アーカイブ: 社会

五輪組織委の恫喝に対し、文春側は反論 / 2021年1月施行の改正著作権法により都合の悪い情報は統制される

 五輪招致の段階からやることなすこと犯罪の腐臭しかない組織委員会は、森喜朗会長の辞任劇以降もスキャンダルが止みません。開会式の演出責任者を排除する不透明な経緯を文春が独自調査で報じていました。4/1、組織委は文藝春秋に対し演出内容の著作権侵害、守秘義務違反を根拠に、連載記事の回収や削除、破棄を求める抗議文を公表しました。「組織委員会はいったい何様?」というのが率直な感想ですが、文春側もすかさず「不適切な運営、巨額の税金が浪費された疑いのある開会式の内情を報じることは高い公共性、公益性がある」と反論し「今後も取材、報道を続ける」と発表しました。
ネット上では文春の表明を高く評価しているようです。
 ところでシャンティ・フーラは、以前から著作権法が本来の目的から大きく逸脱し「真実を拡散する上での壁」「政府にとって都合の悪いニュースは、この法律で徹底的に潰すことができる」ものだという認識で危険を訴えてきました。2019年の著作権法改正案は遅れながらも成立し、ついに2021年1月から施行になっていました。まさしく「著作権法というのは、政府の情報統制の手段として使われ、正しい情報の拡散という観点からは、ブレーキになるものでしかありません」という状況を象徴するような事件が、今回の組織委と文春の対立だと思います。今後、報道がますます萎縮することが考えられます。
 著作権法を良い方向に改正するよりも、菅政権を葬り去る方がはるかに早いですね。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

————————————————————————
五輪組織委「極めて遺憾」と文芸春秋に厳重抗議 開会式報道で掲載誌回収を
引用元)
 東京五輪・パラリンピック組織委員会は1日、週刊文春や「文春オンライン」が五輪開閉会式の演出内容を明らかにした記事を巡り、発行元の文芸春秋に対して書面で厳重抗議したと発表した。「極めて遺憾。演出内容は機密性の高い秘密情報」とし、内部資料を掲載して販売することは著作権の侵害にあたるとして掲載誌回収やオンライン記事の全面削除、資料破棄などを求めた
(中略)
 組織委は「演出内容が事前に公表された場合、検討段階のものであったとしても価値は大きく毀損される。秘密情報を意図的に拡散し、業務を妨害するものだ」と指摘。警察に相談の上、守秘義務違反を含め、徹底的な内部調査に着手したことも明らかにした
(以下略)
————————————————————————
週刊文春が五輪組織委に反論「税金浪費の疑いある開会式の内情、報道に公益性」
引用元)
 東京五輪・パラリンピック組織委員会が、週刊文春や「文春オンライン」の報じた開閉会式などの記事を受けて、掲載誌の回収やオンライン記事の全面削除、資料破棄を求めたことに対して、週刊文春編集部は2日、コメントを発表した。「不適切な運営が行われ、巨額の税金が浪費された疑いがある開会式の内情を報じることには高い公共性、公益性がある」と反論した。

(中略) 編集部は、雑誌の発売中止や回収は極めて異例だとした上で、組織委の要求は「税金が投入されている公共性の高い組織のあり方として、異常なもの」と指摘。「こうした不当な要求に応じることなく、今後も取材、報道を続けていきます」とコメントした。
(以下略)
————————————————————————
配信元)

» 続きはこちらから

仕事の合間に簡単にできる眼精疲労の解消法 ~大変優れた「耳を引っ張る方法」

竹下雅敏氏からの情報です。
 2020年9月25日の記事で、後頭下筋、眼精疲労、胸鎖乳突筋を一度に緩める方法を紹介しました。私自身の経験で編み出した方法なのですが、非常に効果があります。しかし、ちょうど良い硬めの座布団が必要で、職場の休憩時間に行えるものではありません。
 現代社会は、デスクワークで長時間パソコンを使用することも多く、さらにスマホで目を酷使することから、眼精疲労から来る身体の疲れに悩まされている人も多いのではないかと思います。
 私自身は10年以上、パソコンの前にへばりつく生活をしている関係で、どうしたら疲労を軽減できるかということに関して、ようやく答えが見つかってきたと思っていました。それは、「経筋体操」と同様に、副交感神経優位にして、極端な話、半眼のような感覚で、半分寝たふりをして画面を見ると疲れないということに気づきました。“達人の領域に近づきつつあるな(笑)。酔えば酔う程強くなるという酔拳も、この感覚なんだろうなぁ”と思っていたところ、冒頭の記事を見つけました。
 驚いたことに、“遠くを見るときには交感神経が優位…逆に近くを見るときには目や身体をリラックスさせる副交感神経が優位”になるのだそうです。狩猟生活が長かった時の名残ではないかと思います。 
 ところが、パソコン、スマホからは、強力な電磁波と共に太陽のヴァータ・ドーシャが出ています。これは、交感神経を優位にしてしまいます。デスクワークで、自律神経のバランスが崩れた状態が長く続くことになってしまいます。
 太陽のヴァータの相殺には、ナディー・チャートが有効です。現在、5G対応のバージョンアップ版のナディー・チャートを開発中です。
 動画は、仕事の合間に簡単にできる眼精疲労の解消法を取り上げました。特に2つ目の動画の「耳を引っ張る方法」は大変優れており、オススメです。この動画で、蝶形骨という頭の中の骨の歪みを正すことが極めて重要だということを知りました。蝶形骨と横隔膜が筋肉で繋がっていることから、耳を引っ張りながら腹式呼吸をすることで、眼精疲労の解消に効果があるとのことです。耳の引っ張り方にコツがあるということなので、ぜひ、動画をご覧ください。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

————————————————————————
これって眼精疲労?
目の疲れのセルフチェックの方法と対処法
引用元)
(前略)
眼精疲労はデスクワークで長時間パソコンを使用している方や、スマホ、テレビ、読書などで目を酷使する方に多くみられます。
(中略)
ものを見るとき、目の水晶体という部分の厚みが変化してピントが調節されます。水晶体の厚みを変化させるのは、水晶体の周りにある毛様体筋(もうようたいきん)と呼ばれる筋肉です。遠くを見るときは、毛様体筋の緊張がゆるみます。逆に、パソコンなど近くのものを見るときには、毛様体筋が緊張するのです。
(中略)
目のピントには自律神経が深く関係しています。(中略)… 遠くを見るときには交感神経が優位になります。交感神経は、活動しているときに優位になり、目や身体を緊張させるように働きます。逆に近くを見るときには目や身体をリラックスさせる副交感神経が優位になります。
(中略)
現代社会に生きる人々は、自律神経のバランスが崩れやすくなっています。例えば仕事をするときには交感神経が優位になることが正常ですが、デスクワークでパソコンを操作していると、近くのものを見ることになるため副交感神経が優位になります。このような自律神経のバランスが崩れた状態が長く続くことで眼精疲労になるのです。
(以下略)
————————————————————————
【簡単30秒】自分で視力回復【眼精疲労】【疲れ目】【目がかすむ】
配信元)
 
1分40秒~2分11秒
何で眼精疲労が起こるのか?…目を酷使することによって目の周辺にある筋肉が疲労してしまうんですね。…それを整体でリセットすることが出来る…その方法は眼窩を広げるです。
3分19秒~4分57秒
前頭骨を上に押し上げる。…上顎骨を下に押し下げる。…鼻骨の所をつまんで内側に広げる。
————————————————————————
頭痛・眼精疲労を1分で解消できる簡単セルフケア[English Sub]
配信元)
 
1分41秒~2分27秒
耳というのはですね、側頭骨と繋がっている。側頭骨の骨の間に蝶形骨という蝶々型をした骨があるんですね。…その骨がうまく動かないと歪んでくるんですけれども、その歪みによって筋肉の緊張が起こってくるんですね。
ただ耳を引っ張るんですけれども、耳の引っ張り方があります。耳を引っ張るというよりも、側頭骨を引っ張ってあげるっていう意識をもってあげるんです。 
3分43秒~4分25秒
腹式呼吸を特にすることによって、横隔膜が上下する…蝶形骨と横隔膜というのは筋肉の繋がりがあるんですね。…(耳を)引っ張りながら吸うことによって、さらに引っ張られる感覚があると思うんですね。…だいたい1分くらい引っ張って内巻に巻きながら深呼吸です。

» 続きはこちらから

莫大な税金を投入している五輪の組織委人件費に「一人1日30万円」、組織委は守秘義務を盾に内容を非公開 〜 本間龍氏の解説から

 毎日新聞が五輪組織委員会の内部資料をスクープしました。「人件費一人1日30万円」という文字が踊り、皆様ついつい「月では900万円、年収では1億超え」と計算してしまいます。組織委員会の人間に1日30万円丸々渡されるわけではなく、派遣会社、電通などが中抜きをする前提があるものの、問題なのは11万人ものボランティアを「タダ働き」させる一方での「1日30万円」ですから。昨年、組織委が五輪の延期を決定し、300億円の経費節減を発表した時も、組織委の人件費だけは全く削減しなかったそうです。
組織委に入ったお金は約3兆5000億円で、そのうち2兆8000億円が税金です。7000億円が組織委の集めたお金だとして、67社のスポンサーからは3400億円だと公表されています。ところが本間龍氏によれば「こんなに少なくはないはず。恐らく4300億円くらい集めて800億円程度の中抜きを電通がしているのではないか。」
 この毎日新聞の取材は数ヶ月前のもので、恐らく社内で公表するか否か揉めたのではないかと語っておられました。いよいよ大手メディアですら五輪中止を認めざるを得ない。「組織委とはオリンピックの準備期間中に荒稼ぎをする組織」で、関わった者は皆、浅ましい利権漁りということになりそうですね。「一月万冊」では今回のスクープについて、これほど高額の人件費に「税金が使われている」であろうこと、そしてそれにもかかわらず実際のお金の内訳や流れが「公表されていない」ことが大問題だと締めておられました。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

————————————————————————
配信元)
————————————————————————
東京五輪人件費「一人1日30万円」 組織委内部資料、実額は非公表
引用元)
 東京オリンピックの会場運営を担う企業への委託費の見積額を記した東京五輪・パラリンピック組織委員会作成の内部資料を毎日新聞が入手した。委託費を積算する際の根拠となる人件費単価は1日当たり最高30万円。組織委はコスト積算のための「参考値」であり、この額を前提に発注することはありえないというが、実際の額は非公表。見えない予算の下、五輪の肥大化が止まらない。
(以下略)
————————————————————————
配信元)

PCR検査と同等の精度で検査時間はわずか30分、検査をする人にも安全な日本発の検査法 〜 島津製作所と熊本大学の共同研究

 「命を救う技術として広げていきたい」という思いから誕生したコロナの検査法が発表されました。血液や尿に含まれる2種類の特徴的な物質を調べることで、コロナウイルス感染の有無を判定できるのだそうです。PCR検査と同じ精度にもかかわらず検査時間はわずか30分程度。今後さらに短くなることは間違いないらしい。しかもその物質の量によって重症化も判定できるという優れもので、感染者の入院か自宅療養可能かなどの判断にも利用できるそうです。さらに注目すべきは、PCR検査と違って「血液や尿にはウイルスがほとんどない」ため検査する人にとっても比較的安全だということです。以前に「トイレが危険」という情報がありましたが、コロナウイルスは「ふんにょ〜らちゃん」の中に多いということか?
 日本はPCR検査にとことん後ろ向きですが、その日本の島津製作所、熊本大学の共同で有効な技術が生まれるという嬉しいニュースでした。コロナのための予算がしこたま余っていたはずなのですが、こういう世の中の役に立つ研究には配分されないのだろうな。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

————————————————————————
配信元)

————————————————————————
血や尿でコロナ重症化を判定 島津と熊本大が技術開発
引用元)
(前略)
 熊本大の永芳友(ゆう)医師(分子生理学)によると、新型コロナウイルスが増えるとき、遺伝情報を伝える物質(RNA)の破片が大量につくられる。破片は感染した人の血中を漂い、尿を通じて排出される

 破片は特徴的な構造をしており、血や尿に含まれる破片を検出することで、ウイルス感染を判定できる。熊本大が感染した患者200人を調べたところ、感染の有無の判定だけでなく、破片の量と重症度に相関がみられたため、重症化の判定にも有用だという

 破片の検出には島津の分析機を用いる。研究段階ではサンプル1人分の検出に必要な作業に1時間以上かかっていたため、島津はアイスティ社と協力し、作業を自動化できるシステムを開発。10分程度に短縮した
(以下略)

竹下雅敏考案 経筋体操[後編]:スワディシュターナ・チャクラのエネルギーの放出と吸収という観点に基づいて組み立てられた経筋体操


竹下雅敏氏からの情報です。
 アーユルヴェーダの解説の41回目です。前回に引き続き、「経筋体操・後編」です。後編は、少々難易度が高くなります。後編のすべての体操は、目を前方の1点に固定して、できるだけ動かさないようにしながら行います。例えば、頭を後ろに倒す(頚部の後屈)の動作の場合、ある程度頭を後ろに倒すと前が見えなくなりますが、心の中で目が前方を見ているイメージで行ってください。
 難しいのは、腰と頚部の回転です。時計回りと反時計回りで、初動が異なるのです。それに伴って、「口から息を吐き、鼻から息を吸う」ようにして12回転する場合と、「鼻から息を吸い、口から息を吐く」ようにして12回転する場合とに分かれます。しかも、男女で回転方向が逆になります。
 難しいだけにその効果は高いので、自然に動きと呼吸が合うようになるまで練習して、身体で覚えるようにしてください。普通に頭を回しても、首や肩の凝りが楽になったと感じることはほとんど無いと思いますが、経筋体操の要領で頭を回すと、はっきりと楽になるのがわかります。このくらい、動作と呼吸を合わせるのは大切なことなのです。
 さらに、前方の一点を見つめながら頭を回すというような動きは、日常では行うことがまず無いため、難しく感じると思いますが、こうすることでより効果が高くなります。
 男性の場合は、腰の回転は右回転を先に行い、頭の回転は左回転を先に行います。女性の場合は、腰の回転は左回転を先に行い、頭の回転は右回転を先に行います。これは、どちらもエネルギーの吸収方向です。逆の回転は、エネルギーの放出方向になります。
 例えば、男性の場合、腰の右回転を12回行った後に、体外のスワディシュターナ・チャクラの状態を調べると、吸収方向が活性化しているのです。女性の場合には、腰の左回転を12回行うと同じことが起こります。
 経筋体操は、こうしたスワディシュターナ・チャクラのエネルギーの放出と吸収という観点に基づいて組み立てられた体操なのです。
(竹下雅敏)
————————————————————————
竹下雅敏考案 経筋体操 後編PDF出力


» 続きはこちらから