子供のいじめ問題
日本では新学期になり、いじめ問題に悩んでいる生徒さんも
多いのかもしれません。
何かヒントになればと思います。
学校だけでなく、職場のパワハラなどもいじめですね。
まずは、他を傷つけてはいけない・・
というヤマ・ニヤマの霊律を守らなければ
いけませんので、まず、シャンティフーラの下記で
学びましょう。
https://shanti-phula.net/ja/smg/yama-niyama
いじめの心理とは、優越感であり、愉快犯であり、
しかし、他を傷つける人の心は、弱いものであり、
いつも怯えているものなのです。
先日、ベルリンに来られてお会いした方は、
その方自身、修行を積まれて、身体を診ておられる方なので、
娘さんを予防注射なしで、自然に沿って育てられて、
とても個性的な良い娘さんらしいのですが、
学校で散々いじめられましてね・・・
と嘆いておられました。
日本の学校での固定観念が強行である、異質なものを受け付けない、
スクールカーストなどが強いことがわかります。
学校の先生、担任の先生が、必ず、弱い側に立たなければ
いけないのに、先生が自分の身の安全のために、
強い側に味方をしている場合が多いことが問題であると、
個人的には思っています。
PTAの会長の子供さんがいじめの(裏)ボスだったり
することもよくあると思うのです。
このようないじめ問題と人種差別というのも、
根本的には、同じ原因であるのです。
つまり、優越感をもちたい、優生思想です。
移民や外国人は出ていけという暴動に広がっていったドイツ人殺傷事件
先日、ドイツのケムニッツの夏祭りで、
イラク人、シリア人がキューバ系ドイツ人を殺傷するという
事件がありました。
そして、移民、外国人は出ていけという暴動に
広がっていったのです。
内戦が発生したのかと思う光景。
— 佐藤成基 (@ssbasis) 2018年8月28日
ザクセン州ケムニッツで日曜日にドイツ人が殺害され,その犯人がイラク人,シリア人だと判明したことをきっかけに極右の暴動と,それに対抗する左派のデモが対立し,警察も手に負えない状況になっている。
それにしても,またザクセン州か。https://t.co/wpa7yedhmf
ケムニッツの極右暴動について、赤川省吾さんによる優れた記事。関心のある方はご一読を。
— Takumi Itabashi (@takumi_itabashi) 2018年8月30日
極右暴動がもたらすメルケル政権の危機:日本経済新聞 https://t.co/vox4SRuveF
記事にもあるように、ケムニッツのあるザクセン州は好景気で、失業率も統一後最低の水準。また、外国人比率は4%と、難民が「押し寄せた」わけでもない。ここで赤川氏は「東西統一後に『2等市民』として扱われたという被害者意識が有色人種や異教徒への差別に転化し」た点を指摘している。
— Takumi Itabashi (@takumi_itabashi) 2018年8月30日
ザラツィンの最初の本が売れてた時に、ドイツ人宅で夕食に呼ばれたのだけど、皆んな口を揃えて「ザラツィンの言っていることは正しい」と。そこにいたのは大手メディア政治部の人、弁護士、医者。こういう人達は大声で差別発言は決してしないけど、そういう人達の時々ポロッと出てしまう本音が怖い。 https://t.co/i8aAB2HjJ2
— たこ@ドイツ (@takochan_de) 2018年8月31日
2009年4月にドイツ連邦銀行の理事に任命されたが、自著の中でトルコ人など近年ドイツ社会で増加するムスリム移民に対して人種差別的な発言をしたため、理事の職を解任させられた。
ザラツィンは自著の中で、イスラム教徒の移民によりドイツが貧困化すると主張した。また、すべてのユダヤ人はある特定の遺伝子を持っており、その特性はスペイン北部のバスク人と共通するとの自説を展開するなどしたため国内の反発を呼び、アンゲラ・メルケル首相もザラツィンの一連の発言を批判した。
その一方でザラツィンの考えを支持する意見も少なくなく、著書自体は専門書であるにもかかわらず発売後3ヶ月で100万部以上のベストセラーとなり、ドイツ国内で賛否両論を巻き起こしている。
ドイツ人の年配の方などは、ドイツの政治家、ティロ・ザラティン と同じような
意見や本音を持っている方が少なくないような雰囲気は
ドイツのベルリンで生活をしていても、何気なく感じます。
ケムニッツでの暴動をめぐって「国家の失敗(Staatsversagen)」という言葉で報じる報道が目立つ。それを批判した記事。国家への依存を前提にした「臣民」の発想であり「市民」にふさわしくないという。
— 佐藤成基 (@ssbasis) 2018年8月30日
やや過剰な議論に思うが,国家の存在感の高まりに対する危機感の現れか。https://t.co/GV4JFanAvv
欧州で最も購読者の多い大衆紙『ビルト』の見出し。3年前と今日。
— 佐藤成基 (@ssbasis) 2018年8月25日
2015年8月25日「難民を助けよう!」
2018年8月25日「なぜ国境はこれらの人々に開かれているのか?」
呼びかけから疑問符へ。ドイツのこの3年間の難民に対する世論の変化を象徴している。 https://t.co/BvXAtTbtME
ドイツの人種差別問題
夏の始め頃には、サッカーのドイツ代表ウ(エ)ジル選手が
レイシズム(人種差別)についての発言をして、
ツイッターでも騒がれていました。
「勝てばドイツ人,負ければ移民」とウジルは #Özil は言ってナショナル・チームを脱退した。移民の子としてドイツの生まれた若者たちにとって,ウジルが感じた「レイシズム」に共感するするところが多いようだ。 https://t.co/UsNWp09HWz via @SPIEGELONLINE
— 佐藤成基 (@ssbasis) 2018年7月24日
ウジルのレイシズム発言をきっかけにツイッターで「 #MeTwo 運動」が広がっている。外国にルーツを持つ人たちが日常でのレイシズム経験を共有し合おうというもので,トルコ系ドイツ人の活動家Ali Can @alicanglobal が始めたもの。MeTwoは「私も2つのアイデンティティがある」という意味だという。 https://t.co/GMjFBTD0lZ
— 佐藤成基 (@ssbasis) 2018年7月28日
#MeTwo が広がってはいるが,ドイツ全体でのウジルへの見方は厳しい。シュピーゲル誌の1週間ほど前の調査によれば,ウジルのナショナルチーム脱退を「嘆い」ているのは27%だけ。58%が彼のレイシズム批判を否定している。 https://t.co/wummPka1Ti @weltさんから
— 佐藤成基 (@ssbasis) 2018年8月1日
難民、移民問題の現状とドイツ人の本音を
垣間見ることができる事例だと思います。
我が家の息子は、8年間海外の学校に通学しています。
そこで、聞いてみました。
人種差別などは、学校で感じることある?
生徒たちや若い先生はないけれど、
少し年配の先生だと、そのような雰囲気は感じる。
トルコ系の生徒には、やはりドイツ人より
厳しい点数をつけていたのを感じた。
こんな風に言っておりました。
ドイツは、州によっても、かなり雰囲気が
違ってきます。
こちらベルリンは、半分以上が移民ですので、
差別的な雰囲気はあまりありませんが、
南のミュンヘンなどは、保守的な地域ですので、
ドイツ人が優先である雰囲気があるようです。
以前、電車の中で、ドイツやオーストリアの伝統的な
カトリック教会を重視する雰囲気を批判する方が
目の前に座りまして、ずっと批判している内容が面白かったのです。
このように感じているドイツ人もいるんだな・・と思いました。
意外にもオーストラリアの有色人種に対する
人種差別はかなりあると言われていて、
例えば、就職活動をするにも、
日本人の名前だと受け付けてもらえないので、
英語圏の名前にして、就職活動をした方がいいなども
聞いたことがあります。
ドイツは現在、難民、移民が押し寄せてきて
自分たちの場所が奪われるのではないかと
恐怖を感じている状況ですが、
アメリカのネイティブアメリカンや
オーストラリアのアボリジニーなどは、
あとからやってきたイギリス人に強行、強引に
侵略、強奪されてきたのです。
自分の心の平安を保つことが一番大事
幼稚園生や小学生の遊びにフルーツバスケットが
ありますね。
人数より椅子の数を1つ少なくして、音楽がやんだら
椅子に急いで座り、座れなかったら、鬼になる・・という
ちょっとした早いもんがち、分捕りゲームですね。
私は、このゲームで座ろうと思った瞬間に、
ある方のお尻でドーンと、吹っ飛ばされた経験があり、
これこそが、勝負、競争というものであり、
国だったら、侵略であり、
早いもの、強いものが獲得していくことが
できるのだと・・
遅い方、繊細な方、ゆっくりな方は、
勝負や競争には勝てないのですね。
しかし、大切なことは、競争、勝負に勝つことではなく、
目に見えない、評価されないものに価値がある、
自分の心の平安を保つことが一番大事であると、
映像配信 幸福と徳目(後半)慈悲喜捨の教え
にて竹下先生は、講義されています。
先生は、講義の中で、いじめについても、言及されていて、
自分自身に不満を持つ方は、他をいじめるが、
波動が高いと、他の人を援助できると。
所属するグループ、団体、血縁関係でしばられているので、
世界で本当の友達は1人しかできないとしても、
人間を卒業する高いレベルを目指し、
不徳な人とは関わらないように、そして、
波動が高いと相手を傷つけない
と解説されています。
さりげなくわからないようないじめ問題があり、
ひとりの生徒が拒食症になり入院する事件がありました。
ほんのささいな行動が、いじめの原因になるものなのです。
女子生徒というのは、わからないように無視などを集団でするので、
怖いものだな・・と思ったことがあります。
(私は、傍観者ではなく、気がつきませんでした。わかっていたら、
止めていたり、対処したことでしょう。)
私は、少し離れた立場にいましたが、拒食症になった生徒が
入院した病院にお見舞いに行き、ここまで痩せてしまうのかと
びっくりしたのです。
いじめ側にいた数名のうちの一人と数年前メールで連絡を
する機会がありまして、近況を書く中で、高校時代のことについて
軽く触れていました。
自分も悪いことをしていたので・・
と35年以上も経ったことを覚えていて、反省しているのです。
自分が今悩んでいることは、まるでその時のカルマのように
書かれていたのが印象的でした。
第18楽章は、いじめ問題と人種差別(ドイツのケムニッツ事件)
について書いていきたいと思います。