竹下雅敏氏からの情報です。
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
――――――――――――――――――――――――
アメリカがヨルダンでテロリストを訓練
ヨルダンの消息筋が、アメリカがヨルダンの軍事基地で、テロ組織「イラクとシャームのイスラム国」のテロリストを訓練していることを明らかにしました。
ニュースサイトIlafが18日水曜、伝えたところによりますと、ヨルダンの消息筋は、
2012年にアメリカ軍が、ヨルダンの軍事秘密基地でイラクとシャームのイスラム国のメンバーを訓練していたとし、「この措置は、シリアの反政府武装勢力に対する
アメリカの秘密裏の支援として行われた」と述べました。
2012年2月、アメリカのニュースサイト・ワールドネットデイリーは、「アメリカは、
トルコとヨルダン北部の訓練基地で、シリアの反政府武装勢力を訓練している」と伝えました。
ドイツの週刊誌シュピーゲルも、3月、「アメリカは、シリアの武装勢力を訓練している」としました。
イラクとシャームのイスラム国は、イラクの隣国であるヨルダンを後方支援の拠点として使用し、このテロ組織と関係のある新たなグループが、近隣諸国のテロリストに武器を供給したり、兵士を派遣したりする活動を行っていることを明らかにしています。
ヨルダン政府は、ヨルダンにイラクとシャームのイスラム国の新支部が設置されたことに対し、これまで反応を示していません。
このテロ組織は、サウジアラビアなどのアラブ諸国やアメリカをはじめとする西側諸国の支援を受け、シリアで活動を開始し、この国で敗北を喫した後、
その活動範囲をイラクにまで広げています。
――――――――――――――――――――――――
米紙、「米大統領がイラクのテロ組織への空爆を断念」
アメリカの新聞ウォールストリート・ジャーナルが、
アメリカのオバマ大統領はイラクのテロ組織「イラクとシャームのイスラム国」に対する空爆という選択肢を断念したとしました。
ウォールストリート・ジャーナルは、アメリカの政府高官の話としてこのことを明らかにしました。
このアメリカの政府高官は、「オバマ大統領は、今のところ、イラク軍への戦略的な情報の提供といった別の措置をとるに留まっている」と語りました。
イラクとシャームのイスラム国は、1週間前から、イラクの旧サッダーム・フセイン政権とつながりのある勢力の協力により、ニネワ州のモスルやサラホッディン州のティクリットをはじめとする
イラク北部の複数の州の一部の地域を占領しています。
サウジアラビアとカタールは、イラクとシャームのイスラム国を支援しています。これらの国は、このテロ組織への支援のために莫大な費用を費やしています。
何度も言いますが、こうした様々な問題を一気に解決するのは、最低賃金ではなくて、最高賃金を定めれば良いのです。いつになったらまともな議論が出てくるのかと思っていますが、多くの人は自分がひどい目に合わないと何もわからないどころか、ひどい目に合ってもまだわからないみたいなのです。悪人にいいようにあしらわれるのも、無理はないと思います。