世界銀行トップの不可解な辞任
第323回の金魚さんレポート特別版がゾロ目の1月11日に収録されました:
まずは数日前の世界銀行の話題から。1月7日に韓国系アメリカ人ジム・ヨン・キム総裁が、2月1日付けで辞任すると発表しました。任期を3年以上残しています。
レッド・ドラゴン大使(以下、「大使」):これは人々の配置換えの始まりに過ぎないと思います。彼は総裁になってから、役職上やるべきでなかったことに手を染めた可能性が非常に高いのです。通常は辞職するか、ビルから飛び降りるか【レベルの話です】。彼の場合は辞職で済んだようです。
Jim Yong Kim's imminent departure from the World Bank is as much of a surprise as his nomination by Barack Obama was https://t.co/6XvJdcu8TK
— The Economist (@TheEconomist) 2019年1月11日
これは大掃除の時代における自然な流れかと。すべきでなかったことをした人物は辞めないといけません。HSBCのトップも同様に辞任しましたし、彼は【本来そうすべきでないのに】製薬会社のために動いていましたからね。
世界中で起こっています。多くの人物が辞任するなり、何らかの形で消えていかねばならないのですよ。
ベンジャミン・フルフォード氏(以下「BF」):ただ何人かはビルから投げ出されていると耳にしています。生命保険を受け取るためとか、証人を黙らせるために。なので双方向的なものだと思うのですが。
大使:確かに。掃除の担当も色んな人がいますから。覚えておいででしょうか、風呂桶の中で自分のスーツケース内部に入って溺れて、自殺の認定をされた男もいました。一体【自力で】どうやるのか分りませんが……。
BF:【器用にも】頭を自身で二度撃ち抜いて【自殺と認定される例】とかですよね。
大使:英国当局はこれ【※風呂桶殺人】を自殺だの、事故だのと決めつけた訣で……なので二つのケースがあると思います。自己保身で他人を片す場合と、自分がやらかしたことで罰を受け【て片され】る場合と。
米国政府閉鎖の本当の理由
BF:話は変わりますが、米国政府の閉鎖に関する貴方のお考えは? あれは明らかに壁を巡るものじゃないですよね。だって、壁のための予算は既にペンタゴンに確保されてますし。ということは、何が起こっているのでしょう。
大使:よくは分りませんけれど、前回の閉鎖と同じようなことではないでしょうか。確かに演技ですよね、ゲームを仕掛けている訣で。
何が起こっているかというと、人々を分断しているのです。そしてことさら大袈裟に騒ぎ立てる。それが真の原因でしょう。シナリオに従っているのです。
壁とは殆ど関係なく、裏で進行している其の他諸々と大いに関係あるでしょうね。
ルイーザ:そうですよ、ベンジャミン。匿名Qがずっと語ってきたこととも、非常に合致しています。ここでQを持ち出したのは、世界の舞台で今起こっていることというのは、Qが言っていた「未来が過去を証明する」【※Qが過去の投稿で予言した内容が、しばらく先の未来が来たときに現実に起こって、Qが正しいことが証明される】という状態だからです。
政府閉鎖に伴って、警備の交代があったようです。大統領自身が言っているように、こういった【政府】機関が再開するまでには一年もかかるかもしれません。でも大統領が閉鎖したのは、余剰なものではないでしょうか。実は私たちには必要な【機関】ではなく、もう二度と再開されないものもあるかもしれません。
御自身のリポートで何度も言われているように、米国株式会社は破産している訣で。彼らがやろうとしているのは、元の憲法、共和国の復興ではないかと。それを成し遂げるには、政府機関全ては必要ではないのでは。どうでしょう?
BF:まぁ公式の数字だと、累積貿易赤字は約11兆ドルですし、政府赤字、つまり公債は22兆ドルですし、対GDPなら19兆ドルになる訣で、政府が支払えるものじゃありません。未積立債務に至っては200兆ドル。どう計算したって、破産せずに済ませるのは不可能です。
もうどうやってシステム全体を再構築するかの問題なのであって、私が情報源から聞いているのは、彼らはまずは全て崩壊させることを望んでいると。そして機が熟したら、置き換えるのです。それが今起こっていることだと。
Remind us again how those massive tax cuts for the wealthy and big corporations were going to pay for themselves? #GOPTaxScam #TaxScamTurns1 https://t.co/7LIhkF0URz
— For Tax Fairness (@4TaxFairness) 2019年1月9日
ルイーザは「まさしくそうですね」と同意して、これまで発言していないティム・エムスリー氏(以下、TE)に質問がないかふります。
TE:質問ではないですが、壁の件について補足すると、最後通告のような気がします。そして大使やベンジャミンが言ったように、もっと深い【問題】の表看板ではないかと。それ自体も構成の一部でしょうが、最後通告で。
新たな金融システムの具体像
BF:ええ。それで大使に戻りたいのですが。というのも、人々が取り除かれて、置き換えられるって話から始めていましたよね? 何によって【具体的に】置き換えられるのか、新たな金融システムについて耳にしていることを教えて頂けますか。あるいは金融システムのリセットについて。
大使:前にも述べたことですが、新たなシステムが旧体制に取って代わることの許可が出た2012年に遡ると、私が心配していたのは、コカ・コーラがコカ・コーラ・ライトに取って替わるような類になるのではないかということでした。
#IFeelPrettySmartUntil I realise what was meant to be an original coke is actually a coke light 😭😭😭 pic.twitter.com/M5qQuEXMND
— Boipelo Mabe (@BoipeloMabe) 2019年1月10日
問題なのは、それが新しいものだろうと旧いものだろうと、【中の】人々は同じ諸機関で訓練された者に過ぎません。
なので必要なのはこういった人々をしっかりと監視し、取り締まる委員会です。彼らの動向の一つ一つに対して、実行に移すことが許される前に、より上の存在によって認可を受けるべきです。
そして金融システムで起ころうとしている部分は、今こうして話している間も訓練されていっています。現在進行中のことに関わる秘密のために、詳しく述べることは出来ませんが、とある何かが起こっているのであって、大事なのはファミリーの面々がカバールの行動を監視する【体勢が整えられる】ことだと思っています。
というのも、カバールと繋がっている全員を置き換えようとすれば、それは大きな動きになってしまいますし、それだけでなくソロスなどを考えれば、彼には財団があって、ヨーロッパの大半の指導者、とくに東ヨーロッパの指導者とその育成に融資しているのです。一遍に彼ら全員を追い出したとして、誰と置き換えるのか。そこが問題なのです。
よって、誰か探さないといけない訣ですが、言ってみればペストとコレラの二者択一みたいなものですよ。
ルイーザ:まさしく。ですがロイヤルティーが存在したんですよね? 我々はこういった人々を信頼することが可能な筈だと言われませんでしたか。カバールには70年のリース期間だか委託権が与えられていたと。その期間が過ぎて、更新されなかった。それが言わんとされていることでしょうか。
警備の交代がありましたが、代わりの人間を探そうとしていて、それが誰になるにせよ説明責任が確保されるべきだと。
というのも現時点で非常にはっきりしているのは、世界の舞台において国連というものが自ら称しているような組織ではない点です。彼らが異なるアジェンダを有しているのは明白です。私たち四人が望んでいるような【アジェンダ】ではありません。
なので、何らかの説明責任の手段が必要になって来るのです。
国連の実態
BF:国連に関して大使に質問したいことがあるのですが、2009年のキアッソ事件を覚えていますか。イタリアで1,340億ドルの債券が日本男性二名から押収されました。
奪ったのはダニエーレ・ダル・ボスコという自称バチカン銀行の行員で、【債券を】現金化しようとまずは【米国】上院財政委員会へ行き、お次は中国共産党政府へ行き、最終的には国連の潘基文が1,000億ドル提示しました。
誰が国連の後ろにいたのですか、そしてこれらの債券とどう繋がっているのです? 何か知っていますか。
大使:国連はファミリーが創りました。国連で任命されたこれらの人々は、ファミリーからも任命されているのです。PPP、プライベート・プレイスメント・プログラム【※招待者のみの限定で超大額のVIP向け投資ポートフォリオ】だの訓練プリグラムだのといった世界の裏側で行われているものと同じで、秘密めいているあまり、人々が存在しないんじゃないかと噂していますが、実際には存在しておりまして。
またこういった全ての物事は国連によって監視監督されています。ということで、国連には裏での権力はたっぷりあるのですよ。残念ながら張り子の虎だと思われてきましたけどね。でも裏では色々と駆け引きが行われているのです。
欧洲連合と同じです。EUの一員であろうと、自国の主権も保有しているかのように思っていますよね。でも現実には持ってない訣です。しかもEUの人々は貴方が選出していません。国連もそうなのです。
そしてカバールが望む不正を行い、すっかり利用尽くされた人々は、しばしば国連とか、ストルテンベルグ【事務総長】なんかはNATOとかに送り込まれるんですよ。【ストルテンベルグは】ノルウェー【の元】首相ですね、私が会った頃は善人でしたが、残念なことに今ではすっかり悪魔に憑りつかれたように見受けられます。
NATO is spending many many billions now more on defence,
— camstreet (@camstreet1) 2019年1月16日
thanks in large part to Trump's rhetoric. https://t.co/8d6R75RACa
You think that that is in Russia's interests? How so?
将来設計機関
BF:他にもここで、大使にロビー活動しておきたいことがあるのですが、私はイギリス連邦や中国のフリーメイソンたちや米国の軍産複合体の人々との接触があり、彼らは全員が将来設計機関の立ち上げという案を支持することに合意してくれました。国連だの世界銀行だのを遥かに上回る予算付きで、です。貧困を終わらせて環境破壊を止めるために。
これまで何度も口にしているのですが、私自身こういった機関の立ち上げを手助けしたいと切望しています。【なので】かつての日本が有していた年15%の経済成長といったシステムを勉強したんです。60年代や70年代の日本ですね、アメリカが80年代になって終わらせてしまうまでの。シンガポールでは今でも使われているシステムです。それに類似するものを、欧米が将来を設計するために。
繰り返しますが、私は運営したい訣じゃなくて、立ち上げを手助けしたいだけです。運営なんて全く望んでいませんし、その資格もありません。
ファミリーがどう考えているのか知りたく思っています。
大使:思うに、それは現在【ファミリー側で】開発されている内容と協調関係にあるのではないでしょうか。我々が【直で】会ったときに、どう進めて行くよう決まったか設計図をお見せしましょう。
ファミリーは意思決定において、もっと権力が与えられるべきです。どう考えても、これまでよりも。
それはどうやって実現するかというと、貴方が話していたようなシンクタンクの開発とか、管財人とか、お金がどのように使われているのか、正しい形で使われているのか、監視する人々ですね。
そしてこれこそが今まで最大の問題の一つだった訣です。例えば東ヨーロッパ辺りへ鉄道や高速道路建設に何十億とあげるのですが、5年経過してみても何も実現していないのですよ。なのに金は使われている、と。
ですから徹頭徹尾追跡して、行動を監視するのが非常に大切です。欧米の政府や機関は、ファミリーの下にやってきてプロジェクトを売り込むべきで、認可されると、ファミリーの一部によって【ちゃんと】現実化していっているか監視されるべきでしょう。
ホワイト・ドラゴンとレッド・ドラゴンの構想の違い
ルイーザ:これって、大使がされていた平和のための世界的ミッションの内容ですよね。ファミリーも計画の一部として、ベンジャミンの話している内容をするつもりでしょう。
人道的なプロジェクトを抱えている人を見つけて、融資する。それが平和のための世界的ミッション、【すなわち】大使の属する組織がしていることでは。
大使:ええ、ですが平和のための世界的ミッションというのは、もっと草の根レベルのものとして考えられていました。底辺層の人々にプロジェクトの融資が受けられるチャンスを提供するという。我々の場合は巨大企業が参入して、売り込むというものではありませんでした。
もっと普通の一般人とか科学者とかで、いいアイデアやいいテクノロジーを有しているのに資金不足という問題に直面している場合であって……【過去に】売り込まれたことがありますが、テキサスに食堂を開業するのに500万米ドル必要だなんてのは無理ですよ? でも本当に素晴らしい発明――パーキンソン病の治療法とか、市場に出てくれば大変ポジティブなプロジェクトが沢山ありました。
でもベンジャミンが話しているのは、555が思案していたものですね。プロジェクトを監視する委員会や、大規模融資とか。
腐敗を無くすには
ルイーザ:確かに。でも我々は腐敗を根絶しなければなりません。それなしでは何事も成しえないでしょうから。
一例を挙げると、ハイチで何十億ドルもの援助【が投入されて】、【現実にはたったの】6軒の家の建設ですよ。ハイチを持ち出すと、クリントンの状況にも踏み込むことになりますけど。現在、世界の舞台で爆発寸前な問題ですからね。
😡🤬👊🏽💢 I wanna punch someone for this. SIX HOUSES!?! FIVE MILLION DOLLARS!?! Lord, help this greedy world. 🙏🏽 https://t.co/oqjpMnjrPj
— V 👑 (@QueenVeronicaaa) 2019年1月16日
トランプ大統領は子供の人身売買が如何に大掛かりなものか、実に人々を目覚めさせていっています。彼がしているのは意味のない戦いではないですし、非常に深刻な問題です。子どもたちは拷問され、手足を切断され、人身売買され、臓器売買され、おぞましい限りです。それを知っている人々がいて、これが闇のプロジェクトの中身なんです。
全てが絡み合っており、最上層の人々の多くがこれに関与していて、ぞっとします。この腐敗は一掃されるべきです。
私は例の量子金融システムがこれを阻止してくれると期待していたのですが、先週も海兵隊のロクでもない一部によるトランプ大統領の暗殺未遂がありました。それは止められて【兵士が】怪我した訣ですが、私の情報源から本当に起こったことだとの裏付けが取れています。
それと同時並行で、アメリカ合衆国財務省内部における4兆から5兆ドルの強奪未遂もあったそうです。既に内部に入り込んでいた人々のせいです。ベンジャミンも大使も話していたように、一体彼らを誰と置き換えるというのでしょう。彼らは不正直です。
BF:要はこういうことなんですよ。ジャーナリストとして言わせてもらうと、腐敗に対する最善策は透明性と報道の自由と情報へのアクセス権です。皆が見ている中で、こそこそするのは無理ですからね。そのためには、ジャーナリストが物理的に安全を確保されて、守られるべきなんです。
というのも、私の同僚の多くは殺害されましたし、私も殺されかけました。ただ単に真実を語ったがためですよ。昨晩、風呂場で何をやってたかだの、他人が聞く必要のない【下世話な】真実とかではなくて、皆が知らなければならない重要な事柄です。
ルイーザ:そうですね、私自身ですら【動画が】削除されたり、チャンネルが削除されたり、FBIに報告しなければならなくなるような大変深刻な脅迫も受けましたし。
人々が情報を隠蔽したくても、皆が目覚め始めています。出された情報があっと言う間に拡散されていって、以前のようにはもう決してならないと思いますが、【過渡期の】現時点ではどうすべきなのでしょう。大使、これって生みの苦しみみたいなものでしょうか。
唯々諾々と命令に従うんじゃありません
大使:ええ。パリ、それからその後ベルギーでも、デモ隊に暴力を振るうことを拒絶する警官が出て来ています。警察や軍隊といった組織が命令順守に縛られるのではなくなること。これが起こるべきなんです。
French riot police officers remove their helmets and refuse Macron's order to dissolve the #YellowVests protesters in Paris. The protesters celebrate the police's gesture by singing the French national anthem. What a beautiful sight! pic.twitter.com/ecxGRlmfGJ
— Servicio Exterior ❌ (@American_Branch) 2018年12月4日
安全とか保安といった側面で言うと、おかしなことに、私は香港行きの飛行機に搭乗したのですが、警備の人間5人に後をつけられていることに気が付いたのです。私が心臓発作を起こすまでずっとつけていました。そして医療飛行機で帰路についたときも、同じ機内に彼らはいたのです。
BF:彼らは【心臓発作を】引き起こすような道具を持っていましたか?
大使:ええ、非常に奇妙なことなのですが、会合に行くと、部屋がガラス張りで、私は外から丸見えで……香港の医者たちに言わせると私は心臓発作を起こしたらしいんですが、基本的に私の心臓には何らの欠損もないんですよね。血栓が心臓に移動したとかでもなく。
BF:奴らは私にもそういう機器で攻撃してきたことがありますよ。電気を利用するんです。こういった類の内容は、70年代の【米国】議会の聴聞会に記録されています。
明日のその2に続きます。
翻訳:Yutika
ちなみに「訣」という漢字は「わけ」とも読みます。詳しくはこちらのコメント欄後半の解説をご参照ください。
ルイーザ女史からゴールドフィッシュ・レポートの翻訳掲載を快くお許し戴きましたこと、末筆ではございますが厚く御礼申し上げます。
フルフォード氏はちょいちょいルイーザ女史と話されてて、ちょいと前から「もうすぐレッド・ドラゴン大使も~」と女史が仄めかしていたのですが、大使ってばちっとも登場してくださらず。やっとです! シドニーからはティム・エムスリー氏も加わっています。
今回の主要テーマは、フルフォード氏曰く現在進行中の世界の金融システムを巡る変革について。
まずは冒頭から20分までをどうぞ。「ファミリー」というのは、大使が仕えるレッド・ドラゴン・ファミリーのことです。
人材不足や、国連の実態、いかに組織の腐敗を防ぐか、フルフォード氏の描く将来設計機関とレッド・ドラゴン大使が前々から行ってきた平和のための世界的ミッションの相違、そして物騒な暗殺計画について、主に大使とフルフォード氏が会話しています。
キアッソの債券強奪事件については、以前訳したキーナン氏の金塊史シリーズを、ホワイトハウスの警備を務める海兵隊によるトランプ大統領暗殺未遂についてはソルカ・ファール女史の記事を参照ください。
また昨年10月のレッド・ドラゴン大使二年ぶりの登場はその1から4分割して訳してあります。本文で一度だけ出てくる「555」という数字については、その2とその4に登場したものです。
今回も会話文なので、「えーと」「だからその」等とりとめのない部分は、はしょっています。繰り返している時はまとめています。