注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
日光浴を1日30分程度すると、ビタミンDが生成され、コロナ重症化率が低くなると「ホンマでっかTV」で見た。
— フラミン子@ほぼキャンプブログやってます (@flaminko2019) April 29, 2020
庭キャンプorベランピングをやる理由が増えたなと、1人ほくそ笑んでしまった😁✨#コロナ対策 pic.twitter.com/0cqA043P3x
「ビタミンDレベル」と重症化との関係が明かされています。(中略)… 一般的な食生活でビタミンDを十分に摂取するのは難しく、日光浴をして体内でビタミンDを生成することも重要となってきます。
(中略)
ルイジアナ州立大学健康科学センター・ニューオーリンズのFrank H. Lau氏が率いる研究チームは(中略)… ビタミンD欠乏のサインとなる25-ヒドロキシビタミンD (25OHD)について調べました。25OHDが30ng/ml以下であれば、ビタミンDが不足していることを意味します。
20人の患者の25OHDを調査したところ、患者のうち65%がICU(集中治療室)行きという状況において、一般病棟患者のビタミン欠乏症の割合は57.1%でしたが、ICU患者のビタミン欠乏症の割合は84.6%に上りました。
(中略)
ICUにいるCOVID-19患者のうち血液凝固の症状が見られた人は62.5%で、リンパ球の減少は92.3%でした。これらを総合して、研究者はビタミンDの欠乏が血液に影響を与え、免疫反応に混乱を起こしているのではないかと仮説を立てています。
(以下略)
機能性医学などに詳しい医師、斎藤糧三先生にお話を伺ってきました。
(中略)
「日本人が特に欠乏しているのがビタミンDなんです。このビタミンD、実は正常な免疫反応を促すのに大切な栄養素。にも関わらず、欧米のビタミンDの摂取基準に比べると圧倒的に少ない。これは国民病と言えるでしょう。」
(中略)
「ビタミンDはウイルス対策のみならず、花粉症対策、ガン予防などさまざまな機能を持つと解明されつつあるので、今の摂取基準は見直さなければなりません。ビタミンDからは『ディフェンシン』というたんぱく質が作られていて、これが喉や鼻の粘膜を保護する作用として働いてくれます。ビタミンDが欠乏することで免疫機能のバランスが崩れ、いわば免疫の暴走が始まり、ウイルス感染がしやすくなったり、花粉症などのアレルギー疾患にも繋がってしまいます。」
(以下略)
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冒頭のツイートと記事をご覧になると、“日光浴をして体内でビタミンDを生成すること”が重要なのが良く分かります。ビタミンDが不足すると、新型コロナウイルスの重症化リスクが極めて高いようです。
“続きはこちらから”は、「ビタミンD生成に要する日照時間」は、どのくらい必要かという話。場所、季節、時間で大きく異なるようです。顔と両手だけではなく、両腕、両足などに太陽光を当てると、照射面積が増え照射時間は少なくなります。
また、“美肌ブームによる過剰なUVケアにより、特に夏場は女性を中心に極端に紫外線を避ける傾向がある。その結果、ビタミンDの体内産生量が減少しビタミンD不足に陥るリスクが上昇する”ということです。
こちらの記事によると、「子どもの間でビタミンD欠乏症が増えている」らしい。理由は「過度な紫外線防止対策と、不適切な食事制限」のよう。アレルギーで、食事制限が必要な子供たちが増えているということでしょうか。