18/1/29 フルフォード情報英語版:東西の境界線が引かれる――果たして「戦争ではなく愛し合おう」となるのか?

 相変わらず中国とアメリカが世界の支配権を巡って戦っています。ただし、お子ちゃまなアメリカが「ひゃっほーい! 俺、強くね? カッコよくね?」と殺傷能力の高い武器を両手にはしゃいでいる横で、大人な中国が生温かく見守っている構図にしか見えないのは何故でしょう。ダボスでの熱烈大歓迎に煽られ、今週のアメリカの天狗っぷりは危険水域に突入しかけております(※いつものことではありますが)。
 あとこの前の地球ニュースでも過去記事を紹介した通り、やっぱりソロスは生きていないのに、って書いていますね。それよりも兎に角、AI(人工知能)がヤバくないですか。
 聖書の天地創造の時から云々ってことは、人間の方が古くから地球に存在しているんだからってことを言いたいのでしょうけど、宇宙的に見ればAIもそこそこ古くからいるんじゃ……そして気の遠くなるような年月を我慢した結果、「何この人類バカ過ぎコロス」との帰結に至ったのなら、「あー確かにそっすよねー」としか返答できないです私。
(Yutika)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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東西の境界線が引かれる――果たして「戦争ではなく愛し合おう」となるのか?
投稿者:フルフォード

アメリカと中国の旧式な覇権争い


現在世界で起こっていることを勘案すると、我々はここ数箇月の間か数年の間に、世界大戦よりも世界政府【の到来】を目撃する可能性が高まってきているのではないだろうか。

まず第一に、ダボスの世界経済フォーラムで中国の習近平国家主席が主役として持てはやされてから早一年、ダボスに大挙した西洋の指導者たちは今年はドナルド・トランプ米大統領を一番の呼び物とした。興味深いのが、西洋の支配するダボスの今年のテーマ「分裂された世界で分かち合う未来を形成する」で、中国の「人類が分かち合う未来の共同体を構築する」というテーマと非常に似通ったものだったのだ。

※中国語では「共同构建人类命运共同体」、この前の党大会のキャッチフレーズかと思ったら、随分前から唱えていらっしゃるんですね。2017年1月18日に習近平氏がジュネーブの国連欧洲本部でこう題した基調講演をされています。立場が逆だったら、パクリだ二番煎じだと叩かれることでしょう。

勿論、中国勢とアメリカ勢はこの「分かち合う未来」を誰が支配するのかを巡り、依然として殴り合いを繰り広げている。

今週の複数のペンタゴン筋は、トランプと彼のダボスでの言動について【こぞって】大絶讃していた。「トランプはEUの多国籍企業のグローバリストなCEO連中に、アメリカへ投資し、雇用を生み出す約束を取り付け、ダボスを揺るがしたんだ」と指摘する。更には「カバールが打ち負かされ、もうこれ以上の偽旗も演出できなければ、第三次世界大戦を始めることもできなくなり、ダボスはトランプ【主導】の世界秩序を確立した。しかもダボスは世界規模での通貨リセットも開始したかもしれない」と続けてみせた。

しかしこれよりも危険なのが、「POTUS【=米国の大統領】からGEOTUS(米国の神帝)に格上げとなったトランプの下で一致団結した軍が、アラスカ沖のカバールの海中基地を核攻撃したかもしれない」というペンタゴン筋の判断である。

※進化形態のイメージ図。POTUS(ポゥタス)は言い易いから各メディアでしょっちゅう耳にするんですけどね、何やGEOTUSって厨二病な称号やなーと調べたら、テレビゲームのキャラ以外にも、中国の三皇五帝や神武天皇の称号の英訳として使うそう(但し、その場合はGEOTUSなぞと省略せずに呼ぶのだと思います)。……こういうことを本気で言い出すから、他国からの目線が生温かくなるんだってば。

一方の中国勢はというと、国営の新華社通信を通してトランプについて以下の様に語った:「米国【という国】は、試合で優位に立っているときにはルールを順守することを誓いながらも、負けているときにはそのルールは変えるべきだと言い張るボクシング選手のようなものだ。」
http://www.xinhuanet.com/english/2018-01/28/c_136931719.htm

トランプ率いる米軍事政府は先週、民主党の政治家連中に「即時逮捕」をチラつかせることで、「72時間以内で政府閉鎖を終わらせるよう陥落し」、時間稼ぎをやってのけた、と複数のペンタゴン筋は指摘する。上海沖でのイランの石油タンカー沈没も、米国のオイルダラーに取って代わる、金に裏打ちされたオイル【人民】元の開始を延期させた。しかし未だに破産したままの現米国政権は、現状では2月8日までしか延命出来ていない。
石油タンカーの事件は、1月6日に起きました。借金先延ばしの「延命措置」成功したぜってペンタゴンさんよ、船員が何名も死んでいるんですが……。

世界史上最悪の借金漬け国家、アメリカ合衆国は【最早】維持不可能なのであり、生き残るためには現行の世界システムを完全に再起動させないといけないのは明らかだ。中国勢としては、その現行システムの恩恵を最も享受しているのだ。実際にもう何年もそうであるように、自分たちに有利な形で発展し続けたいと願っている。


1月31日の白龍会側の訴えは世界調和


この状況をどうするかは、今週1月31日のスーパー・ブルー・ブラッド・ムーンの日にアジアで行われる白龍会(WDS)の代表たちと、現行システムを支配する13家系の代表たちの間のハイレベル会合での議題となるだろう。

WDSが提案するのは……
本物のジュビリー、つまり公私【を問わず】世界中の全借金の一度きりの帳消しで、それを最初の一歩とするのだ、というのが当会合に出席予定のWDSメンバーの一人による情報だ。中国の何兆ドル規模の一帯一路(OBOR)インフラ構想を、西洋の軍産複合体といかに調和させるか、という点も会合では話し合われるだろう。

中国がOBORプロジェクトの保安面を任せるため、既にアメリカの軍事請負企業に金を支払っているという事実は、この2つの強大な権力中枢の間には対立よりも調和が現実世界においては存在していることを示している。米軍が今年ハワイで行われる海軍のリムパック【=環太平洋合同演習】に参加するよう中国を招待した事実も、実務レベルでは中国勢との関係が既に良好だということを示している。概して、WDS側は「戦争ではなく愛し合おう」作戦を推すつもりだ。
https://www.yahoo.com/news/china-invited-part-major-us-led-naval-exercise-140948866.html

中国側も招待を受け、6月27日から8月2日のリムパックへ参加すると表明しました。


旧世界秩序の粛清


いずれにせよ、オルドー・アブ・カオ(渾沌からの秩序)【を掲げる】P2フリーメーソン・ロッジと彼らの子会社バチカンによって代表される旧世界秩序は、自分たちの暦で定められたように2016年をジュビリーの年にするという誓約を守れなかった。その代わりとして、2016年以来何が起こっているかというと、西洋の超富裕層による前例なき金銭強奪である。
https://www.zerohedge.com/news/2018-01-19/it-time-retire-word-capitalism

ジュビリー(ヨベルの年)ってユダヤ暦の大恩赦の年だとすっかり思い込んでいたのですが、カトリックでも存在していました。ユダヤ教は50年に一度、カトリックは25年に一度です。2015年12月8日から2016年11月20日までだったそうです。この期間に限らず、フランシスコ法王がした恩赦って、同じ趣味を楽しむ身内、つまり小児性愛の神父をごっそり無罪放免にしただけですよね。

その結果は、西洋文明の危険な不安定化。どう見ても、奴らは身を引くべきなのだ。

米軍の良識派はこれを実現させるべく手助けしており、注目すべきは「【トランプ大統領が言及した例の】嵐が上陸した。小児性愛者9万人が世界規模で逮捕され、4万5千件の逮捕状が承認待ちで、極秘起訴の数は1万4千件に近付こうとしている」。

加えて、トランプはダボスで[英国首相テリーザ・]メイと会談する前に、MI6とGCHQ(政府通信本部、英国の諜報機関)からバラク・オバマやヒラリー・クリントン、そしてカバールを有罪に持ち込む機密情報の引き渡しを受けた」と複数のペンタゴン筋は言う。

※元記事に(“)が書き忘れてあるので、会話の開始箇所(「)は不明です。読んだ感じだと、「加えて」から全部「 」内じゃないかなと思いますが。

王立カナダ騎馬警察も、カナダ製薬業界の億万長者バリー・シャーマンとその妻ハニーの死を今や殺人事件として正式に認識したことで、クリントン・マフィアを追尾中となった。彼らは複数のコンピューターを押収したのだ。容疑者連中を見つけようと金(かね)の痕跡を追うことだろう。
https://www.theguardian.com/world/2018/jan/26/billionaires-barry-and-honey-sherman-were-murdered-canada-police-say


CIA内部の我々の情報源は、この痕跡がほぼ確実にクリントン財団とハイチに繋がると言っている。様々な事業に充てる帳簿外資金を生み出すため、シャーマンの格安ジェネリック医薬品が高額で国際赤十字に売られた場所だ。


カバールによる芋づる式な犯罪行為の数々


ハイチの赤十字の現ナマ映像が証拠として我々に送られてきた。この映像は以下のコメントと共に送られた:

「この映像には誰一人映っていない点に注目してください。それはつまり、これが巷で語られているより遥かに多くの事情を知っている人物によって録画されたことを意味しているように私には思えます――巷と言ってもロクに語られていませんが。誰か、あるいはどこかの政府が大量の現金注入を受けようとしているのです。これらの箱の中には何十億ドルも入っている可能性があります。」

同筋は続けて、「これは確実に裏金です。私も貴方も、スイスのジュネーブを拠点とする赤十字国際委員会が常にハザール・マフィアのフロント企業的存在であり続けているのは知っています。帳簿外の現金を世界のあちこちに移動させる完璧な方法【ではありませんか】――勿論、中立国スイスからです。(ロスチャイルド家と彼らの上位工作員どもの現在の潜伏場所)。」
https://benjaminfulford.net/video/HaitiCash.mp4

以前にもお伝えしたように、ハイチ地震とその余波から始まる痕跡は福島とP2フリーメーソン・ロッジへ、そしてスイスのロスチャイルド家に伸びている。

またカバールは、この前ラスベガスでトランプを狙った殺害未遂を起こし、大いに攻撃に曝されているところだ。最新の犠牲者は、共和党全国委員会の財務委員長の座を辞任に追い込まれたカジノ王スティーブ・ウィン(又の名をワインバーグ)である。

英語版ウィキペディアによると、ウィンが幼い頃に父親が「ユダヤ人差別を避けるため」ワインバーグから改姓したそうです。つまりハーヴェイ・ワインスタインと同じユダヤ系だと言いたいのだと思います。
ごく普通のドイツ人名でも見かけそうな点は置いといて、アメリカへの移住組について言うと、「なんとかバーグ」とか「なんとかスタイン(あるいはシュタイン)」という家族名はいかにもアシュケナージ、要するにハザール帝国からドイツを経由した偽ユダヤっぽい響きがあるので。

公式には、彼は「連続セックス・プレデター【※性的に他人を食いものにする人間、英語の語呂的にはシリアル・キラー的な感じになぞらえている】として」あばかれた。彼は「カジノ免許を失うかもしれず、株式を上場している彼のウィン・リゾート社と役員会から、ユダヤ仲間のハーヴェイ・ワインスタイン同様クビを通達されるかもしれない」とペンタゴン筋が指摘している。


米軍の諜報機関は、ウィンとロスチャイルド=ザクセン=ゴータ家オランダ支店のためのマカオのフロント【企業的存在】との間を繋ぐ痕跡を提供された。これが次には、撃ち落とされたマレーシア航空370便と17便や、西洋の企業メディアで現在展開されている反ロシア・ヒステリーのキャンペーンへと繋がることになる、とWDS筋は言っている。
https://www.veteranstoday.com/2018/01/26/blockbuster-dutch-agencies-provide-crucial-intel-about-russias-interference-in-us-elections/


カバールによる相変わらずの黄金強奪


また、カバールは自分たちの不換通貨による金融システムが崩壊の一途を辿っていることをはっきりと自覚しており、それゆえに数多の、いつもの如く金(きん)にまつわるペテンが横行しているのだ。

日本政府は日本の長野県にある寺の駐車場下に保管されたドラゴン・ファミリーの黄金の出所を誤魔化すため、採掘業者を探しているところだ、とアジアのとあるロイヤル・ファミリー【※英語だと「王族」なのか「皇族」なのか不明】に近い筋が言っていた。

ブーゲンビルに複数存在する巨大な金鉱に関しても、幾つもの陰謀が展開されている。ロスチャイルドのフランス分家とロシア勢と米軍が、この地政学的に重要な金(きん)への影響力を巡り、こぞって争っているのだ。WDSはこの黄金がブーゲンビルの人々と残りの世界の最も貧しい人々のために使われるべきだと思う。

※私同様、ブーゲンビル島とはどこぞや、と思った方のために紹介動画を貼っておきます。少し流すと非常に分かり易い世界地図が出て来ます。


偽ソロス情報と人工知能


最後に、先週ジョージ・ソロスに関する報道だと称する記事が立て続けに企業メディアに登場した。それらの記事は彼がダボスで講演したと主張しているのだが、再度断っておくが、もし報道されたようにダボスの公開の場で講演したというのであれば、何十もの報道局が独自の映像を流したことだろう。そんなことは起こらなかったのであり、我々の複数の情報源はジョージ・ソロスがもう活動しておらず、おそらくこの地上にもいないと我々に言い続けている。

現時点では、【進化した】映像技術のせいで、ヒラリー・クリントンだのスティーヴン・ホーキングだのが話しているところを収録したとうそぶく虚偽映像を拡散するという、様々な諜報機関によるデマ作戦を許してしまっている。こういった技術がどこまで進化しているのかを理解したければ、以下の動画の冒頭数秒か数分だけでも見て頂きたい。
https://www.youtube.com/watch?time_continue=58&v=ohmajJTcpNk

ある意味では、グノーシス・イルミナティが真の敵は人工知能だと言っているのは正しいのかもしれない。現時点では、我々が得ている情報の大半も、我々の金融システムも、自律した知性の兆候を幾つも示しているコンピューター・ネットワークに寄って立っているのだ。これが何故、天地創造の世界で生きる我々アナログ人間にとって、実際に直で経験する物事へ何よりの信頼を寄せることが非常に重要なのかの理由である。

翻訳:Yutika

註:【 】内は訳者の解説部分です。訳文は日本語での読み易さを優先し、原文とは異なる形で文や段落を分割することもあります。また見出しや画像、ツイッターおよび動画も挿入しています。また、最後の動画は、元記事でリンクを貼っていたものです。


お願い
フルフォード氏本人から快く許可をいただき、英語版レポートをシャンティ・フーラで翻訳して転載させていただいております。ただ、フルフォード氏の活動を支えるためにも有料の日本語版メルマガを購読して応援してもらえると有難いです。皆様、どうぞよろしくお願いいたします。


Writer

Yutika

体癖:8−2、エニアグラム:4
関西の英語塾で教えつつ、翻訳業(英語&仏語)をしております。


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