アーカイブ: まのじ

甘利明議員が「激務の安倍首相を休ませるべき」〜 ネット上では「どこが激務?」「心置きなく辞めろ」、2011年の世耕弘成議員の大演説「国会議員がこの国難の時期に夏休みを取っていいんですか?」

 連日の酷暑で頭が熱いですが、さらに脳が発火炎上するような発言を見ました。自民党の甘利明議員がテレビ出演し、安倍首相の「激務」を心配して強制的にでも休ませなければならない、と発言しました。激務!この議員は異世界から来たのか?唖然としていたら、さすがにネット上にて真っ当なご意見が溢れかえりました。安倍首相の「激務」とは「高級会食と言い逃げの記者会見。しかもカンペ」。ほとんどのコメントが休まなくて良いから辞めろ、という理にかなったご意見です。そもそも甘利明議員自身が都市再生機構(UR)への口利きをした見返りとして建設業者から「大臣室で」現金を受け取り、「しかるべきタイミングで説明する」と言いながら国会を病欠したままウヤムヤにしています。人様の休みを心配する前にご自身が国会で証人喚問を受けるべき立場、お忘れか?
 可笑しいのは2011年の世耕弘成議員の「大演説」です。「国会議員がこの国難の時期に7月8月夏休み取ってていいんですか?いい訳がありません!」こんな見事なブーメラン、滅多にないです。安倍首相、甘利議員、ついでに世耕議員も耳をかっぽじってよく聞くように。「国会を閉じるというのは大変な間違った行為です!」
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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甘利氏、安倍首相を「休ませて」コロナ対応で疲労蓄積を心配
引用元)
 自民党の甘利明税制調査会長は16日のフジテレビ番組で、新型コロナウイルス対応のため、連続勤務となっている安倍晋三首相の疲労蓄積を心配した。「ちょっと休んでもらいたい。責任感が強く、自分が休むことは罪だとの意識まで持っている」と述べた。甘利氏は首相側近。12日に1時間近く2人で会談している。

 首相は例年8月15日の全国戦没者追悼式に出席後、山梨県鳴沢村の別荘で静養に入るが、今年は東京都内の私邸に帰った。甘利氏は番組では「数日でもいいから強制的に休ませなければならない」と強調した

 野党の臨時国会召集要求は「首相を引っ張り出すためなら意味がない」と指摘した。
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「狂気の断末魔」と評された「ウィズコロナ五輪」開催のための調整会議を設置し、そのトップに警察官僚だった杉田内閣官房副長官という不気味

 つい先日ゴキゲンで「東京五輪中止決定!」と書いたばかりなのに、いきなり「ウィズコロナ五輪」と来て腰を抜かしました。なんですか、それは。まだやる気なんですか!
2021年に延期された五輪実現のために「官民の実務者による新型コロナ対策調整会議(仮称)」を9月に設置し「コロナ流行下での」開催を検討するそうな。原発事故復興五輪が、コロナ克服おめでとう五輪にすり替わり、それもダメだとなると、いよいよコロナと共存五輪のイメージを持ち出したのかもしれません。しかし「ウィズコロナ」は小池東京都知事の勧めるイメージとは異なり、海外の方には「コロナに感染しながら」という意味に取られているようです。いったい日本は何を狂ったことを言い出したのかと本気で心配されています。言葉のマズさ以上に不気味なのが調整会議で、トップを務める杉田和博官房副長官は政治家ではなく、警察官僚から現在の内閣副官房長官兼内閣人事局長に就いている人です。官邸とごく近い存在だそうです。なぜ、厚労省ではなく警察官僚なのか、今回の五輪そのものの性格をうかがい知ることができる、と毛ば部とる子氏は語っていました。そして「狂気の断末魔」と正しく評されています。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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選手の行動制限緩和を検討 「ウィズコロナ」五輪へ官民会議―政府
引用元)
 政府は、新型コロナウイルスの世界的流行で2021年に延期された東京五輪・パラリンピックを実現するため、本格的な調整に乗り出す。官民の実務者による「新型コロナ対策調整会議(仮称)」を9月に設置。当面は流行が続く「ウィズコロナ」下の開催を前提に、外国人選手の行動制限緩和などを検討する
(中略) 調整会議は、政府と東京都、東京五輪・パラリンピック組織委員会が参加。政府側の杉田和博官房副長官がトップを務め、事実上停止していた五輪開催への実務作業を仕切り直す。
(以下略)
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学徒兵の手記「花があったら」、絵本「猫は生きている」

 東京大空襲の後、学徒兵として焼け野原の中で死体の片付け作業をされていた須田卓男さんという方の手記を、はなももさんが紹介されていました。1970年12月に朝日新聞に掲載された記事だそうです。著作権の関係で抜粋する形で掲載しましたが、引用元に全文があります。
 当時、まだ本人たちも若い学徒でありながら、あまりの酷い状況に麻痺してしまい、多くの遺体を見ても驚かなくなっていたそうです。そんな中、一体の不思議な遺体を見つけます。少年たちはその遺体の様子から空襲の夜、何があったのかを悟りました。涙がこぼれ、「花があったらなあー」と思わず溢れた言葉は、焼けただれた遺体の山に麻痺していた少年たちが大虐殺の意味に気づき、人間らしい気持ちを取り戻した証のようでした。
 胸に迫る手記ですが、これを読んだ時「あ!」と思い出した本がありました。「猫は生きている」という絵本です。幼い頃、猫が出てくる本だと思って読み、内容のあまりの衝撃がトラウマとなったか、以来、素手で土を掘ることができなくなったほどでした。あの絵本はモデルがあったんだ。必死で赤ちゃんを守ろうとしたお母さんは、しかし苦しそうなお顔ではなかったというのも本当だったんだ。
 手記では、お母さんも赤ちゃんも亡くなっています。けれども絵本では、赤ちゃんのそばにいた子猫たちは生きていました。子猫たちはピョンと地上に躍り出ます。子猫たちは託された「希望」だったのかもしれません。
 今、日本は大人たちが若い世代を犠牲にしている戦時下のようです。後から生まれ来る「私たち」のために、今の私たちは必死になっているだろうか。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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配信元)
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花があったら
引用元)
「昭和二十年三月十日の(東京)大空襲から三日目か、四日目であったか、
私の脳裏に鮮明に残っている一つの情景がある

(中略)
午後も夕方近く、路地と見られる所で発見した遺体の異様な姿態に不審を覚えた。

頭皮が焼けこげ、着物が焼けて火傷の皮膚があらわなことはいずれとも変わりなかったが、倒壊物の下敷きになった方の他はうつ伏せか、横かがみ、仰向きがすべてであったのに、その遺体のみは、地面に顔をつけてうずくまっていた。

着衣から女性と見分けられたが、なぜこうした形で死んだのか。

その人は赤ちゃんを抱えていた。

さらに、その下には大きな穴が掘られていた。

母と思われる人の十本の指には血と泥がこびりつき、つめは一つもなかった。
(中略)

赤ちゃんの着物は少しも焼けていなかった。
小さなかわいいきれいな両手が母の乳房の一つをつかんでいた。
(中略)
ひどい火傷を負いながらも、息のできない煙に巻かれながらも、苦痛の表情はみられなかった。

これは、いったいなぜだろう。美しい顔であった。

人間の愛を表現する顔であったのか。

だれかがいった。

「花があったらなあーー」

あたりは、はるか彼方まで、焼け野原が続いていた。

私たちは、数え十九才の学徒兵であった。」
(以下略)
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電通が6月中間決算でナゾの157億円黒字を発表 〜 官公庁向け事業がほぼ倍増、しかし詳細は非公開で税金の行き先は不明

 8月13日に発表された電通グループの6月決算で、157億円の黒字が明らかになりました。2月決算では800億円からの赤字で倒産も近いと見られていたところ、なんだ、この黒字は?
電通の大株主の共同通信社は「コスト削減で黒字を確保」と解説していますが、朝日新聞は遠慮がちにも「官公庁向け事業の存在感が高まる」と表現しています。情報速報ドットコムでは、テレビなどの広告収入が大きなマイナスだった反面、官公庁の事業がほぼ倍増して赤字の穴埋めをした挙句に黒字になった形だと解説されていました。有り体に言えば、政府が電通に仕事を回し、しかも中抜きという形で税金を注入し救っているのですね。持続化給付金事業は設計不良で、多くの事業主さんが未だに困っているというのに。納税者としては、官公庁の事業の受注内容を知る必要がありますが、詳細は非公開となっています。政府が率先して内容を公開すべし。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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電通の売上高減、官公庁事業に存在感 情報開示は消極的
引用元)
 広告大手電通グループの売り上げが落ちている。新型コロナウイルスの感染拡大による広告市場の縮小や東京五輪・パラリンピックの延期が響いた。官公庁向け事業の存在感が高まるが、国の民間委託事業をめぐって批判されたこともあり先行きは厳しい。
(中略)
 電通単体の売上高を顧客の業種別で見ると、化粧品・日用品が前年同期比19・4%減など多くが減った。一方で官公庁・団体向けは、ほぼ倍増している
(以下略)
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電通が157億円の黒字、官公庁向け事業が倍増!詳細情報は不明・・・ 持続化給付金などで政府が間接支援か
転載元)
大手広告代理店「電通」の2020年6月中間決算が黒字となりましたが、その内訳が物議を醸しています。
朝日新聞の記事によると、電通の業務区分ごとの売上では、主力のテレビなどは殆どがマイナスだったのに対して、官公庁・団体向けがほぼ倍増していたとのことです。
(中略) 純損益は157億円の黒字で、減少した分の大半を官公庁向け事業が穴埋めした形となっていました。

新型コロナウイルスの影響で損失が出た企業を対象にした「持続化給付金」だけでも、総額769億円の委託費が動いているのです。全ての委託費がそのまま電通に流れたわけではないですが、この官公庁向け事業が無ければ、赤字に転落していたと見られています。
何故か詳細が非公開状態になっている電通の官公庁向け事業、どのような事業を受注しているのか依然として謎が多いです。
(以下略) 
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またしても年金保険料を値上げ、ついに平成元年の2倍にまで上昇

 やっぱりきた、という感想しかありません。年金の保険料がまたまた値上がりです。今回報じられたのは厚生年金で月収63.5万円以上の加入者が対象です。日経のタイトルも「高所得者が対象」とあり、保険料の引き上げで「将来受け取る年金額も増える」などとシレッと書かれていますが、安倍政権のこれまでのやり方からすれば「高所得者」だけですむはずがなく、じわじわと対象者を拡大してくると思われます。まして将来の「受取額が増える」頃には加入者は冥土に行っているでしょう。平成元年には月平均8,000円だった保険料が、令和2年には1万6,540円と約2倍にまで値上がりしています。その反面、支給は先送りの減額が繰り返され、年金だけで老後の生活が安泰と思っている国民はいないはず。「もう年金制度を廃止してほしい」という意見ももっともです。
政府は「年金制度の安定と維持」を目的に保険料を値上げするといいますが、言い方を変えれば、これはもうGPIFの運用損の穴埋めにするからよろしくね、ということでしょう。ドロボー!
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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年金保険料がこっそり値上げ!最大で月5490円アップ、月収63.5万円以上の会社員 保険料は平成元年の2倍に!
転載元)
(前略)

 一部の会社員を対象にした年金保険料が9月からアップします
日本経済新聞社によると、会社員らが加入している厚生年金を対象にして、月収が63.5万円以上の会社員は本人とと会社の負担額が月5490円高くなるとのことです。
これは高所得者の負担額を増やすことで年金制度の安定化を狙うための値上げで、政府側は年金制度の維持に必要な対応だとしています

日本において年金保険料の値上げはずっと続いており、平成元年と令和2年を比較してみると、平成元年の月平均8000円から約2倍の1万6540円に上昇。今も現在進行系で毎年数百円ほどのアップが続いている状態で、このままだと月2万円を超えるとも言われています。

国民からは「あまりにも辛すぎる」「金額が大きすぎる」などと不満の声が多く、年金制度の廃止を求める意見もあるほどです。
年金の支給額に関しても減少傾向が続いているわけで、確実に年金制度への国民の不満や怒りは高まっています。
(中略)

(中略)
(中略)
(以下略)
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配信元)