Paul Craig Roberts
2014年9月5日
どれだけ価値があるのか知らないが、ニュース報道によれば、
アメリカと、そのEU傀儡連中は、ロシアに対し一層の経済制裁を準備中だ。アメリカとEUの無能さを考えると、
経済制裁で、被害を受けるのが、ロシアなのか、ヨーロッパなのか、はっきりしない。要は、
ロシアは、いかなる経済制裁に値するようなことは何もしていないのだ。
経済制裁は、オバマ大統領の言葉(9月3日)によれば、“ロシア兵器を持ち、ロシア戦車に乗った、ロシア戦闘部隊”が、東ウクライナに配備されているという、アメリカ政府のウソに基づいている。ミシェル・チョスドフスキー教授がGlobal Researchで報じている通り、
欧州安全保障協力機構(OSCE)の監視団は、“過去二週間の間、ロシア-ウクライナ国境を越えた、軍隊、弾薬、あるいは武器を全く記録していない。”
下記は、OSCD所見に関する、チョスドフスキー教授の記事からの抜粋だ。
“
OSCE監視団は、ロシア政府の要求で、グコヴォと、ドネツクのロシア検問所に派遣されている。多くがウェールズでのNATOサミットに代表を送っているOSCE参加57ヶ国全ての合意で、この決定は行われた。
“
OSCE報告は、キエフ政権と、アメリカ-NATOスポンサーが出した声明と矛盾する。ロシア戦車の殺到に関する、
NATOによる非難が、あからさまなデッチあげであることを裏付けている。
“ウクライナ主権の領土内で、
ロシア戦闘部隊が軍事作戦を行っているのを示すとされる偽の衛星写真(2014年8月28日)を使ったオバマの声明を、NATOは支持している。こうした声明は、
ロシア-ウクライナ国境に駐在しているOSCE監視団の詳細報告によって反証されている。衛星写真を含め、NATO報告は、でっち上げの証拠に基づくものだ。
“OSCEが綿密に国境周辺の動きを分類しているのは注目に値するが、そのほとんどは避難民だ。”
イラク、アフガニスタン、そして、リビアが、見え透いたうそに基づいて攻撃されたのと同様、そして、シリアとイランが見え透いたうそに基づいて、攻撃対象に決められているのと同様、
対ロシア経済制裁も、ひたすら見え透いたうそに基づいている。イギリスのテレグラフ紙によれば、新たな経済制裁は、全てのロシア国営石油会社と軍需企業防衛に、ヨーロッパ資本市場での資金調達を禁じるものだ。言い換えれば、ロシアで操業している、あらゆる欧米の石油会社は、免除される。
経済制裁へのロシア反撃策の一つは、経済制裁によってもたらされた損害に対する補償として、ロシア国内で操業している、あらゆる欧米企業を、差し押さえることだろう。
もう一つの対策は、中国から融資を得ることだ。
もう一つの対策は、エネルギーと国防産業への自己金融だ。もしアメリカが、4ないし、5つのメガ銀行を破綻させない為に、お札を印刷できるのであれば、ロシアも、その必要性を満たす為に、お札を印刷できるだろう。
多数の国々が、いまだにIMF融資を希望しているのは驚くべきことだ。そろそろ、
IMF融資には二つの目的があることを理解せずにはいられないだろうに。
欧米による国家からの略奪と、欧米の覇権的主義的政策に、国家を従属させること。ところが薄のろな諸国政府は、いまだにIMF融資を申請している。
ウクライナ状況のあらゆるエスカレーションは、アメリカ、EUと、キエフによって引き起こされている。アメリカは、ロシアの控えめな対応を、ロシア政府がおじけづいている証拠だと解釈しているもののようだ。
しかし、プーチンが切り札を全部持っていて、天然ガスの流れを止めることで、ヨーロッパを衰弱させることができ、二週間、あるいはそれ未満で、ウクライナ丸ごと、ロシアに再編入できる状況で、アメリカは一体どうやって、その意思を押しつけられるだろう?
記事原文のurl:
http://www.paulcraigroberts.org/2014/09/05/west-paves-road-war-lies-paul-craig-roberts/
無理やり説明するとすれば、これまでの脳の常識を超えて、まるでインターネットのように、脳の機能というのは外部から何かをインストール出来るということでしょうか。意識がある次元に繋がると、中国語でもフィンランド語でも数学でも物理でも音楽的能力でも、望むものをインストールし、突然そうした分野の才能が発揮できるということです。しかしどう考えてもSFで、これを説明というには無理があります。
おそらく事実はそうではなく、この事例はウォーク・インが起こったものだと思います。本来の肉体の所有者であったベン・マクマホンさんは、昏睡状態の過程で肉体を去り、入れ替わりに中国語が堪能な別の魂が肉体を占有するようになったと考えるのが最も自然だと思います。そうすれば、目覚めた時にバイリンガルになるというのも納得出来ます。今後こうした出来事が世界中で増えてくるかも知れません。