1年ほど前のQの幼児性愛の暴露ツイートがそのきっかけだったような。。。
あの赤い靴の男たち、幼児性愛の絵画、幼児性愛が行われていた場所の写真などなど。。。ショックだった。。。信じられない世界だった。初めて見た世界だった。想像をはるかに絶していた。自分とは遠い遠い無縁の世界のことのように思えた。
アメリカを目指す大量の移民が、南アメリカから、アフリカから、キューバから、ハイチから、メキシコに入ってきている中、ロペス・オブラドール大統領は、移民らについて、あまりにも保護者のいない子供の数が多いと。。。その数、今年だけで
約44,000人。
また、エブラルド外相は「移民の子供レンタルが行われている」とも言っていた。。。その言葉がずっと耳に残り気になっていた。
そして、つい先日、こんな記事を見つけた。(下のツイート↓)
ここファレスとの国境、テキサス州エルパソでの出来事。
移民の10才の少女から20種類の精液が見つかったと。。。
Dear Julian Castro and Beto O'Rourke, what do you have to say about the 10-year old girl in Texas who was trafficked here and they found 20 DIFFERENT TYPES OF SEMEN in her. The "family member" she was with was actually a trafficker!https://t.co/7VBYck1gSj
— Patrick Howley (@howleyreports) 2019年6月27日
国境越えてくる違法移民の子供たちは病気の場合が多い。一例では、テキサス州で保護された10歳の女の子の体内から20種類以上の精液が確認され、親と名乗る人物が人身売買業者だった。民主党は子供たちを守るために国境を解放しろと言うけど、意味不明❗️😤🦒 https://t.co/YcWAPChclD
— 果林&樹林 (Karin & Kirin) (@japanawakening) 2019年6月27日
幼児性愛がどこかで行われていることは承知していたけど、こんなに身近で、しかも10才の少女から20種類の精液が見つかったという事実に。。。一言。。。
絶句。。。😔
なんとなくモヤモヤした日を過ごしていたら、あるメキシコの記事でジャーナリスト、リディア・カチョさんのことを知った。
リディア・カチョさんMexican journalists Lydia Cacho and Anabel Hernández to give this year’s Harriet Martineau Lecture https://t.co/N0MmPjGJ1N pic.twitter.com/RDgnG0Weit
— Norwich24 (@Norwich24) 2017年5月25日
彼女は、2005年メキシコの幼児性愛者らの実態を本「エデンの悪魔」として
暴露。(メキシコでは大スキャンダルとなり、メキシコ人全員が彼女のことを知っているらしい。)
「エデンの悪魔」En su libro, la periodista denuncia una red de pederastas que incluía empresarios y políticos, entre ellos Kamel Nacif y Jean Succar Kuri, amigos cercanos del entonces gobernador de Puebla, Mario Marín.
— De Memoria (@DeMemoria) 2019年1月11日
(3/9) pic.twitter.com/jf0Rw3zmCG
が、なぜか暴露したリディアさんが、カンクンでプエブラ州警察に名誉毀損の罪で
逮捕(誘拐)され、カンクンからプエブラまでの約2000kmの道中、約20時間の間、暴行と性的虐待を受けた。警察らからは、「本の内容はウソで、自分が有名になりたいからそのような本を書いた」という紙に署名を強制された。。。が、彼女は拒んだ。。。そして、のちに、どうにか無事に釈放。
そんな勇敢な彼女のことがもっと知りたくなって、こちらの動画を観て見た!(動画下↓)2014年オーストラリアで行われたリディアさんの英語スピーチ。
とても51歳(当時)には見えない風貌。軽くウェーブのかかった艶のある黒髪、キュッとしまった顔。なんといっても一番の彼女の魅力は「目」。ただ綺麗な目というだけでなく、獲物を狙う鋭さ、力強さが目の奥に潜んでいる。
とてもレイプ、殺人未遂、投獄生活などを経験したように思えない。心の傷など、全く感じさせない喋り。様々な恐怖体験を淡々と、しかもユーモアセンスたっぶりで話すリディア。かっこよすぎる!英語もメキシコ人にしては大変、流暢✨
リディアは言う。
「被害者」と「サバイバー」の違いとは。。。
「被害者」は当時のことを話すときに、苦しむ。
「サバイバー」は苦しまない。。。。と。。。
「サバイバー」になるためのあらゆる勉強をしたらしい。
「だからサバイバーのことなら何でも聞いて〜!」と頼もしい。
「最悪」にしっかり向き合って、そして乗り越えた彼女は輝いていた✨
Powerhouse woman Lydia Cacho on slavery is a big business - inspiring conversation and talk pic.twitter.com/43NCRhjPDr
— PROJECT FUTURES (@projectfutures) 2014年8月31日
リディア曰く、奴隷制度は過去のものではなく、現在もしっかり存在していて
そのビジネスは1兆5千ドル。世界では未だ3000万人の人が性奴隷として使われていると。ネットの無料ポルノの25%はティーン(10代)だとか。。。そして、それを見ることは犯罪だと。
リディアが「エデンの悪魔」で暴露したのは、レバノン出身でカンクンの5つ星ホテルオーナー、Jean Succar Kuriが、自分のホテルで児童ポルノ、児童性的売買をし、政治家、起業家、作家、様々な男たちを招きサービスを提供していたこと。そしてリディアは、200枚以上の証拠写真、音声録音などもしっかり手に入れていた。
Jean Succar Kuri容疑者Trasciende que Jean Succar Kuri hablará sobre Yunes Linares > https://t.co/7PglwiPWBT pic.twitter.com/YHjlYDeIZj
— Sintesis Ejecutiva (@sintesisejecuti) 2016年5月1日
音声録音には、レバノン系メキシコ人の大富豪、ラスベガスでNo.2のギャンブラーと言われているKamel Nacif*とホテルオーナーJean Succar Kuriとの会話があり、Nacifが「マイアミのヴァージンの女の子はいくらか」と。「3000ドル、プラス、パスポート申請料、旅費、その他の諸費」とKuriが答えていたらしい。
左:元プエブラ州知事 右:Karmel NacifGiran orden de aprehensión contra Mario Marín y Kamel Nacif por tortura contra Lydia Cacho https://t.co/U0GgQtZLh3 pic.twitter.com/zUGEZQcQuM
— Milenio.com (@Milenio) 2019年4月16日
*Kamel Nacifは、メキシコで「デニムキング」として有名でメキシコ一金持ちの一人。Calvin Klein, Tommy Hilfiger, Chaps, Gap, Abercrombie & Fitch, American Eagle Outfittersの下請け工場をしていた。(ウィキペディアより)Nacifのデニム工場の労働者は、12〜14時間働かされ、残業代は出なかったと。そして、デニムの染料に使う化学薬品は町の川に垂れ流し。。。近くのトウモロコシ畑の土はブルーに染まっていた。(エデンの悪魔、ドキュメンタリー動画より)
ホテルオーナーJean Succar Kuriは3度の結婚。5人の子供持ち。
5才から16才の子供を性的虐待。「エデンの悪魔」のドキュメンタリーに声出演した少女によると、Kuriは16才以上はコントロールできないから嫌いだと。
2011年、Jean Succar Kuriは禁固112年の刑を受ける。
Jean Succar Kuri (originally from Lebanon) was sentenced to 112 years in prison after 7 victims of child trafficking and rape came forward, his youngest victims were at least 5 years old which he bragged about on hidden camera. #OpDeathEaters #LydiaCacho https://t.co/Clrh8ocOvC
— OpDeathEaters (@OpDeathEaters) 2019年4月17日
が、当時、リディアの逮捕命令を出した元プエブラ州知事Mario Marinは、未だに野放し状態。今回、連邦政府は「緊急事態」として元プエブラ州知事Mario Marinの逮捕をInterpol(インターポール:国際刑事警察機構)にリクエストした。そして、同日、インターポールから逮捕令状が出た。が、まだまだ逮捕されるべき関係者はたくさんいるよう。
左から)リディア、元プエブラ州知事、Nacif氏#Interpol red notice issued for ex-Puebla governor: attorney general. @lydiacachosi https://t.co/XMLwMVQPiL pic.twitter.com/tclPfwtzIC
— Mexico News Daily (@mexicond) 2019年5月7日
リディアは、取材のためには変装もした。時には、売春婦。時には尼僧。
メキシコシティにある、某モーテルで幼児売春がやられているという噂を聞いた。そこは、警察がグルになって見張りをし、近所の尼さん以外、そこに入れなかった。
リディアは尼僧に協力を願い、自分も尼僧に変装。
二人でモーテルに食事を届けるために侵入。
why are nuns hot wtf
— ᴄᴇʀᴛɪғɪᴇᴅ ᴏᴠᴇʀʜᴏᴇ ♡ (@DistressedLily) 2019年7月2日
nun sei pic.twitter.com/dcMcwp4O7S
そして、そこで見つけたのは。。。
140人の少女らだった。。。
また、リディアは、売春婦に変装して、ティーンを売春しているクラブに忍びこんだ。
そこでは引退した売春婦として、男性客と話し心境を探り、情報を集めた。
あるヨーロッパ人男性はリディアにこう言った。
「僕は美しい妻に、素晴らしい子供もいて、幸せだ。ただ、ヨーロッパの女性は性的魅力をなくしている。いつセックスをするとか、しないとかを、男に命令する。ラテン女性は違う。従順だ。ラテン女性は男女の関係でだれが上であるかをちゃんとわかっている。」
この男性の答えがリディアの長年の疑問を解いたと彼女は言う。
Lean esta entrevista a @lydiacachosi
— Fernando Martínez 🙄 (@emiximemx) 2019年7月1日
Lydia Cacho: "Millones de hombres dicen lo mismo: mi padre fue cruel, me daba golpes, me encerraba o me ignoraba, pero lo hacía por mi bien" https://t.co/pEMqlVdKAi
リディアは、これまでに家庭内暴力で居場所のない女性たちにシェルターを提供したり、性的虐待を受けた女性、少女らに精神に回復するための機会も与えた。女性が学ばなければならないことはすべて手助けした。
スピーチの最後にリディアはこう言った。
「よく言われるの。あなたみたいな女性がもっといてくれるといいのにね。」
私はこう言い返すの。。。
「ううん、私みたいな男性がもっといてくれるといいのよ!」
そして、リディアは、これからは「真に女性を愛することができる男性」が必要だと。そんな男性が見本となって、どんどん若い男性らをリードしていってほしいと。。。
そんなリディアを見て、popoちゃんはこう思った。
竹下先生の夫婦の正しい営みをリディアに伝えたら、
多くの人に広まって幸せなカップルが増えるかもと。。。
あっ!でも、やっぱりリディアの言う通り、目覚めた、意識の高い男性が必須!
竹下先生がどこかで言ってたなぁ。。。
男性が変わるためには、女性の優しさが必要だと。
リディアの13冊の本の一つ、「Slavery Inc」(奴隷会社) は明かされていない世界のセックス・トラフィキングのことが書かれている。popoちゃんは迷わず、即、購入!まだ読み始めていないけど、目次に第3章 日本:芸者マフィアとある〜!!!きゃぁ〜!!!
(メキシコ万歳!)
で、今回、このイベントの詳細を記事にと思っていたのですが、それよりもpopoちゃんは、もう一つ別の内容にひどく惹かれ、こちらを記事にしてみました。メキシコの幼児性愛の実態の一部を。トランプさんも幼児性愛者退治に全力を注いでいるようですが、こんなにもひどいとは。。。ほんとにショック!メキシコのジャーナリスト、リディア・カチョさんは2005年に初めてメキシコの幼児性愛の実態を暴露!やはりその後、脅し、レイプ、殺人未遂、投獄を経験。。。が、ほんとにそんな経験をしているとは思えないほどの、淡々とした口調で、さらりと、オーストラリアでのイベントで語るリディア。しかもユーモア抜群。その語りをところどころ取り上げてみました。まずは闇を知ること。。。それが光への第一歩?!