本国民にとってもロクなことはないし、あの問題自体が、要するに、カザールマフィアが持っている多国籍企業が国家の上に立ってお金を搾取して、コントロールしていこうというそういう法律なんですよ。

6000ページもある物を日本の官僚は読んでいたんでしょうか。政治家たちも読んでいたんでしょうか。あんな物を何で推し進めようとしてきたか。もう全く、そういう内容を知る者としたら疑問ですね。何のためにもならない。

ただ、(安倍さんは)カザールマフィアから言われたから貿易の拡大とかいろいろ言いながら広めてきているけど、ここでトランプがノーと言っていますよね。トランプは知っているんですよ、内容を。アメリカ国民のためにもならないという。アメリカの議会の人たちも、まともな人たちはTPPのあれは批准しないと言っているわけですよね。

それをこう無理やりに推し進めてペルーまで行ったり、他の国、あたかも日本が中心になって、アメリカを説得してでもやっていこうと言う。でも結果的にはあれはもうノーですね。ペルーのTPPに関する会議にしても、総合的な意見書というのは先送りになっちゃいましたよね。これでもうTPPもダメです。

2:18

プーチン:安倍首相には北方領土問題を解決させたくない



で、安倍さんはやっぱり北方領土の問題ですか。プーチンさんと十何回も会談を続けてきて、最終的なところへ来て、プーチンさんとの会談の後で、すごくこうガックリきた表情でいましたよね。それは、やっぱり安倍さん自身に対する評価が、ここでそういう世界中の今までアメリカが世界に爆撃したりなんかしてきた、戦争屋カザールマフィアがポシャってきたことによって、安倍さんの力ももう劣っている。そういう安倍さんに対して、やっぱり北方領土の問題を解決させたくないという、プーチンの思惑があったと思います。

3:10

安倍政権の崩壊と小沢一郎代表への注目



あの人(プーチン)は先を見る力がありますから、おそらくここで、日本国民にとってもTPPも良くないし、今まで引きずってきたアベノミクスも実際にはちゃんと機能してないし、黒田さんがやってきたマイナス金利だとか、諸々のことが全部こう失敗とわかってきているわけですよね。ここで、おそらくこの後、不信任というようなものにもし安倍政権を追い込まれた時、解散せざるを得なくなる。

そのような時になった時に、私は意外に、27年間という長い間、あのカザールマフィアのトップであったディヴィッド・ロックフェラーに27年間睨まれ続けてきて、滅多打ちにされた小沢さんが、やっぱり世界の有識者は、日本がやっぱりこのままでポシャってしまったら大変だ。27年間よく生き延びてきた政治家なんだなというところに目を向けられて、やっぱり小沢さんのような人が日本の官僚も正しく使いこなして、新しい道筋をつけないことには、日本の再生はないんじゃないかという思いがだいぶ広まってきているようです。

4:41

ディヴィッド・ロックフェラーの失脚とプーチン大統領の活躍



ディヴィッド・ロックフェラーは、完全に失脚しました。それは311のあの事件についても、やがては公表されると思いますけど、あれも彼が言うことを聞かないなら日本を再占領しようと思ってやったことなんですね。ですから、そういうこともあからさまに出てくる。そういう日本とカザールマフィア、世界中を混乱に巻き込んできたマフィアの中でそういうことも明るみに出つつある中で、世界の潮流が変わっていくんですよ。ここから。

ですから、例えばメジャーのマスコミだけを見ていたら、あたかもプーチンが悪者みたいになっていますけれど、プーチンは3回世界大戦を止めた人なんですね。プーチンさんは、ノーベル平和賞をやがて受けると思います。その動きもすでに出てきているようなことは、私、聞いております。

ですからそういう中で、トランプさんもプーチンさんと話をしよう、金正恩と話してもいいよという感じですね。ですから、新しい世界、ヨーロッパの潮流の中でもトランプさんとかプーチンさんとか、フランスで言えばルペンのような人ですね。非常にフランス国民のためにというあの女性の党首。そういう人たちが立ち上がっていくと、今までと全く違った政治形態になっていく。

6:13

日本も立ち上がる時


そういう波の中で、日本の中においても全く新たな政治の動きが出てくると思います。小沢さん、死んだふりというか、こう表面から見ている限り、全く過去の人みたいに見えていますけれども、自由党という党も結成したし、ここで小池さんが知事になった時、自民党の中も割れたじゃないですか。石破さんも小池さんの方についてこう、大勢がついていく。ですから、何が起こるかわからない。意外に日本国内の政治もその新しい世界の潮流の波に従って、変わっていくかと思います。

一人一人、私たちはメジャーのマスコミだけ見ていたはダメですね。NHKも含めて。ただ、今までのカザールマフィアが支配してきたそのアメリカのあれに従っているだけだったじゃないですか。それで大敗北したわけでしょ?何の真実の情報も得られなかった。

これからは、やっぱり真実の情報に目を向けて、一人一人が、やっぱり自分の国は自分でまず守らなければという、そういう気概も見せて、一人一人が立ち上がって、こんな素晴らしい日本のような国家が、世界で何が起ころうとも日本人こそが、日本国家こそが、世界を守っていうという、そのくらいの気概をもって私たちは立ち上がる時期にやっと来たと思います。頑張ってまいりましょう。

文字起こし:はちコ

革命家フィデル・カストロの精神的な支柱だった詩人ホセ・ マルティ

竹下雅敏氏からの情報です。
 ホセ・ マルティ(1853〜1895)を知っていますか。キューバの詩人で、革命家のフィデル・カストロ(1926〜2016)に大きな影響を与えた人物です。キューバの歴史を簡単に知るには、外務省の「キューバの選択〜カストロと社会主義」がとてもわかりやすいです。
 冒頭の記事では、カストロ氏は“社会主義や反帝国主義の英雄…キューバを国民の手に返した人物”とあります。習近平氏も“キューバ国民の解放…国家主権の擁護と社会主義の建設…に力を尽くした”としています。プーチン大統領は、“一時代まるごとのシンボル”であり、“国際社会における…規範”と賞賛しています。
 現在、ロシアは国際社会における規範としての役割を政治において実践しています。そうした意味で、プーチン大統領のカストロ氏への賞賛の言葉は、とても重要な意味があると思います。
 通常、記事に見られるように、カストロ政権は社会主義と見られているのですが、実のところ、ホセ・マルティ主義と言った方が正しいのではないかと思います。ホセ・マルティという人物を知っている人の方が少ないかも知れませんが、実は1953年7月26 日、カストロは弟のラウル・カストロと共に、キューバ島南東部にあるモンカダ兵営を襲撃します。この襲撃は失敗に終わり、カストロとラウルは捕えられ、裁判にかけられます。このときの裁判で有名なエピソードが残っています。裁判官から「反乱の首謀者は誰か?」と尋ねられ、カストロは「ホセ・マルティである」と答えたというのです。
 カストロは直接には詩人ホセ・マルティには会ってはいないので、この言葉は、ホセ・マルティこそ革命の精神的な支柱だったということになります。
 裁判によってカストロらは監獄に入られましたが、1955年に特赦が出てメキシコに亡命、1959年に終にキューバ革命を成功させます。
 ホセ・マルティが亡くなって、約120年になりますが、帝国主義から国や地域の利益を守る精神は、今なお生き続けています。カストロ政権において教育と医療が無料であるというのは、まさにホセ・マルティの精神によって、キューバという国が運営されている証拠です。キューバはラテンアメリカ諸国から尊敬されていますが、その源はホセ・マルティにあるのです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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キューバ・カストロ氏の死去
転載元)


キューバの革命家、カストロ前国家評議会議長が90歳で亡くなりました。

ミールターヘル解説員

カストロ氏は、1959年から76年までキューバの首相を、76年から2008年までは国家評議会議長を務めました。また、1965年から2011年まではキューバ共産党中央委員会の第一書記を務めました。

カストロ氏は、中南米諸国や国際分野において、特に冷戦時代の最も影響力のある人物だったと言えます。カストロ氏は、1959年のキューバ革命を主導し、勝利に導きました。しかしその後、アメリカの激しい敵対に直面し、キューバの新政権を倒そうとするアメリカの努力の中で、カストロ氏はソ連寄りの路線を取り、社会主義と共産主義のイデオロギーを選び、キューバ共産党を独裁政党として打ち立てました。

カストロ氏は、中南米における覇権主義との闘争の象徴です。カストロ氏がキューバを支配していた時代、産業や貿易は国営となり、キューバ全体で政府による社会主義的な改革が実施されました。無料の教育と医療サービスに関する改革により、キューバはこの2つの分野で世界の上位に立ちました。

カストロ氏が政治を担っていた間、キューバはアメリカの敵対に晒されていました。アメリカはキューバの革命後、常に、この国に対して敵対的なアプローチを取り、キューバの革命政権の打倒に失敗した後、この国に対する経済制裁を強化しました。

1960年から、キューバの貿易、経済、金融に対するアメリカの大規模な制裁が始まり、現在も続いています。アメリカによる対キューバ制裁は議論を呼び起こすものであり、国連総会はこれまで何度も決議を採択し、この圧制的な制裁の終結を求めています。この制裁やそれに対する抵抗は、常に、カストロ氏が懸念する問題でした。キューバの関係者によれば、アメリカの経済・貿易、金融制裁による人的な被害は計り知れないものです。これらの制裁はキューバの人々に大きな問題をもたらしており、これは、大規模な人権侵害に相当します。それにも拘わらず、キューバはカストロ政権時代、これらの制裁に屈服せず、アメリカの侵略に抵抗しました。

外交においても、カストロ氏は、ソ連の政策に従い、世界に共産主義を広め、左派政権を誕生させるため、ロシアと緊密な協力を行い、アフガニスタン、モザンビーク、アンゴラの左派政権を擁護するため、これらの国に軍隊を派遣しました。

カストロ氏はさらに、非同盟諸国の事務局長を2度、務めました。また、国際的な賞を受賞し、その支持者からは、アメリカの帝国主義に対してキューバの独立を守った、社会主義や反帝国主義の英雄と見なされています。カストロ氏はソ連の崩壊後、多くの問題に直面しましたが、このような困難な時代を克服しました。

カストロ氏は、ほぼ半世紀に及び、キューバで政権を握り、2008年に弟のラウル・カストロに国家評議会議長の座を譲りました。このときから、カストロ氏は政界を退き、国際問題に関して、時折、自身の見解を述べるに留まりました。例えば、オバマ大統領のキューバ訪問の際には、それを批判しました。カストロ氏は支持者から、キューバを国民の手に返した人物として知られています。

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トランプ氏、メディア各社指導部に対し『嘘つき』 / オバマ大統領:欧米のプロパガンダ報道に合致しない「嘘ニュース」掲載者に攻撃要請

竹下雅敏氏からの情報です。
 トランプ氏がメディア各社指導部に対して、“我々の今いるこの部屋は…嘘つきで一杯だ”と言ったようです。特にCNNの社長は名指しで、“嘘つきネットワーク”と言われたようです。トランプ氏の発言には完全に同意します。
 欧米の大手メディアで真実を報じているところは1つも無いと言ってもいいのではないでしょうか。ロシアの報道が、欧米の権力者たちにはほとほと困ったようです。下の記事を見ると、インターネットに対して都合の悪い記事を検閲し、こうした記事を載せた“違反者”を罰することを、オバマ大統領が要請したというのです。GoogleやFacebook、そして主要な西側のメディアが、こうしたアメリカやヨーロッパのプロパガンダとうまく合致する報道のみを真実と判定し、それ以外の別の視点の記事は“嘘ニュース”として、アクセス出来ないようにするつもりなのではないでしょうか。
 ただ、状況的にはこうした措置は逆効果になりかねず、ネットの自由を守ろうとするハッカーたちの総攻撃を招きそうです。ハザールマフィアの没落とともに、このようなことに加担したメディアの連中も、刑務所に行くことを覚悟しなければならないでしょう。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ニューヨークポスト:トランプ氏との会談はCNNその他の「うそつき」メディア指導部にとって悪夢だった
転載元)
米国の次期大統領ドナルド・トランプ氏との会談はメディア各社指導部にとって悪夢だった。ニューヨークポストが伝えた。

テレビ局の指導部やMCらが集まり、大統領府へのアクセスの可能性を討議するのかと思いきや、トランプ氏特有のお叱りにあずかるだけだった」と匿名の情報源が同紙にコメントを寄せている。

それによれば、会談にはNBC、CNN、CBS、Fox New、MSNBCのトップら30-40人が参加した。

トランプ氏は言った。『我々の今いるこの部屋はセールスメディアや非客観的メディアを代表する嘘つきで一杯だ。彼らはすべてのことについて間違っている』この言葉は居合わせたすべての者に対して発せられた。彼は(CNNワールドワイド社長)ジェフ・ザッカーを名指しし、CNNは嘘つきネットワークであり、そこでは誰もが嘘をついている、と述べた」と別の情報提供者。

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“偽ニュース”についてどう対処するか
転載元)
【訳者注】政治家や、ニューヨーク・タイムズやワシントン・ポスト、それに大手テクノロジー企業(これは科学的事実を決定する!)が一緒になって、“偽ニュース”を排除するための権威ある機関を作ろうとしているという。(中略)…これはオーウェルの小説『1984』の“真理省”を地でいくもので、あきれる話だが、米政府(ただしオバマの)としては真剣なのであろう。

(中略) 

Robert Parry
November 19, Consortium News

多様な意見や異なった情報へのアクセスを、世界に提供することで成功したインターネットに対して、ある巻き返しが起こっている。政治家、主流メディア、それにテクノロジー巨 人たちが、彼らが“偽ニュース”と呼ぶものを攻撃しようとしている。

(中略) 

これは、木曜日に、ある国際的な場所でオバマ大統領が提起し、金曜日のニューヨーク・タイムズで大きく報道された。

グーグルやフェイスブックのような、大手のインターネット会社は、こうした記事を検閲し、違反者とされる者たちを罰するように要請されている。

(中略) 

しかし、そこには最も深刻な問題が横たわっている――何が本当で、何が本当でないかを、誰が決めるのか?

(中略) 

私は個人的には「陰謀論」を憎む。それは人々がある話題について、真の証拠なしに、たい ていは現実の証拠に逆らって憶測するからである。

(中略) 

にもかかわらず、私は同時に、アメリカの主流ニュース媒体もまた、恐ろしい結果を及ぼす、大規模な、事実の間違いを犯したと認識している。

(中略) 

間違って報道したのは、イラクの侵略をめぐって起こった、単に一回限りのことではなかった。少なくとも 1980 年代以来、 NY タイムズは、多くの国際的問題について、アメリカやその同盟国の汚点となる、間違っ た報道と解説をしてきた。

(中略) 

“真理省” 

では、世界の民衆が見聞きするものを、統制する責任者に任命されるべき“責任ある”ジャ ーナリストとは、誰々なのか? そのオーウェル流の任務に、真理省というべきFirstDraft Coalition(第一草稿連合体)なるものがグーグルによって設立され、それは 30 の大手ニュースおよびテクノロジー会社の集合だと自称している。

(中略) 

http://fortune.com/2016/09/13/facebook-twitter-join-first-draft-coalition/
https://medium.com/1st-draft/social-networks-unite-with-global-newsrooms-to-take-action-against-misinformation-online-875a53a8de4b#.vorjvo18u

2015 年 6 月に形成され、Google News Lab の出資による「第一草稿連合体」の創設者たちには、Bellingcat が含まれていた。

(中略) 

ベリングキャットの間違いだらけの実績にもかかわらず、(中略)…タイムズやポストを含む主要な西側メディアは、ベリン グキャットを取り込んだ。理由はおそらく、その記事がいつも、シリアやウクライナについての、アメリカやヨーロッパのプロパガンダと、うまく合うからだろう。

ベリングキャット(あるいは、その創設者 Eliot Higgins)の 2 つの最大の間違いは、2013 年 8 月 21 日の、サリン・ガスを積んだシリアのロケットと思われているものの、発射地点 の取り違えと、2014 年 7 月 17 日のマレーシア航空機 MH-17 の撃墜の後、オーストラリア のニュース班を、いわゆる逃走 Buk のビデオ撮影のために、間違った場所へ導いたことで ある。

https://consortiumnews.com/2015/10/20/mh-17-case-old-journalism-vs-new/
https://consortiumnews.com/2015/05/28/a-reckless-stand-upper-on-mh-17/

(中略) 

権力と現実 

政治的な運動が白熱したり、戦争のときには、間違った、また怪しげな物語がつくり出されるのは否定できないが(中略)…それよりもさらに危険なのは、これら真理の判定者を自称する者が、強力なインターネット の検索エンジンや社会メディア会社と協力し合って、反対意見や逆の事実の在りかを見つけ出せないようにして、それを実質的に禁圧するときである。

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[Sputnik]欧州議会、スプートニク含む反露メディア決議案採択 〜真実を報道するメディアは、欧米にとって最大の脅威〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 欧州議会が、最も危険なメディアとしてスプートニクやRTに言及し、ロシアメディアに対抗する議決案を採択したようです。これに対し、国際ジャーナリスト連盟の総裁やメキシコのジャーナリストクラブの事務総長が非難をしているようです。このような決議は、事実上、ロシアメディアの情報に対する検閲であり、表現の自由の侵害だということです。
 私はよくは知らないのですが、メキシコのジャーナリズムはどうやら筋金入りのようです。あのポール・クレイグ・ロバーツ氏が、メキシコの記者クラブから与えられた賞に対し、“皆さんの勇気ゆえに私が頂いたこの賞は大いなる誇りなのです”と言っています。氏のこの発言で、メキシコのジャーナリズムのレベルの高さを初めて知りました。
 面白いのは、欧州議会の今回の決議は、かえってロシアのジャーナリズムのレベルの高さを証明してしまったということです。欧米にとって、スプートニクやRTが、事実上ダーイッシュと同じレベルの脅威であるということなのです。
 真実を報道するメディアは、欧米にとって最大の脅威です。メキシコのジャーナリストクラブ事務総長は、今回の決議に対して、“彼らは世論が怖いのだ。これはほとんど敗者の決議だ”と言っています。あのトルコですらEU決議を非難しています。 EUは終わったと言えそうです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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欧州議会、スプートニク含む反露メディア決議案採択
転載元)
 © Sputnik/ Konstantin Chalabov

© Sputnik/ Konstantin Chalabov


欧州議会が23日、ロシアメディアに対抗する決議案を採択した。決議案で最も危険なメディアとして名が挙がったのは通信社「スプートニク」とRTテレビ。

投票に参加した691名の議員のうち、賛成304、反対179、棄権208となった。

決議は勧告的性格を持つもので、EU加盟国による決議実行は任意となる。

決議案で、EUと東欧にあるEUのパートナー諸国に対する情報の主たる脅威として名前が挙げられているのは、通信社「スプートニク」、RTテレビ、「ルスキー・ミール(ロシアの世界)」基金、ロシア外務省の傘下団体で、在外ロシア人の援助などをおこなっている「ロス・サトゥルドニチェストヴォ」だ。

決議には、スプートニクのようなメディアの活動と、テロ組織「ダーイシュ(IS、イスラム国)」の活動を同一視するような、いわれなき非難が含まれている。

グローバルなメディア ブランドで、信頼できるニュースソースであるスプートニクは、これを無思慮で、ナンセンスなものだと考えている。

欧州議会のフランス人議員ジャン=リュック・シャフハウゼル氏は、「決議の発案者は、ロシアとダーイシュの間に平行線を引いたことを恥じるべきだ。ロシアは法治国家で、ダーイシュはテロ組織だ。彼らに共通点は何もない」とコメントした。

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プーチン大統領:欧州議会の反海外プロパガンダ決議案は民主主義概念の政治的劣化の証拠
転載元)
(中略) 

このような『ロシアのプロパガンダ』との戦いに関する欧州議会の決定が取られたならば、それは、西側社会で民主主義概念が非常に明白に、政治的な意味で劣化していることを我われが観察していることを物語っている」とプーチン大統領は記者団に伝えた。

(以下略) 

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プーチン大統領 欧州議会の決議について:成果をあげている仕事に対し、RTとスプートニクのジャーナリストたちを祝福したい
転載元)
(中略) 

プーチン大統領は、「才能ある、成果をあげている仕事に対し、RTとスプートニクのジャーナリストたちを祝福したい」と述べた。

(以下略) 

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国際ジャーナリスト連盟:ロシアのメディアは欧州議会の非難に対し自己を弁護させてもらえなかった
転載元)
欧州議会の水曜の決議で言及されたロシアのメディアは欧州議会議員らに対し自らの立場を擁護する機会を与えられず、検閲はいわゆる「プロパガンダ」に対する対処法として適切ではない。国際ジャーナリスト連盟のフィリップ・レル総裁がリア・ノーヴォスチに対し述べた。

(中略) 

「私見では、当該メディアは欧州議会に対し非難から自己を弁護する機会を与えられるべきだった。そうした機会は与えられていないように思う」

欧州議会ならびに国際及び欧州ジャーナリスト連盟は表現の自由を信奉する。表現の自由は、事実は聖なるものであり、評論は自由であるという原則に基づいている。たとえ評論が我々の気に入るものでなくても、この原則は常に守られねばならない」と連盟総裁。

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ロシア人の男気。凍った池に見知らぬ犬が落ちた!救助が来る前に死んでしまうかも!後先顧みず助けた男性(カラパイア)

竹下雅敏氏からの情報です。
 元記事によると、今月の7日の出来事のようです。凍った池に落ちた犬を、なんとか男性が救い出そうとする動画が話題になっているようです。助けようとした男性は、池に落ちてパニックになっている犬に手を噛まれてしまいます。しかし、最後にはなんとか犬を池から救い出しました。
 動画ではわかりませんが、元記事では、男性は手に怪我をしている様子がわかります。ところが、犬に噛まれた事は男性にとってどうでも良いらしく、顔には満面の笑みが浮かんでいます。善良な人の本質を見た思いがします。
(竹下雅敏)
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ロシア人の男気。凍った池に見知らぬ犬が落ちた!救助が来る前に死んでしまうかも!後先顧みず助けた男性
引用元)

Спасение собаки на Шаговском пруду

 ロシアの都市コストコマで、一匹の犬が凍った池に落ちてしまう事件があった。善意の人が救急サービスに通報し、犬を心配する人々は一刻も早い救助を祈っていた。

(以下略、続きは引用元でご覧下さい)