アーカイブ: 辺野古移設問題

[Sputnik] 沖縄の基地反対運動 : 今すぐ普天間の部隊を県外か海外に移すというのが県民の要求 ~日本は米国の言いなりをやめ、真の独立をしなければならない~

竹下雅敏氏からの情報です。
 スプートニクが、沖縄の基地問題を本格的に取り上げました。この問題は、記事に書かれているように、自民党では絶対に解決しない問題です。
 事の本質は、日本が戦後一貫して米軍の占領統治下にあったということです。中国解体を目指している支配層は、自衛隊を米軍の2軍として使いたいと考えています。そのための憲法改正であり、日本を再び戦争が出来る国に改変するために、3.11が必要だったと考えると、とてもよくわかります。3.11は、日本人の意識を戦争モードに切り替えるためのショック・ドクトリンだったというわけです。
 世界を統一支配して、人々を奴隷支配しようと考えるグローバリストたちにしてみれば、中国をいくつかの国に分解して、分割統治するというのは常套手段です。そのために日本が利用されようとしているわけです。
 こんなバカバカしいことに、付き合っていられません。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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沖縄の基地反対運動:
軍国主義の高揚に反する戦い、そして安全で安心な生活への願い
転載元)

2月1日、沖縄県議会は、在沖米軍が関与する数々の不祥事を受けて、米軍普天間基地の使用を即時中止するよう求める抗議決議を全会一致で可決した。
(中略)
基地建設地・辺野古では何が起こっているのか?

沖縄県の中部、キャンプ・シュワブのゲート前では、辺野古への新基地建設に反対する人々が2004年から座り込みを続けている。ここでの活動は、規律あるタイムテーブルに沿ったものになっている。
 
8:00 海上から滑走路建設妨害の試み
9:00 ゲート前で座り込み
13:00 建設資材運搬のルートを防ぐ試み
 
抗議運動をしている人々の多くは、高齢の人々だ。
(中略)




抗議運動をしている人々の主目的は、取り得る可能な限りの手段で、辺野古の新建設を妨害することだ。午前中、彼らは滑走路建設の妨害を海上から行なう。日中は、自分達の身体でもって、建設資材を積んだ多数のトラックが行き交うのを防ぐ。

抗議運動は長い間行なわれているので、運動者と、機器の搬出入において安全を確保するための警官らは、親しい知人のようになっている。しかし警察は自分達の仕事をよく認識しており、行動が起こされたときには、年齢や性別、身体の状態に関係なく、運動者の腕や脚をとり、力でもってゲート前から遠ざけている。



沖縄県民は何を求めているのか?
(中略)
抗議運動者の中には、軍国主義時代の日本に生き、悲惨な沖縄戦を体験した人も少なくない。その一人である杉浦公昭さんは、米軍が沖縄に上陸したとき小学生だった。子どものときから彼は戦争を憎んできた。杉浦さんは、安倍首相の政策は、日本を「暗い時代」に戻してしまうと懸念している。
「沖縄は日本本土防衛のための防波堤にされました。今、辺野古に基地ができると、基地が狙われるのは必然ですから、またここが戦争の『本拠地』になってしまいます。私は戦争反対、もう絶対嫌だと思っているから、座り込みに来るのです。私は命のある限り、後々残る人たちに、平和な日本・平和な世界を残していきたいのです。ロシアも含め、隣の国々と皆仲良くして暮らしていける世の中にしたいと願っています。日本は米国の言いなりになるのをやめ、真の独立をしなければなりません

辺野古を訪問する前、スプートニク記者は、玉城デニー衆議院議員を訪問し、沖縄の基地問題について話した。


玉城氏

普天間飛行場は一刻も早く使用をやめるという方向で、日米両政府は話をすべきです。辺野古に移転と言っていますが、新基地ができるまでずっと使い続けるのでしょうか? 今すぐ普天間の部隊を県外に移すか、海外の基地に持って行ってほしいというのが、県民の要求です

スプートニク: 沖縄における基地問題は数十年間続いていますが、なぜ現在に至るまで解決していないのでしょうか。
 
玉城氏: 日米の政治の責任であり、最も重い責任は日本政府にあると思います。他県と比べてなぜ沖縄にだけこんなに多く基地による被害があるのだろう、それを認めている政治はおかしい、と考えるのが普通です。
(中略)
スプートニク: この問題はいつ解決する可能性がありますか。
 
玉城氏: 非常に不透明ですが、少なくともこの沖縄の現状をしっかり理解できる政府が立ち上がったときには、必ず解決できると思います。民主党が政権を取ったとき、米国に対して、「対等な日米関係を作ろう」という考え方の人たちはまだ少なかったと思います。そうして結果的に自民党にまた政権が戻ってしまいました。すると何も期待することはできません。今までどおり、沖縄に基地を置いておけばよい、という考えの政治ですから。

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名護市長選、稲嶺氏破れる 〜 自公なりふり構わぬ選挙戦術

 4日投票の行われた沖縄県名護市長選挙は、自公維の押す渡具知氏が、現職の稲嶺氏を3,458票差で破り当選しました。米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設是非が最大の争点でしたが、市長が移設容認派となることから政府の進める辺野古移設が加速しそうです。
 当初、「トリプルスコアで稲嶺氏」が磐石とみられていた選挙戦ですが、官邸、自民党は、この市長選挙にヒト・モノ・カネを総力で投入し、辺野古移設の争点を避ける、人気議員を現地入りさせる、など徹底的な選挙戦術を展開したようです。地元の方によれば「今回の選挙は、もはや地方選挙ではなかった。とぐち陣営には、かなり優秀な選挙プランナーの影を感じた」と言います。辺野古反対の稲嶺市長を降ろすことで、安倍政権にとっての足かせである翁長知事の「オール沖縄」をも崩壊させるという必死の狙いが背景にありました。
 稲嶺氏落選の分析は、こうした官邸のテコ入れ、SNSに影響される若年層の動向など様々になされています。しかし、それらは開票作業が正当であることを前提としなければ説得力に欠けます。今回特筆すべきは、期日前投票が有権者数の44%という異例の数字であったこと、何ゆえか開票場には記者クラブしか入れないことなど、毎度のことながら釈然としない状況がつきまといます。一番下の記事のような推測を笑えるほどの透明性を見せて欲しい、選挙管理委員会。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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配信元)






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辺野古反対派に国際平和賞 〜 問われるオール沖縄と日本国民

 ドイツ・ベルリンに本部を置く国際平和ビューローが、今年の平和賞を名護市辺野古移設に反対する「オール沖縄会議」に授与しました。長年にわたり米軍基地に反対し続けてきた「不撓不屈(ふとうふくつ)の非暴力闘争」を讃えるとして、スペイン・バルセロナでの授賞式ではオール沖縄代表らにメダルが渡されました。この慶事を複雑な思いで読みました。オール沖縄の方々は、米軍だけでなく対米隷属の日本政府ともずっと戦って来られ、本土の者にとっては、世界に賞賛されるほど沖縄の人々を戦わせてしまった不徳の証とも言えます。
14日には、防衛省が、沖縄県の行政指導を無視する形で石材の海上搬入を始めました。
 植草氏が、オール沖縄の抱える難しさを指摘しています。
沖縄県の翁長知事は、2014年「辺野古に基地を造らせない」ことを公約にして、オール沖縄の統一候補になりました。その時、彼が最後まで「埋め立て承認の撤回と取り消しを公約に明記しなかった」ことを「オール沖縄」の人々が妥協した、そのことが今、基地建設の進行となって現れているのではないか、と問うています。当時は、多くの沖縄県民の民意を汲む候補を立てるための選択だったのかもしれません。しかし、山城博治氏は、「このままでは工事を止められない」「覚悟を決めて翁長県政と向き合う必要が出てくる」と述べたそうです。
 これまで安倍首相に対決姿勢を見せた翁長知事、2018年の知事選までに沖縄県民の、不撓不屈の覚悟を見せて欲しい。そして、本土の者は、もはや沖縄の問題だけでない現状を認識しなければ。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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辺野古反対派に国際平和賞「不撓不屈」闘争を称賛
引用元)
 【バルセロナ共同】ドイツ・ベルリンに本部を置く国際平和団体「国際平和ビューロー」(IPB)は24日、スペイン・バルセロナで今年のショーン・マクブライド平和賞の授賞式行い、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設に反対する政党や団体でつくる「オール沖縄会議」に授与した。同会議の高里鈴代共同代表(77)がメダルを受け取った。
(以下略)
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山城博治氏の「翁長さん弾が1発残っとるがよ」か
(前略)
翁長雄志知事は、「辺野古に基地を造らせない」ことを公約に掲げて知事に選出された。
(中略)
しかし、翁長雄志知事の下で、辺野古米軍基地建設は着実に進行している。

翁長雄志氏は公約を守ることができていない。

相手が米国であるから、「辺野古に基地を造らせない」公約を実現することは難しい。

このことは誰もが理解する。

しかし、このことだけをもって翁長知事は免責にはならない。
(中略)
統一候補に押し立てられた翁長雄志氏は、最後まで、埋め立て承認の撤回と取り消しを公約に明記しなかった。

翁長雄志氏を統一候補に押し立てた「オール沖縄」の人々は、この点で妥協した。

(中略) 私の懸念は、翁長氏が知事に選出された場合、埋め立て承認撤回や取り消しが迅速に行われず、結果として、辺野古における米軍基地建設が進行してしまうことだった。

そして、その現実がいま広がっている。

辺野古基地建設阻止運動の先頭に立ってこられた沖縄平和運動センターの山城博治議長が11月10日の定期総会あいさつでこう述べた。

「これまで知事を正面から批判したことはないが、今回の件(奥港の使用許可ー引用者)を受け、覚悟を決めて翁長県政と向き合う必要が出てくる

「あらゆる手法で建設を阻止すると知事はこれまで主張してきた。それは一体何だったのか。これでは工事を止めることはできない

(11月11日付琉球新報)
(以下略)
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配信元)



辺野古で大袈裟太郎氏の明らかな不当逮捕 ~権力にマークされる目障りな存在~

竹下雅敏氏からの情報です。
 いや~、よかった。大袈裟太郎氏が逮捕されたというツイートを見て驚きました。山城博治氏や籠池夫妻の件があるので、下手をすると、何ヶ月も出て来られない可能性があったので、釈放されたとの一報に安堵しました。
 ツイートは下からご覧になると、流れがよくわかると思いますが、明らかに不当逮捕であり、田中龍作ジャーナルによると、逮捕したのは“沖縄県警のS警部補”とのこと。この事件をこのまま放っておいてはいけないのではないかと思います。
 田中龍作氏は、大袈裟太郎氏の不当逮捕を、“厄介な存在として権力にマークされていた”ためだろうとしています。権力にとって目障りな存在ということになると、ツイートの菅野完氏や番頭ワタナベとチンカスグループ、そして名誉あるチンカス3号と言われた田中龍作氏も“さぞかし目障り”な存在でしょう。
 米国では、愛国者法によってジャーナリストが大勢逮捕されてしまいましたが、安倍政権をこのまま放っておくと、同様のことが日本でも起こります。
 差別発言を理由に、Twitterアカウントを凍結して言論を封じるというのは、その手始めだと思います。最終的には、密告によって差別主義者であると言いがかりをつけられ、通報されて密室で審議され、そのまま収監され、国にとって目障りな者を強制収容所(日本版FEMA)へ送り込むというようなことを、権力は本当に考えているという事なのです。
 大袈裟太郎氏の不当逮捕を他人事だと思う人は、あまりにも想像力が無さすぎると言えるでしょう。
(竹下雅敏)
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辺野古で逮捕された大袈裟太郎は権力にとって目障りだった
引用元)
(前略)

昨日(10日)、釈放された沖縄在住の大袈裟太郎氏に電話取材し、逮捕当時のもようを再現してもらいました。

 「停止棒を奪い取ったでしょ。窃盗の現行犯で逮捕します」

(中略)

 ツイキャス動画などで沖縄の今を伝える大袈裟太郎が逮捕された瞬間だ。

(中略)

 逮捕当日、ツイキャス配信していた大袈裟の顔面すぐ前に交通警察用の停止棒(合図棒、誘導棒とも呼ばれる)が迫ってきた。

 「危ない」。大袈裟は反射的に停止棒を払いのけた。払いのけた勢いでつかんだ。停止棒は10秒足らずで機動隊に返した。

 警察は間髪を入れずに大袈裟をゲート内に押し込んだ。(中略)...

 「撮らないで。ここは基地内だから」。警察は執拗に撮影させまいとした。それでも撮影を続けた大袈裟は逮捕された。

(中略)

 もの言えぬ人々の口となって発信を続ける大袈裟太郎。権力にとってはさぞかし目障りだったのだろう。(敬称略)
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配信元)


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[Everyone says I love you !]辺野古で政府が護岸工事を強行。このまま進めば自然破壊は取り返しがつかない。知事は基地建設承認の「撤回」を!

 いよいよ辺野古の海を埋め立てる、護岸工事が始まってしまいました。
 これまで、どれほど多くの人たちが現場で座り込み、ごぼう抜きされたり、逮捕されたりしながら、声を枯らして反対を訴えてきたことでしょう。そんなことなどまるでなかったかのように、着々と工事を強行する政府の姿勢。あきらかに、沖縄県民の声を無視した、やりたい放題国家を現していると思います。
 ただややこしいのは、「辺野古に反対するのはオール沖縄ではない」かもしれない点です。普天間基地が移設されることを、待ち望んでいる人たちもいるのです。支配するために人々を分裂させる、という作戦通りに運んでいるような気がします。
 辺野古埋め立て反対が、オール沖縄の意見であるのかどうか。それを確かめるために「沖縄全県で新基地建設の是非を問う住民投票をすべき」という提案は賛成です。
 また、辺野古の海が沖縄だけの海ではなく、地球にとっても非常に貴重な海であることを忘れてはいけないと思います。
(ぴょんぴょん)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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辺野古埋立着工20170425
配信元)


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辺野古で政府が護岸工事を強行。このまま進めば自然破壊は取り返しがつかない。知事は基地建設承認の「撤回」を!
米軍普天間飛行場辺野古への県内移設計画=新基地建設は、政府が2017年4月25日に海を埋め立てる護岸工事に着手したことで大きな節目を迎えました。

 護岸工事が進めば、自然破壊が進行し、もはや取り返しがつかなくなります。

 普天間飛行場の返還合意から21年。

 知事選挙や国政選挙、集会などで幾度となく県内移設反対の民意を示してきた人々は、辺野古の陸と海で怒りの声を上げました。

 最近も選挙があったばかりですが、周辺11市長のうち、9市長が辺野古の新基地建設に反対しない市長ということで、辺野古に反対するのはオール沖縄ではないという意見もあります。

 しかし、基地が建設されない市の市長選挙は必ずしも基地問題だけが争点ではありません。いわゆる「基地隠し」の市長もたくさんいます。

 これに対して、先の衆議院選挙や沖縄知事選は確かに辺野古への基地建設が一大争点として争われ、基地反対派が圧勝したのです。

 それから、数年経ち、裁判など情勢もいろいろ変化しました。

 そこで、ここで沖縄全県で新基地建設の是非を問う住民投票をすべきです。オール沖縄が本当に過半数なのか確かめるのです。

 そして、その結果、反対派が多数を占めれば、基地をめぐる情勢がはっきり変わったとして、前の仲井真県知事の辺野古への基地建設承認を「撤回」します。

(取消は承認手続き前の欠陥を問題にするものであり、撤回は承認後の事情を理由に行なわれる)。

 これは今までの「取消」に対する裁判とは無関係に行えるものであり、裁判所もこの撤回に関しては別の判断をする可能性があります。

 沖縄の人の気持ちを踏みにじる辺野古への基地建設強行は、本当は絶対に不可能です。やったら法治国家ではありません。

 沖縄の人々の気持ちがどこにあるか住民投票ではっきりさせて、我々もどうするか自らに問いかけるべきでしょう。

沖縄にだけ基地の負担を押し付け続けるのは、まさに沖縄差別。

それに加えて、辺野古への基地建設は環境破壊という深い悲しみがあります。

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