注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
【記事更新】米連邦控訴裁判所、農民団体などの訴えを認めラウンドアップ耐性スーパー雑草用の #遺伝子組み換え 大豆と綿用に登録の除草剤 #ジカンバ の登録取消判決。ジカンバは漂流性が高く周辺の作物に被害。290億円の損賠命令も。モンサントはジカンバに1千億円を投資https://t.co/MgNl77Y7Z3 pic.twitter.com/heSef7v1z2
— 有機農業ニュースクリップ (@OrganicNewsClip) June 10, 2020
バイエルは6月24日、米国でのラウンドアップ訴訟に関し最大109億ドルを支払うことで和解合意に達したと発表した。高額の賠償命令で上訴中の3件は除かれるが、最大96億ドルで裁判中と提訴予定の12万5千人に達した原告の75%をカバーする。|Bayer https://t.co/3QEKxwGuDS
— 有機農業ニュースクリップ (@OrganicNewsClip) June 24, 2020
バイエルは、ラウンドアップ訴訟和解合意の発表で、係争中のジカンバ訴訟に関しても解決に最大4億ドルを支払うと発表。今年2月、2億6500万ドルの賠償命令を受け上訴中の、ジカンバにより被害を受けた桃農家(ベーダー・ファーム)はこの和解案には含まれない。|Bayer https://t.co/3QEKxwGuDS
— 有機農業ニュースクリップ (@OrganicNewsClip) June 24, 2020
(中略)
ジカンバ(MDBA)は、17剤が登録されている(2020年5月10日現在)。(中略)その出荷量は少なく、年間6千トン余りが出荷されているグリホサートの一千分の一以下となっている。適用作物も芝や樹木、牧草と限られているため、圃場では使用できない。
一方、農薬としてではなく、2018年に被害が明らかになった、鉄道線路での除草などのような使い方もされているが、農薬外の出荷量は明らかではない。こうした農薬以外の「農薬成分」についても、家庭用を含め使用量をきちんと公開させるべきではないか。
(以下略)
(中略)
市と連携して民間検査機関に大豆と稲の葉の残留農薬検査を依頼したところ、稲から微量の農薬成分「ジカンバ」を検出。ジカンバは、JR九州が散布した非農地用の除草剤に含まれており、農地用には使用されない成分という。
(以下略)
今朝旦那がご近所の遺伝子組み換え農家さんから聞いたと「今年は昨年以上に国から交付金補助金が出るって。どういう名目かはまだ分からないけど議員も動いてるって。益々遺伝子組み換えが儲かるって農家が喜んでる!」と言い出した。自民党はこうして確実に農業者票を増やしてる。みんなはこれでいい?
— tunenti (@tunentl) January 17, 2020
みんなは大きな勘違いをしてる!アメリカが日本に遺伝子組み換えを押し付けてるのではなく、この国は独自に新しく遺伝子組み換え作物を開発し特許を取り、海外に輸出しようとしてる。残留が高過ぎて税関で大量廃棄されてるというのに!遺伝子組み換えは原発村同様の政官学業で取り組んでる国策!!
— tunenti (@tunentl) January 17, 2020
ところでこのジカンバはすでに日本でも17剤が登録されているそうです。農薬としての出荷量はラウンドアップに比べて少ないそうですが、問題は農薬以外の使用で、2018年にはJR九州が鉄道線路の除草に使用した結果、周辺の農地に広範囲の被害が出ました。しかしJAや自治体が自主的に調査しなければ発覚しなかったことから、農家以外のジカンバ使用がどのように農作物に被害を与えているのか実態はつかめていないようです。
お金のために命や健康を犠牲にする時代は、もう終わりにしよう。