注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
西日本豪雨で町の3分の1が水に浸かった倉敷市真備町。災害ゴミと呼ばれる膨大な量の瓦礫が、町中に溢れた。国道沿いの瓦礫は自衛隊による撤去活動ですっかり撤去されたが、県道や市道などでは、まだ大量の瓦礫が残る。
ところが防衛省は「岡山県での自衛隊の瓦礫撤去活動は(8月1日時点で)全行程終了した」と正式に表明した。
(中略)
自衛隊が去った後、撤去作業にあたるのはボランティアとみられる。政府は「ボランティアの数が不足している」とボヤくが、自衛隊を出し渋っていることは明白だ。そもそも初動からして出し渋っていた。「助かる命も助からなかった」という反省は、安倍首相や小野寺防衛相にないのだろうか。
(以下略)
再確認ですが7日の自衛隊は「2万1000人」が「待機態勢」(2万1000人が「活動中」とデマツイートしたのが西村康稔。現在削除済み)。
— 尾張おっぺけぺー (@toubennbenn) 2018年8月2日
実際に人命救助等で動いていたのは1000人程度(午前の小野寺防衛相会見では「650名」)。
数千人規模の救助必要な岡山県真備にはたった数十人「だけ」。
問題ない?
なお人数がボカした感じだらけなのは、そもそもこの日の細かいちゃんとした資料がない事に加えて、ある資料でもバラつきがあったり。数字も合わない。
— 尾張おっぺけぺー (@toubennbenn) 2018年8月2日
画像①は岡山県(この後、この資料の続報は掲載なし)
画像②は防衛省。この80人のうち50人が広島行きなのは既述。 pic.twitter.com/69ipC1QHeZ
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にもかかわらず、自衛隊の瓦礫撤去活動が終了したというのです。自衛隊は、人命救助の際もほとんどが待機していただけで、現場でお年寄りの救助活動を実際に行っていたのは、地元のボランティアの人たちでした。
“続きはこちらから”は、真備町地区の堤防が決壊するまでの“27時間のロス”を問題にしています。気象庁が、“記録的豪雨の恐れ”という警報を発した時点で、ダムの貯水量を減らしていれば被害は防げたはずで、この時に宴会をやって適切な指示を出さなかった安倍政権を批判しています。こうした事も含め、空白の66時間を大手メディアがきちんと追求すれば、安倍政権は存続できないはずなのです。
森喜朗内閣の時に起きたえひめ丸事故では、第一報が入った後もゴルフを続けたとして批判され、結果的に退陣に追い込まれました。Wikipediaによると、“初動の対応の悪さに批判が殺到し、世論調査では支持率8%、不支持率82%”に達したとあります。安倍政権の場合、これと比較にならないほどひどいです。
政権を批判する野党に支持が集まらないのは、若い人たちが批判すること自体をタブー視しているからだという意見を見たことがあります。空気を読む傾向が高く、波風を立てずにその場をやり過ごすことに慣れていて、その場の空気を読まずに場を乱すことを良しとしない傾向が強いとのことでした。
しかし、この論法でいくと、若い人たちの主体性はまるでなく、ことの善悪の判断も、その場の雰囲気ということになりかねません。これは非常に危険なことのように思います。
極端な話、メディアによって醸成された空気でいかようにも操作される小羊のようなもので、例えば集団暴行のようなことでも、その場の空気に流されればやりかねません。
HAARPは、気象兵器、地震兵器と言われていますが、人心のコントロールも可能だということです。悪人は人々を支配しようとしますが、彼らの奴隷にされないようにするには、まず自分自身の立ち位置をはっきりとさせる必要があります。
何が善で何が悪か。宗教は、これを考えないようにさせてしまいます。この意味で、宗教というのは人を支配するための最も効率の良い道具であると言うことができます。真実の光が当たると立場がなくなるものが、悪に決まっています。この意味で、真相を隠蔽しようとするもの、それに加担するものが悪、あるいは悪の一部と見なされても仕方がないでしょう。