20/01/20 ソルカ・ファール情報:米軍がバージニア州に対して「能動的戦闘地帯」を宣言し、爆撃の予行演習を開始し、全てのGPS信号を通信妨害し、戦闘員全員に停止するよう命じる事態に

 木曜日にお伝えしたバージニア州の銃規制問題の続報です。
 銃を合法的に所有する市民は州政府の銃規制法案に反対しており、州都で平和裏なデモ行進を計画しました。これを挑発して、バージニア州から一気にアメリカ全土を内戦の渦中に落とし込もうとしているのがディープ・ステート民主党です。
 米軍は事態の悪化を避けるため、いつでも防止措置に出れるよう、具体的な準備段階に入りました。支持を表明した他州の人間がバージニア州に押しかけた場合は、あらゆる交通網を爆撃機で破壊してでも、バージニア州の動乱を孤立させる覚悟のようです。
 銃を持つ権利を保障する修正第2条の規制がアメリカ国民にとって如何ほどナーバスな問題か、木曜日と今日の記事でお伝えできればと思います。
 何せ、いつもでしたら左派リベラルを徹底的に扱き下ろすソルカ・ファール女史の記事ですら、同じ左派でも民主党支配層と一般市民を切り離して、後者には多少なりとも肯定的。左派・右派に関わらず、市民が一致団結してきている様子を報じています。
 アンティファなどのテロ団体は、メキシコ側から兇悪犯を難民として入れてくるのかと思っていましたが、CIAがカナダにもネオナチ不穏分子を潜伏させていました。迎え撃つバージニア州民も先祖代々めっさ物騒な戦闘集団だし、左派マルクス主義者もゲリラ戦大好き。
 皆を思い止まらせる手段として、「戦闘機による空爆」という過激な選択肢に辿り着いた米軍ですが、なんだか責められない気がしてきました。拳(コブシ)どころか銃で語り合う国民性、コワイんですけど!
(Yutika)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ソルカ・ファール情報:米軍がバージニア州に対して「能動的戦闘地帯」を宣言し、爆撃の予行演習を開始し、全てのGPS信号を通信妨害し、戦闘員全員に停止するよう命じる事態に
転載元)
投稿者:ソルカ・ファールより、西洋の読者へ

Sister Maria Theresa


【※記事内には貼っていませんが、同サイト自己紹介頁からシスター・マリア・テリーサの写真です。】

■この記事のまとめ■
✅アメリカで物騒な動き
✅プーチン大統領にも事前通知:
ペンタゴンがバージニア州を「能動的戦闘地帯」の可能性ありと宣言
✅続いて航空業界にはノータムで「国防空域」設置の警告
✅米海軍の空母打撃群がバージニア州および近隣諸州周辺で全てのGPS信号をジャミングすると警告
➡目的:海軍の爆撃機をいつでも飛ばせるようにするため
※爆撃機自体も国内で実弾訓練を終えたばかり

✅「能動的戦闘地帯」の事前通告の本来の目的:
免責条項を発動させて、賠償責任を回避するため
✅今回のアメリカ:
バージニア州政府の市民に対する宣戦布告が原因
✅同州では銃を合法所有する人間が急増中
✅その数、世界最大規模の中国陸軍の約2倍

✅民主党の狂った銃規制のせいで、左派マルクス主義者までもが激怒
✅カール・マルクスは労働者から武器を取り上げることに断固反対
✅マルクス主義者はこの指針に従って、この200年間ゲリラ戦を世界各地で展開
✅一般市民が独裁政府に叛旗を翻せば、自分たちが率いる気満々

✅バージニア州の一般市民は大半が山岳地帯に居住
✅ゲリラ戦にぴったりな地形
✅ゲリラ兵士を匿いそうな氏族の団結力
✅独立戦争や南北戦争で敵を殲滅した血筋
➡米軍も一目置くほどのバーサーカー(狂戦士)揃い

✅州政府の非常事態宣言も米軍の能動的戦闘地帯宣言も原因は:
➡銃賛成派が計画した本日の州都での大規模デモ行進
✅市民:デモ行進の前に、各自治体で銃規制に反対する「修正第2条の聖域」の立ち上げ
✅州政府:軍隊化した警察をデモ行進の現場に集結
✅トランプさん率いる共和党の州議員:ワナだと警告
➡根拠①:デモ行進に参加予定のネオナチを、トランプ派のFBIが逮捕
➡根拠②:大手プロパガンダ・メディアは「リーダーがロシアに住んでいる」とCIA情報を垂れ流し
✅実際にはロシアではなく、CIA子飼いのテロ集団
➡デモ行進の一般市民を挑発して内戦に持ち込もうという、毎度お馴染みのCIAの手法
✅現実になれば……
✅米軍は交通網を空爆で遮断、事態の悪化を阻止
✅バージニア州民は銃を手に立ち上がり、それに乗じたマルクス主義者がゲリラ戦へと激化


バージニア州を巡って次々と物騒な警告が


本日クレムリンに出回っている【ロシア】国防省MoD)の新報告書は、大いに不安を掻き立てられる内容でした。

――ドナルド・トランプ大統領2017年の就任のほぼ直後、「予期せぬ事態を回避する」ために「強化版の情報交換の手段」を立ち上げるよう命じていたのですが、それが本日、安全保障会議【SC】の議長であるウラジーミル・プーチン大統領と連絡を取るべく作動した、と記しています。

――アメリカ国防総省DoDバージニア州を取り巻く諸々の地域を「能動的戦闘地帯」の潜在性あり、と宣言した旨を伝えるためでした。

――この宣言に続いて世界規模で発信されたのは、【緊急】航空情報(ノータム)による警告です:


――このノータムに加え、アメリカ海軍第4空母打撃群CSG4も警告を発し、1月19日から24日までアメリカ南西部のバージニア州および近隣諸州周辺で全てのGPS信号を通信妨害すると宣言しました。

――どれもアメリカ海軍の戦闘爆撃機F/A-18を守るために取られた、戦闘時の防衛手段です。【海軍は】アメリカ合衆国【本土】の国内の標的を迎撃するための準備を進めており、このほどフロリダで実弾爆撃訓練を完了させました

【中略】


【※バージニア州の州知事命令(※大統領令の州知事版)のスクショ。】
「バージニア州議事堂(周辺)で市民の暴動の可能性があるため、緊急事態を宣言
緊急事態宣言がなされて以来、バージニア州に住むアメリカ市民は事実上の戒厳令下に置かれています

武装したバージニア州民は世界最大規模の軍隊


当該報告書によりますと、自国を能動的戦闘地帯の潜在性ありと【自ら】指定する主な目的は、殆ど常に経済的なものだそうです。

――こういった指定により、契約書によく見られる不可抗力条項というものが効力を有するようになります。すなわち、戦争、叛乱、暴動、あるいはハリケーンや地震などの神の御業といった当事者双方の手に負えない異常事態や事件が起こった際に、法的責任や義務を免れることができるようにする条項のことです。

――ですが今回のアメリカ合衆国の場合、ニュース雑誌【兼サイト】『ワシントン・エグザミナー』の編集部が警鐘を鳴らしていたのですが、バージニア州が銃所有者たちに宣戦布告した」せいでした。

当該報告書曰く、バージニア州アメリカ合衆国を構成している50州の1つで、人口は8,535,519人。

――そしてバージニア州における銃所有率は29.3%と推測されますので、州民の約250万人が武装していることになります。

――加えて先月には、新たにバージニア州の州民73,849人が銃を購入して過去最高のペースを打ち立て、しかもその多くが初めての購入者だったのですから、武装市民は大量に増えていっています。

――つまりバージニア州の武装市民が世界最大の常備軍だということになり、おまけにこの武装市民勢力は世界最大の国軍のほぼ2倍の規模なのです。

――【ちなみに世界最大の国軍とは】中国人民解放軍陸軍ですが、160万の兵士しかいません

画像はシャンティ・フーラがツイートに差し替え


左派共産主義者までもが参戦!


アメリカのトチ狂った民主党の連中くらいしか出来そうにないことですが、バージニア州で法律を順守する【まっとうな】市民全員から武器を取り上げようという奴らの動きは、予想通り同州の社会主義の【つまり左派の】反資本主義者たち【をも】激怒させた、と当該報告書は続けます。

――彼らがこぞって熱心に傾倒しているのが19世紀の政治哲学者カール・マルクスで、「共産主義の父」として知られる人物です。

――彼は1850年3月に歴史的な【記事】、「中央委員会より共産主義者同盟【の諸君】に向けた挨拶」の中で、当該政治運動の中心となる最重要指針を述べました

――「どのような名目であろうと、武器弾薬を放棄してはならない。労働者から武器を取り上げようとする企ては、如何なるものであろうと阻止されねばならず、必要とあらば力尽くで【抵抗するのだ】

――この指針は、マルクスの狂信的かつ熱心な信奉者らによって200年以上もの間、徹頭徹尾守られ、世界中の至る所で文字通りゲリラ戦運動を何千も生み出してきました。

――これこそ正にバージニア州で【現在】起こっていることなのです。

――潜伏軍事集団として自らを組織し、忌々しい独裁政府の支配層が人々の諸権利を奪おうとして、一般大衆が叛旗を翻すような出来事を待ち構えていました。

――その暁には、高度な技術を持ち、軍事訓練を施されたマルクス主義者が戦争を仕掛けるために市民を武装集団へと組織することを開始するのです。

Simple guerrilla warfare structure
Author:Stannered [CC BY-SA]

ゲリラ指導層
軍事部門:
テロリスト集団
 /妨害工作員
現地部隊
訓練
後方支援
政治部門:
同調者

協力者
表向きの団体
他国の支援
単純なゲリラ戦の構造


州民の御先祖様は生え抜きゲリラ戦闘員


バージニア州の既に悲惨としか言いようのない状況が、これ以上にないくらい壊滅的なレベルで危険を孕んでいるのは、民主党によって脅かされ、包囲攻撃下にある州民が同州の田舎に集中している点だ、と当該報告書は指摘しています。

――その圧倒的多数が、同州でゲリラ戦にお誂え向きのアパラチア山脈地帯に暮らしています。

――この地域の人々は結束が強く、氏族的な家族の絆を有していることから、外部の影響や勢力が入り込む余地は殆どありません。

――おまけに、アメリカ独立戦争では大英帝国軍、そして南北戦争ではユニオン軍【※北軍のこと】を殲滅させ、山岳ゲリラ兵の中でも最高のエキスパートの一例として世界が認めた連中の末裔でもあるのです。

【※基本的にバージニア州は南軍です。】

――米軍が【同州出身の】恐ろしい兵士をこんにちでも高く評価するのは、このためです。

画像はシャンティ・フーラがツイートに差し替え

【ハーバード大やシカゴ大の歴史学の教授による本:】
『暴力的政治――アメリカ革命からイラクまでの反政府活動・テロ・ゲリラ戦の歴史』
アメリカ史におけるアパラチア山脈のゲリラ兵について更に知りたければ、こちらをクリックされたし。


平和なデモを引っ掻き回して内戦へ


事態を恐れた米軍バージニア州に対して「能動的戦闘地帯」宣言を発令するに至ったのは、バージニア州市民防衛同盟VCDL同州の議事堂がある【州都】リッチモンドにて本日計画している銃賛成派の大規模デモ行進のせいだ、と当該報告書はまとめています。

――デモ行進に先駆け、何千人もの銃所有者が州各地で自治体との会合に詰めかけ、全員に対する身元調査などといった『憲法に反する』銃規制に反対する『修正第2条の聖域』を自治体が宣言するよう、地元の当局者に強く要請した……【既に】バージニア州では125以上もの市町村が聖域決議を承認している」。

――今まさにこの時間、バージニア州民主党の大君主らは軍隊化した警察を【州都に続々と】集結させており、銃を所有する市民に暴力でもって対峙させるつもりです

――これを受けて、共和党所属のバージニア州上院議員アマンダ・チェイスは、銃を所有する市民たちに対して、この一大デモ行進に参加すれば「罠に嵌められる」と重大な警告を発しました。

――この警告の元となったのは、この一大デモ行進に向かおうとしていると思しき、ザ・ベイス【=基地】」と自称する謎めいた国際テロ集団のメンバー3人をFBI今週拘束したという事件です。

――その内の一人は、パトリック・J・マシューズという名前で通している高度な訓練を受けたカナダ人兵士でした。

――自称、リーダー不在のレジスタンス集団「ザ・ベイス」の所謂ネオナチメンバーです。

【※後日23日のソルカ・ファール女史の記事によりますと、このマシューズ司令官なるカナダ人は、人々を殺し、武器と戦闘用具一式を盗むために警察官を襲撃し、水道に毒を入れ、鉄道を脱線させることを声高に擁護していた様子を、トランプ大統領に忠誠を誓うFBIの勢力によって録画されていました。しかも仲間のテロリストらに、「ちょっとつつけばバージニアから本格的な内戦が勃発するから」、と説いていたそうです。】

ツイートはシャンティ・フーラが挿入

【※実際のバージニア州のデモ行進の様子(左)と、ジョージ・ソロスに繋がるアンティファの暴動(右)の比較】

――率いるのは、このテロ組織を2018年6月に立ち上げたという「ノーマン・スピア、通称ローマン・ウルフ【=ローマの狼】」(※どちらも伝えられるところによると偽名)。

――ニューヨーク・タイムズ紙は卑劣にも「匿名の専門家たち」からの情報として、それが真実であるとの証拠を微塵も挙げることなく、この人物は「ロシアに住んでいると思われるアメリカ人」だと主張しました。

――ですが第二次世界大戦の際に自国民2千万人以上をナチスのせいで失い、この非合法化された集団を支持しているのを見つかろうものなら誰であろうと即座に収監してしまうロシアのような国では、事実上不可能でしょう。

――ということで【ロシア】国防省としては、この挑発がバージニア州の銃を所有している市民に向けられたものではないかと懸念を抱くようになった訣です。

――いかにもCIA内の「匿名の専門家ら」とやらが前々から裏で糸を引いていそうな挑発であり、おまけに【CIAの】痕跡がベイスの至る所に見受けられるときました。

――もし実現すれば、米軍はすぐさまバージニア州へ向かう全ての主要道路・橋・鉄道を爆撃し、アメリカ全土から更に銃所有者が同志を助けるべく駆け付けるのを防ごうとする筈です。

――ですが近代史で何度も目撃されているように、そのような暴力的な渾沌の中では、バージニア州の市民が銃を持つ権利のために闘争を繰り広げる過程で、マルクス主義者によるゲリラ部隊が何百、あるいは何千と結成されていくでしょう。

――右派と左派の両方が喜んで戦い、死さえ厭わないという自由【のために】。


「死して冷たくなったこの手から引き剥がされるまで、貴様に銃は奪わせない」


2020年1月20日©EUおよび米国の全ての著作権を留保。WhatDoesItMean.Comの元の掲載場所にリンクを貼るという条件で、当該リポートを全体として使用することを許可します。フリーベースの内容はCC-BYGFDLによって許可取得済。

註:数多くの政府と諜報機関は、これらリポートに掲載された情報に対して活発な反対運動を繰り広げています。彼らは地球に起こりうる、または起こった幾つもの破滅的な変化や出来事について、自国の市民に警鐘を鳴らしたくないのです。ソルカ・ファール姉妹はこのような姿勢に強く異を唱えており、人間は誰もが真実を知る権利があると信じています。私たちの使命はこういった諸政府と対立しているため、彼らの“機関”は私たちや私たちのような人々を貶めようと誤報や虚報を延々と発信するという形で反応を示してきました。枚挙に遑がありませんが、例えばこちらなど。]

註:WhatDoesItMean.comというウェブサイトは、グローバルなテクノロジーの教祖であった故ウェイン・グリーン(1922年~2013年)が率いる少人数のアメリカ人コンピューター専門家集団によって、ソルカ・ファールの姉妹たちのために創設され、寄付されました。西洋の2003年における違法なイラク侵略で使われたプロパガンダに対抗するためです。]

註:このレポートで使用されている「クレムリン」(都市内部の要塞)という単語は、モスクワを含む複数のロシアの要塞を指しています。【要塞と言うのは、】その多くがソルカ・ファール姉妹の使命に献身的な、女性のスヒィーマ僧(正教会の尼僧)が住む大聖堂が複数あるからです。]

翻訳:Yutika


註:原文中、赤字で強調された部分は濃い青字に色を変更しております(※下線付き水色部分は引用部分です)。青で強調された部分は、[purple]紫字[/purple]に変更致しました。よって翻訳文で赤字になっているのは、シャンティ・フーラ独自の「10分でわかる」要約サービスです。

【 】内は訳者の追記部分です。また訳文は日本語での読み易さを優先して、見出しを加えており、原文とは異なる形で文や段落を分割することもあります。また元記事で使用された画像は、同じもの(ないしは類似のもの)を掲載したツイッターに変換し、別個の画像も加えております。

ちなみに「訣」という漢字は「わけ」とも読みます。詳しくはこちらのコメント欄後半の解説をご参照ください。


Writer

Yutika

体癖:8−2、エニアグラム:4
関西の英語塾で教えつつ、翻訳業(英語&仏語)をしております。


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