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堺で発見されたバクテリア、世界のプラごみ問題の救世主になるか?!

 世界中で問題になっているプラスチックごみ、海に捨てられたものは、海流にのって海を移動し淀み点となるところに集まってくる。便利さとコストを優先して考え出されたプラスチック容器類、海の生物にまで害を加えるようになってきた。
 波や紫外線にさらされ、劣化することで発生することの多いマイクロプラスチック、海洋生物が誤飲してしまうケースが増えている。マイクロプラスチックはその表面にポリ塩化ビフェニルなどの残留性有機汚染物質を吸着させやすいという性質があるらしく、有害物が付着したマイクロプラスチックが海洋生物の健康まで脅かしている。マイクロプラスチックを介した有害物資の生体への移行については、未だ詳細が明らかではないようだが、食物連鎖を通じて、有害物質がプランクトンから魚類、そして我々人間へ蓄積する可能性も指摘されている。
 
 この厄介物のプラスチックを食べてくれる細菌(バクテリア)が、今から10数年前に日本のペットボトルの処理工場で発見され、ゴミ対策にならないものかと多くの国で研究が進んでいるようだ。この細菌が出す特殊な2種類の酵素が、ペットボトルなどの素材として利用されているポリエチレンテレフタレート(PET)を分解し、栄養源としていることがわかったという。厚さ0・2ミリのPETを、約1カ月で二酸化炭素と水に分解するという。微生物による生ゴミの分解でも同じで、二酸化炭素と水に分解される。
 PETの総称であるポリエステルは、自然界にも存在していて植物の葉を保護しているそうだ。自然界のポリエステルを食べるバクテリアが、人造ポリエステルを食べるように進化してきたのだと思われる。
 筆者がむかし会社勤務していた頃、お客様の事業に関連して産業廃棄物(主に化学物質)を処理するのに、微生物の力を借りる手法の「アガリエ菌」を調査したことがある。菌は、ターゲットにする廃棄物を無害化するように人手によって作られる。自然界に存在していない菌を誕生させるわけだから、天地自然の理は作用し得ない。それ故、突如として人間の意に反して暴走をしてしまう可能性が考えられたため提案を断念した経験がある。
 
 プラスチックを食べてくれる細菌、人手の介入なしに進化してきた菌であって欲しい。今のところ、菌の分解能力からみて問題解決の救世主とはまだなり得ないようだ。そのための人的な介入など論外だが、人類が抱えるプラスチックごみ問題を解決してくれる救世主になってくれるかどうか、人類の心が試されているのかもしれない!
 
以下に貼った、プラスチックを食べてくれる細菌関連の記事、興味があればご覧ください。
プラスチックを「食べる」酵素に賭ける リサイクルの未来
プラスチック食べる微生物、海のごみを沈める助けに 豪研究
プラスチックを「食べる」強力な酵素、米英チームが発見
(長哥)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ペットボトルむしゃむしゃ 堺で発見の細菌、世界救う?
引用元)
 堺市内で見つかった細菌が世界の注目を集めている。ペットボトルを「食べる」性質があり、プラスチックごみ対策の切り札にしようと各国で研究が進んでいる。プラごみによる海洋汚染が国際的な問題となっており、プラごみ削減は今月末に大阪市で開かれる主要20カ国・地域(G20)首脳会議の主要テーマのひとつ。大阪発の細菌が世界規模の課題の救世主となるかもしれない。
 
 この細菌は堺市内のペットボトルの処理工場で、京都工芸繊維大の小田耕平教授(現・名誉教授)らが見つけた。発見場所にちなんで、2005年に「イデオネラ・サカイエンシス」と学名がついた。
 
 その後、慶応大に在籍していた吉田昭介さん(現・奈良先端科学技術大学院大特任准教授)らの研究で、この細菌は特殊な2種類の酵素を出して、ペットボトルなどの素材として利用されているポリエチレンテレフタレート(PET)を分解し、栄養源としていることがわかった。厚さ0・2ミリのPETを、約1カ月で二酸化炭素と水にまで分解するという。
 
■酵素の正体は? 世界各国で解...(以下有料部分)

Writer

長哥

会社勤務時代の健康診断で見つかったポリープが目覚めさせてくれました。それ以来、世の中の裏側に意識がいくようになり、真実情報を探求したいと思う気持ちが強くなったのですが、入手方法すらわからない始末で、それらの情報は殆どなく、あってもスピリチュアルな分野でしか見つけられない状況でした。

そんな中、「未来への分水嶺」というのがトリガーになったように思います。 支配するためだった筈の「インターネット」、いまでは情報拡散の道具となってしまったようです。 直感力(ひらめき)を第一に、日々接する情報から、多くの方々の気づきに成るようなものが発信できればと思っています。



元吉本のベテラン 前田五郎「吉本にいた頃は、週に何回もヤクザから仕事をもらっとった。これは吉本も公認やった」 ―その反社会的企業の吉本興業とつながる反社会的政府の安倍政権

竹下雅敏氏からの情報です。
 そういえば、漫才コンビ「コメディNo.1」の“アホの坂田”の相方に、裏天皇みたいなのがいましたね。その前田五郎が言うには、吉本の大崎洋会長を通じて、何回もヤクザから仕事をもらっていたとのこと。“これは吉本の公認やった”ということですから、これまでもずっと公認だったと考えて良いでしょう。
 ツイートにあるように、“現会長の関与はヤバい”です。当の前田五郎自身が、中田カウスへの脅迫状送付事件で吉本興業を辞めているわけですが、前田五郎の娘さんの前田真希さんが結婚した吉田裕は、吉本新喜劇のリーダーのようです。
 ツイートによると、交際していた女性を口封じ目的で脅し、相手の女性を自殺未遂にまで追い込んだとのことです。吉本興業というのは、掘ればいくらでも厄介な問題が出てくる企業のようです。
 “続きはこちらから”は、その吉本興業とあべぴょんとのつながりです。吉本興業の現会長が、少なくとも過去にヤクザとのつながりがあったことが、前田五郎の証言で明らかになったわけですが、あべぴょんも、“ケチって火炎瓶”でヤバイ人たちとの関係があったことがはっきりとしています。要は、この人たちはお友達なわけです。
 吉本興業が“反社会的企業と判明した”となると、安倍政権は反社会的政府と言って差し支えないと思います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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元吉本大物芸人が告白「当時はヤクザの仕事が6割やった」
(前略)
“芸能界と反社の切っても切れない関係”について、爆弾告発をしたのが漫談家の前田五郎(77)。坂田利夫(77)との漫才コンビ「コメディNo.1」で人気を博した元吉本のベテランである。騒動渦中の7月21日、YouTubeの配信番組で前田はこう言い放った。

大崎(洋)会長が僕らのマネージャーをしとった時にヤクザの仕事を持ってきて、それに行ってんねんから、何回も。それを出さんとええカッコ抜かしやがって」。
本誌『週刊ポスト』は前田の元に飛んだ。
(中略)
「あそこ(配信番組)で言ったのは全部ほんまの話や。1980年代に吉本にいた頃は、週に何回もヤクザから仕事をもらっとった。ヤクザの営業で30万円や50万円のカネがどんどん入ってきて、まさに濡れ手に粟や。中にはギャラ100万円という仕事もあった(中略)… でも、これは吉本も公認やった。幹部も社員もどんどんヤクザの仕事をくれた。大崎(現会長)だって表ではああ言うけど、僕は彼を通じてヤクザの闇営業に行ったことがあったんやから」

※週刊ポスト2019年8月16・23日号
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配信元)




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[temita] 盲目の方の「すいません!どなたか助けて下さい!」という声が聞こえて全力サポートしたお話

"白い杖SOSシグナルを広める会広島"さんのカードで、
"こんなひと言・こんな援助が助かります!"を知ることができました。
(しんしん丸)
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盲目の方の「すいません!どなたか助けて下さい!」という声が聞こえて全力サポートしたお話
転載元)




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デタラメばかり言っている歴史修正主義者の嘘が、直ちにわかる4つの動画 ~ありのままに見て事実を認識すれば、“鬼畜は日本人”

竹下雅敏氏からの情報です。
 企画展「表現の不自由展・その後」の「少女像」の展示について、名古屋の河村たかし市長は、「どう考えても日本人の心を踏みにじるものだ。即刻中止していただきたい」と発言しました。河村市長と同じように感じる日本人も多いのかも知れません。なぜこのような混乱が起きるのかと言うと、日本人のほとんどが、真実の歴史を知らないからです。
 昨日の長周新聞の記事に、 “アメリカは日本では戦犯だった岸信介を無罪放免にして植民地統治の手駒として利用し、絶対主義天皇制を支えてきた統治機構も解体するのではなく、アメリカに屈服させたもとで丸ごと戦後体制に利用して間接統治の形をつくった”とありました。あべぴょんは、岸信介の孫です。戦前の支配体制がそのまま現在に繋がっているのです。
 公文書を改ざんし、あった事をなかった事にするあべぴょんの“おじいさんとその仲間たち”が、満州でどんなことをしていたのかを、ちょっと想像してみるとよいでしょう。簡単に言えば、クズのような連中が日本をずっと支配しており、この連中は、年がら年中嘘ばかりついているわけです。
 今回取り上げた、これら4つの動画をぜひご覧ください。これを見ると、“デタラメばかり”言っている歴史修正主義者の嘘が、直ちにわかります。
 根拠のない噂で、韓国人を悪しざまに言う人がいます。しかし、これらの動画をありのままに見て事実を認識すれば、“鬼畜は日本人”だと言えそうです。
 なぜ、歴史の授業で事実を教えないのか。それは、事実を教えられないほど酷いことをして来たということではないのか。これらの動画を見て思いました。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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配信元)
 
 

 

 
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このサイトを作った意図
引用元)
 一言で言えば、「デタラメばかり検索エンジンに引っかかってヒド過ぎる」というのが作った理由です。

 歴史を洗浄して都合よく書き換えようとする試みは全て、事実が明らかになれば敗北する運命にあります。わざわざ自ら墓穴を掘りに行って要らぬ負け戦を起こさないよう事実をきっちり抑えて、隣近所ふくめ世界と仲良くやろうよという事です。
(中略)
日本帝国が世界中から袋叩きに遭って無条件降伏してから70年が過ぎ、戦争や戦前世界の体験者も殆ど鬼籍に入られつつあります。(中略)… それに比例して、いくらなんでもそりゃないだろうという代物も含め、歪んだ歴史認識が大手を振って世の中に出回るようになってきたと感じています。
(中略)
 過去の過ちに背を向けるなら、再び過ちを繰り返すだろう──これは歴史に限らず、サプライヤ評価や品質管理など事業活動においても常識とされているセオリーです。(中略)… その国のあり方を決めるのは国民一人一人の選挙の投票だし、社会を形づくるのは私たち一人一人の行動の積み重ねですから、最後には国民一人一人の歴史認識や姿勢が積み重なって国をも左右することになります。
(以下略)

蚊の季節がやってきた ~蚊との共生は可能なのか?!

 蚊の季節がやってきた。われわれが日常目にする蚊は大まかには、「やぶ蚊」と「いえ蚊」に分類できるだろう。やぶ蚊は日中活発に活動するのに対し、いえ蚊は夜中に活動するのはご存知と思う。
 * 野外作業でイラつかせてくれるやぶ蚊!
 * 就寝を邪魔してくれるいえ蚊!
彼等はなぜ地球上に存在し、人々の周りで生存し続けているのか?
 
 確かに蚊は人間にとってありがたくない生物というイメージがあるようだ。マラリア、黄熱病、デング熱など、蚊が媒介する病気は多く存在する。地球には2,500~3,500種の蚊がいるといわれ、人間の血を吸う蚊はその中の数百種のメス、産卵のために吸うに過ぎないといわれる。
 一方で、蚊は自然界で重要な役割を担っていることが確認されている。幼虫のボウフラは水中の有機物の分解に貢献している。通常は、水中の有機物はバクテリアによって分解されることが多いようだが、その場合バクテリアの排泄物によって水は汚れてしまう。同時にバクテリアが増えすぎると水中の酸素の濃度が下がってしまい、生き物が住めなくなってしまう可能性もでてくる。ボウフラは有機物だけでなくバクテリアも食べ、呼吸は空気中から行うのであまり水を汚さない。蚊は病気の媒介もしてしまうが、汚い排水溝の水の浄化もしてくれる。蚊の成虫は植物の花粉の媒介も行う。 (ムシテックワールド「蚊の存在理由ってなに?」と、Gigazine「もしもこの世から「蚊」がいなくなったら?」を参照した)
 
 この様に蚊の存在を肯定する言論がある一方で、米国のある大学の研究チームが、中国で「放射線と細菌で蚊を根絶した」との実験結果が報告された。
 それによると、「放射線を使って蚊を不妊化する」「特殊な細菌株により蚊の卵を生存能力のない状態にする」というものである。
 デング熱の感染率が中国国内で最も高くなっている場所で、2年間に及ぶ実験を行ったとのこと。実験結果は目を見張るもので、ふ化した蚊の卵の数が94%減少、また、捕獲される雌の数が83~94%減少した。地元住民の蚊に刺される割合が97%近く減少したそうである。
 
 この実験報告はいかにも人々のために有益と映るかもかもしれないが、地球上に存在するすべて(物質だけに留まらない)が、必然必要と言うのが宇宙の仕組みであることを考えれば、この実験が「人間のエゴ追及にすぎなかった」と見なければならないだろう。時事ブログ2019/07/19でも、人間の安易な判断が生態系を壊したことが紹介されている。
 「蚊」と共生できる手段や方法を見つける努力が必要である!
(長哥)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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放射線と細菌で蚊を根絶、中国の実験で成果
引用元)
(前略)
 感染症を媒介する蚊を標的とした二つの技術を組み合わせる実験が中国で行われ、実験区域2か所で蚊を実質的に全滅させることに成功した。研究結果が18日、発表された。
(中略)
 実験の対象となった蚊は、ヒトスジシマカ(中略)...と呼ばれる、制御が特に難しい種類だ。一般にヤブカと呼ばれるこの蚊はジカ熱やデング熱などの感染症の主要な媒介生物となる。

 米ミシガン州立大学(中略)...などの研究チームは、次の二つの個体群制御技術を利用した。蚊を実質的に不妊化する放射線と、蚊の卵を生存能力のない状態にする「ボルバキア(Wolbachia)」と呼ばれる細菌株だ

 研究チームは中国・広州(中略)...を流れる川の中州にある2か所の実験区域で2年間に及ぶ実験を行った。広州はヒトスジシマカが原因でデング熱の感染率が中国国内で最も高くなっている場所だ。

 実験結果は目を見張るものだった。ふ化した蚊の卵の数が94%減少し、生存可能な卵が一つも記録されなかった期間も最長13週間に上った。また、捕虫器で捕獲される雌の数が83~94%減少し、6週間にわたって一匹も雌が検出されないこともあった。

 地元住民の蚊に刺される割合が97%近く減少したことも今回の実験結果を裏付けている。
(中略)

■放射線と細菌
 ボルバキア細菌株を用いる個体数制御は、ボルバキアに感染した雄と感染していない雌との間にできる卵を成長させないことで機能するため、感染させた雄だけを野外に放出する必要がある。同じボルバキア菌株に感染した雄と雌同士が交尾すると、この手法に対して耐性のある雌が生まれる可能性があり、手法の有効性は低下してしまう。

 だが、感染した雌を放出させないのは難しく、通常は0.3%ほどの雌が混入してしまう。研究チームはこの問題を克服するため、実験室内で飼育するボルバキア感染蚊に低レベルの放射線照射を施した。放射線は雌を不妊化するが雄は生殖可能な状態を保つ程度に調節した。
(以下略)


Writer

長哥

会社勤務時代の健康診断で見つかったポリープが目覚めさせてくれました。それ以来、世の中の裏側に意識がいくようになり、真実情報を探求したいと思う気持ちが強くなったのですが、入手方法すらわからない始末で、それらの情報は殆どなく、あってもスピリチュアルな分野でしか見つけられない状況でした。

そんな中、「未来への分水嶺」というのがトリガーになったように思います。 支配するためだった筈の「インターネット」、いまでは情報拡散の道具となってしまったようです。 直感力(ひらめき)を第一に、日々接する情報から、多くの方々の気づきに成るようなものが発信できればと思っています。