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ユダヤ問題のポイント(近・現代編) ― 外伝93 ― 闇落ち

 「命より金。」 驚いたことに実際にこのような人たちが案外と多くいるのを見せられています。権力者や支配層にこの手のタイプがごまんといるのを私達は見せられているのです。金とはパワーの象徴で、それが権力や支配力になります。彼らは「死んでも権力・支配力を離さない。」とするのです。実際に現実の世界の政界を見渡しても、ゴムマスクや替え玉がごろごろいるのが分かります。本人は消されてしまったのでしょう、それでも替え玉の所以なのか、消された本人と替え玉は同じ行動を取ります。「それで消されてしまっているのに大丈夫か?」と思わず思ってしまいます。上が消えてその座についた後任も、それを見ていただろうに、消された上と同じ行動を取ります。権力を、支配力を自分の野望のために振り回すのです。それで上が消されたのに…。まるで延々と続く劣化コピーの繰り返しです。
 今回は必要あって「天界の改革」に触れていきますが、「天界の改革」に立ち会っていく中で唖然とさせられたのが、サナット・クマラとマイトレーヤの転落消滅でした。神そして救世主として改革の旗手だったはずの彼らでした。ところが闇落ちし消滅したのです。改革が進む中で、彼らは恐れたのだと思います。何を恐れたのか? 過去のあるがままの彼らの姿が多くの民衆に知られてしまうことを。そうなってしまうと、神と救世主の座を失ってしまうのではないか、と。
 過去の自分も自分自身です。命です。受け止める以外にないのですが、それを否定、神・救世主というとてつもなく高い地位を優先することにした。形は変えれども、結局のところは「命より金。」ということになります。
(seiryuu)
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ユダヤ問題のポイント(近・現代編) ― 外伝93 ― 闇落ち

ナサニエル陣営の形成


2011年8月31日に、モナコで57カ国会議が開催されました。57カ国会議の呼びかけ人は、ロスチャイルド一族の本家総帥であるジェイコブ・ロスチャイルドであり、主催者はジェイコブの息子であるナサニエル・ロスチャイルドでした。

ナサニエルとジェイコブ

この時点でのナサニエル・ロスチャイルドの年齢は40歳だったと思います。若い世代のナサニエルを中心とする新たな一大勢力の陣営、竹下さんが名付ける「ナサニエル陣営」が、57カ国会議を通して形成されていきました。

当時のナサニエル陣営は、光の側・神々サイドの陣営です。またこの57カ国会議によって、ジェイ・ロックフェラーともどもデイヴィッド・ロックフェラーは、権力を完全に失墜したのでした。

2013年時点における5つの世界権力
フルフォード氏による分類 竹下氏による解説 竹下氏による分類
① 現ローマ法王、英国王室、日本の皇室が1つの勢力となって連携
裏のイルミナティ
※ フランシスコ法王はバーバリアン・イルミナティ
光の側 ナサニエル陣営
(ヘルメス派)
② ブッシュ・ナチ勢
裏のイルミナティ
※ NWO(新世界秩序)を目論む
闇の側 ブッシュ・ナチ陣営
(戦争屋)
ニムロデ派
③ ロックフェラー・オバマ勢
裏のイルミナティ
※ NWO(新世界秩序)を目論む
闇の側 ロックフェラー・オバマ陣営
(アンチ戦争屋)
イエス派
④ 良心的なアジアの結社・BRICS同盟・欧米のホワイトドラゴンが連携する勢力
裏のイルミナティ 光の側 ナサニエル陣営
⑤ グノーシス派
表のイルミナティ
※ NWO(新世界秩序)に対抗
光の側 ナサニエル陣営
参考:時事ブログ 2013/06/252013/07/012013/07/092013/08/112013/09/28


このナサニエル陣営の誕生はまさに驚愕のものでした。なぜならばジェイコブ・ロスチャイルドはロスチャイルド一族の総帥であり、かつデイヴィッド・ロックフェラーにその座を追われるまでは、地上の全ての裏のイルミナティメンバーのトップ(ピンダー)だった人物です。2007年元旦時分でも、裏のイルミナティのヘルメス派のトップだったのです。裏のイルミナティは、相対的な光の組織であるハイアラーキー内闇組織の地上組織です。ジェイコブ・ロスチャイルドは地上世界での闇の首領の一角だったのです。

そして更にこのナサニエル陣営には、表のイルミナティの最高権力者であるゾロアスター13家も参入したのです。表のイルミナティは、ホワイト・ロッジと敵対する地獄の悪霊組織であるブラック・ロッジ(闇の館)の地上組織です。

表裏のイルミナティの最高権力者・地上世界での闇の首領たちがナサニエル陣営を立ち上げ、神々のサイドとして働くのです。これは驚愕だったとしかいいようがありません。

なぜこの驚愕の展開となったのか?は、やはり「天界の改革」と「ハルマゲドン(救世主降臨)計画」をある程度は認識していないと、理解が不能です。

「天界の改革」は思いもよらない目まぐるしい変化の連続となっていったのですが、「天界の改革」の開始は2007年の元旦でした。この当初においての改革の旗手となっていたのがハイアラーキーのメンバーでした。

ハイアラーキーの天皇ともいえるサナット・クマラ、ハイアラーキーのホワイト・ロッジ軍団を従えるマイトレーヤなどが中心メンバーであり、サナット・クマラの摂政となっていたカインも、メンバー内でもトップとして非常に重要な役職にありました。また、サナット・クマラの側近でハイアラーキーの宰相ともいえるエノクも、高い地位の役職で「天界の改革」に加わっていました。

編集者註:用語「ルシファー」については、所属するグループや位階で様々に意味が変化する名前(役職名)であるため、それぞれを参照のこと。
✅ ハイアラーキーに所属している者から見たサナット・クマーラの場合。
✅ 悪魔崇拝者から見た洗礼者ヨハネカインエノクの場合。
✅ ブラック・ロッジの支配者に与えられた闇の大王の役職名としてマルドゥクカナンの場合。

その開始の2007年の夏頃に、驚くべきことにブラック・ロッジの太守でNo.3のデーヴァダッタが改心し、神々サイドにつくのです。ついで同年の秋頃には、同じくブラック・ロッジの太守No.4のカナンが改心し、神々サイドにつきました。これでデーヴァダッタとカナンが霊導していたゾロアスター13家が神々サイドにつくことになったのでした。こうした中で、特にゾロアスター13家のトップであるぺぺ・オルシーニの働きは目覚ましいものだったのです。



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ぴょんぴょんの「水まわり職人」 ~キッチン水栓の取り外しに2時間かかった話

 劇場型水道屋YouTuber 「すいどうわーかー」氏は言う。「形あるものは、いつか壊れる。あなたの家は大丈夫ですか?
 うちをリフォームした大工さんも引退して、家のことを頼める人がいなくなった。特に水まわりの専門家を探さなきゃと思っていた矢先、台所の水栓から水が漏れ、いつの間にかシンク下が水びだしになっていた。
(ぴょんぴょん)
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ぴょんぴょんの「水まわり職人」 ~キッチン水栓の取り外しに2時間かかった話


シャワーヘッドの付け根から水が漏れていた


はあ〜はあ~ 疲れた〜!!

どうしたの?

ノミを打ち続ける音に、疲れた〜!!


家の中で、ノミを打つって? 何があったの?

ある夜、例のごとくゴキと追っかけっこしていた。そうそう、この頃、いい方法を見つけてな、古くなった鍋つかみでヒョイとつかまえて外に出す。ちょうどいい運動神経の訓練にもなる。

まだ、ゴキがいるんだ。

それで、シンクの下をのぞいたら、水たまりができているのに気づいた。あれ? そんなとこに水をこぼしたっけ? もしかして、ネコのオシッコ? だが、ネコにしちゃ無色透明、無味無臭、それに量が多すぎる、オシッコじゃねえ。

ネコのオシッコは臭いからねえ。

だが、拭けばおしまいだろ? そんな簡単な話じゃなかったんよ。きれいに拭き取ったはずなのに、数日してまた同じところに水が貯まっていた。

・・となると、怪談だねえ?

うちは、「ナディー・チャート 風水キット」で守られてるから、そうゆう話はないの。

ほっ。

それから数日して今度は、水を出すと、シャワーヘッドの付け根から水が漏れるのに気づいた。


ここが原因か?

とりあえず、製造メーカーに電話してみたら、業者を手配してくれることに。だが、場合によっては、1週間くらいかかることもあると言う。

1週間も?

まあ、すぐにどうってワケじゃねえから、待ってみようと思ったら・・翌日、シンク下の水びだしがひどくなって、フローリングの床までしみ込んでいた。まずい!1週間は待てない! 急がねば床下浸水になっちまう。

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ユダヤ問題のポイント(日本 平成編) ― 第15話 ― 安倍晋三内閣 再び

 この8月8日、麻生太郎副総裁が台北市内で講演し、
中国が軍事的圧力を強めるなか、台湾海峡で戦争を未然に防ぐためにも、日本や台湾、米国は「戦う覚悟」を示す必要があり、それが抑止力になる
と主張したとのことです。未だにこのような発言をするのか…、問題はこのアホ発言の主が公的に日本の副総理であることです。
 そしてさらに言えばこの人、裏天皇直属の五龍会の黒龍会の総裁の座に現在もあるだろうということです。こういう人物の発言ですから、単なる「老人のうわ言」では済まされないのです。本当に自身の考えからこの発言をしたのか? それとも誰かの要請でこの発言をしたのか? なんとも理解に苦しむところなのです。少なくとも、こういう考えはこの人物の中に多少はあったということは間違いないでしょう。彼がアホウ大魔神であることは間違いないところではあります。
 …それにしても、日本であれ、米国であれ、欧州であれ、こういった権力者や支配者たちの人物像を長年眺めてきてつくづく感じます。
「この人たち、すごく偉い人のはずだけど、普通で言えば全く偉くないな。むしろ随分と子供だな。」と。
 権力者や支配層の人間のほぼ例外ない共通点は、“上には無条件でヘコヘコし、下には威張り散らして搾取する”です。また、その自分の力が必然の法則で衰えてきたら、いよいよ下への搾取を激しくして力を維持しようとする点も共通します。全く自分への反省や内省の姿勢がないのです。だからいい年して立派な肩書をぶらさげていながら、子供以上に子供なのです。
 幸いアホウ大魔神の姿は、権力者の典型として非常にわかりやすいのか、彼の発言に対しては全般に多方面から「迷惑だ」「人を巻きこむな」「自分一人で竹槍でも持って突っ込め」といった反応だった模様です。ようは「老害」としてまともに相手にしないということでしょう。彼の実像がバレているということですね。
 それにしても反面、「組織にはこういった人物が多いので、組織運営をまともにしていくには苦労の多いことだな、」とも思った次第です。
(seiryuu)
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ユダヤ問題のポイント(日本 平成編) ― 第15話 ― 安倍晋三内閣 再び

尖閣諸島の領有


首相官邸 [CC BY]

日本では2011年(平成23年)3.11時の菅内閣から、やがて政権は同じ民主党内の野田内閣に移り、菅内閣に続き野田内閣も一層の輪をかけた碌でもない政権運営を繰り返します。その挙句に2012年(平成24年)年末に、野田内閣はあえて自爆解散の総選挙を行い、その結果第2次安倍内閣が誕生します。これは裏天皇グループ、そして米国戦争屋に属するジャパン・ハンドラーズにとっては、全く企図通りの行程だったでしょう。

首相官邸 [CC BY]

大正編に先立って(中)]にて触れましたが、安倍内閣は裏天皇内閣であり、対中戦争を企図して発足された政権でした。当時大問題となっていたTPPも、対中戦争を意識した中国包囲網として企図された部分が大きくありました。

対中戦争に関すれば、2010年9月、菅内閣の前原外相時に、中国漁船と一般には報道される船舶と海上自衛隊の巡視船の衝突をめぐる騒ぎが起こされ、日中関係は戦後最悪になっていきました。この尖閣事件は米国戦争屋グループの意図によって起こされたと見て間違いありません。

そもそも、戦後から沖縄とともに尖閣諸島を領有していたのは米国です。1972年(昭和47年)5月に沖縄とともに尖閣諸島も日本に返還されたことになっています。ただし、尖閣諸島は中国などと領有権の問題がありました。それで田中角栄内閣の日中国交正常化の1972年9月に、田中角栄首相と中国の周恩来首相との話し合いで尖閣の問題が話題になりましたが、「将来に向けて棚上げ」とされた、これが常識的な見方になるでしょう。



なぜ「棚上げ」となったか?

ウィキペディアの「尖閣諸島の米軍基地」記事には、

久場島と大正島の島全体とその海域と空域がアメリカ海軍の射爆撃場となっている。

とあります。尖閣諸島は日本に返還されたとなっていますが、実質的にその地域をずっと軍事支配しているのは米国と見る以外にないのです。大体において、日本全体が米国の軍事支配下にあるのです。そのような状態で、日本と中国の間で尖閣諸島の領有問題で実のある話などできないのは普通でしょう。

そういった中、2010年の尖閣問題で日中関係は大きく悪化しますが、2011年の3.11があって、日中関係の悪化は下火にはなっていました。ところが、第2次安倍内閣誕生前にも看過できない大きな動きが2012年春にありました。ウィキペディアの「尖閣諸島国有化」記事に以下にある通りです。

2012年4月16日(日本時間17日未明)、当時の都知事石原慎太郎はワシントンのヘリテージ財団主催のシンポジウムで行った講演で、尖閣諸島を地権関係者から買い取る方向で基本合意したことを明らかにした。購入の動機については、島に港湾施設などを整備して日本の有効支配を確たるものにするためとした。

当時の石原慎太郎東京都知事が、突如として「東京都が尖閣諸島を購入する。」と発表したのです。それもわざわざ米国ワシントンに行き、そこのヘリテージ財団のシンポジウムの場に置いてです。これはただ事で済むはずがありません。

(一連の石原批判については「Togetter」を参照。)


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ぴょんぴょんの「X、Y、Zの悲劇」 ~木原誠二氏の妻X子さんの元夫を殺した犯人は?

 ミステリー大好き。
 BSでやっている「名探偵ポアロ」「ミス・マープル」「シャーロック・ホームズ」も、欠かさず見ています。何回も見ているのに、見るたびにおもしろい。
 ところで今、巷を騒がせている「木原誠二官房副長官の妻の元夫の不審死」は、アガサ・クリスティー顔負けの難事件に見えます。犯人は誰なのか??
 本事件の切り札とも言える、元刑事佐藤誠氏のライブ記者会見までの情報を元に、事件の全容をまとめてみました。
(ぴょんぴょん)
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ぴょんぴょんの「X、Y、Zの悲劇」 ~木原誠二氏の妻X子さんの元夫を殺した犯人は?

事件の経緯


このところ、何かと、木原誠二(きはらせいじ)官房副長官の名を耳にするね。

木原誠二官房副長官
Author:Marianne Weiss[CC BY]

ああ、騒がれとるな。

でも、文春は、木原氏をターゲットにするの好きだね。ついこないだまで、木原氏の第二夫人と子どもたちの七五三詣でや、ディズニーランド行きを追っかけてたよ。

そして今は、木原の第一夫人「X子」が槍玉に上げられている。

元モデル、元歌手、元銀座のホステスさんだっけ? そのX子さんの元夫、安田種雄(やすだたねお)さんが殺された事件。誰が犯人なの? 事件の経緯を教えて。

う〜ん、なかなか複雑だから、うまく説明できるかな?まずは、時事ブログで紹介されていた、亡くなった種雄の親父の記者会見を見てみよう。


お父さん、かわいそう。

だが、これだけじゃわからんので、記者会見の書き起こしを読んでみろ。

読んだけど、知れば知るほど疑問が湧いてくる。

だよなあ、それならこの動画はどうだ? おれが見た中で一番わかりやすかった。


独走特ダネ解説!2018年当時の警察の見立て情報! 木原官房副長官の妻だけでなく複数犯の可能性。凶器は「長ドス」か?元朝日新聞・記者佐藤章さんと一月万冊

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ユダヤ問題のポイント(近・現代編) ― 外伝92 ― 2011年

 8月2日、ニュースが駆け巡り、アフリカのニジェールでクーデターが起きていたこと知りました。そうこうしているうちに、8月2日の夜に竹下さんがニジェールの件について記事を出されましたので、詳細はそちらでご確認いただくとして、8月1日の板垣英憲氏の情報では、以下のようにあります。
かつて仏国の植民地だったニジェールで、クーデターが勃発した。ニジェールは欧州連合(EU)にとっての最大のウラン供給元である。しかも、その8割をフランスが持っていくのだ。そのニジェールの仏国大使館がクーデターにより占拠されたのだ。当然、クーデターはエネルギー計画を大きく揺さぶることとなる。
 ニジェールはウランや金などの豊富な地下資源を保有していますが、その富などは植民地奴隷支配でフランスなどに奪われ続けていたのです。その植民地支配を打ち破る重大な動きがニジェールでのクーデターとのことです。数世紀に渡って植民地奴隷支配を受け続けてきたアフリカの各国と民衆、そのアフリカの植民地支配を打ち破ろうとして具体的に動いていた人物の一人に、リビアの元首ムアンマル・アル=カッザーフィーいわゆるカダフィ大佐がいました。カダフィ大佐はアフリカの解放に向けた動き故に、2011年2月から開始された攻撃によって打ち倒されていったのですが、ニジェール・クーデターにてカダフィ大佐の悲願が一つが果たされたような気になりました。世界がゆっくりながら大きく動いているとも。
 2011年は、2月からカダフィ政権を転覆させるリビア争乱、3月は日本の3.11、そしてシリア争乱が開始させられた年です。2011年は地球上の歴史に多大な影響を与えた年でした。
(seiryuu)
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ユダヤ問題のポイント(近・現代編) ― 外伝92 ― 2011年

デイヴィッドとジェイのロックフェラーの行状


Author:Jorge Royan [CC-BY-SA]

2008年9月15日に、デイヴィッド・ロックフェラーが実質のオーナーであったリーマン・ブラザーズが経営破綻しました。外伝 91で見たように、サブプライムローン問題から続く一連の「リーマン・ショック」がデイヴィッド・ロックフェラーの野望をくじき、その力を大きく削いでいったのです。リーマンショックを誘導した地上世界の代表人物は、ジェイコブ・ロスチャイルド、アラン・グリーンスパン、そしてジェイ・ロックフェラーとなります。

ジェイコブ・ロスチャイルド
アラン・グリーンスパン
Wikimedia Commons
[Public Domain]
ジェイ・ロックフェラー
Wikimedia Commons
[Public Domain]

ただし、力を大きく削がれたとはいえ、デイヴィッド・ロックフェラーはそのまま大人しくしているような人物では当然ありません。必死に巻き返しに動きます。そのあたりを2014年04月01日の板垣英憲氏の情報は、以下のように記しています。

ディビッド・ロックフェラーは、ギリシアなどのCDS付国債を大量に仕入れて、再び大博打に打って出てきた。CDSとは、クレジット・デフォルト・スワップ(Credit default swap)といい、クレジットデリバティブ(信用リスクの移転を目的とするデリバティブ取引)の一種であり、一定の事由の発生時に生じるべき損失額の補填を受ける仕組みだ。これを「大量空売り」して巨利を得た。ところが、これが、ギリシアを国家倒産寸前に陥れたばかりでなく、欧州金融危機から世界金融危機、さらに世界大恐慌を招きかけた。

2009年10月に発覚したギリシャ国家経済危機が飛び火して欧州金融危機、そして世界金融危機まで及んだのですが、この背後にはデイヴィッド・ロックフェラーのなりふり構わぬ復権の動きがあったとのことです。これはこの通りでしょう。



ただし、このギリシャ危機からの一連の金融危機の犯人はデイヴィッド・ロックフェラーだけではありません。デイヴィッド・ロックフェラー以上の主犯が、リーマン・ショックでデイヴィッド・ロックフェラーの追い落としに動いたジェイ・ロックフェラーなのです。

2015.07.01の『櫻井ジャーナル』に以下のようにある通りです。ゴールドマン・サックスの実質のオーナーはジェイ・ロックフェラーです。

2001年にギリシャが通貨をユーロに切り替えた際、ゴールドマン・サックスは財政状況の悪さを隠す手法をギリシャ政府に教え、債務を膨らませた。このことが事態を悪化させた理由のひとつ。

以下が記事の続きの文面ですが、金融商品CDSを編み出したのがジェイ・ロックフェラーのゴールドマン・サックスであり、アラン・グリーンスパンだと分かるでしょう。

債務を隠す手法として利用されたのがCDS(Credit Default Swap/クレジット・デフォルト・スワップ)。債権者が債務不履行のリスクを回避するため、幾ばくかのカネ(保険料)を支払ってリスクを引き受けてもらうという取り引きで、2000年の終わりに「CFMA(商品先物現代化法)」がアメリカ議会を通過し、広まることになった。その法律を推進していたひとりがアラン・グリーンスパン連邦準備制度理事会議長だ。


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