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ぺりどっと通信14 予知

 動物には災害などを予知する能力があり、地震や津波などの天災の前にはそれを予め感じ取り、災害前に逃げ出すといわれていることは皆さんもご存知の通りです。では、われわれ人間はどうなのでしょう。。。
(ぺりどっと)
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スラマッシアン!ぺりどっとです。インドネシア語の"こんにちは"ですが、スラマッパギー(おはよう)の方が有名かしら。インドネシアは、地震が多い国ランキング 第一位なのです。ちなみに第二位は日本。
http://xn--p8jjyp8b9p.com/the-world-earthquake

pixabay[CC0]


反対の自然災害の少ない国のランキングも載ってましたので、ついでに。
http://xn--p8jjyp8b9p.com/safe-country-ranking

世界で一番自然災害の少ない国は、カタールです。地震なし、ハリケーンなし、干ばつなし、津波なし、噴火なしという危険度のとても少ない国。

そしてこのカタール、世界で一番災害が少ないのと同時に世界一のお金持ちの国としても有名だそうです。天然ガス輸出(2014年天然ガス輸出額世界1位)で得た利益をしっかり国民に還元していて、

・消費税や所得税などの税金無し
・医療費無料
・大学までの教育費が全て無料
・光熱費や水道代などの公共料金無料
・結婚すると国から土地がもらえる
・家を建てるときには強力なサポートがあり豪邸に住める


驚きの政策ですよね。まるで、カダフィ大佐指揮下のリビアのようです。

pixabay[CC0]


さてさて最近、関東でも関西でも地震が続いております。そんな大地震などの災害を予め察知する方法はあると思いますか。

竹下先生は、2006年6月12日(月)午前5時2分前後の地震をその三日前に予め警告されていました。この当時、三重にいた僕も固唾を飲みながら見守っておりました。驚愕したのは、実際に発生した地震の時刻です。
<2006年6月12日(月)午前5時1分地震発生!>
微細な感覚を研ぎ澄ませば、こうしたことも可能になるというのでしょうか。

しかし、僕ら凡人のような霊能力や微細な感覚など一切なくても出来る簡単な方法があるのです。それは身体のある部分を利用して身の危険を予知します。そういえば、竹下先生も『身体は何でも知っている』と言われてましたもんね。

pixabay[CC0]


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ままぴよ日記 3

 遠い昔、自分が体験したカナダでのお産。第1子を生んだ日本との違いにびっくりしました。そして、今、娘がオーストラリアで出産して、その違いを体験しました。実は子育て支援の仕事をしているので興味津々!まるで聞き取り調査をしているかのように聞き出しました(笑)
(かんなまま)
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娘からオーストラリアのお産事情を聞いてみました



多民族国家なので妊娠がわかった時に最初に聞かれたのは「通訳はいりますか?」という事だったそうです。娘の場合は必要ありませんでしたが、その費用も含めて健診や産後の入院費、家庭訪問、赤ちゃん健診、子育て支援など全て無料だそうです。有料のプライベートの産婦人科もありますが、医療内容はあまり変わらないという事で、娘夫婦は近くの公立病院でお産することを決めました。


健診は助産師が中心で、初めから産むまで顔見知りの助産師さんがチームを組んで関わってくれるそうです。助産師と産科医の連携は取れているのですが、娘の場合は妊娠に問題がなかったので産科医の診察は1回だけだったようです。エコー検査も2回だけ。専門の技師がしてくれるとのことです。その際赤ちゃんの性別は希望すれば教えてもらえますが、娘たちは必要ないと判断して教えてもらいませんでした。私は男の子だと思っていましたが・・・)

家族は赤ちゃんの服をプレゼントするためにも教えてくれた方が便利だと思ったのですが「性別に関係なく新生児の服は何でもいいし、色なんて男女で分けるものじゃないよ」「フリフリの服は新生児には必要ないし」と言われてハタと納得しました。そういえばこの娘は小さい頃からランドセルや上靴の色は青がいいと言い張った子です。私は世間の感覚で赤を買ってしまって申し訳なかったと思いました。


そして、妊娠30週過ぎたらマタニティクラスがあるそうです。夫婦参加なので夜のクラスです。その時、お産までの流れの説明があって「この病院では赤ちゃんとお母さん中心のお産をします。お産のスタイルは当事者が産みやすい方法を選べるように分娩室は広くて、バスタブ、お産用のリクライニングシート、普通の分娩台、ソファなどが置かれています。分娩室の照明は赤ちゃんのために暗くします。麻酔や促進剤は基本、使いません。会陰切開も帝王切開も希望されても必要な時だけしかしません」と言われたそうです。

娘は、子どもの時に目にしたお産が印象的で(万華鏡で書いた記事)、水中分娩を希望していたそうですが・・・

pixabay[CC0]


さて、期が満ちて私が飛行機で娘の所に向かっているその日の夜、パパの帰りを待っていたかのようなタイミングでお産が始まりました。

初産なのに生まれ出るまであまり時間がなかったようです。助産師さんが「まだまだ時間がかかる」と言っている間に大きな赤ちゃんが一気に出てきて、分娩用バスタブにお湯を溜める時間もなかったそうです。

4150gという予想外に大きな赤ちゃんで、会陰切開もやむを得なかったとのこと。そして、生まれてすぐに赤ちゃんはへその緒も胎脂も血もついたまま娘の裸の胸に抱かれ、そのままの状態で臍帯を切り、おっぱいをくわえさせたりしながら1時間以上過ごしたそうです。

あい∞ん(挿絵)


これをカンガルーケアと言いますが、世界中で推奨され始めた矢先に、赤ちゃんの温度管理に問題があって事故が起こった事を理由に、すぐに赤ちゃんを別室に連れて管理するケースが増えたようです。・・・が、赤ちゃんとママが肌を触れ合って温め合い、お互いに匂いや声を感じ合う事は何より大切なスタートだと思います。

親子で抱き合っている間に胎盤などの処置が行われるのですが、娘の場合は胎盤も大きくて出血が多かったので周りがバタバタする場面もあったとか。でも、娘は赤ちゃんをしっかり抱きながら赤ちゃんと2人だけの世界に浸っていたそうです。パパはその全てを見ていたのでハラハラしたとのことでした(笑)。もちろん処置の時も部屋は自然光のまま、必要な部分だけ照明が当てられていたそうです。

その後、赤ちゃんのチェックがあって、母子同室で過ごします。日本のような新生児だけが集められた観察室はありません。

娘もパパもお産の続きで一睡もしないで朝を迎えました。赤ちゃんを抱きながら親子3人でまどろんでいる時に私が病室の部屋をノックしたというわけです。

Writer

かんなまま様プロフィール

かんなまま

男女女男の4人の子育てを終わり、そのうち3人が海外で暮らしている。孫は9人。
今は夫と愛犬とで静かに暮らしているが週末に孫が遊びに来る+義理母の介護の日々。
仕事は目の前の暮らし全て。でも、いつの間にか専業主婦のキャリアを活かしてベビーマッサージを教えたり、子育て支援をしたり、学校や行政の子育てや教育施策に参画するようになった。

趣味は夫曰く「備蓄とマントラ」(笑)
体癖 2-5
月のヴァータ
年を重ねて人生一巡りを過ぎてしまった。
かんなままの子育て万華鏡はこちら


里山社屋主義(28) 床貼りと断熱材

床貼りと断熱材
外壁が出来上がったので、次は床貼りに進みます。

その前に、大引の間に断熱材が入りました。


今回発注したのは、グラスウール系のボード断熱材です。色々なサイズが用意されており、好都合なことに、大引の間にカット不要でそのままスッポリ入るサイズがありました。

ただ、このような特別なサイズのものは、ホームセンターにも建材屋にもまず在庫がありません。
床の面積から必要数を割り出し、建材屋に発注して、1週間かけての取り寄せとなりました。もし数を間違ったら、足りなくて工事がストップするか、大量に余るかになってしまうので、結構気を使いました。

その次は、床板貼りです。
今回、床の仕上げ板として、30mmの分厚い実付き板が木材屋さんから届きました。


これだけ厚い仕上げ材を使うメリットは? 
一般的な床の施工は、次の図のように、大引の上に「根太(ねだ)」「捨て張り」「仕上げ」という3つの材料を重ねます。

Wikipedia[Public Domain]
(注:ただし、この図は床板の下に「捨て張り」がありません)


ところが、仕上げ材がこれだけ厚ければ、根太も捨て張りもなしに直接、大引の上に仕上げができます。
施工がスムーズで材料も少なくて済みます。1年半経ちますが、「やはり根太ありにしておけばよかった」と思うようなデメリットは特に感じられません。


ただしこの床板も、外壁同様にあまり乾燥していない木のため、強く反る可能性があります。大工さんは、効率の良い釘打ち機を使わずに、手間をかけてビスで貼ってくださいました。


床貼りが終わり、内側が一気に建物らしくなりました♪

ちなみに、手前に見える玄関の上がり框は、五葉松の分厚い一枚板です。
実は私が、普通の上がり框の作りをよく知らなかったので、必要以上にデカイ材料を注文してしまったのです。木材屋さんも「なんでこんな材料なんだろう」と思われたでしょう。大工さんも施工が少し大変そうでした…。

しかし納めてくださった後のこの姿、結構立派! 私としてはとても気に入っております。

次回に続きます。

(シャンティ・フーラ スタッフ るぱぱ)

◇ お願い ◇
対応できないため、見学・来訪はなにとぞご遠慮ください。ご理解のほどをよろしくお願いいたします。

ぺりどっと通信13 骨折

ぺりどっと通信11 風邪二で触れた、骨折の話の続きです。
(ぺりどっと)
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ハロー!ぺりどっとです。アメリカでは、骨折しただけで治療費2000万円も請求されるケースもあるそうです。以前時事ブログでも、たかが盲腸の手術で550万円請求という話もありましたよね。おそらくアメリカには、法外な高額治療費をふんだくるブラックジャック先生ゴマンといらっしゃるのでしょう。

pixabay[CC0]


この左手首を骨折するまでに骨折をして病院に行ったことは一度もありません。ただ、中学生のときに、足の小指が一ヶ月近くずっと痛かったのですが、いつの間にか自然と治ってしまったことがありました。おそらく折れていたのでしょう。

ぺりどっと通信11でも触れました通り、僕は7年ほど前に自転車自損事故で左手首を骨折しました。それは、橈骨遠位端骨折と呼ばれるもので、かなり重症なもののようでした。Wikipediaによると、完治するまでに1~2年間かかるようなのです。


医者からは「かなりの重傷です!」と念押しされた上で、「元の通り動かせるかどうかは分からない」とまで言われました。その後、2度の手術を経て、今でも左手首には金属プレートとボルトが入ったままになっております。

かなり重症な怪我だというのに、健康マニアのぺりどっとにとっては悲壮感などは微塵もなく、「さてさてどうやって治しちゃろうか」と手ぐすね引いて、あれやこれやと思考と試行と嗜好を巡らすのでありました。

まず、ネットでこの骨折をされた方の体験談などを読んでいると、リハビリがかなり重要であることを知りました。リハビリを痛いくらいにかなりしっかりやっておかないと、折れた骨がつながっても肉と骨が癒着してしまい、手首が動かなくなってしまうようなのです。このことを知ってから、ほぼ一日中手首をストレッチしておりました。

pixabay[CC0]


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ままぴよ日記 2

 1人ひとり生まれ出るドラマがあります。
 それは受精卵から始まって・・・いいえ、その前に愛の行為から光(命のエネルギー)が放たれて始まる神聖なドラマです。
 安全に産むことも大事ですが、それに囚われると命のドラマの本質が見えなくなります。それは私達の最先端の医学をずっと超えた、初めから在る神の領域のものかもしれません。現代医療の環境で生まれても、その本質を見失わないようにしたいものです
(かんなまま)
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「ようこそ、娘の家族へ!初めまして、私がばあばよ」


娘は私の到着を見て安堵して眠ったようです。パパも仮眠のために家に戻りました。

私は日本からトッポンチーノという新生児専用のおくるみ布団を作って持って行っていたので娘が眠っている間は赤ちゃんをそれに寝せたまま抱っこしました。このお布団は新生児期の赤ちゃん専用のもので、赤ちゃんをお布団にくるんだままおっぱいを上げたり抱いたり、そのまま寝かせたりするものです。ママの匂いや赤ちゃんの匂いが沁みついて落ち着くと言われています。

赤ちゃんを抱いていると、しずかな部屋で小さな赤ちゃんの寝息を感じます。大人の倍の速さで腹式呼吸しています。まだお産の時の血が頭に付いて頭の形も変形したままです。10時間前はおなかの中にいた赤ちゃん。「ようこそ、娘の家族へ!初めまして、私がばあばよ」と心から挨拶をしました。

あい∞ん(挿絵)


胎脂がすっかり吸収されて何とも透明で柔らかい肌。まったく役に立たないどころか無駄に反射してバタついてしまう小さな手と足(笑)。夢を見ているのか泣いたり笑ったりする百面相のお顔。おっぱいを吸うためだけに上あごがくぼんだ歯のないお口。あくびをするときの匂い。おなかにいるときからしていたしゃっくり。背伸びして体をくねらせるたびにキュウという音を出します。手の動きが何とも原始的で人の動きの始まりを教えてくれます。かわいい!

そして、こうして離れている間にも母と子の2人は連動して、目に見えないところで劇的な変化が起こっているのです。何て不思議で完全なプログラムなのでしょう!

出発前の3月、NHKスペシャル「人体、“生命誕生”見えた母と子のミクロの会話」という番組がありました。受精卵から始まって、細胞同士がメッセージをやり取りしながら臓器を作っていくメカニズムが解明されていました。母子の知られざる連係プレーに改めて驚かされます。

pixabay[CC0]


出産も赤ちゃんが脳からホルモンを分泌して陣痛を起こさせると言われています。まさに、赤ちゃんが自分で生まれる時を決めるという事も解明されてきました。


赤ちゃんはたくましい


このように素晴らしい機能や目に見えない繋がりを満載しているとはいえ、全てが未熟な状態で生まれてくる赤ちゃん。これもちゃんと計らいがあるのでしょう。言葉で気持ちを伝えることもできない、その後の発達は関わってくれる人との共同作業に委ねるというリスクを持ちながら、あなたはなぜ生まれてきたの?関わる人と共に生きることで自分を知るため?幸せを探すため?・・・ああ、ここでも又、ドラマが始まります。どうぞ、幸せな人生でありますように!世界が平和でありますように!と祈ります。

・・と、神聖な気持ちになっていたら、たくましい一面も見せてくれました。娘が疲れて裸の胸の上に赤ちゃんをうつぶせに寝せたままにしていたら自分でおっぱいのところまでモゾモゾと這い上ってきて乳首をくわえたのです!その吸綴力の凄い事!赤ちゃんも疲れているだろうに、この生命力はすごい!

そして赤ちゃんのもう1つの得意技でまわりの人を動かし始めました。聞いていて胸が苦しくなる声で泣くのです。ほっとけない気持ちにさせるのが上手です。ママが疲れて眠っていてもすぐに気が付くから不思議です。泣き方を七色に替えて言葉以前の感覚も磨いてくれます。

pixabay[CC0]


その上、笑った!くしゃみした!あくびした!というだけで周りが幸せになるから不思議です。忙しそうな助産師さんも、配膳や掃除のスタッフも、赤ちゃんを覗き込んでは「He makes me happy!」と言いながら笑顔になります。
これも生きていくうえでの大事な力です。

赤ちゃんはたくましいのです。

Writer

かんなまま様プロフィール

かんなまま

男女女男の4人の子育てを終わり、そのうち3人が海外で暮らしている。孫は9人。
今は夫と愛犬とで静かに暮らしているが週末に孫が遊びに来る+義理母の介護の日々。
仕事は目の前の暮らし全て。でも、いつの間にか専業主婦のキャリアを活かしてベビーマッサージを教えたり、子育て支援をしたり、学校や行政の子育てや教育施策に参画するようになった。

趣味は夫曰く「備蓄とマントラ」(笑)
体癖 2-5
月のヴァータ
年を重ねて人生一巡りを過ぎてしまった。
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