注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
一体何がしたいんだ、アメリカよ
本日クレムリンに出回っている【ロシア連邦】安全保障会議(SC)のよくよく考えてみるとゾッとさせられる新報告書は、“コロナウイルス・パンデミック戦争”の渦中で起こった一連の出来事について議論しており、【ロシア公文書の機密度として最上位の】「特に重要な」極秘情報に指定されていました。
――【報告書が取り上げていたのは】航空宇宙防衛軍を活用した今週の【ロシア】国防省(MoD)による国家安全保障の備えに関連したものなのですが、ますます敵対的な動きを見せるアメリカ合衆国への反応として、ロシア連邦は幾つものノータム(航空情報)を欧米の軍へ出した、と記しています。
――敵対的な動きが始まったのは4月11日。【ロシア】国防省は、ラプテフ海の着水地域での「危険作業:ロケット打ち上げ」というノータム上の警告を発したのです。
Launch from Plesetsk, "Nudol" maybe?@LaunchStuff @anik1982space pic.twitter.com/HzmXVGO6Zx
— Evgeniy Maksimov (@PararamTadam) April 11, 2020
――【実際に】PL-19ヌードルミサイル・システムの試験を成功させた4月15日というのは、未だ国籍不明の衛星が宇宙で爆発し、大気圏の中をゆっくりと炎に包まれたまま降下し、イギリス内のどこかに墜落したのと偶然にもぴったり同じ日のことでした。
――墜落を受けて米空軍宇宙司令部【司令官】ジョン・レイモンド大将は、ロシアに【以下のように】喚き散らしたのです:
――「このテスト【発射】は、ロシアが主張する偽善的な宇宙空間軍縮案のさらなる証拠である。一方では米国の能力を制限するべく計画しておきながら、自国の対宇宙兵器プログラムを停止するつもりは毛頭ないときた」。
――これにすぐさま応じたロシアは、米国側の宇宙活動に対する疑問をいつになったらワシントンは返答するのだ、依然としてモスクワは回答待ちではないかと指摘しました:
――すると一時間もしない内に、ドナルド・トランプ大統領の“メディアでの代弁者”として知られるFOXニューズのルー・ドッブズがコロナウイルスの“帰結”として共産党中国との戦争を提案してきました。
――しかもこの提案の直後、トランプ大統領は米空軍が16年間一貫して核爆撃機をグアムに待機させてきたのを突如終わらせ、すぐさまアメリカにB-52全機を戻すよう命じました。
【中略】
Russian PL-19 Nudol satellite killer missile capable of reaching up and shooting down satellites in low-Earth orbit test fired on April 15 2020… pic.twitter.com/iAN7yiwjqN
— Montana 🕊 AgentApplebutt™ (@AgentApplebutt3) April 18, 2020
…and after launching unidentified satellite explodes in space. pic.twitter.com/UkwtjNrOE4
— Montana 🕊 AgentApplebutt™ (@AgentApplebutt3) April 18, 2020
…that then slowly spirals to Earth in flames before crashing somewhere in the United Kingdom… pic.twitter.com/LFCfoYZlh9
— Montana 🕊 AgentApplebutt™ (@AgentApplebutt3) April 18, 2020
...Is that why all 5 B-52s on Guam went back home to Minot overnight? https://t.co/XedhAmMa5w
— Aircraft Spots (@AircraftSpots) April 16, 2020
――B-52戦略爆撃機は射程範囲から出て安全を確保すると、何故だかアメリカへと戻る道すがら、急遽トランスポンダのスコーク【=機体識別信号】を“SEEYA”(上)と表示して、世界が見守るレーダーシステム上で名乗り出たのです
――それで想起するものといえば、「また後で会おう」というアメリカの言い回しではありませんか。
世界中で稼働している米軍の生物兵器研究所
最高機密レベルに指定された当該報告書に含まれる、非常に限定され、ほぼ幻と言ってもいい情報の中で、様々な省庁が公にコメントすることを許可された部分によりますと、現在ロシア指導層が懸念し、主に注目している点とはどうやら「アメリカ合衆国が自国の国境の外、とりわけ旧ソビエト連邦諸国にまで生物学【研究所】の存在を拡げていること」であるようです。
――当該報告書が具体的に挙げていたのは、【ロシア】外務省のマリヤ・ザハロワ報道官の昨日の発言でした:
外務省のザハロワ報道官によるこの度の発言は、それ自体だけを見ると複数の意味にとれなくもありませんが、当該報告書が言及した幾つものサブファイルに照らし合わせた場合、実に不吉な内容が浮かび上がってきます。
――というのも一連のサブファイルには、【ロシア】国防省作成の米軍が稼働させていたジョージアにおける極秘生物兵器研究所に関する文書や、旧ソビエト連邦のキルギス共和国で起きた出来事を記録した恐ろしいファイルが存在したのです。
――キルギスは、かつて旧ソ連の生物戦ネットワークを構成していた国の一つで、【その後は】NATO加盟国のカナダが反対派から「死の研究所」と呼ばれた、世界で最も致死率の高い病原体を抱える厳重警備のバイオ【セーフティ】実験室の建設を計画していました。
――このプロジェクトは、カナダ政府による10億ドルの「グローバル・パートナーシップ・プログラム」内に属しており、後者自体も旧ソ連の地における核・生物・化学物質が悪人の手に渡るのを防ごうとしたG8による取り組みの一部でした。
— Montana 🕊 AgentApplebutt™ (@AgentApplebutt3) April 18, 2020
武漢よりも以前から人体実験
NATO加盟国のカナダがキルギス内で“死の研究所”【の立ち上げ】を完成させることは、2010年に起こった同国の革命のせいで叶いませんでしたが、【その後も】オバマ゠クリントン政権が米国の国防費を用いて資金を提供し続け、検疫および特に危険な感染症の【キルギス】共和国センター(RCQ&EDI MH KR)を建設したという過程を、当該報告書は記録していました。
――【しかも】世界で最も致死率の高い病原体を研究するキルギスの同センターは、未だに世界保健機関【WHO】によって全額資金援助されているというのです。
――【ロシア】国防省が警鐘を鳴らしたのは2018年3月。米国がキルギスから軍隊を引き揚げたときのことでした。
2019年4月、キルギスが中国南部と繋がろうと一帯一路イニシアティブに参加したため、国防省はキルギス関連での警戒度をさらに高めます。
――【一帯一路とは】共産党中国が世界貿易で覇権を握るために2013年に発足させたものでした。
――こうしてキルギスが中国南部と繋がったその5箇月の2019年10月、アルメニア内にある米軍のバイオ研究所をロシア軍の科学者たちに開放しない限り、同国を攻撃すると【ロシア】国防省が脅した旨を、当該報告書は完全に認めています。
――アルメニアはこの脅しに屈し、2019年10月25日には【ロシア】国防軍と査察合意に署名する準備を進めていました。
なぜ国防省の科学者によるアルメニアの米軍バイオ研究所の査察を認めない限り、ロシアは同国との戦争に突入しようとしたのか、その全容を理解するにあたり、当該報告書は前月の2019年9月に起こった出来事に言及しています。
――一帯一路イニシアティブの新たな提携国キルギスとの国境に近い中国南部から寄せられた、謎の病で人々が死んでいっているとの厄介な報告を、【ロシア】国防省が記録し始めたのです。
――ケンブリッジ大学が率いる研究チームが、コロナウイルスの最初の出現場所を中国南部とする追跡結果をこの度公表したことから、【この情報が】本当だったとの裏付けも取れました――つまり武漢では、なかったのです。
— that have traced the coronavirus to have first emerged in southern China, not Wuhan.
— Montana 🕊 AgentApplebutt™ (@AgentApplebutt3) April 18, 2020
Cambridge University researchers have just released coronavirus tracing map showing that coronavirus first emerged in southern China near its border with Kyrgyzstan in September-2019. pic.twitter.com/zfYi6zcQuv
いい加減にしないと、ロシアも本気で怒りますよ?
2014年2月24日、私たちは「プーチンがクリミアへ通じる地点に軍を【配備するよう】命じ、NATOには戦争【も辞さない】と警告」と題した【このサイトの】記事で、プーチン大統領がアメリカ合衆国との全面戦争を開始する用意がある、と皆さんに注意喚起しました。
――投稿した当初はフェイクニュースとして嘲笑の的となり、一蹴されてしまいましたが、それもクリミア問題でロシアの核勢力を警戒態勢に置く用意をしている、とプーチン大統領自らが世界に向けて認めたわずか一年後の2015年3月までのこと。
――この点を踏まえて、今回の極秘指定された報告書の重要性をきちんとご理解頂ければと思うのですが、この中に「モンタニエ」という見出しの巨大なサブファイルが含まれていました。
――ノーベル賞を受賞したフランス人ウイルス学者、リュック・モンタニエのことで、彼は1983年にHIVウイルスを発見し、現在は中国の上海交通大学で常勤教授となっています。
――そしてこのほど、世界中を席捲しているコロナウイルスについて、「研究所で創り出されたとしか考えられない」と宣言したのです。
――こうして今や世界は急速にバラバラとなって奈落の底へと転げ落ちていき、ウィンストン・チャーチル首相が1939年に第二次世界大戦勃発の折にイギリス国民に向けて声にしたのと同じ恐怖が残されました:
――「私には、皆さんのためにロシアの行動を予想することなどできません……それは謎に包まれた、謎の中の謎ですが、おそらく【謎を解く】鍵はあるのでしょう……その鍵となるのが、ロシアの国益です」。
――この“国益”ですが、コロナウイルスを創り出し、解き放ったのが誰であったにせよ、心配すべきは自分たちの衛星が宇宙から撃ち落とされただけではない、という点は請け合っておきましょう。
――【ロシアの“国益”に則り、】連中の最重要軍事基地が核爆発の炎に包まれる様も、間もなく目撃することになるでしょうから。
Le prix Nobel de médecine Luc Montagnier affirme que le coronavirus Sars-CoV-2 est un virus manipulé en laboratoire... L'intégralité de l'émission #HDPros ➡ https://t.co/8KPMGnKL2d pic.twitter.com/qMTmVN0DQA
— CNEWS (@CNEWS) April 17, 2020
翻訳:Yutika
【 】内は訳者の追記部分です。また訳文は日本語での読み易さを優先して、見出しや画像を加えており、原文とは異なる形で文や段落を分割することもあります。
具体的にどんな陰謀かというと、武漢だけでなく世界中の生物兵器研究所を稼働させてきたのは米軍やんけ、という内容。建国時から極悪非道の限りを尽くしたアメリカらしいっちゃー、らしいんですけど……ホンマにもう。
フルフォード氏の5月4日付けレポートでも、「中国勢とロシア勢は、米政権が皆を生物兵器で殺そうとしてきた点を十分承知している」として、中国外務省の耿爽報道官の「私たちは、ロシア外務省によって行われた声明に注目しました……アメリカ合衆国は、旧ソビエト連邦の領土内に数多くの研究所を建設してきたのです。これは【各研究所の】近隣諸国の国民の間に深刻な不安を掻き立てています」という発言を紹介していました。
耿爽報道官の言っていた「ロシアが行った声明」の内容が、おそらく今回の記事ネタです。
記事末尾には、英国首相チャーチルのセリフが引用されています。以前翻訳した「20/03/16 フルフォード情報英語版:英国の第二次世界大戦史を塗り替える、いまわの際の告白[前半]」で、「チャーチルのボディーガードだったウォルター・トンプソンが死に際に主張していたのですが、チェンバレン、ジョージ5世、マハトマ・ガンディー、諜報機関【MI5の初代】ヴァーノン・ケル長官などの死は、ロスチャイルド卿の命令の下、チャーチルが一任されていた暗殺事案でした」とあり、[後半]ではフランクリン・D・ルーズベルト大統領も暗殺したと指摘されていた人物です。
影でこそこそやってたお前が言うな、とツッコミたくなりますが、まぁそういう極悪人が警戒するのがロシアなんだぞー、ということで。
現代のカバールも、もうちょっと現実を見れるといいのですが……衛星一基落ちたくらいじゃあ、目を覚まさないでしょうねぇ。あの方たちって5Gに自らヤラれちゃったのか、学習能力ダダ下がりですもん。
フルフォード氏は先に挙げたレポートで、カバールに引導を渡せるのは唯一米軍だけ、と書いていましたが、おそロシアの方が適任な気がします。やっちゃいましょうぜ、プーチン閣下。