アーカイブ: 政治経済

[sputnik]原発利権を守る!もんじゅ廃止でも核燃料サイクル継続とはこれ如何に?

竹下雅敏氏からの情報です。
 原発利権に巣食う亡者と、核兵器を持つ妄想に浸っている阿呆どもが絡み合うと、どうにもならない反知性になるということだと思います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

————————————————————————
原発利権を守る!もんじゅ廃止でも核燃料サイクル継続とはこれ如何に?
転載元)
徳山 あすか  

7日、経済産業省は高速増殖炉「もんじゅ」に代わる高速炉の方向性を協議する「高速炉開発会議」の初会合を開催した。もんじゅの廃止は、年内にも正式決定される見込みだ。

もんじゅ廃炉に向けて1990年から活動している市民団体「ストップ・ザ・もんじゅ」の池島芙紀子代表は、「長年もんじゅ廃炉に向けて取り組んできたので、廃炉がほぼ決定的になったことは、嬉しいことは嬉しい」としながらも、手放しでは喜べないと話している。

9月末にも、もんじゅの件で関係閣僚会議が開かれた。そこではあらためて核燃料サイクル政策を堅持することと、オールジャパン体制で実証炉の開発を目指すことが確認された。実証炉とは、高速増殖炉の開発において、原型炉であるもんじゅの次の段階に位置するものである。

池島氏「閣僚会議の資料を参照すれば、もんじゅを廃止しても従来の政策は変わらず、むしろより強固に組織を再編成して、実証炉開発を目指そうとしていることがわかります。関係者は本当に現実を見ていないと思います。もんじゅも、常陽(茨城県大洗町)も、使用済み核燃料の再処理も、プルサーマル計画も全て失敗して行き詰っているのですから、その現実に向き合えば核燃料サイクル政策を続けられるはずがありません。それなのにもんじゅの二の舞とも言える実証炉計画を、費用と時間をかけ、今からやろうとしているのです。」

なぜ、政府はここまで核燃料サイクル政策に固執するのか。今月3日には使用済み核燃料の再処理を担う新たな認可法人「使用済燃料再処理機構」が青森市に設立されている。このタイミングでの設立は、核燃料サイクル政策をあきらめないという国の強い姿勢を示すものだ。

池島氏「政府が固執する理由は、三種類の人々の利権を守るためです。プルトニウムを扱う技術を捨てたくない人たち、原子力発電を続けて儲けたい人たち、そしてもんじゅを廃止し、次の実証炉開発で儲けたい人たちです。このうち原子力発電を続けたい人は、もんじゅを続けて事故が起きてしまったら、原発推進の邪魔になると明言しています。また、再処理を続けることで、使用済み核燃料を青森へもっていくことができます。今までも彼らはそうやってきましたし、これからもそうしていきたいのです。

もんじゅを続けて大事故を起こせば原発推進の邪魔になるというような発想は、国民の命や健康、安全という観点からの意見ではなくて、自分たちの利益しか見ていない発想です。原発利権を得る人たちにとっては、本当に次の実証炉開発を成功させて発電できるかどうかは、大事ではありません。失敗しても成功してもとにかく続けることで、時間稼ぎができ、莫大な利益につながります。 私たちはもんじゅを廃炉にすることだけを唱えてきたのではなく、使用済み核燃料の再処理も中止せよと追求してきました。これからも『もんじゅを廃炉にするにも関わらず、なぜ再処理が必要なのか』ということを追求していきます。」

「ストップ・ザ・もんじゅ」は、近く新聞の意見広告を通し、核燃料サイクルの不必要性や原発の危険性について訴える。全国から多額の賛同金が集まり、一面広告が出せるほどの金額になったということだ。

なお記事の中で述べられている見解は、必ずしも編集部の立場とは一致していません。

[Sputnik]複雑怪奇なシリア紛争、当事者ではなく、その背後に立つ者らの争い 〜シリアの国境再編の可能性について〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 記事では、専門家の多くがシリアの国境線が“以前のラインに戻る事は決してないのではないか”と予想している、とのことです。実は、私も同様に考えています。フルフォードレポートでは、中東をユーフラテス川の東西でロシアとアメリカが統治する、という話が持ち上がっているとの事でした。いずれ、アメリカは中東から追い出されるのではないかと思います。ただ一時的にせよ、東西にシリアがユーフラテス川によって分断されるとすれば、シリアの国境線は現在とは違うものになる可能性が高いと思います。
 アメリカは元々、中東の境界線の再編を意図して中東に介入し始めたはずなので、今後こうした方向性になるのは、避けられないように思います。
 複雑怪奇なシリア紛争で、サウジアラビア、トルコの立ち位置をわかりやすく説明してくれていますが、最大のプレーヤーであるアメリカ、イスラエルの立場に言及していないのは残念です。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

————————————————————————
複雑怪奇なシリア紛争、当事者ではなく、その背後に立つ者らの争い
転載元)
(前略) 

シリア紛争はこれに加わる外交プレーヤーの数が多く、込み入っていることから、専門家らの多くはこの国の国境線が以前のラインに戻ることは決してないのではないかと予想している。シリアの戦線での戦いは紛争の直接的な当事者のものではなく、その背後に立つ者らの争いとなっている。まさに紛争を背後で操る者たちが自分たちの戦略的目的を果たすために戦闘員らを使っているからだ。その結果、この地域ではここ5年間でイスラム主義の組織とこれらが掌握した領域が強固に固められたことは全世界がはっきりと目撃している。

シリアの悲劇を5年以上にわたって演出しつづけている外交プレーヤーは誰か?

(中略) 

スプートニクはロシア政府付属金融大学、政治学のゲヴォルグ・ミルザヤン助教授にマイクを向けた。

(中略) 

サウジアラビアはつい最近までシリア紛争の火を焚きつけ、最も破壊的な役割を演じてきた。サウジはシリアの内戦をある種、イランに対抗する周辺部の戦争と位置づけていた。サウジは欧米、トルコ、クルドなどイランに対抗するための戦いにとにかくあらゆる人間をここへ引き寄せたいとしていた。これはサウジにとってはイランがペルシャ湾岸の南部、南西部、つまりパレスチナ方面へと拡張するのを抑止する方策だったのだ。

まさにサウジがシリアのイスラム主義武装戦闘員のかなり多くに資金を渡している。それはイスラム主義者らがアサド政権に対抗する闘いを続け、戦争が出来るだけ長引くようがサウジにとって好都合だからだ。この戦争が長引けば長引くほど、イランは手持ちの資金を費やさざるを得ず、サウジはますます枕を高くして眠れることになる。

トルコはアサド政権が転覆すればトルコはシリアに親トルコのスンニー派政府を獲得できるという一種の保証となると考えていた。トルコはトルコ型の国家モデルと輸出できるのではないかと期待を寄せていたのだ。もちろんトルコはイランとの間にはサウジ対イランのような争いは抱えていなかった。だがトルコも10年後にはイランは自分のライバルとなることは重々理解していたのだ。オスマントルコ帝国にとっては中東は常にあまりに手狭だった。

(中略) 

ポジションはトルコがシリアのことでロシアと大喧嘩をしてから実際非常に深刻な変化をとげた。だがこの事が起きたあとすぐにトルコは自分が孤立したことをまざまざと知ったのだ。つまりトルコは対露関係を欧米への圧力を講じるハンドルとして使う可能性を逸したのだ。

欧州はトルコの立場が弱まったことを察知し、トルコに激しく圧力をかけ、欧州が必要とする解決を得ようとし始めた。欧州は移民問題でトルコの期待に応えず、米国もクルド人問題でトルコの期待を裏切った。

エルドアン大統領は
自分が熱を入れすぎたことを悟り、対露関係の正常化を開始し、シリアに対しても正常化しはじめた。と、そうしたときにトルコでクーデター騒ぎが持ち上がった。

これはロシアの状況が関係したものではなく、前もって準備されていたものだ。だがこのクーデターが起きたおかげでエルドアンは、頼りにしていいのは他ならぬロシアであってロシアとなら手を組めるが米国は自分を裏切るという思いを堅くしたのだ。」

» 続きはこちらから

[ザウルスでござる]第2回米大統領選討論の勝敗は? / 子役に “サクラ” ?

 昨日、第2回米大統領選討論会が行われました。日本の大手メディアの情報だけを見ていたら、トランプ氏が劣勢に立たされ、ヒラリーがリードしているかの印象を受けてしまいますが、CNNやNewYorkTimesから「大ウソの受け売り」しているだけだと思います。実際にはトランプ氏がリードしていることが、二人の講演会の聴衆の比較と第2回討論でどちらが勝利したかを問うアンケート調査から分かります。転載元からいくつか書き出してみると、以下のようになります。

FOX5
トランプ:86%
ヒラリー:13%

Hollywood Gossip
トランプ:88%
ヒラリー:12%

Drudge
トランプ:61%
ヒラリー:39%

Right Scoop
トランプ:80%
ヒラリー:16%

Right Scoop
トランプ:91%
ヒラリー:2%

PolitiOpinion
トランプ:92%
ヒラリー:8%

Breitbart Media
トランプ:93%
ヒラリー:7%

Click On Detroit
トランプ:84%
ヒラリー:16%

5NewsOnline
トランプ:78%
ヒラリー:23%

TIME
トランプ:89%
ヒラリー:11%

Heavy Dot Com
トランプ:40%
ヒラリー:58%

Q13 Fox Seattle
トランプ:79%
ヒラリー:18%

Fox6 Milwaukee
トランプ:44%
ヒラリー:56%

Variety
トランプ:63%
ヒラリー:37%

Las Vegas Sun
トランプ:89%
ヒラリー:11%

KPLC Lake Charles
トランプ:97%
ヒラリー:3%

Q13 FOX
トランプ:79%
ヒラリー:18%

 下の記事では、クリントン陣営が、“いたいけな少女”を使い、女性票を固める戦略を暴き出しています。こういった戦略に踊らされることなく、大局的に見るようにしたいものです。
(編集長)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

————————————————————————
ヒラリー・クリントン (7) 第2回討論の勝敗は?
転載元)


007ad74ec64dc0423bb7e31dae3626f1

先日の米大統領候補の第2回公開討論の結果について、日本の新聞、テレビ、ネットニュースなどではクリントンが “今回も” 勝ったと報じているが、それは前回と同様アメリカの主要メディアの 大ウソの受け売り である。

ほとんどが CNN や New York Times の孫引きである。特にこの両者は最初からクリントン支持のメディアであり、トランプ氏に不利な報道に血道をあげている。


ケタ違いの支持者数・・・ どっちが多いか? 

クリントンもトランプも全米を演説して回っている。クリントンは大学の講堂や町の公民館やせいぜい体育館を使っている。 しかし、そうした施設の座席を満席にすることもできずにいる。後ろの方はガラガラなのだ。

7e29aabf38d6d4f72ffc63306d8b26bb 

クリントンの典型的な演説会場 (数十人から2、3百人か)

クリントンの典型的な演説会場 (数十人から2、3百人か)


一方、トランプの演説には、あまりにも多くの聴衆が押し寄せるので、飛行場の格納庫やスタジアムを会場に使っている。そして、格納庫での立ち見も一杯になり、中に入れない大勢の支持者たちは格納庫の外を取り囲んでいるといった状態である。こうした状況はアメリカのテレビや新聞でも報道されないというよりか、努めて報道しないようにしているのだ。マスコミは一般大衆から現実を隠蔽しているのである。こうした事実はネット上でかろうじて得られる情報でわかる。

トランプ氏の典型的な演説会場 (数千人から数万人か)

トランプ氏の典型的な演説会場 (数千人から数万人か) 


ほとんどの主要メディアは大企業と同じく民主党のクリントン支持で、クリントン優勢の“大本営発表” を必死になって垂れ流している。しかし、一部の主要メディア、たとえば、Fox News やTIME などは、“沈みつつある船”にいつまでも乗っていると大衆から見放されてしまうと判断して、公平な(つまり、クリントン寄りではない)報道をするようになってきているようだ。もう結論は出ていると先読みしているのであろう。それならば、“負け組” にならないほうが得策だというわけである。

(以下略)

» 続きはこちらから

米連邦議会の誰もがトランプ氏を応援しない理由:公的資金がクリントン財団を経由してバラまかれているから 〜ユダヤ人に完全に支配されているメディア〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 クリントン財団のサーバーがハッキングされ、資料が流出したようです。記事ではTARPの巨額資金が、クリントン財団を通して、民主党と共和党の議員に横流しされたとあります。TARPとは、リーマンショックで経営危機に陥った企業救済のために、公的資金で不良債権を買い取ることを含む「不良債権救済プログラム」のことです。当初用意されたのは7000億ドルだったようですが、実際に資本注入などに投じられたのは4,100億ドルだとのことです。AIGなどの金融機関だけではなく、GMやクライスラーなどの自動車産業などにも使われました。
 企業を救済するはずだった公的資金のかなりの額が、クリントン財団を経由してアメリカの上院、下院議員にばらまかれたということらしい。記事では、“連邦議会ではだれもトランプ氏を応援していない理由はこのようなことがあったから”とのこと。
 議員連中が、クリントン財団に脅迫されているのがよくわかります。また、アメリカメディアが、一斉にヒラリー・クリントン支持でトランプ氏を叩いていますが、このことはメディアがユダヤ人に完全に支配されていることを示しています。
 通常なら、トランプ氏には全く勝ち目はありません。ただ、このままヒラリー・クリントンが勝利するとも思えません。米軍・ CIA良識派の反撃に期待したいところです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

――――――――――――――――――――――――
引用元)
http://beforeitsnews.com/alternative/2016/10/clinton-foundation-hacked-what-we-know-so-far-2-3422546.html
(概要)
10月8日付け

以下のビデオの通り、クリントン財団のサーバーが、Guccifer 2によってハッキングされ、クリントン財団と政界の悪事が暴露されました。



Guccifer 2がハッキングしリークしたクリントン財団の資料(Constituency Briefig Book Updated September 13 2008)に目を通しました。

(中略) 

この資料には信じられないほど膨大な秘密情報(犯罪の証拠)が含まれています。
その中で最も目に付いたのは。。。。TARP(米不良資産救済プログラム)に投入された巨額の資金がクリントン財団に流れていったということです。
そしてその資金はクリントン財団から民主党と共和党の上院、下院議員に平等に横流しされていたのです。
連邦議会では誰もトランプ氏を応援していない理由はこのようなことがあったからです。

(中略) 

これ以外にも膨大な量の不正がクリントン財団の資料に記録されています。

(以下略)

[Sputnik]ラヴロフ外相:今露米関係に抜本的な変化が生じた/アルカイダ、ダーイシュ(IS)、アル・ヌスラ戦線を生み出したのはアメリカ 

竹下雅敏氏からの情報です。
 ラヴロフ外相が、“今ロシアと米国の関係に抜本的な変化が生じた”と述べたように、ロシアはこれまでの忍耐から反転攻勢に打って出たようです。下の記事では、アルカイダ、ダーイシュ(IS)、アル・ヌスラ戦線といったテロ組織を生み出したのがアメリカであると、はっきりと述べています。これまでなら考えられなかったことです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

――――――――――――――――――――――――
ラヴロフ外相:ロシアは長い間「耐えた」が今露米関係に抜本的な変化が生じた
転載元)


© Sputnik/ Grigoriy Sysoyev

© Sputnik/ Grigoriy Sysoyev


ロシアのラヴロフ外相は、ロシアは非常に長い間米国の行動に対して「戦略的忍耐力」を発揮してきたが、今ロシアと米国の関係に抜本的な変化が生じたと述べた。

ラヴロフ外相は、第1チャンネルのインタビューで、露米関係で抜本的な変化があったという発言に対するコメントを求められ、「私が思うにこれは事実だ」と述べ、「正直に言うが、我々は非常に長い間、米国人が『戦略的忍耐力』と呼ぶものを発揮してきた。なぜなら米国側からの一方的な関係悪化は、ウクライナでの出来事が起こるずいぶん前から始まっていたからだ。我々はこのことについて話をした」と付け加えた。

またラヴロフ外相は、米国はロシアと「大人の」関係を築くことができず、米国の利益だけが考慮された2国間関係のオプションは機能していないと述べた。

ラヴロフ外相は、「ジョン・ケリー氏が米国務長官に任命された時、我々はこれについて話をし、双方が大人のやり方で関係を構築する必要があるとのことで合意し、この用語は子供っぽい侮辱なしに使われた。しかし誰もが上手くいっているわけではない」と語った。

――――――――――――――――――――――――
オバマ政権がアル=ヌスラ戦線の庇護者として歴史に名を残さないよう望む―ラヴロフ外相
転載元)
ロシアはオバマ政権がテロ組織アル=ヌスラ戦線を強化し保護した政権として歴史に名を残すことを望まない。モスクワはワシントンがその戦闘員らを売り買いしていることを奇妙に感じている。ラヴロフ外相が述べた。

「この話の当初我々は西側の同僚たちがアル=ヌスラ戦線には手を振れないと言っていた。我々は国連決議に記された通りのことをしている。和平は和平であるが、それはアル=ヌスラ戦線および和平の対象にならない者およびそれと団結する者には及ばない。米国は非常に奇妙なふるまいをしている」第1チャンネルのインタビューで述べた。

外相は、「ロナルド・レーガン政権がアルカイダを創り出したのに続きジョージ・ブッシュがダーイシュ(IS)を創り出した。オバマ政権がアル=ヌスラ戦線という名のテロ組織を強化し保護した政権として歴史に名を残さないよう願う」と述べた。