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ユダヤ問題のポイント(日本 大正編) ― 第6話 ― 差別思想の現出
トゥーレ協会の変質とは? 〜「光の勢力」が「闇の手先」に
トゥーレ協会について前回に微妙な言い回しをしました。
前回の冒頭コメントの
①「トゥーレ協会がナチスの母体です。そして、最終的にはそのトゥーレ協会はヒトラーによって解散命令が出されてナチスに一旦は吸収されています。」
また前回本文の、ヒトラーがそこに潜入し頭角を現すことで
②「トゥーレ協会が変質し、やがてトゥーレ協会全体がナチスに取り込まれていったのです。」
この①と②の部分です。
先に②の「トゥーレ協会が変質」についてです。
時事ブログでしばしば「コブラ情報」が取り上げられています。「PFC-JAPAN OFFICIAL」サイトにコブラ情報をまとめた「コブラによる地球解放年表」があり、そこに次のようにあります。
1917 |
光の勢力がドイツでトゥーレ協会を結成。 (中略)
時をおかず、アルコン支配下のロスチャイルド工作員、その名をアドルフ・シックルグルーバー(ヒトラー)が潜入。 |
(中略) | |
1920-1930年代 | トゥーレ協会は闇の手先になり、さらにブリル協会(Vril society)に姿を変え、秘密裏にドイツの宇宙プログラム(SSP)を発達させた。 |
「コブラによる地球解放年表」より抜粋
このコブラ情報には「光の勢力」「アルコン」「闇の手先」という言葉が出てきています。これのそれぞれの意味を把握しておかないと文意が掴めません。
まず「光の勢力」ですが、コブラたちのグループはホワイト・ロッジのハイアラーキーの残党で、自らを「光の勢力」と称しています。つまり、コブラ情報で示される「光の勢力」とは、ホワイト・ロッジに所属する組織ということです。
続いて先に「闇の手先」と記されている「闇の勢力」ですが、これはブラック・ロッジを意味します。コブラ情報で「光の勢力」とされるホワイト・ロッジの敵対勢力はブラック・ロッジとなるからです。
そして「アルコン」ですが、アルコンとは「闇の勢力」の支配層を意味する言葉のようです。コブラ情報のアルコンとは、簡単にはブラック・ロッジの首領たちを指すと見ていいでしょう。
アルコーンとは、支配者を意味する言葉ですが、チャネリング系では、闇の連中の支配層を意味する言葉になっています。アルコーン達を頂点として、その下にドラコニアン・レプティリアン(爬虫類人)、さらに下にグレイ達という支配構造になっているようです。
(2017/11/13 時事ブログ)
コブラ情報によれば、彼ら(プレアダマイト)はアルコンファミリーで、イルミナティの中核を形成している派閥だとのことです。
(中略)
地球に転生しているアルコンとして、最も影響力のあるフランシスコ法王はすでに改心しています。(2016/01/21 時事ブログ)
以上を踏まえると、先に示したコブラ情報は以下のことを伝えていると判ります。
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1917年にホワイト・ロッジの勢力がトゥーレ協会を結成。
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しかし間もなくブラック・ロッジの首領たちの配下の工作員・ヒトラーがトゥーレ協会に潜入。
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その後1920-1930年代にかけて、トゥーレ協会はブラック・ロッジに乗っ取られ「闇の手先」に、そしてそのトゥーレ協会はヴリル協会と一体となって密かにナチスの宇宙プログラムを進めた。
このコブラ情報は事実でしょう。
元はホワイト・ロッジ所属のトゥーレ協会がブラック・ロッジに奪取されたわけです。それで「トゥーレ協会が変質」したと記した次第だったのです。
アイコンの出典:Sphere-Being Alliance
トゥーレ協会の本質の思想 〜ナチスの優生思想はトゥーレ協会から
次いで①に関して。
ホワイト・ロッジが創設したトゥーレ協会は変質し、ブラック・ロッジの組織となって、確かに最終的には一旦はナチスに吸収されます。そして一般的には、ナチスは第2次世界大戦の敗北によって消滅したことになっていますから、ナチスに吸収されたトゥーレ協会も一緒に消滅したことになるはずです。
しかし、実際には少なくとも最近まで、トゥーレ協会はナチスとは別に存続していました。それでトゥーレ協会がナチスに「一旦は吸収された」と記した次第です。
存続したトゥーレ協会とは、具体的には2013/08/03の竹下さんの記事に次のようにある通りです。
表のイルミナティは大きく分けて、3つのグループに分かれ、バーバリアン・イルミナティ、グノーシス派イルミナティ、トゥーレ協会となります。
ブラック・ロッジの地上組織が「表のイルミナティ」で、トゥーレ協会がその勢力の一角だったのです。
ドイツは伝統的に表のイルミナティに属します。表のイルミナティは3つの勢力に分かれ、グノーシス派、バーバリアン・イルミナティ、トゥーレ協会です。ドイツはトゥーレ協会ですが、他の表のイルミナティと共に基本的にNWO(新世界秩序)と闘ってきた勢力です。
(2013/07/01 時事ブログ)
さて、ホワイト・ロッジ勢力が創設したトゥーレ協会が、ヒトラーの潜入を通じブラック・ロッジの組織へと変貌し、その意味でトゥーレ協会は変質します。しかしトゥーレ協会の本質的な中身も、ホワイト・ロッジ所属からブラック・ロッジ所属となることで変質したか?といえば、全く変質していないというのが本当でしょう。
ご存知の通り、ナチスは強烈な人種差別の優生思想を持って活動しました。自らゲルマン民族をアーリア人種とし、そのアーリア人種が最も優れた人種であり、その人種の純血は護らなくてはならないとし、逆にユダヤ人は劣等人種で、地上世界の害悪だとしてその廃絶に動いたわけです。
また、ナチスはユダヤ人だけではなく、障害者たちなども劣った人種として根絶に動いてもいます。
Wikimedia Commons [Public Domain]
ナチスの月刊誌「Neues Volk」の広告ポスター
「遺伝性の疾患を持つこの患者は、その生涯にわたって国に6万ライヒスマルクの負担をかけることになる。 ドイツ市民よ、これは皆さんが払う金なのだ」(ホロコースト百科事典より)
この強烈な人種差別の優生思想は、トゥーレ協会から引き継がれたものだったのです。
「ヘブライの館2」の「ナチスと秘密結社 ~『ナチ党』のルーツ~」記事によれば、このトゥーレ協会の前身となったのが、アドルフ・ヨーゼフ・ランツという人物が1889年に設立した「新テンプル騎士団」と、グイド・フォン・リストが1908年に創設した「リスト協会」です。
「新テンプル騎士団」と「リスト協会」は、お互いに協力関係にあったと記事にはあります。そして「新テンプル騎士団」に関し次のように記しています。
ランツの主要関心事は、より優れた純血種の「アーリア人種」を生み出す人種闘争であった。彼はアーリア人種優越幻想に憑かれた人物であった。「新テンプル騎士団」のスローガンの1つには、「絶滅させるまで人種闘争を」の言葉があった。
また「リスト協会」では、アーリア人種至上主義を神智学の世界観で再解釈し、アーリア人こそが神人であると主張されたのです。このアーリア人種至上主義がトゥーレ協会に流れ込み、それがそのままナチスの思想となっていたのです。
差別思想の大元はホワイト・ロッジのトップ 〜劣等人種殲滅を提唱した下部の人間
ナチ党とは元はトゥーレ協会の政治部門だったのです。そして、そのナチスの母体のトゥーレ協会はコブラ情報では元は「光の勢力」だったのです。ただし、トゥーレ協会は「闇の手先」になる前から強烈な人種差別の優生思想に塗れていたのです。
このトゥーレ協会の本質部分は、「光の勢力」に所属していた時も「闇の手先」になろうとも全く同じだったのです。「ナチスと秘密結社 ~『ナチ党』のルーツ~」記事では、トゥーレ協会の前身の「新テンプル騎士団」のランツの主張が次のように記されています。
ランツは(中略)...『オスタラ』を発行した。その中ではユダヤ人や黒人の殲滅が唱えられていた。彼は劣等人種殲滅のための提案を持ち合わせていた。すなわち、劣等人種の去勢、避妊手術、奴隷化、強制労働、国外追放、そして、アーリア人種による世界革命を通しての全面的抹殺である。
詳細と正確な情報は映像配信「宗教学講座 第262回 神智学(ナチスと秘密結社)」を視聴くださればよいのですが、このランツもリストにしても、ホワイト・ロッジの下部組織の人間なのです。コブラ情報では「光の勢力」です。彼らも含めたトゥーレ協会は神智学の流れにありました。彼らの上位にあったのが神智学のブラヴァッキー夫人であり、さらにブラヴァッキー夫人を霊導したハイアラーキーの覚者・大師たちです。
元々のブラヴァッキー夫人の神智学は、アーリア人種の優越を明確に主張したものではないにしても、その後の下部の人間たちの思想と主張・行動が証明もしています。ブラヴァッキー夫人にしてもハイアラーキーの覚者・大師たちが猛烈な人種差別者で、優生思想の持ち主だったことを。
事実として、だからこそ彼らは自分たちをこう名乗っていました。「聖白色同朋団」と。つまり、
「白色人種が生まれつき神聖である。生まれつき神聖なるものは劣等人種を生かすも殺すも好きにできる。なぜそのように好きにできるのか? それは我々が生まれつき神聖であるから。」
彼らの考えが闇としてこの地上世界を現在まで覆っているのです。これが現実の世界の出来事に反映しています。
— Jacqueline Gan (@theflowernurse) June 12, 2020
世界人類家畜化のための計画、世界人類にマイクロチップを埋め込む計画は、既に911テロ以前から存在していたものです。それが今回の新型コロナにより、私達の身に現実化しそうになっています。
今国会ではコロナワクチン接種の法案が出されていて、ワクチン接種が強制化されれば、ワクチン接種と併せてマイクロチップが私達に埋め込まれることになりそうです。
コロナワクチン接種には、ワクチンそのものの問題とマイクロチップの埋め込みの2つの問題が潜んでいます。今年10/05の竹下さんの記事で既に指摘されていますが、ワクチン接種の背後には「ID2020」プロジェクトがあり、その目的は「RFIDマイクロチップを全ての人に埋め込み、国際的なデジタル認証システムを構築することである」ようです。世界人類にマイクロチップを埋め込み、管理するということです。
一方、ワクチンそのものの問題ですが、遺伝子組み換えの生物はそれを行った者の所有物となっています。時事ブロクでは、ファイザー社などの新型コロナワクチンが人間の遺伝子情報を改変するものと明かしています。つまりワクチン接種は人類の遺伝子の組み換えにより、世界民衆を所有物とする目的からでしょう。
ワクチンとマイクロチップ、人間を勝手に所有物として更にマイクロチップも埋め込み完全管理する、家畜人間完成へのとてつもない野心・振る舞いです。
こういった差別思想の大元が、既に消滅してはいますが聖白色同胞団(ホワイト・ロッジ)の大師たちだったのです。その下にはいくつもの組織や出先機関と宇宙人や人間たちが存在し、その差別思想を地上で現実化させていたのです。
それにしてもID2020の参加組織、マイクロソフト社、製薬会社、ロックフェラー財団、GAVI(ワクチンと予防接種のための世界同盟)と複数の国連機関…、これらその多くがホワイト・ロッジの、より具体的には僅かに残存している光の銀河連邦の出先機関だったんでしょうな。ID2020などは既に消滅した聖白色同胞団(ホワイト・ロッジ)の「負の遺産」というべきなのか…。