注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
え…???
— 東京新聞編集局 (@tokyonewsroom) April 13, 2021
「トリチウム」がゆるキャラに?
復興庁「親しみやすいように」
原発汚染処理水の安全PR https://t.co/PFpJpXI5n7 #トリチウム #汚染水海洋放出
怒りしかない。海洋放出への怒りや懸念には、まともにこたえる気がないということ。 https://t.co/RuZiK4hJ4C
— いわぶち友 (@buchitom) April 13, 2021
チラシでは、トリチウムが雨水や海水、水道水、人間の体の中にも存在すると説明。人間の体内で蓄積されずに水と一緒に排出されることや、海洋放出の際に濃度を大幅に薄めるため、海水中の濃度は基本的に水道水と同レベルになるなどと紹介している。
復興庁の担当者はトリチウムをキャラクターとして表現した理由を「親しみやすさという意味が大きい。『善』でも『悪』でもない中間的な感じを目指した」と説明している。
(以下略)
このゆるキャラも血税か
— HIROKO HIROKO (@yanko165) April 14, 2021
いくら使ったんだ? https://t.co/POB5hThfP7
ゆるキャラ「トリチウム」、電通に3億700万円で発注と政府答弁 批判で説明資料は修正へ
— 藤原直哉 (@naoyafujiwara) April 14, 2021
ぜーーんぶ利権!https://t.co/t1s9XSh420
トリチウムが復興庁にゆるキャラにされてたので、さらに擬人化しておきました。
— 松田洋子 (@matuda) April 13, 2021
ポイントは目の虚無感。 pic.twitter.com/J1q9IgQZLl
ALPS汚染水にはトリチウムどころか、その77%がトリチウム以外の放射線核種を基準濃度以上に含んでいることがすでに明らかになっています。ALPSでは除去できない核種も新たに公表されており、本当にこんな汚染水を「飲める」と大臣が言い、本当に政務官が飲んでしまったのか…。
これまで時事ブログで何度か書いてきたので、読者の皆様には「またか」と思われそうですが、政府のウソに抗議する意味でトリチウムの危険を再度確認です。動画の6:25〜19:00だけでもご覧になると、トリチウムに「親しんで」はいけないと分かります。
トリチウムの放射線の強さはセシウムと比較すると確かに低めですが、セシウムなどと異なり、人の組織の部品として体内に取り込まれる点が厄介です。DNAの二重らせんをくっつける部分に水素のふりをしたトリチウムが入り込み、ある時突然、18,600eVという放射線をドカンと発してDNAを破壊します。通常、DNAが修復されるのは、1本が正常に残っていてコピーをすることで修復可能になりますが、らせんが2本とも破壊されると修復はできなくなります。仮に放射線がらせんを傷つけなかったラッキーがあったとしても、放射線を発したトリチウムは別の物質ヘリウムに変化してしまい、元々の組織を構成していた部品が無くなってしまう、つまりDNAそのものが毀損されてしまうことになります。カナダのトリチウムによる健康被害として「死産・流産」「胎児の中枢神経系異常」などの増加が報告されています。